二次元裏@ふたば

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646518 B26/04/21(火)18:35:51No.1422507381+ 20:39頃消えます
ほかの〜なにか〜のため〜じゃなく〜」
ある山奥に、ウマ娘の歌が響く。
声の主は三冠ウマ娘、ミスターシービーだった。
彼女が山奥にいるのに特に深い理由などなかった。
気ままなバス旅行としゃれこんでいた折、山道に差し掛かったところで落石による通行止めにあい、ふらりと傾斜をかけあがってトレッキングを開始したのだ。
それ以降もあっちでヤマカガシを追いかけまわし、こっちで鳥の声の主を探して道を見ずに歩き、いつしか道らしい道もなくなっていた。それも意に介さず、シービーは山中をうろついていた。
そんな時、広場のように開けた空間を発見した。
そこには、彼女の肩まであるような白く輝く板が何枚も円形に立ち並ぶ光景だった。それはシービーの好奇心を刺激するには十分だった。
126/04/21(火)18:37:29No.1422507862+
「なんだろこれ?」
シービーは早速その板のようなものに近寄っていった。
「……芸術品?でも普通美術館とかに飾るよね?なんでこんなところに……」
不思議そうに板に触るシービー。しかし、板に触った次の瞬間……
「うわあぁ!!?」
突然、地面からチューブ状の触手が飛び出してきて、シービーに襲いかかる。両足をすっぽり呑み込まれ、バランス崩して転んでしまう。
226/04/21(火)18:37:49No.1422507982+
「な、なに?これ?放してくれないかな……!」
シービーは驚きながらも思い切り開脚し、振りほどこうとする。
しかし、触手の締め付ける力は強くびくともしない。
「いい加減にしないと……そろそろ怒るよ?」
シービーは珍しく耳を伏せ、凄まじい力で触手の口に指を食い込ませ、思い切り左右に離そうとする。僅か、ピンポン玉が入る程度の隙間が生じる。
「あと少し……!もうちょい隙間ができれば……」
思い切り触手を蹴って跳ね飛ぶことができる。そう算段をたてるシービーだったが……
「わぁ!?し、しまった!」
触手は力をこめることに夢中だったシービーの隙をついて一瞬自ら口を開き、一気に脇のあたりまで彼女を呑み込む。腕の動きも大幅に制限され、シービーはもうほとんど抵抗できない格好にされてしまった。
326/04/21(火)18:38:27No.1422508167+
「……もうダメか……」
シービーは額に脂汗をにじませなら呟く。
「自由には責任が伴うとは良く言ったものだけど……まさかこんな形で責任を取らされることになるとはね……」
シービーはいつもの自分を振り返る。
「アタシの放浪癖は皆知ってる……思えば軋轢の多い人生だったな……またシービーのことだからほーっておいてもいつの間にか勝手に帰ってきてるだろうって、皆思ってるんだろうな……アタシだって日が沈む前には帰るつもりだったんだけど」
鎖骨のあたりまで呑み込まれ、いよいよ生命の危機を感じ始めるシービー。
「これはアタシの責任だって分かってる……けど……ゴメン……やっぱり……」
自分のせいだと分かっていても、それでもシービーは小さく呟き、そして…
「ルドルフーーーー!!!!エーーーース!!!!助けてーーーーーーっ!!」
かつて同じレースを走り、また友であるシンボリルドルフとカツラギエースの名前を叫び、助けを求める。
(ま、聞こえるはずもないんだけどね……)
届かないと分かっていながら絶叫したことを自嘲しながら、シービーはついに全身を呑み込まれていった……
