二次元裏@ふたば

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254199 B26/05/12(火)22:31:10No.1429261370そうだねx2 13日00:01頃消えます
ニャアン人妻概念のおはなしするね。
ニャアンはマチュやシュウジと無事なかなおりしたよ。エグザベくんとも結ばれました。マチュはちゃんとシュウジのことを連れ戻しました。
ニャアン・オリベは無事名誉除隊しジオン公国の市民権を獲得した。今はジオン公営団地に住んでるよ。シュウマチュ夫婦も隣に住んでいます
採光性も高い大きな窓もある。4LDK風呂トイレ別。愛の棲家にしては十二分であった―――。
5月10日。ニャアン、軍服に袖を通そうとする。それは母のために。
ナフタレンの匂いがするクリーニング済みの軍服のビニールをやぶこうとするニャアン
「ニャアン、いいんだ。君はもう軍属じゃない」
「けど、マクベ様に会いに行くのですよ?そして、キシリア様に」
「きみはもうおかあさんなんだ、おかあさんになるんだよ」
エグザベくん。スーツ姿であった。いつものスーツではない、礼服であった
「あの頃も…おかあさんでした」
ニャアン、回想する。おなかに命が芽生えた頃、ニャアンはジオン軍に属していた。
キシリア親衛隊所属ジフレドパイロット。ニャアン少尉がそこには存在した
いまではやさしいおかあさんになる。
もうすぐ産まれるそうな
このスレは古いので、もうすぐ消えます。
126/05/12(火)22:31:23No.1429261454+
「いいんだ、今はやわらかい格好でいけばいい。軍事的式典ではないからね」
「そうでしょうか…」ニャアン
「キシリア様が繕うてくれたドレスがあっただろう。あれを着よう」
「そうですね」
ニャアン。マ・クベ様から頂いた桐の箪笥へ軍服をしまい。ウォークインクローゼットへ、深紫のドレスをとりだす。
凛としてはいるが、ボディラインがゆったりとした、社交場に出てもおかしくはない。マタニティドレスであった。
「ヒールは怖いからイヤです…」
「ボクがエスコートするよ、手は絶対離さない」
エグザベくんやさしい旦那さんであった。純粋無垢であった青年は今、父親になろうとしていた。
二人、団地の前に停めてあるリムジンエレカに乗る。
ギギゴゴゴ
「コンチはおるすばんするの?」「おするばん、たのむねコンチ」
ギゴゴ
コンチは静かに答えた。
226/05/12(火)22:31:33No.1429261518+
リムジンバスはサイド3、ズムシティ郊外にあるジオン旧宮廷へ向かう。キシリア様の本邸であった。
「マクベ兄さん…久しぶり」ニャアン、少し顔がこわばっている
「緊張する必要はないよ」エグザベくん
「はい、マクベ兄さんは優しいですから」
夫婦の掌は硬く、結ばれていた。
邸宅到着。ニャアン、エグザベくんの手添え解除で車を下車静かな宮廷であった。
ザビ家の絢爛さを象徴する豪勢な宮廷であった手入れされた芝生の庭。園庭好きのギレン兄が設計したという温室も存在した。
「ニャアン夫人、息災か?」
杉田智和のミステリアスな声が聞こえる。
キシリア旧邸宅の持ち主。マクベ法務局長であった。
「はい、『そくさい』です…」
ニャアン、そくさいの意味はあまりわからないが。元気です程度で済ませた。
326/05/12(火)22:31:44No.1429261582+
「だいぶ大きくなったな、産まれるのか?」
「はい、もうすぐ産まれます」
マクベとニャアンの会話が織りなされる。エグザベくんは黙って聞いている。
「強き子を産めよ。御母堂もそれを望んでいられた…」
「わかりました、うみます」
ニャアンの決意は固いものであった。
5月10日。母の日。母無き子ニャアンにとって、第二の母になったのはキシリア様であった。
親子の盃を交わし。仁義と軍務という渡世で結ばれた母子であった。
キシリア様を盃を頂いた、最期の子「ニャアン」
義兄弟の長兄にあたるマクベ卿(現ジオン法国法務大臣)にとって、末妹にあたる。
―――キシリア・ザビ、最期の子。それがニャアンであった。
下賤の身であったが。才は兄弟の中で最たるものであった。
ジフレドを起動し、イグオマッソの撃鉄として働いた。鉄砲玉にするには惜しい末妹であった。
そして、キシリア様配下で唯一のキラキラを司るニュータイプであった。
426/05/12(火)22:32:02No.1429261682+
「他のおにいさん…ほかのジオンの方は?」ニャアンがマ・クベに伺う
「みな遅い時間に集まる。軽い宴を兼ねてな」
「そうですか…わたしたちだけなのですね」
「他の義兄(あにい)達を前にして緊張するであろうと身を案じた。キライラ隊の面々と顔をあわせるは嫌であろう?」
