「へーえ、車田先輩ってそういう趣味だったんすかぁ」 「…い、いや、これは…」 「…大丈夫っす、誰にも言わないから… その代わりなんですけどね…」 ・ アースイレブンが地球を出て少し経った頃だった 代理でキャプテンを務める霧野の指示の元、雷門イレブンは今日も部活に勤しんでいる 「よし、もう時間だし帰るか!」 とっくに下校時刻を過ぎており、外はすっかり暗くなっている 「あー、今日も疲れたなぁ」 「天城先輩、雷々軒いきましょうよ」 「塾間に合うかなぁ」 部員達が其々にこれからの事を話し合いながら、一人ずつ帰宅していく 「うぃーっす、車田先輩!」 そんな中だった 「ん、どうした浜野」 サッカー部の中でも特に筋肉質な体格を持つ3年の車田と、褐色の肌が特徴的な2年の浜野 部員同士で会話する事は多くとも、二人きり、と言う事はどちらかと言えば珍しい組み合わせだ 「今日は予定とかあります?」 「いや、何もないが」 「…じゃ、ちょっと…後でいいっすか?」 何気ない会話の筈なのだが、浜野の声にはどこか含みを持たせたような感覚がある 「…こ、これからか?」 「ちゅーかこれからっす」 にぃ、と悪そうな笑顔で答える浜野に、車田は仕方なさそうな顔で頷いた 「…場所は、ここか?」 「いや、サッカー棟じゃない場所っす。あ、シャワーは浴びなくていいっすよ。俺も浴びてないけど」 「…そっか…おい霧野、俺達先に上がるからな」 「ああ、車田先輩も浜野もお疲れ!」 ・ 「さて、それじゃあ行きますか」 サッカー棟から離れ、他の部活動のある武道館の付近へと向かいだす二人 この日、夜遅くまで部活をしていたのはサッカー部だけであり、他の部活は既に活動を終え そこには浜野と車田しかいない 「…なぁ、本当にやる気か?」 少しばかり不安げな表情で車田が尋ねてくると、浜野は当然、と言った表情で車田の前に近づいた 「当然っしょ、へへ…俺、結構溜まってるんすからね。それに」 「っ…!」 浜野の手が車田の下半身へと延びる 「もうガチガチじゃないっすか、車田先輩だってやりたいからついてきたんでしょ?」 「……ま、まぁ…な」 「先輩のそーいう素直なとこ、俺好きっすよー!」 そう言って、二人が歩いた先、武道館も通り越した奥に、少し古びたトイレが建っていた 「ここ、雷門中が改装される前からあったらしいんすよねぇ」 円堂のいた時代から10年、雷門中はサッカー棟を初め、校舎がまるごとリニューアルされていたのだが 一部の建物については設置場所の関係などから、そのまま残されているものもあった このトイレもその一つである 「なんか古ぼけた感じが、エッチっすよね」 「まぁな…それに思った割には綺麗なんだな」 離れて使われる事の少ない場所であるせいか、少々臭いを放ってはいるものの 定期的に掃除はされているらしく、床や周りの汚れは殆ど見つからないのが良い所である 「じゃ、サクッと脱いじゃいますか」 「お、おい、個室じゃないのか?」 荷物だけ個室へ置くと、浜野はすぐさま衣類を脱ぎ捨て、下着一枚の姿になる 車田と同様に彼の陰茎も下着越しからテントを張っており、その下着も脱ぎ捨てると ぶるんと勢いよく飛び跳ねる 「…っ」 「んー、車田先輩もほらほら」 「な、なんか恥ずかしいんだけどな…」 そうは言うが、後輩が堂々と裸になったのに自分が恥ずかしい…等という訳にもいくまい 覚悟を決め、車田も裸になった 陰茎は浜野に揉まれる前から勃起していた事もあってか、先走りの汁を垂らしながら ぴったりと臍に張り付くように上を向いている 「ちゅーか車田先輩エロすぎじゃね?チンポびんびんじゃないっすか」 「お前に言われたくねぇよ。ったく、いいから…早くヤらせろよ…」 「ちょ、がっつきすぎっす!」 