426/04/21(火)18:39:15No.1422508424+
「!?今、シービーの声がしたような……!?」
なんの因果か、同時刻、同じ山にカツラギエースがいたのである。
以前ゲームをして仲良くなったスペシャルウィークやライスシャワーら数名のウマ娘たちと山菜取りに来ていたのだった。
「気のせい……にしては……たしかあっちの方から……」
声のした方角に向き直るエースだったが……
「あははは!あははは!エースさん見てください!!ヒルがこんなに!!対策したのに!あはははは!!!」
「スペさん落ち着いて……!」
靴下のずれを直そうとしてズボンを捲ったスペシャルウィークの右足には、まるで鱗のようにびっしりとヤマビルがへばりついていた。ヒルについて知識はあっても北海道育ちで生で見たことがなかったスペシャルウィークがパニック状態となって狂笑していた。
「いいかスペ!危ないから無理に剥がすな!いま点火棒で炙ってやる!」
エースはスペの対応に追われ声の方へは行くことができなかった。
526/04/21(火)18:40:16No.1422508763+
「んむむ……狭い……息苦しい……」
ミスターシービーは触手に呑み込まれ、もはや抵抗らしい抵抗もできなくなっていた。
「うう……アタシ……食べられちゃった……」
挟み込む壁が波打ちながら少しずつ自分を下へ下へと押しやっているのをシービーは感じる。これはどこまで続いているのだろう?どこに繋がっているのだろう?胃袋?シービーはそんなことを考えていた。いっそ一思いに……とすら思った。
「こ……擦れ……ん……」
触手の挟み込む力は痛みを感じさせず、粘液によって擦れることで擦りむこともなかった。しかし……
「……?なんか違和感が……あ」
626/04/21(火)18:40:38No.1422508878+
電灯がついた下で羽毛布団に潜りこんだときのようなわずかな明るさのなかでシービーは気付いた。いつの間にか服が脱げていっていることに。茶色の上着部分が失くなっていた。
「どっかに引っ掛かったか……ならなんで」
一瞬壁に引っ掛かって脱げたと思ったシービーだったが、すぐに思い直した。なぜなら……
「ズボンまで脱げてるの?」
短パンまで失くなっており、大人っぽい黒のショーツが露出していることに気がついたからだった。呑み込まれて、ズボンが脱げるのは変だ。疑問を抱いたシービーだったが、疑問はすぐに確信に変わる。白いシャツが、ぐずぐずになって溶けていたのだ。
726/04/21(火)18:41:34No.1422509190+
「そっか……溶けてるからか……もう消化始まってたんだ……アタシももう……って待って」
いよいよ溶かされるんだ……と観念するシービーだったが、ふと思う。
「あれ?ウマ娘の皮膚より加工されてる革とか合成繊維とかのが強いよね?どういう……」
身を守るのが服の機能。人体より衣服のほうが丈夫なのは明白であった。そうしている間にも、服はどんどん黒溶けていく。黒い下シャツも、ショーツも溶かされて、ついにミスターシービーは全裸にされてしまった。一糸纏わぬ粘液まみれの三冠ウマ娘が、呑み込まれていく。
「あっ……全部溶けちゃった……んっ!直接、壁が肌に触れて……」
裸にされたことに困惑しながらも、壁がのたうつ感覚が直に伝わってきて、シービーは身悶えする。乳首もお尻もお腹も、挟みまれながらもみくちゃにされ、反応してしまう。
「あんっ!……あれ?下から光が……」
そうしている間に、下の方が明るくなっていくのを感じる。地下へ潜っているのに光?とシービーが思った瞬間……ピュルン!