「ジョニー・ライデンのお兄様?」「そのあたりだ。みな尽くしてくれたが、荒馬ばかりなのでな」
「―――この時間はそなた達しか呼んでいない、安心せい」
「お気遣い、ありがとうございます」ニャアンペコリと謝辞
あのニャアンが慕っている。敬語をつかい、慕っている。エグザベくんにとって不思議な事であった
しかし、ニャアンがマ・クベを慕う気持ちもわかっていた。マ・クベ卿は厳格な法を司る法曹の長であった。
しかし、根はやさしい方であった。戦争という棘から解放されたマ・クベ卿の瞳はやさしかった。
なによりニャアンへ寄せる瞳がやさしかった。
どこか、好好爺な一面を感じずにはいられないエグザベくんがいた。
526/05/12(火)22:32:14No.1429261750+
「くつろぎたまへ、お母堂の実邸である」
「キシリア様のにおいがする…」
「わかるか?」
「はい、キシリア様のいい匂いがします」
「これがニュータイプという存在なのかエグザベ少尉」マクベ、伺う
「ニャアンの才能は自分には計り知れない所があります。彼女には匂いを感じる強い力があります」
「匂い…か。感覚の問題であるな、ニュータイプというものは言語化できぬものなのだな」
軽く茶会。召使いはいない。マクベ卿が直々に茶を淹れてくれる。
ミゲルやアサーブのように謀殺を図る存在に警戒しなくていいとニャアン安堵する。
ニャアン、凛とした表情でティーカップに口をつける、エグザベくん、緊張しているのか、顔が固い
「もうすぐ焼けるでな。しばしまてれよ」エプロン姿のマクベ卿、キッチンに立つ
法を司る男の家庭的な姿がそこには存在した
626/05/12(火)22:32:26No.1429261810+
「アップルパイ…ですね」
「見様見真似でな。キシリア様ほど上手にはいかぬがこしらえておる、料理と言うのはどこか落ち着く所があるでな」
「はい、料理は落ち着きます。ワケワカになりません」
「エグゼべ少尉はしあわせものだな、ニャアンの手料理に毎晩ありつけるのだからな」
「はい、光栄であります」エグザベくん敬礼
「もうよい、そなたもわたしももう軍属でないのだ、敬礼はよし給え」
エグザベくんそっと手を下げる。
マクベ、元軍事法廷最高裁判官。現在は政界に下野し法務の長としてアルテイシア公が政(まつ)るジオンに尽くしていた。
「ジオン派とダイクン派の権力闘争はいまだに耐えぬ。わたしはアルテイシア公を支える身ではあるが、すこし疲れるものである」
「マクベ兄さんがいるから今のジオンがあります…」
「その言葉、助かる。励みになるぞ。才ある者の励ましは」
「わたしは普通の主婦にすぎません…」
「そなたやエグザベ少尉が慎ましく暮らせる社会を作らねばならぬのだ。戦は戦しか呼ばぬ、連邦の牙も折れたと聞く…」
726/05/12(火)22:32:41No.1429261906+
マクベ兄さんの愚痴大会と化していますが。ニャアンもエグザベくんも真摯に聞いていました。
アップルパイが焼ける。
「キシリア様の匂い…」
ニャアン、グラナダで嗅いだあの甘い香りと同じものであった。
シナモンの香りがほのかに香る、蜜と砂糖の香ばしい香りであった
ニャアン、オリベ両夫婦、お上品に喫食。
「ニャアン」彼女のほっぺについた食べかすをそっとエグザベくんがつまんでくれる
「///」ニャアン、恥ずかしそうであった。
その様子をニコニコと見つめるマ・クベ兄さんがあった。
しあわせであった。
826/05/12(火)22:32:54No.1429261980+
喫食の後、庭へでる。エグザベくんとニャアンは腕組みをして身長に歩く。
臨月であるニャアンのおなかをかばうように歩く。そんな夫婦の姿をマクベ様はみつめている。
庭に建てられた、小さな祠(ほこら)。キシリア公の墓地であった。死体はいまだ宇宙の彼方である。骨壺はない。
「御母堂に献花である」
三人、一輪のカーネーションを。ささやかなものであったが、キシリア様は豪勢な花束など望まぬとマ・クベ様は知っていた。
「キシリアおかあさん…わたし、うみます。りっぱにげんきにうみます。だからみまもっていてください」
ニャアン。ワケワカで母の腹を撃ち抜いた女であるが。たかが癇癪である。本来は母、キシリア様を慕っていた。
「うもうねニャアン」エグザベくん
共に胸に光る軍標(ドッグタグ)を握っていた。三日月のチャームはキシリア公直属部隊の証であった
「強き子を産め、それがキシリア様への償いであり、未来である」
マクベが締めくくる
ニャアンいいおかあさんになろうね。
926/05/12(火)22:33:22No.1429262153+
―――数ヶ月後、ジオン公共団地オリベ邸。
