円堂達イナズマジャパンがFFIで優勝した次の年の雷門中 夏休みに入り3年生も部活を引退し、丁度部活も休みの時期になった頃 「………」 山札はこそこそと周りに人がいないか意識しながら校舎の奥を歩いていた 「受験勉強、かぁ」 円堂達雷門イレブンの主要なメンバーも3年になり、受験勉強に苦しむように 同じ学年であった山札も当然、受験勉強に追われ…いや、そうではなかった 「兄貴、暫くスケベ禁止でいこう」 「………what?」 「スケベ禁止です、禁止」 山札は割と学年の中で言えば上の下の成績であり、余程レベルの高い高校を選ばなければ特に慌てる必要も無かったのだが 問題は捨札の方だった 「兄貴と勉強すると大体スケベな事になる」 「まぁお兄ちゃんだから余裕だし」 等と余裕をこいていたのはいいのだが、当の捨札は山札が日常感覚で性行為に誘ってくるせいで 1学期の成績が下がり始めていたのだ 「正直このまま行くと兄貴の行く予定の高校も厳しそうだし」 「なら俺が学校のレベルを一つ下げれば…」 「いや、カードゲームも出来てサッカーにも強い高校なんてあそこくらいだろ」 と――なんやかんやで揉めた後、捨札は夏休み前から学力アップに全力を注いでしまっているせいで それから暫く二人で性行為をする事が出来なくなっていたのだ 「…むらむらする…」 そう呟くものの、捨札は手を出しても拒否するだけで、先日布団に潜り込もうとしたら蹴り飛ばされたのも記憶に新しい 二人で性行為をする事が日常になっていた為、一人で自慰行為に耽ってもあまり気持ち良くなれずにいた オナホールや道具もあるけど、それも捨札と一緒にするから気持ちいいのであって 一人でしても、虚しくなるだけであった―― そんな中、昔クラスメイトから聞いた噂があった事を思い出す 『校舎の隅にある、古いトイレは生徒達の秘密のハッテン場らしい』 『個室トイレには壁に穴があって、そこにちんぽを突っ込むと相手が気持ち良くしてくれるって――』 等と、そんな話を耳にした際 当初は「別に終がいるし…知らない男の人とはなぁ…」等と高を括っていたのだが… 最近になってから、我慢が出来ず…山札は性行為目的でこのトイレに立ち寄ったのだった 「…ちょっと臭いけど…うん」 古いトイレはたまに用務員が清掃をしてくれる事もあり、古いから汚い…という事はないのだが 年数が経っている事もあり、どうしても消えない臭いはある。まぁそれはいいとして 「えっと…この個室か」 入って一番奥の個室トイレへと足を運び、個室の鍵を閉める 「…ふぅ」 用意してたタオルで汗を拭きつつ、そっとトイレの壁にある落書きを見てみる 古い形態の電話番号や昔の生徒の『〇〇とヤりたい!』と行った下品な落書きと共に 『この穴に突っ込め!』という文字と矢印が書かれていた 『トイレは綺麗に』という古い張り紙があるが、それの画鋲を取り、壁紙を外すと… 「本当にあるんだ…」 丸い穴がぽこんと空いている 少し考えつつ、山札はそっと雷門ジャージのズボンを下ろし、萎えた状態のペニスを中に出してみた 「…さ、流石に人がいないからいいけど!なんか恥ずかしいな!」 