826/04/21(火)18:42:55No.1422509650+
シービーは触手から吐き出され、8畳部屋ほどの大きさの袋に投げこまれた。どぷんっ、と底に溜まっていた液体が跳ねる。
「うわああっ!?どこだろ、ここ……」
圧迫から解放されたシービーは唖然としてあたりを見回す。そこは意外なほど明るく、天井の方から風を感じる。光も酸素も供給されているようだ。部屋の床は、粘つく綺麗な黄色の液体が、彼女の膝の高さまで満たされていた。そして、部屋の中央には、直径70cm高さ150cmほどの柱のような物体が鎮座していた。
圧迫感はなくなったとはいえ、閉じ込められたことには変わらない。液まみれになりながらシービーは出口を探す。顔についた液を拭おうとしたシービーだったが……
926/04/21(火)18:43:30No.1422509809+
「甘くていい匂い……ちょっとだけなら……」
食べられる恐怖からひとまず解放されたシービーは、小腹が空いてきたのだ。腕に付着した液体を少し舐めたシービーは、思わず目を見開く。
「美味しい!なんだろこれ?何かの蜜?もうちょっと飲んでも……」
想像以上に甘くてなめらかで美味しい液体を、シービーは更に飲もうとする。足元に溜まった液を、手で掬ってはごくごくと喉を鳴らして摂取していく。蜜……そう。この物体の正体は巨大な花だったのだ。この花の名はウマノミスズクサ、通称アトラシア。ギガンテアという花は虫を体内に閉じ込めて受粉に利用する生態をもつが、アトラシアはより大きな生物、とりわけウマ娘を好んで利用するのだった。
──そう、受粉。
1026/04/21(火)18:44:35No.1422510180+
「ふーーっ、ごちそうさま、って結構飲んじゃったな……まぁ大丈夫でしょ。さて出口出口……」
かれこれ1Lは飲んだだろうか。蜜を好きなように飲んだミスターシービーは、出口を探して部屋をうろつきまわる。どうせ誰もいないからと惜しげもなく裸体を晒けだして歩く彼女に、いつもの飄々とした様相が戻ったかのように見えた。しかし……
「……ん〜?あれ?なんだか、身体が熱っぽい感じがするな……どうしたんだろ」
シービーは身体に異変を覚え、困惑する。顔も赤らんでいる。アトラシアの蜜には媚薬成分が含まれていた。
人間や鹿程度ならスプーン一杯でも行動に異常をきたす効能。毒に強いウマ娘ならコップ一杯程度なら問題なくとも、多量に摂取すればその身体を蝕むのは明白だった。
1126/04/21(火)18:44:57No.1422510307+
「風邪、ひいちゃったかな……♥️裸でよくわからない粘液浴びてうろうろしてたし……♥️」
風邪でもひいたか、などと考えるシービーだったが、自分でもわからないうちに、声が甘やかさを帯びていく。そのとき。
「ひゃああ!?なにか出たぁ!?」
突然、シービーの足元から、およそ120cmほどの無数の触手が出現した。アトラシアの雄しべである。成熟した雄しべの先にはソフトボール大の花粉塊がつき、未成熟な雄しべからは人間の手のような形をなしていた。
1226/04/21(火)18:46:17No.1422510730+
花粉を付着させ、また興奮させるために雄しべはシービーに襲いかかる。
「やぁあああん♥️これなにっ!?」
シービーはなす術なく雄しべに絡みつかれ、たちまち身動きがとれなくなる。火照った身体はうまく力が入らなかった。
「ちょっ♥️はなしてっ♥️ああん♥️そんなとこっダメェ♥️こんなのしらないっ♥️」
自由を奪われ、口では非難の声をあげるも、雄しべに花粉を擦りこまれ、まさぐられる度に艶かしい吐息がもれる。蜜と同じ色の花粉が、シービーに貼り付いていく。花粉の手触りはまるで高級なフェイスパウダーのようで、それも彼女を夢見ごこちにしていた。
1326/04/21(火)18:47:00No.1422510956+
「あはは♥️きもちいい……わひゃああ♥️♥️おっぱいっ!?そこはやめっ♥️でないからあぁ♥️」
不意に、未熟雄しべがシービーの胸にしゃぶりついた。開いて揉むような動作をしたかと思えば、閉じて吸い付くようにつねりあげる。胸への責めに、シービーはたまらずそれまで以上の嬌声を叫ぶ。
「ひうっ♥️そっちは♥️いやん♥️もっとだめだからぁ♥️♥️」
