二次元裏@ふたば

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214722 B26/04/24(金)23:45:47No.1423508140+ 01:28頃消えます
キッチンで少し早い朝食を作り終え、カーテンの隙間から柔らかな陽の光が差し込みだす頃。

「……少し早いですが、あの人を起こしに参りましょうか」
そっとエプロンを外して、椅子に預けて、そうして私は寝室へと向かう。そこには、安らかな寝息を立てて眠る、私の……大切な人。
音を立てないようにベッドに近づき、それから彼の寝顔を覗き込む。

「……ふふ、相変わらず。無垢で、純真で、穢れのない……可愛らしいお顔だ」
「んん……すぅ」
そっと、慈しむように彼の髪を撫でる。私の手が触れているというのに、彼は無防備にもその可愛らしい寝顔を崩すことなく私に見せてくれる。
そんな彼を眺めていると、あぁ……愛おしさと、それからすこし薄暗い、独占欲に似たものに胸の奥が満たされていく――。

「……まだもう少し、起きるには早い時間でしょう。あぁ……時間が来るまで、こうして眺めているのも……」
「――――悪くない」
髪を撫でていた手のひらを、彼の頬に添える。彼の体温が、じんわりと伝わってくる。
今、私の手の中に……愛しい愛しいあの人がいる。彼の熱が、彼の存在が、この手のひらから伝わってくる。
このスレは古いので、もうすぐ消えます。
126/04/24(金)23:48:03No.1423508907そうだねx1
私の手中にいるにも関わらず、どこまでも無防備な貴方。そんな風にされたら――私だって。ああ、ちいさな衝動に駆られるというもの。

「すぅ……すぅ」「…………」
――視線が、集まる。彼の無防備な顔に、口元に、くちびるに。
彼の頬に手を添えて、覗き込んで。あとすこし近づけば、届くような距離――。

「……“トレーナーさん”」
瞳を閉じたままのあの人に。あの頃と変わらないままの彼に、唇を、寄せる。
じんわりと胸の奥を支配する愛おしさのまま、彼の唇に触れるまで、あと2cm。あと、1cm――。

「――きみ、なら……」「……っ」
唇が触れようとした、その時――。彼はうわ言のように、“誰か”を呼ぶ。

「……きみ、なら……“ダービー”だって、夢じゃ……ない……」
「――――」
226/04/24(金)23:50:17No.1423509659そうだねx1
――あぁ。……嗚呼、あぁ。
分かっていたハズだ。これが、もう私に向けられた言葉では無いことを。私がもう……彼にとっての、トレーナーさんにとっての唯一では、無いことを。

「……おれと、一緒に……」
「…………」
――私の。
私と貴方だけの、決して破られることのない、鉄の契約。
私が現役を退いた今でも、その契約は形を変えて――貴方と結ばれているというのに。
嗚呼、私は。暗い感情を、抑えることができない。

私は構わない。例え、貴方に私じゃない教え子ができたとしても。貴方が私だけのトレーナーさんじゃなくなったとしても。構わない。むしろ、喜ばしいことだ。
彼の実力が認められて、買われるようになって、頼られるようになって、立派になって。

けれど。けれど――。
私の胸の奥に渦巻くこのドス黒いとも形容できる感情は、ああ――。純真無垢な彼には相応しくない、欲深く罪深い、独占欲で。
326/04/24(金)23:52:29No.1423510445そうだねx1
『――貴方は、私のもの』
私の穢れた心が、無防備に眠る彼に黒いしずくを零す。

『貴方は、私のものだ』
彼の頬に当てた手のひらが、震える。頬を撫でて、おろして、首筋に触れて、撫でて、そのまま肩の方へ――。
敷かれた布団をそっとめくって、彼の寝間着に包んだ身体を露わにさせる。

『嗚呼、すこし寒いですか……? 申し訳ありません。すぐ、……私が、暖めてあげますから――』
彼の眠るベッドに、私の脚が沈み込む。ベッドの上で無防備に晒された彼の身体を、私はベッドの上で、じっと、見つめる。
私の、薄暗い色の瞳に映された、あの人。
ガラス細工を触るように、けれど好奇以上の穢れた感情を載せたまま、彼の身体に触れる。
上から、小さな私の腕で、彼を抱く――。