言うや否や、車田は浜野を抱きしめると本能のままに腰を動かし 自らの陰茎を浜野の身体にぐりぐりと押し当ててくる 「はぁ…浜野のチンポ…硬ぇ…汗の臭い…たまんねぇ…」 「んー、車田先輩も汗臭いっす。まーそこがいいんだけど」 電灯のついたトイレの中、そのまま身体を押し付け合いながら唇を重ね、中で舌を絡ませる 「んっ…ん…は…浜…野…」 密着させながらゆっくりと手を伸ばし、車田は浜野の陰茎をぎゅっと握っては上下に擦りだす 「舐めて…いいか?」 そしてそのまま屈み込み、浜野の陰茎を口にしようとした時だった 「ちょっと待ってもらえます?」 「ん?」 浜野はがっつく車田を止めると、一旦身体を離すと、徐にトイレの出口へ歩き出す 「どーせなら、外でヤりません?」 にっ、と笑顔で問いかける浜野の前に、車田は少し動揺した反応で答えた 「ま、待て!外は…まずいだろ!…つか、なんで外なんだよ」 流石に人がいないとはいえ、校舎の中だ。生徒や先生がこの辺を歩くことはまずないだろうが 怖くないと言えばウソである 「んー、トイレの中も興奮するすけどね…ここちょっと臭いし、どうせ誰もいないなら外でもいいかなって」 「けど…なぁ…」 「そっすか…じゃ、俺は外で一人でオナニーしちゃおっかなー」 そう言って浜野は裸のまま、外へと少しずつ足を進めていく 「ま、待てよ!」 たまらず車田もついていく。恥ずかしさもあるが、このままお預けだなんてもっての外だ 「恥ずかしいのも怖いのもお互いさまっしょ、大丈夫。代わりに車田先輩の好きにさせてあげますから」 そして、二人はトイレの外へと歩き出した 「んー、ドキドキするっすね!」 「あ、ああ…ちょっと怖いけどな」 裸で人気のいないトイレ周辺、とはいえ校内を歩き回る と言うのは中々にスリリングであり、二人は若干の不安にかられるものの それ以上の性欲と興奮が頭の中で渦巻いている 「車田先輩、こんな時でもおちんちんビンビンなんですねぇ」 「っ…な、お、お前だってなんだよ…!先っぽから何か漏れてるじゃねぇか!」 「っへへ、バレちゃいました?」 他人に見つかればこれまで積み重ねていた自分達の立場が一瞬にして崩れてしまうであろう けど、そんな状況すら楽しんでいる感覚すらある 「ね、車田先輩、あそこのベンチいきましょーよ」 薄暗い中、浜野は背もたれの無いベンチに跨るように座り込み、車田も同じように座り ぐっと身体を密着させる 「あぁ…浜野、浜野ぉ…!」 お互い勃起した陰茎から先走りの汁が溢れ出し、車田はそれらを擦り付けるように腰をぐいぐいと動かしてくる 「んっ!ホント、車田先輩って節操ないっすね!」 「溜まってんだよ…浜野のエロい身体見てたら…もう我慢できねぇ…!」 性欲の赴くままに陰茎同士を擦り付け、一通り満足したら一気に屈み込み、車田は浜野の陰茎を一気に口に含む 「ふぅ…んん…んっ… 浜野の…しょっぺぇ… 皮ん中も…臭い、たまんねぇよ…」 勃起しても半分は被っている浜野の陰茎を味わうように舐め 皮を剥き、つんとした臭いが鼻孔に漂うのにも気にせず、少しばかりこびり付いてる恥垢も御構い無しに ぐいぐいと咥内の奥まで引きずり込んでいく 「すげっ…すげぇいいっすよぉ…!車田先輩のフェラ最高っす…!ちゅーか、俺の汚いのに…中までいいんすか?」 「ぷはっ!いい…!男臭ぇチンポ…最高じゃん…!」 例え同性で性行為に励むとしても、臭いや汚れを気にする少年は多いのだが 車田にそんな考えは一切ない。そして、それは目の前でしゃぶられている浜野も同じだった 「じゃ、今度は俺が気持ち良くしてあげるっす」 そう言って、浜野は車田を立たせると、自分はベンチに座り込んだまま、車田の陰茎をゆっくりと舐め始めた 「んん、車田先輩のチンポ、俺より剥けてて羨ましいっす… んっ……ん…」 「…でも、勃たねぇと俺だって被ってるぞ…」 「…んん…はぁ…何言ってるんすか…んっ…カリは被ってるけどそこまで剥けるだけでも立派っす…それに」 「うっ…それに…?」 