「ついに…ついにミニカー市長様を手に入れたぞ!」 ミニカー市長様…以前アメリアがエレナそっくりの人形にAIを組み込み ミニカーに乗って自走するハイテクおもちゃに仕上げた一品だ 実はモナティアムで少数生産され販売していたらしいが 当時の私は教団の業務が忙しくてそのことを知らず 購入することができなくて悔しくて眠れない日々を送ったこともあった しかしアメリアに頼み込んで宴会場でエレナが使用した未洗浄の食器一式と 隠しカメラで人間視点から見下ろしたエレナの写真を撮ることを条件に 特別に一体作ってもらえることになったのだ ワクワクしながら箱を開けると、自動で起動したミニ市長様がこちらを見上げて手を振っている 「かわいいな…エレナは本当にかわいい…」 じっと見つめていると恥ずかしかったのか市長様はそっぽを向いてミニカーを発進させ走っていってしまった。 この感じどうやら発話機能はないようだ 外に行ったら危ないのでひとまずミニカーを捕まえて部屋に連れ帰り あらかじめ用意しておいたサーキットを走らせたり 付属のリモコンでミニカーを操作したり一通り楽しんでいると ミニ市長様がもう疲れたと言ったような表情をしてミニカーから降り座り込んで休憩し出した その時ふと、私の中でよくない考えが浮かんできた (見た目も服装もエレナそっくりだよな… エレナの服の下ってどうなっているんだろうか…) エレナはいつもパンツが見えそうな丈のシャツ一枚に白衣を羽織っている あの見えそうで見えない秘密のカーテンの向こう側はどうなっているのだろう、と 卑猥な好奇心に駆られた私は外や廊下を確認し、ブルミにマヨや吟遊詩人 それにイタズラ好きの幽霊などが周りにいないことを確認すると 休んでいるミニ市長様をつまみ上げてシャツをめくろうとした 突然のことに驚いたような表情をしながらミニ市長様は「やめろ!」と言うように 怒った顔をしてシャツの裾を掴んで押さえている しかしどれだけ抵抗しても手のひらサイズの人形にすぎない 体格の割に人間以上に力持ちなもちほっぺ達と違って 人間の力を押さえ込むことはできず、あっさりと服は捲り上げられ純白のパンツと簡易的なブラが現れた コストのかかっていなさそうな下着にまぁ、こんなもんかと少しガッカリしたが 「しかし待てよ…アメリアが作ったんだから人形とはいえエレナの再現に手を抜くとは考えづらいし 本人もその辺りズボラそうだからこれがリアルな下着か…?」 などなど考えながら下着に手をかけると より一層ミニ市長様の抵抗が激しくなってきたがそれも教主の興奮を煽るスパイスにしかならなかった 「おお…」 ブラの下からは小さな体に見合わない意外に豊満な胸と薄ピンク色の乳首が パンツの下からは無毛のぴっちりとした割れ目が顔を出す アメリアはエレナが絡むと語気も荒くなって私に対する当たりも強くなるし 多少面倒に感じることもあったがそのエレナへの執着に今ほど感謝したことはない そのまま私は無言でしばらく人形遊びに興じていた――――