明日香「美凪さん!私はこれから宇宙に行ってきます!!」 ささら「……は?」 明日香「不安に思う気持ちもわかります!!ですがどうか止めないでください!」 ささら「……ごめん、もうちょっと詳しく教えて、いきなり宇宙とか言われても全然分かんない」 明日香「分かりました!それでは初めから説明いたします! 私はこれまでに何度も勝手な思い込みで皆さんに迷惑をかけてしまうことをしてきました。その度に私は自害しようとしてきました。ですが、今度こそ私はこの失敗を直すためにどうするかというのを必死に考えていました。 そしてそうやって悩んでいたある日、巷でこんな言葉を目にしました。『健全な精神は健全な肉体に宿る』と…」 ささら「…うん」 明日香「そのために私は!スポーツを行おうと考えたのです!!」 ささら「………え?話が飛びすぎて分かんないんだけど」 明日香「私は竜真流の稽古はこれまで欠かさず取り組んできました。ですが、それだけでは足りない!竜真流以外にももっと多くの稽古を積み、これまでよりさらなる健全な肉体を手にする必要があると分かったのです! そして!その為にこれまで取り組んでこなかった色んなスポーツに挑戦する事に決めました!」 ささら「…あぁ……まだ全然分かんないけど少し分かった……」 明日香「ですが、一口にスポーツと言ってもその中にはたくさんの種類があり、どれから取り組めばいいのかについて悩んでいました。そんな時!丁度あの人と出会ったのです!!」 ささら「……えっ?誰?……」 明日香「宇宙をまたにかけてスポーツの鍛錬に取り組む真のスポーツマン!!」 明日香「その名も!"ハラキリ=セップク丸"さんです!!」 ささら「……………………は?待って、それって名前?」 明日香「そうです!”セップク丸”さんです!!あの人は全てのスポーツを極めたという方で、スポーツを極めたいという私の目標を聞いたら喜んで協力すると言ってくれたんです!それで私はセップク丸さんの弟子として認めていただき、スポーツを極める為のトレーニングを行う事になりました!」 ささら「……………………」 明日香「そして、セップク丸さんの厳しい鍛錬の元、私はたくさんのスポーツを取り組んできました!!野球にサッカー、バレーボールにバスケットボール、体操に水泳、柔道、剣道、スキー、スノーボード、釣り、ゴルフ、射撃、カバディ、他にもたくさんのスポーツ…そして、つい先日!それらを私も極めることが出来たんです!!」 ささら「……そう…」 明日香「そうなんです!!…これにて私の目標は無事に達成できたと思っていたのですが…この時、私はまだまだ未熟であることに気づかされたのです!そう、それはあの日の事…」 ================================================= セップク丸「これまでの厳しいトレーニングにもよく耐え、ここまでスポーツを極めるとはな!!素晴らしいぞ!!これでお前も立派なスポーツマンだ!! 明日香「はい!ありがとうございます!セップク丸さん!!!」 セップク丸「…しかし!!!お前にはまだ極められていないスポーツがたった一つだけある。」 明日香「なっ…!! それは…それは一体なんでしょうか!?」 セップク丸「お前が極められていないスポーツ…それは…『セップク』だッ!!」 明日香「………は?…はっ!?セップク!!???セップクとは、自分の体に短刀を刺して自害をする、あの切腹ですか!?」 セップク丸「そう!そのセップクだ!セップクこそが究極のスポーツなのだ!!」 明日香「そうか…そうだったんですね!!まさかセップクがスポーツだったなんて!! …じつは、私はこれまでに何度も自害しようとし、その度に周りに止められてしまってやり遂げることが出来ませんでした。その中で切腹も行おうとした事もありましたが、まさか切腹が究極のスポーツだったなんて…」 セップク丸「なんだと!お前は既にセップクを行おうとしていたのか!!まさかそこまで出来る奴だとは思わなかったぞ!! 実はおれも何度もセップクにチャレンジしようとしているのだが、いつも下っ端たちに止められてしまって満足にセップクが行えなかった。だが、俺に教わるより前から既に自分でセップクに取り組んでいたとは…ひょっとしたらオレよりも凄い奴なのかもしれないな!!」 明日香「そんな…私、そんなに凄い事だなんて思っていませんでしたので、そこまで褒められるとは…」 セップク丸「いや!