「車田先輩のチンポも臭いっすけど、俺と違ってチンカスもないからなー、出ない体質っすか…?」 「…そんなもん普段から剥いて洗ってるかの違いだろ。俺だって汗かいてるから臭ぇけど、昨日だってちゃんと風呂で剥いて洗ったぞ」 皮を被っているからと言って洗う、洗わないというのは実に大切な事だ まぁ、お互い臭いや汚れに関して文句を言うような性格でもないので、どうでもいいと言えばそれまでだろう ちゅっ じゅぷっ ずずっ ちゅぱっ 校舎の中は静まり返っており、陰茎をしゃぶりあう淫らな音だけが外に響いている その後も交互に舐め合い、ある程度お互いの陰茎の味を堪能し合った後に、二人はゆっくりと立ち上がった 「ん…浜野、立て」 車田が後ろを向いた浜野の身体にぎゅっと抱き付く 「…ん…」 腰をぐいぐいと動かし、少しずつ陰茎を浜野の尻に突きつけるのだが、それがその谷間の奥に挿れられるのかと言われると 「やっぱ、挿れるのは無理か?」 「無理っす。ちゅーか車田先輩のチンポって長さよりも太さが凄いから痛いだけだしなー」 「ぐ…」 「俺のチンポなら車田先輩のより細くて長いから、多分先輩のケツにもぐいぐい入っちゃいますよ」 目を細めながらニヤニヤと笑う浜野を見て、一瞬それもいいかと思ったのだが 「…こんなんなら尻の穴も広げれるようにしとくべきだった…」 流石に肛門へは若干の抵抗があったらしく、互いに本番行為をするのは無理があると言った所だろう 「ちゅーか、別に無理に本番しなくても気持ち良くなれますし、素股でもいいんすよ?」 浜野がそう言うと、車田は無言で陰茎を下げ、浜野の尻ではなく太股の谷間に向けてぐっと押し込む 「ちょ、車田先輩速いっす!」 「…無理言うな!浜野の股が気持ち良すぎるんだよ…!」 機関車のような激しいピストン運動によって、車田の陰茎が浜野の股下から頭を出しては戻るを繰り返し 先端からはとめどない先走りの汁が垂れていく 「あぁっ!も、もうっ!イくっ!」 「やっ、ちょっ車田先輩ーっ!?」 びくっ!どぴゅっ!びゅるっ! 浜野の股の中で暴発するように、剥けかけの亀頭の先端から水鉄砲のような勢いで精液が迸る 「あっ!あっ! …っ! くっ!」 びゅぷぅっ!どぷっ! それと同時に車田は浜野の股から陰茎を抜き出すと、そのまま浜野の尻に向け 残った精液をびゅるびゅるとかけていく 「あっ…はぁ… っ… 気持ち良い…」 一通り精液が噴き出るのが終わり、残り汁がぴゅっと飛び出た頃には 浜野の尻とその股の間は車田の精液が強い栗の花の臭いを出しながらべっとりとかかっている 「…ん…」 最後にアダルト雑誌やビデオの真似でもするかのように、出し終えつつも硬いままのそれを 何度も浜野の尻に筆を塗り付けるように腰を動かす 「車田先輩…そういうビデオの見すぎじゃないっすかぁ?」 「…こーいうの、やってみたかったんだよ」 ふぅ、と一息ついてそのままベンチに腰掛けると、浜野は陰茎をぐいっと車田の顔へ向ける 「ちゅーか、俺もそろそろイかせてもらっていっすかね?」 「…ああ」 そう言い、車田はもう一度浜野の陰茎を口に含むと、浜野も盛大に腰を動かし始めた 「んっ!んぐっ!」 「んんっ!車田先輩の精子が股とケツについて俺もムラムラが収まらないんすよね!」 じゅっ!じゅぽっ!じゅるっ!じゅっ! フェラチオのような優しいモノではなく、浜野のそれはイラマチオと言った方がいいだろう 激しい音に合わせ、浜野の腰使いはもっと荒くなっていく 「んんっ!んん…ん…っ!!」 「…んー、車田先輩、苦しいっす…?」 流石に息苦しそうなのか、浜野は腰の勢いを緩めようとするが 「…んっ!ん! じゅっ… んぐっ! じゅぅっ…!じゅるるっ…!」 