『ああ……これでもまだ起きないのですか? こんなに、近くにいるというのに……』
彼の横顔を眺めて、それから……あの人の頬へと口元を寄せる。
426/04/24(金)23:55:05No.1423511477そうだねx1
「……ちゅ」
頬に軽く、触れるだけのキス。
それから、ぎゅ……っと。彼の身体に密着する。

「……トレーナーさん。私の、トレーナーさん」
熱を、伝えられるように。私のこの穢れた心の中の感情に、気付いて貰えるように。
「貴方が、好きです。……愛して、います。私は、貴方のもの。だから、貴方も……トレーナーさんも、私のものになって欲しい」

それがどんなに愚かしく、汚らわしい想いであるかは、理解している。貴方には相応しくない。純白な貴方が、こんなにも穢れた私に冒されては欲しくない。
そう、思っているハズだ。私はそれを望んでいる、ハズだ――。
私が、彼を大切に。何より大切に思っているのなら。だというのに――。

――すり、すり……。

私の、この身体を。彼に擦りつける。なんと浅ましい行為なのだろう。穢したくないという理性を呑み込んで私の本能は、彼を、私の匂いで――塗り潰そうとする。
526/04/24(金)23:57:19No.1423512315そうだねx1
「トレーナーさん、私のトレーナーさん……。貴方は、私のもの……誰にも、ええ……誰にも」
身体を寄せて密着させて、私の匂いを、彼に擦りつける。まるで、所有物に印をつけるように。まるで、獣のように――。

「――トレーナー、さん」
未だ気付くことなく眠り続ける貴方へ。飢えた獣のような、本能に駆られたままの私の視線は、彼の首筋に向いていて、そうして――。

――――
『――これで、良い』
――暫く経って、ベッドの上からトレーナーさんを見下ろす。

真っ白な彼の首筋には、“赫い痕”。
痛々しくも赤い『それ』は、“私の所有物”だと宣うような罪深き刻印。
浅ましいことだ、愚かしいことだ。確実に、彼にも気付かれてしまうことだろう。でも、それでも私は、止めることができなかった――。

首筋に、それから、彼の身体にも。“痕”を残し、穢した。白い首筋に赫が一滴、それからあの人の身体にもしっかりと、私の匂いは染み付いたハズ。
626/04/24(金)23:59:32No.1423513074そうだねx2
――ああ、浅ましい。きっと、こんなことをしてしまった後だというのに彼は。何も知らないまま、変わらず笑顔を向けてくれて――。……そうして私は、酷い自己嫌悪に陥るのだろう。

――穢れなき純白の彼を好ましく思う私と、そんな彼を己の欲望で穢したくなる私。
我儘な自己矛盾。
愚かな私。愛に溺れた私。

けれど、貴方は――。
「……ん、んんぅ、……ぅ……?」
それでも貴方は、こんな私を――。
「……ぅ、ん……ぁ……ジャー、ニー……?」「……はい」「もう、朝……なのか……?」
「……はい。朝食は、もうできていますよ」「ん、そっか。……っ、んんーっ」
ベッドから起き上がって、身体をぐっと伸ばして。そうして、貴方はいつものように――。

「……おはよう、ジャーニー」「……はい、おはようございます、あなた」
――私にこうして、微笑んでくれるのだ。
726/04/25(土)00:01:10No.1423513727そうだねx2
おわり
独占力重めなジャーニーでした
826/04/25(土)00:03:25No.1423514554そうだねx2
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こっちはアフィカスの方か?
926/04/25(土)00:03:34No.1423514614+
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1026/04/25(土)00:03:39No.1423514638+
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1126/04/25(土)00:14:30No.1423518548そうだねx1
賢くて思慮深い方が無垢な方に狂わされていくのいいよね
1226/04/25(土)00:26:50No.1423522876そうだねx3
こういうのでいいんだ余
こういうので
1326/04/25(土)00:27:58No.1423523235+
お嫁さんジャーニーはかかり気味
1426/04/25(土)00:39:55No.1423526339そうだねx1
ウマ娘にしか分からない匂わせ
1526/04/25(土)00:54:58No.1423529965+
起きてる時にやれ余
1626/04/25(土)01:14:26No.1423534448+
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駄文書いて何がしたいの?
1726/04/25(土)01:22:59No.1423536652+
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1826/04/25(土)01:24:50No.1423537058+
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怪文書スレで自演ほど虚しいものもないな


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