二次元裏@ふたば

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151023 B26/07/31(金)23:47:17No.1454256217そうだねx1 01:34頃消えます
「海かぁ、プライベートで来るのは久しぶりだな」
ある夏の日、俺はビリーヴを連れて二人で海に遊びに来ていた。
ビリーヴは元担当で、卒業後に自分のチームでトレーナーになる為の実地研修を受けている身だ。……そして、色々あって今年の春に付き合うことになった、今の俺の恋人でもある。

晴れ渡った青空と、潮風に波打つ浜辺。多くの人で賑わう海水浴場で、ビリーヴが来るのを待つ。
先に着替えが終わってしまって、いくつかの荷物を肩にかけて、一人。こうしていると、恋人同士で来る海というものに、そわそわとしたものを覚えてしまって。
早く、来ないだろうか、そう思っていると――。

「――……その、トレーナーさん。……お待たせ、しました」
「ああ、ビリーヴか……! 大丈夫、待ってな――」
ビリーヴの声がして、返事を返そうとして。しかし、振り返って彼女の姿を見たとき、ピシリと固まってしまう。

「……ぁ、あの。その、どうか、されましたか……?」
ビリーヴのその言葉が耳に入ってこない程の衝撃。
「び、ビリーヴ……その、水着――」
126/07/31(金)23:49:55No.1454257075+
彼女が着ていた水着。それは、レースのついた水色のガーリッシュな水着で――。
決して、決してビリーヴの水着姿を初めて見た訳では無い。これまでの夏合宿でも、チームの合同トレーニングやチームみんなで海に出かけた時でも、彼女の水着は見ていた。

しかし、それまで見てきたモノとは一線を画しているのは、そう。
「その、変……ですかね……?」
「〜〜っ!! か、可愛い……すごく可愛い水着だ……! ビリーヴっ!」
「……っ。そ、その、ありがとうございます」
これまでの彼女の水着はどこか落ち着いた、クールな印象を思わせるモノだった。けれども、打って変わって今のビリーヴのその姿は非常に可愛らしく、まさしく波打ち際の美少女であった――。
水色のフリルレースをあしらったビキニに、ふんわりとした印象のレーススカート。
さらには可愛らしい髪留めが彼女の前髪を上げていて、いつものボーイッシュな雰囲気とは違ったすごく可愛らしいガーリーな印象になっていたのだ。

……なんて、なんて俺の恋人は可愛いのだろうか……そんな風に心の底から湧き上がる想いを噛み締めながらも、ふとひとつ疑問が浮かぶ。
226/07/31(金)23:52:37No.1454257946+
「……でも、どうしてこんな可愛い水着を……? 普段は、もっと大人しい感じのを着てるのに」
考えれば、ガーリーな彼女の水着についたフリルレースなどは、普段の彼女ならば選ばないだろう。しかし、どうしてまた今日に限って――。

「……っ。……その。トレーナーさんと、付き合って……初めての、二人きりの海だったので……」
「っっ!!!! び、ビリーヴっっ……!!!」
顔を少し伏せながら、朱色に頬を染めながらそう漏らすビリーヴ。愛しい恋人の、ビリーヴのその可愛らしい姿は、心臓がエグられるくらいの破壊力が、あった。

「〜〜っ……そ、その……! あ、あまり見られると、恥ずかしいので」
「す、すまん……!!」
「……ぁっ、いや。でも、トレーナーさんとは恋人同士だから……その、恋人の水着を見るのは普通か……っ、じゃ、じゃあその……程よく、見てください」
「良いのか!!?」
「っ……もう、本当に……分かりやすい人ですね、トレーナーさんは。仕方ない人です」
そう言って、ビリーヴは俯きがちに、けれどもそっとこちらに手を伸ばしてきて。
326/07/31(金)23:54:49No.1454258670+
「……一緒に、行きましょう。海」「……!!! っ、ああ!!」
そうして、彼女の手をとって、俺たちは砂浜を歩き出す。さんさんと照らされた夏に、愛しい恋人との海に、期待と想いを溢れさせながら――。

――――
「トレーナーさん!! 浮気したって本当ですか!?」
「……はぁ!?」
ビリーヴとの海の翌日、チームトレーニングを終えようとした時に、チームの担当である子から突然身に覚えの無いことを問い詰められる。

「しらばっくれないでください。昨日、トレーナーさんが凄く可愛い水着を着た女の子と海でデートしてたって目撃証言があるんですよ!!」
『……あ』
担当の言葉に、ビリーヴと同時に全てを察する。

「え、えっと……それはだな」
「トレーナーさん、浮気なんて……!! ビリーヴさんという素敵な彼女がいるのになんで……っ!」
「いやいや、だから浮気はしてないし、それは――」「――と、トレーナーさん」
426/07/31(金)23:57:17No.1454259536+
その可愛らしい水着を着た女の子は、ビリーヴのことだ。そう真実を伝えようとしたところで、ビリーヴから声を掛けられ止められる。
彼女の方を見ると、その表情はどこか羞恥の色が浮かんでいて――。

「……そ、その。……人違いだと、思います。昨日トレーナーさんは、僕と出掛けていたので……」
「えっ? そうなんですか?」
「……は、はい」
嘘は、言っていない。人違いという訳では無いが、確かに俺は昨日ビリーヴと出掛けていた。
ビリーヴが担当たちにそう伝えると、どうにか納得してもらえたようで。

「まあ、ビリーヴさんが言うならそっか……」
「えぇ〜、見間違い? でも、あれは絶対トレーナーさんだったって……」
「いやでも、あのトレーナーさんがビリーヴさん以外の女の子と海に出掛けるとか有り得なくない?」
『たしかに』

……なんだか、すこし失礼なことを言われているような気もするが。この場を無事に収めることができたので、良しとしよう……。
526/07/31(金)23:59:29No.1454260175+
「ん〜、でもあの女の子可愛かったな〜。水着もそうだったけど、トレーナーさん似の彼氏さんに向けてる表情がもう、大好きな人へのそれって感じで〜」
「そんなにー?」
「うんうん、ちょっとビリーヴさんにも似てたんだけど、雰囲気がもうラブで可愛いかったんだよね〜いやぁ、良いなぁ私もあんな青春したい〜」

「…………ぅぅ」
やいのやいのと、その正体がビリーヴ本人であることを知らないまま盛り上がる担当たちと。
そうして盛り上がる程に顔がどんどんと赤くなるビリーヴを尻目に、俺は俺だけが知る彼女の可愛さとその正体を独占するように昨日のビリーヴとの記憶に想いを馳せるのであった。
626/07/31(金)23:59:45No.1454260247+
おわり
夜も水着ビリーヴ
726/08/01(土)00:08:41No.1454263366+
水着ビリーヴはいくらあっても良いとされる
826/08/01(土)00:23:25No.1454267703+
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926/08/01(土)00:31:22No.1454269844+
推せる〜
1026/08/01(土)00:32:27No.1454270088+
ほう
1126/08/01(土)00:41:34No.1454272662+
ビリーヴかわいい
1226/08/01(土)01:24:47No.1454282725+
3点リーダーが多すぎて目が滑る


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