『ん』だけでは分からないと言いたかったが、車田は浜野の尻を両手で掴むと 力強く揉み解しながらぐいぐいと腰を動かさせている ぬちゅっ!じゅるっ!ずぽっ! 「…ちょっ、全然オッケーなんすか!ちゅーか、さ、さっきよりも激し…ま、待って!俺イっちゃいます!」 「…っ!んぐっ!」 浜野のその声を聴いた車田は更に自分の頭も激しく動かした。恐らくはそのまま口の中で射精させる気なのだろう 「あー…い、イっちゃう…けど!車田先輩!俺っ…」 「…んぐっ! …んんっ!?」 苦悶と恍惚の入り混じった表情を浮かべながら、浜野は必死にイくまいと我慢しながら懇願をした 「く、車田先輩の…っ!胸にぶっかけたいっす!」 「……ぷはっ! ま、マジで!?」 その言葉に慌てて車田がしゃぶるのを止めた瞬間だった 「あっ!!も、もうっ!無理!イっちゃっ…! あっ!あーっ!」 びゅ!びゅっ! 口内で激しくピストンした事によって、すっかり剥けきっていた浜野のピンク色の亀頭は絶頂を迎え 溜まっていた欲望を一気に吐き出した ぴゅっ!ぴゅるっ!どぴゅっ! 「うぁっ…熱…っ… ああっ…!」 びくんっ!どぴゅっ!びゅっ!どぷっ! 溜まりに溜まっていたのか、液体、と言うよりは固まったゼリーのような濃厚な精液がどんどん車田の胸を汚していく びくっ びくっ …どぷっ 最後の一滴が迸る。車田の胸からは精液の刺激臭がつんと伝わってくる 「はぁ…車田先輩…ちょーエロい… ちゅーか、犯しちゃった後みたいでサイコーっす…!」 「ったく、こんなに出しやがって… ん、残り汁が」 そう言って車田は浜野の陰茎を咥え、強く吸い上げる 「ひゃっ!?く、車田先輩!イった後にそれって刺激強す…っ! あっ!あんっ!」 どぷっ どろっ 「んん…不味ぃ… でも、たまんねぇ…」 残っていた精液も搾り取るように吸い付くし、車田は満足気な表情でぐったりとベンチに横たわる 「はぁ…はぁ…車田先輩ホントに変態っすね…」 「お前に言われたかねーよ」 「へへ、それもそ…」 「…って、浜野!」 途端、急に車田は立ち上がると浜野の腕を引っ張ると、慌ててベンチから茂みの奥へと連れ込んだ 「ちょ、きゅ、急になんっす… あ」 「危ねぇ…」 茂みの奥から顔を覗かせると、先程いた場所へ人が歩いてくる 雷門中の用務員の古株さんだ 「…んー、今人がいた気がしたんだが…気のせいかな?」 こんな時間ではあるが、時折宿直もしているらしいという古株さんなら夜の校舎を警備目的で歩いていても何ら不思議ではない 「さて、サッカー棟の方でも見てくるかのう」 幸いが気付かれる事はなく、古株さんはそのままその場を後にし立ち去っていくのを確認すると 二人は大きくため息をついて立ち上がった 「…冷静に考えると、かなり怖くなってきたぞ…」 今更の話だが、男二人が全裸で、それも人気がない場所とは言え校舎で性行為に及んでいたのだから 見つかった時のリスクが大きいのはまず当然の話である 「へへ、流石にトイレに戻った方がいいっすね」 「あ、ああ…」 そうして、二人はゆっくりとその場を後にしてトイレへと向かうのだが 「…こ、こんなにトイレって遠かったか?」 「いや、そんな離れてないっすよ?」 先程とは違い、射精した事で性欲が治まってしまった事もあってか 車田の頭の中は不安ばかりが渦巻いている 「ま、俺もちょっと不安ですけど何とかなりますって先輩」 浜野も浜野で不安が無い訳ではないのだが、車田は3年生、つまり受験生でもある こんな姿を見られたからには、色々と響くものもあるのだろう 今では軽く吹く暖かい風にすら不安を覚える始末である 荷物を置いたトイレまでの距離は50メートル程であり、普通ならそんなに気にする事も無いのだが―― がさっ。と、草むらから何かが飛び出る音がした 「っ…はっ!?」 びくんと跳ね上がるように車田が浜野に抱き付いた 「ちょっ、ちゅーか車田先輩ビビり過ぎ!」 