ふと冷静になり慌ててペニスを引っ込めズボンを履き直す 「……終と一緒の時は露出だってやれたのに…」 そうこう考えながら、スマホの時計に目を向ける 「…ハッテン場って言うけど、こんな所、ましてや…」 平日ならともかく、夏休みの昼間に人なんて来る訳がないだろう 冷静に考えて、トイレから出ようとした時だった こつ、こつ と、足音が聞こえてきたのだ 「…あ…」 山札はドアを開けるのを止め、置いていた張り紙を静かに付け直す ただトイレで用を足しに来たのか、小便器の方から音が聞こえてくる 「(…出ていいのかな…)」 こんな所で顔を出して知らない相手に見られるのも…と、そのまま個室で息を潜めていると 暫くして、隣の個室のドアがかちゃりと閉まる音が聞こえた 「(…嘘)」 狭い個室、気温だけが上がっていく古いトイレの中で、山札は一つ深呼吸をし 軽く、壁越しにとんとんとノックをしてみる すると、隣の方からもノックの音が聞こえてくる 「………」 それだけではなく、張り紙をつんつんと指でつついてくる こちら側に張り紙があるが、隣にはそれがなく、そのまま穴が見えているからだ 山札はそっと、張り紙を外してみると 「……」 手が、相手の手がゆっくりと顔を覗かせてくる 「………いいのかな…」 ジャージ越しだが、自身の股間を手に近づけると、手は躊躇う事無く山札のペニスを掴み いやらしく揉み始めてきた 「…んっ…」 揉まれる事でぴくぴくとペニスが硬くなっていく 「…ちょ、待て…待って…って…」 小声で伝えるものの、相手はそれに反応する事もなく、そのまま相手の手は 山札のジャージを脱がそうとしていた 「……ぬ、脱ぐから、待ってくれって…な…」 相手の手をどかし、山札はジャージとパンツをまるごとずらすと カリ高だが先までほぼ被った大きめの仮性包茎のペニスがぶるんと勢いよく跳ね そのまま上をぐんと向いていた 「…暑いし、鍵もかかってるし…」 そう言い、山札は上着のジャージとシャツも脱ぎ、ほぼ全裸の状態となる ごそごそ、と相手側の方からも服を脱ぐ音が聞こえてくる 「…相手のも、触らないと駄目かなぁ…」 等と思っていたら、さっそく相手のペニスが穴からぬっと顔を出す 「……うわ…」 他人の勃起したペニスを見るなんて捨札との性行為以来である 自分の形とは違い、カリ高の仮性包茎という点は同じだが、ぴんと上反りであり、皮も半分ほど?けている 何より、陰毛もびっしり生え揃っていた 「俺のより…立派じゃん」 そう言うと、相手の方からも声が返ってくる 「な、な、ちんぽくっつけさせてくれよ…」 聞き覚えのあるような声がドアの先から声が聞こえてくる 「…あ、えーと…君は…」 「名前は無しなんだろ?こういう場所なんだし」 「あ、そうだね…うん」 相手が誰かは詮索せず、互いに裸になった所で山札は自分のペニスの皮を少しだけ剥いて、穴から出てる相手のペニスにくっつけた 既に先走りの汁が大量に出ており、ぬちゅぬちゅと音を立て 腰を横にちょっと振るだけで、互いにぶるんと跳ねていく そうして、二本のペニスを擦り付けあっていると、相手側の方から注文が入る 「へへ、シコってくれよ」 ここまで来て断る理由もなく、山札は自分のペニスと相手のペニスを重ね 手に涎をつけ、濡らした状態で二本のペニスを扱く 「…んっ…兜合わせとか…久々過ぎて…」 「あっ…!あっ…!気持ちいい…!!チンポ…すっげぇ…あ、や、ヤバ!悪い!!」 「え? って!ちょ、あ!!」 相当我慢してたのか、相手のペニスが勢いよく跳ね、山札のペニスや腹回りに精子を飛び散らかせていく 「あっ!っぐ…!わ、悪ぃ…!ずっと溜まってたから…気持ち良すぎて!!うぅっ!」 「うわっ…ちょ、出し過ぎじゃないの…!?」 想像以上の量、且つゼリーの様に濃厚な精子がどろどろとかかっていき 少したって勢いが落ち着いた頃だった 「…すっごいねちょねちょ…」 捨札の精子なら気にならないが、他人の精子というのはどうしても嫌悪感が出てしまう 最も、兜合わせという他人のペニスを自身のそれに擦り付ける行為をしていたのだから そこまで…と言う訳でもないのだが 「えっと…ごめん!一人で先にイっちゃって!」 