恥丘も雄しべに撫でまわされ、シービーの興奮は高まっていく。しかし……
「え?あれ……?」
突然、雄しべ達は床に帰っていく。物欲しそうな顔のシービーを残して……。
「そんな……ひどいよキミ達……アタシはこんなにキちゃってるのに……」
全身花粉にまみれて、シービーは悲しそうに呟く。自由が信条の彼女なのに、拘束から解放されたとは思えない表情だった。
「せつないよぉ……誰か……あ♥️」
あたりを見回して、シービーは視線をあの柱に向ける。なんだ、いるじゃないか。そう脳内によぎる。
「アタシを慰めてくれるコが……♥️」
1426/04/21(火)18:48:19No.1422511396+
それがこの植物の狙いだった。この柱の正体こそ、アトラシアの雌しべだった。自家受粉率の低いこの花は、より強い力で擦りつけられることで受粉率をあげることを狙っていたのだ。
シービーはふらふらと雌しべに近寄っていく。例え出口が視界に入ったところで、いまの彼女は雌しべを優先しただろう。
「あは♥️あはは♥️えいっ♥️」
シービーは色っぽくも悪戯めいて笑い、抱き枕かなにかのように雌しべに抱きついた。
1526/04/21(火)18:48:32No.1422511467+
腕で抱え、胸を、股を擦りつける。視界がちかちかするほどの凄まじい快楽に呑み込まれながら、息づかいも荒く乱れる。
「すごいっ♥️きもちいい♥️もっと♥️もっとぉ♥️」
嬉し涙すら流して、シービーは尚も雌しべにすがりつく。いつしか足を開いて下半身でもがっちり雌しべをホールドする。混ざりあうような、齧りつくような勢いで彼女は雌しべを求める。そしてついにシービーに絶頂が訪れる。
「あああああ♥️きもちいいい♥️♥️ああああん♥️♥️♥️」
かつてないほどの快楽に、ミスターシービーの意識は沈みこんでいった……
1626/04/21(火)18:49:52No.1422511916+
おい!シービー!しっかりしろ!
「ん…………あれ?ほんとにきてたんだ……」
目を覚ましたミスターシービーの視界に、カツラギエースの心配そうな顔がうつりこむ。
結局あのあとで、エースは友人達と別れて声のした方角へシービーを探しに来ていたのだった。
「一体何があった!?まさかそんな格好で登山ってわけでもないよな!?それにこのオブジェは何なんだ!?この状況と関係あるのか?ともかく……下山するぞ!ほら、立てるか?」
粘液と粉まみれで裸で転がるシービーを見たエースは動揺を隠しもしないでシービーへ手を伸ばすが、シービーは……
「いや、いいよ。それより……」
シービーはあの板のようなオブジェ……アトラシアの花びらに触れる。
1726/04/21(火)18:50:41No.1422512198+
即座にあのチューブのような触手が、今度は二人を一度に丸呑みできる大きさになってシービーと、彼女を起こそうとしていたエースに襲いかかる。
「な?なんだ!?」
驚く間もなく、二人は触手に呑み込まれる。
アトラシアがシービーを解放したのは、別の仲間に受粉させるため。しかしこの動作に選択性などなく、大きな動物が花びらに触れれば構わず呑み込むのだ。雌しべ及び胚珠は、イチゴのように沢山あるのだから。
「んーー!おい!ありゃ一体なんだシービー!?」
突然のことで頭が追いつかないエースの口にシービーは指をつっこみ蜜を舐めさせる。
1826/04/21(火)18:51:42No.1422512516+
「何があったかって?とっても気持ちいいこと♥️裸にされて♥️蜜と粉まみれにされて♥️すっごく幸せなこと♥️」
鼻息がかかるほどの近い距離でそう囁かれ、エースは戦慄する。すでに長袖が半分以上溶けてきている。エースはシービーの話が本当だと嫌でも思いしらされる。
「そんなことをキミと一緒にできるなんて♥️アタシ嬉しいなぁ♥️♥️」
「そんな……待ってくれよシービー……あたしは……」
嬉しそうに笑うシービーに、愕然とするエース。既に裸のシービーに、脱がされかけているエース。
粘液にまみれ絡みあいながら、二人のウマ娘はあの蜜獄へ落ちていくのだった……(おしまい)


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