「わ、分かってる!分かってるんだが!怖いんだよ!」 「むぅ…」 下手に強がることも無く、素直に怖いと言ってくれるのは有り難い こんな外で裸で密着されるのだ。何より… 「ちゅーか、車田先輩が抱き付くから精子くっつくじゃないっすか」 「…それは、知らん…」 互いに精液をかけ合った後、拭くものも用意してなければ身体についたままなのは仕方がない 「けど、ちょっとビビりな車田先輩に抱き付かれたら俺も興奮しちゃうかも…」 「…え?」 「いや、なんでもないっす」 ふと、浜野は自分の陰茎を触ってみる 射精を終えて萎えていた筈のそれに再び血液が溜まり始めていた 「あー、着いたぁ…」 結局50メートルなんて大した距離でも無く、幸いに誰にも見つかる事無く二人はトイレへと戻る事が出来た 「とりあえず、身体拭かないとな」 一息つけた車田がそそくさとトイレに隠していた自分の荷物を取ろうとした時だった 「ちょーっと待つっす」 むぎゅ、と車田の背後から浜野が抱き付いてくる 「な、何… つ、つかお前?」 裸の肉体の感触… だけならまだいいのだが、車田の尻に宛がわれているそれは 紛れもなく勃起した浜野の陰茎だった 「もう一回、イっちゃ駄目っすか?」 陰茎は我慢汁を垂らし、腰を動かす度に物欲しそうに車田の身体を這いずるように擦り付ける 「…な…い、いや…」 「それに車田先輩のチンポだって、ほら 誰かに見られるって興奮してたんじゃないんすかね?」 浜野が手を伸ばし、車田の陰茎をきゅっと握りしめる 「うっ…!」 車田の陰茎も、浜野のように完全な状態ではないものの、既に半勃ちの状態でひくついていた 「誰かに見られたら、って不安もあるから早く帰りたかったんでしょうけど。ほら、トイレなら個室に隠れる事も出来るし」 「………」 「後は分かるっすよね?」 浜野の言葉に返事をする間もなく、車田は一気に体勢を変え、浜野を壁に押し付け 強引に浜野の唇を奪う 「ちょっ、切り替え速すぎっ…す! んっ!」 「んっ!んん…! はっ… 浜野…お前って奴は…ぁ…!」 強引に床に浜野を押し倒すと、そのままいきりたつ陰茎を貪るように咥えながら 車田本人も体勢を変えて浜野の頭に陰茎を近づけた 「んぐっ…車田先輩…!ここトイレなんすから!横になったら…!」 「ぷはっ…!どうせ終わったら帰るだけだし、嫌ならサッカー棟のシャワーでも浴びればいいだろ!」 「そ、そりゃそ…あんっ!ちょ、そんな強く吸わないでくださいって!」 そのまま互いの陰茎をしゃぶり合った。とにかく強引に、気持ちが良いからという理由だけで 誰かに見られるかもしれないが、先の外と違い、危なくなればすぐに個室に逃げ込めるというトイレはある意味で安心感が凄く とにかく性欲に任せて口と腰を動かし続けている 熱さと臭いの混じった陰茎は口の中でとめどなく先走りの汁を垂らし、這いよる舌が陰茎の全体をくまなく愛撫する 「んんっ…!く、車田先輩… お、おれ… 」 二度目の射精への限界が来たのか、浜野は車田に一旦ストップをかけようとするのだが 「んっ!んっ! んぐっ! んんっ!」 車田はそれを許すつもりはなく、更に頭を強く動かし、浜野の陰茎により激しい刺激を与え… 「……ひぁっ!ちょ…だか…らぁ!」 瞬間、浜野は車田の陰茎を咥えると、少しだけ力を込め、陰茎をきゅっと噛みしめた 「………っ!? い、痛ぇー!!」 気持ち良さばかりが集中していた所に、まさかの痛覚である 車田は慌てて浜野の身体から降りると自分の陰茎に手を当てた 「な、歯…歯ぁ当てるなよ!」 「だーって、このままだと俺車田先輩の口の中でイっちゃいそうだったしー」 口の中で射精する事は決して悪い事じゃない。