「―――マクベ兄さん、こんな上等なものを贈らても使い道がありません。怖くて使えません」
電話口でニャアンが文句、傍らには乳児がいた。
藤編みのベビーベッドですやすやと眠っていた。もちろんマ・クベからの贈り物であった。
ニャアン、いいおかあさんになったよ
「たかが純綿のおくるみである、オーガニックなるおくるみである」
ジオン公共団地に不釣り合いな上質な赤ちゃん道具が揃うエグニャア家
「赤子のさわるものはな、汚してはじめて本来の使われ方をする。使い倒してほしい。他に必要なものはないか?」
「わたしたちで見繕いますので」ニャアン
「子供用の食器が必要であろう?歯固めも必要であるな、地球から取り寄せねば、綿も木材は地球産に限る」
「磁器は危ないのでやめてください…」
「プラスチックはいかん、自然なものがよかろう。割れないセラミック製にしよう」
「木馬は置き場所に困ります…」木製木馬が鎮座するエグニャア家
エグニャア夫婦にやさしいマクベおじさんの姿がそこにあった。
しあわせだねニャアンキシリア様もきっと宇宙から見守っているに違いない
1026/05/12(火)22:33:35No.1429262225+
以上がニャアン母の日概念の全容です
次回のジークアクスの内容次第で語りたりないところがあると思いますので、続きはまた後日。
1126/05/12(火)22:36:05No.1429263150+
マクベいいやつじゃん!
1226/05/12(火)22:38:35No.1429264093+
マクベ兄さん!?
1326/05/12(火)22:39:31No.1429264468そうだねx2
マクベさん今日もありがとう
1426/05/12(火)22:41:13No.1429265145そうだねx1
ナスビいいよね…
1526/05/12(火)22:41:27No.1429265226そうだねx1
ヤクザの一家で吹いた
でもわかる
1626/05/12(火)22:44:28No.1429266356+
ニャアン末弟だからキシリア派のお兄さんお姉さん達にかわいがられるよ
マクベとか
キマイラ隊とか
シーマお姉様とかに
1726/05/12(火)22:45:14No.1429266647+
キシリア様は御母堂って感じするよね
1826/05/12(火)22:46:42No.1429267203+
ニャアンの背中には夜叉の入墨がある
1926/05/12(火)22:48:22No.1429267789+
マクベはニャアンの娘甘やかしそう
いいね
2026/05/12(火)22:49:24No.1429268153+
暴漢の子なのに?
2126/05/12(火)22:50:39No.1429268539+
>暴漢の子なのに?
黙れこの下衆がぁ!
水爆ミサイル発射!
2226/05/12(火)22:52:24No.1429269163+
ナスビ
あげたてコロッケ
エグニャアのそういう匂いを大事にしていきたいよね
2326/05/12(火)23:00:44No.1429271949+
マクベおじちゃんがニャアンの娘にお受験させようとエリートジオン幼児学校に入学させようとするけど
「このこはふつうのこ、ふつうに育てたいのです」
といって団地の近所にある普通の幼稚園に通わせるんだよね
いいよね
2426/05/12(火)23:04:44No.1429273328+
上流階級で育ったら絶対差別されちゃうからねニャアンの娘
なも知らぬ暴漢の子だという噂話が後を経たない
2526/05/12(火)23:13:38No.1429276491+
ヤクザの情婦だコモ
2626/05/12(火)23:21:39No.1429279205+
「キシリアおかあさんごめんなさい…ごめんなさい」
キシリア様の腹を拳銃でぶち抜いてしまった事を後悔しながら泣くニャアンの姿がある
「大丈夫だよ…きっとキシリア様もゆるしてくれるよ」
ってエグザベくんが励ましてくれるんだよね
エグニャアは駆け引きなのだよとマ・クベも言っている
2726/05/12(火)23:29:10No.1429281634+
ニャアンよ
この子はそなたとエグザベの子だ
マクベは静かに叫んだという
2826/05/12(火)23:48:14No.1429287201+
暴漢…
2926/05/12(火)23:51:54No.1429288295+
エグザベくんの赤ちゃんって事にならないかなぁ!
3026/05/12(火)23:54:19No.1429289084+
現実を受け入れるコモ!


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