| … | 626/03/08(日)08:16:03No.1408731167そうだねx3「きゃあっ!あなたがすみれね!」境内の掃き掃除をしていると、突然大声が響き渡った。「写真で見るよりずっと可愛いわ〜!」 声の方に目をやると、突然抱きしめられた。いや何事。なんかめっちゃいい匂いするし柔らかいものが当たってる。「だ……誰?」混乱する頭でようやく私は絞り出した。 「ランジュはランジュよ!」あぁ、話が通じないタイプだ。変なスイッチが入ったときの可可を彷彿とさせる。年は近いし悪い人ではなさそうだけど。 「毎朝可可がすみれのことを『ククの嫁デス』って自慢してくるの。羨ましいからランジュもすみれと一緒に遊んで可可に自慢するんだから!」 どうやら可可の知り合いらしい。飛び切りの笑顔で言われたけれど、私の都合は一切考慮されていない。嵐みたいな人ね。半ばぽかんとしたままでいると、腕をぐいと掴まれた。 「まずはビュッフェに行くわよ!お肉をたくさん食べましょう!」「ギャラっ!?いやせめて着替え、ちょ、ちょっと待──」巫女服のままずるずると引きずられ、私は頭の片隅で可可を恨んだ。 ──その後、お団子をつけた少女と八重歯が可愛い少女が何度も謝りながらランジュを連行して、私は事なきを得たのだった。 |