寧ろ普通にイくよりも気持ちいいという事は浜野も理解はしている が 「ねね、折角のトイレですし…口でイくのもいいんすけど…ほら、ここ」 浜野は指を便器の方へ向けて指す 「どっちの精子が飛ぶか飛ばしっこしましょーよ」 にしし、と少しいやらしい感じで浜野が笑いながら聞くのだが、車田はやや微妙な雰囲気だった 「えー…俺はしゃぶりたかったが…」 「何言ってるんすか、しゃぶりあいなんてこれからいくらでも出来ますけど。飛ばしっこってのは場所によってはできないんスよ!?」 性行為自体特定の場所でなきゃ出来ない気もするんだが、と言う突っ込みは野暮だろうか? そう思わずにはいられないのだが、敢えて突っ込むべきなのか… 「ちゅーか、そーしないとあの件言いふらしちゃいます」 「うぐ!? わ、分かった!分かったって!」 あの件、と言うと何なのか分からないのだが、車田の反応から察するに 下手に浜野に逆らえない何かがあるのだろう 「いいっすよ、今度エッチする時はちゃんと口でイかせてもらいますし、俺も口でイかせてあげますから」 「…ぐぬ…」 一息付け、便器から少し離れた場所に二人は並ぶと、互いの陰茎を握り合った 「へへ、チンポの位置を下げたりとかそーいうのなしですからね?」 「…と言うか、チンコの向きってどこまでなんだよ…」 敢えて細かいルールを聴こうかと思ったが、浜野もそこまで考えていなかったのか、無言で車田の陰茎を扱き始める 「…っ!向きとか下だとか後で文句言うなよ!」 「当然っ…す! んっ!」 既に陰茎は唾液と先走り、後は最初に出した精液の残りもあってかかなりしめっており 手を動かす度に、にゅるん、ぬちゃりと音が響きだす 「うっ…ちゅーか、さっき口で散々されたから…すぐイっちゃいそうかも…」 「お、俺も…ヤバい」 お互い長い時間しゃぶり合っていたせいか、射精への限界はすぐそこまで来ていた 「ふぁっ!く、車田先輩の手コキ…ホントヤバい!俺、限界っす!」 びゅくん!と、浜野の身体が震えるのと同時に、陰茎から濃い液体が音を立てるように飛び出す 「んううっ!だ、駄目っす!気持ちよすぎ…っ!!」 びゅっ!どぷっ! 「お、俺も…もうっ! うっ!あぁっ!」 どくっ!びゅるっ! 車田も同じように、腰を痙攣させながら陰茎が震え、鈴口から精液が溢れ出した 「んんっ!で、射精るっ!まだ射精るっす!」 「あっ…はぁ… うぅっ!」 びくんっ!どぴゅっ!どぷっ!びゅっ!  びちゃ びちゃ 二人の精液が音を立てて便器の上にとびかかる 「…はぁ…はぁ…ちょー気持ち良かったっす…車田先輩…ほんとエロいし…」 「…はぁ…お前だってエロいよ… んん、で、どっちの精子が勢いよく飛んだんだ?」 「……あー、気持ち良くて何も考えてなかったのと車田先輩の顔見てたんでわかんないっす」 「…お、俺も気持ち良くて目ぇ閉じてたから…」 互いに沈黙の後、便器についた精液に目を向けてみる 強く握っていた事もあってか、そんなに陰茎が跳ねた事はないのだが、なまじ車田に関しては腰を強く振っていた事もあり どれがどちらの精液か、という判別をするには少々厳しい状態になっていた 「わー、車田先輩が腰振ったせいで便器の至る所に精子かかっちゃってますね」 「…正直な話、別にお前の勝ちでいいよ…」 「いや、やった以上は白黒はっきりつけたかったっすよ」 「じゃー、また今度、また今度やろう」 流石に二回も射精した関係で性欲も薄れてきたのか、車田もやや疲れ気味の表情である 「…むぅ 車田先輩、もう一発出ません!?」 「…な、さ、三回戦か…!?」 同じように性欲も薄れつつあるのだが、どうしても納得できない浜野であったが 「…んー…でも、時間も時間っすか…」 中学生の体力と性欲なら、まだイけなくもないだろうが、流石にこのまま続ければいい時間になってしまうだろう 部活も終わり、下校時刻もとっくの昔に過ぎている 「ま、とりあえず服着て出よう」 「…あー、どっちが勢い良かったか知りたかったのになぁ」 汚れた身体をタオルで拭き取り、二人はジャージを着るとそっとその場を後にした ・ 「で、今度は何時が空いてますか?」 