お前は間違いなくセップクを極める才能がある!これからもお互いにスポーツを極め合い、いつの日かセップクを極めようではないか!! …よし、おれもこれからセップクを極める為のトレーニングに向かうぞ!手始めにおれの宇宙船で各地の星を巡ってスポーツの修行を行い、その後改めてセップクにチャレンジする!お前も一緒に来い!」 明日香「はい!究極のスポーツ!私もセップクを極められるように!この竜城明日香!お供させていただきます!!」 ================================================= 明日香「という事がありまして、これからセップク丸さんと一緒に宇宙の旅に向かう事になりました。」 ささら「………………………………」 明日香「安心してください。これまでの竜真流の稽古とスポーツを極める為のトレーニングで身体はしっかりと鍛えられました!たとえセップクであっても必ず極めてみせます!!」 ささら「………………………………………………」 明日香「大丈夫です!宇宙に行くのはセップク丸さんの宇宙船で行きますし、それにスポーツを極めていく途中で宇宙での呼吸法も学びました!ですので生身で宇宙に放り出されてもそのまま活動出来ます!」 ささら「………………………………………………………………………」 明日香「あぁ!もうこんな時間です!そろそろ迎えが来ますので失礼いたします!それでは!!」 ささら「………………………………………………………………………………………………」 マッテイタゾ アスカ! ソレデハイクゾ!! ハイ!!! ゴォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!! キラーン!! ささら「…………………………………………………………………………………………」 ささら「………………………………………………………………………………………………………………………………………ハッ!!」 ささら「しまった…話が分からなさすぎて何もしゃべれなくなってしまった…」 タッタッタッタ… フェリシア「ハァ…ハァ…おい!明日香見かけなかったか!!?」 ささら「いや、さっきまでここにいたけど、ちょうどうちゅ…どこかに行っちゃった。」 フェリシア「おいおいマジかよ!今アイツがやばい事が分かったってのに!!」 ささら「やばい事って…?」 キュゥべえ「やれやれ、彼女はもうここを離れてしまったのか、これではこの星もどうなるか分からないね」 ささら「!!その声はキュウべぇ!なんで神浜の中に!!」 キュゥべえ「そんなことはどうでもいいじゃないか。それよりも重大な危機がこの世界、いやこの宇宙に迫っているんだ」 ささら「重大な危機…?」 キュゥべえ「竜城明日香、今の彼女のソウルジェムと身体には宇宙さえ破壊しかねないほどの爆弾がついているんだ」 ささら「……………………………えっ?」 キュゥべえ「だから、もし彼女が魔女になる前にソウルジェムが砕けたり自分の体を傷つけようとしてしまったら、場合によってはそのまま爆弾が起動し、宇宙を破壊してしまう事になってしまうんだよ。 それに気づいたのは本当に最近だ。もし爆弾が爆発でもしたらこの星だけじゃなく僕たちの星やこの宇宙にも影響を及ぼしてしまう事が分かったから警告しようと思ってきたようだけど、一足遅かったようだね」 ささら「………!!!!! マズい!明日香はさっき切腹を極めるとか言っていた!このままではいつか必ず切腹を行っちゃう!」 キュゥべえ「とにかく、これからどうにかする方法がないか皆さんに相談してみるぞ!」 ささら「えぇ!!明日香…絶対切腹なんてさせないんだから…!!!」 タッタッタッタッ…… キュゥべえ「…頼んだよ、君たちにはこの星の、いや、この宇宙の命運がかかっているのだから……」 その後、マチビト馬のウワサの正体が実は惑星ウーマからやってきたウマ星人であり、ちょうどセップク丸達が修行として故郷の星を荒らしまわっている為、星を救うために宇宙に出る前にねむ達にお別れの挨拶をしている所に出くわした。 そして、ささらと仲間たちはマチビト馬と一緒に明日香とセップク丸と止めるため惑星ウーマに行くことになるのであった…… 宇宙を救うための魔法少女達の戦いが今始まる… 最後に… 「がんばれゴエモン大集合!」 絶賛発売中です!!