「いや、そっちも我慢してたみたいだし…ま、洗えばいいから」 「そっちのちんぽ、しゃぶらせてくれよ」 「…へ!?じゃ、拭いてから…」 「いいって!そのままでいいからさ!!」 拭こうと思ったものの、相手の声に気圧され 山札はヌルヌルになったペニスをそのまま、金玉ごと穴に突き出した 「へぇ、剃ってるんだ」 「…蒸れて、臭うのとか…嫌だからね」 山札のペニス周りの陰毛は定期的に剃られており、ちょっとした剃り残しが見える程度で 後は陰毛が生える前の若々しい姿を保っていた 「じゃ、皮の中も毎日洗ってるんだ」 相手の手が山札のペニスを摘まみ、皮をぐいっと剥いてくる 「…っ…!そっちは、洗わないの…?」 「…今日は洗ってきたけど、普段はあんまりかな」 「毎日洗った方がいいよ…?」 「今度からは気を付ける!それじゃ…へへっ、いただきます!」 声と同時にぱっくりとペニスが咥えられ、相手の口の中でじゅぽじゅぽと音を立てながら 舐め回すように犯されていく 「あっ…!や、何…これ…っ!!あっ!!ああっ!!」 「(ちょっ!これっ!!終より上手じゃん…!!)」 捨札以外との行為と言えば、仲の良いクラスメイトやカード仲間と軽く見せ合い、触り合いしかした事の無かった山札だったが こうも勢いよくしゃぶられるのは初めてである それだけじゃない、最初にかかっていた精子が良い具合に潤滑油の役割を果たし ねっとりと絡む舌と合わせ、体感した事のない快楽がペニスから全身に伝わってくるのを肌で感じ取っていく 「ほふ?ほへほふへっひひひほほひひひ?」 「…しゃ、しゃぶりながら…!叫ばれても…!あっ!あっ!」 「はがふ、はほひはへへはふははは」 何て言っているかは分からないが、相手は山札を長く楽しませるつもりだった 適度に舌や口の動きに強弱をつけ、山札がすぐに射精をしないよう絶妙なテクニックでフェラをしている 「…あっ!ま、待って!そんな…!やっ!き、亀頭…責められるの…!あっ、か、皮引っ張られたら…!!」 そのまま数分ほどねっとりと搾り取られ、山札のペニスにも限界が近づいてきた 「ご、ごめん…そろそろ!!俺…もう!!」 「んんん、ひひへ!はははひはひへ!!」 何とか抜こうとするのだが、相手は寧ろ中に出しても全然構わないという様子であり 「む、無理…!!もう…イくっ…射精ちゃっ…うぁぁっ!!」 我慢の限界と同時に、山札は腰を壁に押し付けるようにパンパンと振りながら、相手の口内へと溜まっていた精子を全部吐き出した 「んぐっ!んんん!!んんっ!!」 飛び出ていく山札の精子を相手は全て受け止め、気が付くと口内は山札と自分の精子でいっぱいになっていく 「…はぁッ…はぁ…っ…ふぅ… そろそろ…抜…あ、ちょ…!」 射精を終えたものの、相手は山札のペニスを咥えたままで そのまま歯でペニスの包皮をひっかけ、傷つかないようにゆっくりと剥いていく 「…あっ…!出た…後は…!うっ…!!」 射精後の敏感なペニスに対し、必要以上に激しく攻めるのではなく 優しく、少し感じる程度に優しく舐めていく 「…はぁ…あ、くっ…ん…んん…」 射精した後と言えば、捨札が相手の場合すぐに行為を止めるか、嫌がらせも込みで激しく弄られてビクビク喘いだりしていたのだが こうゆっくり、優しく舐められるのは初めてだった 「…んっ…んん…気持ちいい……」 射精した後も最後まで丁寧に、しっかりと舐め取られていく 「…んー、ごくん っぷはぁ!いいチンポだったー!」 「…全部、飲んだの!?」 「ああ、いい精子だったぜ! やたらテンションが高く、聴いてるとサッカーがしたくなるような声に 山札は相手が誰だか何となく分かりかけていたが 敢えて言わないつもりだったのだが がちゃりとドアが開く音が聞こえ、こんこんとドア側をノックされる 「名前は無しって言ったけどさ…!