帰路の途中での事だった 「んー、次の土日なら空いてるが…勉強しなきゃいけないしなぁ」 「…受験生って大変っすねぇ」 「まぁ…な」 「所で車田先輩、今日は鞄の中にしまってるんすか?エロ本」 「…な、も、持ってねぇよ!」 浜野の急な問いかけに対し、車田は慌てた素振りで返事をする 「あれー、持ってないんですか、男同士のエロ本」 男同士のエロ本、詰まる所、ゲイ雑誌の事である 「アレは事故だ…」 事は二人が行為に及ぶ1か月ほど前の事だった 「か、狩屋君!なんなのそれ!」 サッカー棟の外で輝が狩屋の持っていたそれに対して驚きを隠せないでいた 「いや、お、俺だってこんなの興味ないし!たまたま落ちてたんだし!」 サッカー棟の外に捨てられていたアダルト雑誌、それも男同士のそれは 中学生の二人には少々刺激が強く、戸惑いを隠せないでいる 「…うわー、何これ… 凄くキモい…」 二人の話を聞いたのか、興味本位でやってきた他のサッカー部員達もそれを見てドン引きであった 「全く…誰がこんな下品な本を捨ててったんだ…三国先輩、どうしましょうか」 「いやぁ、こんなの処分するにしても、なんか嫌だな…」 「あー、なら俺が処分しておく」 神童と三国が処分に迷っていた所、一緒にいた車田が捨てておくと言った為 全員納得して部活に戻ったのだが 「まさかあの後、全員が帰ってからシャワー室でオカズにしてるとか思ってもなかったっすからね」 そう、車田はその手の事に興味もあったのか、捨てると言った本を大事に抱え 人のいなくなったサッカー棟で一人自慰行為に耽っていたのだ 「ま、まぁ…サッカー棟ん中でヤってたのは悪かったよ… たまたま本の写真に…そういうシーンがあったから…」 「それを真似しちゃうとか、車田先輩もホント好きっすよねぇ ま、俺も人の事言えないんすけど」 笑顔で話す浜野もまた、車田と性行為に及んでいる時点で同レベルであったが故に 本来ならこれをダシに車田を脅したり色々と出来たのだろうが、敢えて浜野が選んだのはお互いに道を踏み外す、と言う事だった 「ちゅーかさ、俺も昔は速水と倉間と3人でシコりあいとかしてたんすよ?」 「…お、おお…それもそれで凄い話だよな…」 「けど聴いてくださいよー!あの二人、何時も通り俺と遊んだり勉強したりしてくれるけど!エロになると二人きりって事が最近多いんすよ!」 はぁ。と相槌を打つが、浜野の性格と性癖だ。大方二人が恥ずかしがるような強引なプレイばかりしてたんじゃないかと思う シコりあい、と言う事は2人とも自分や浜野のするようなハードなプレイにまでは進展してないんだろう 「その点、車田先輩は色んなプレイとかしてくるし強引さもあるから、俺もヤってて気持ち良いんすよねぇ」 浜野の言う通り、車田の性欲は割と激しいものがあり、浜野もまた、速水や倉間が嫌がるような強引なプレイが出来るという事から 二人の関係は半ばセックスフレンドに近い状態になっていたのだ 「で、車田先輩!今度は鉄塔上で露出プレイとかどうっすか?」 「逃げ道ねーだろ!」 「じゃあ…河川敷とか!」 「いや、本当に二人揃って補導されるぞ?」 「むぅ…じゃあもっと露出できそうな場所とかないんですかね…」 浜野の露出プレイ好きも大概ではあるが、場所さえ何とかなればやってもいいと思ってしまう自分も人の事は言えない 「ま、今度は海とか行きましょう、そこなら素っ裸でいても大丈夫だろうし!」 「…うーん、浜野… リスクはちゃんと考えておけよ…」 「勿論っすよー☆」 その内本当にヤバい事になるんじゃないか? そんな不安もあるのだが、気持ち良かったりドキドキする事に代わりはないせいか 上手くノーと言えない、そんな車田であった