こんないいチンポ久々だったから…!顔、見せてくれよ!」 その言葉に一瞬戸惑うモノの、山札は何となく相手が分かっていたので、ドア越しに質問をしてみた 「円堂君、だよね?」 「えっ!?バレた?」 その声を聴き、山札ははぁ、と溜息を吐いてドアを開けたのだった 「…あー!山札じゃん!」 ドアを開けた先には衣類全部を片手に纏めた全裸の円堂その人だった 「ちょっと、人が来たら怖いからドアだけ閉めるよ?」 「お、了解!」 円堂を個室の中に入れ、山札はドアの鍵を閉める 「へへー、まさか3年になってから同じクラスメイトの山札とはなー」 「…あの、ここに来た事はさ」 「分かってる、誰にも言わないって」 少なくとも円堂は秘密を簡単に漏らすような相手ではない ホッと一息ついたところで円堂は衣類をその辺に置くと、山札にぎゅっと抱き着いてきた 「ちょ…円堂君?」 「へへ、山札って思った以上にエッチな身体してるな」 「…円堂君こそ、あんなちんこ見たら…俺…」 「な、もう一回しない?」 そう言った円堂のペニスはギンギンに硬くなっている 「無理にしゃぶったりしなくてもいいからさ、な!」 その言葉に、山札はこくりと頷き、自身のペニスを円堂に触らせた 「…へへ、さっき射精したのにビンビンじゃんか」 「円堂君だって…」 そうして、互いにペニスを激しく扱き合おうとした所で円堂はドアの方に指を向ける 「外の小便器でやろーぜ?」 「え、ええ…!?」 露出プレイの経験はあるけれど、それは捨札相手だから…と頭の中で理性を働かせるのだけれど 「な?」 円堂の言葉と、自身の性欲が理性を黙らせるのに時間はかからなかった そのままドアを開け、古い小便器の前に二人で並ぶと、互いに互いのペニスを握り合い 激しく扱き合っていく 「…っく…!円堂君の手…凄い…上手…」 「山札のもすっげぇ…!俺のちんぽ、ビクビク震えちまう…!」 2発目とはいえ、互いに性欲は衰えず、更にトイレ内とはいえ露出プレイをしているという羞恥心が 二人のペニスをどんどん硬くさせていき 「あっ…!もう!円堂君…お、俺…!」 「ああ…!俺も…チンポから…精子、出るっ!!」 「っく…!ああっ!!」 二人ともほぼ同時に、包茎ペニスから勢いよく精子が吹き出ては 便器の中にびちゃびちゃと音を立てて飛び散っていく 「…っはぁ…あ……」 「あー…すっげぇ気持ち良かった……」 お互い射精を終え、快楽の余韻に浸りながら、ゆっくりと個室の方へと戻っていく ・ 山札は円堂の愚痴を聞きながら帰り路を歩いていた 今回、円堂も受験勉強の関係でサッカー部の面々と性行為をする機会が減ってしまい たまたま噂に聞いてたこの場所に来たと言うのだった 「誰もいなかったら一人でオナニーして帰ろうかな?って思ったんだけどさ、まさか本当に人がいるとはなーって」 「はは…俺も、本当はすぐ帰ろうって思ってたんだけどね」 等と、軽く談笑しつつ、交差点で円堂と別れた後、自分がした事を思い出して 急に冷静になっていく 「…終にバレたら…殺されそう」 実際バレたら殺されるというか「そーか俺じゃ不満か」等と言われ本格的に性行為禁止とかにもなりかねない かといって、じゃあ円堂とまたするか?と思うと… 「他のサッカー部…鬼道君とか豪炎寺君とか、気付きそうだしなぁ」 あの辺の面子にバレるのも気まずい訳で、山札は悩みながら学生寮に戻っていくのだが 「兄貴なんかイカ臭くない?」 5分でバレ、全力で謝罪をした後 「まぁ俺も暫く我慢させてたから…」 と、珍しく許しを貰えて咽び泣く山札の姿がそこにあったのだった