「やぁ〜。よく来た、君。道に迷ったりしなかったか?モナティアムは複雑な道も多いからな」 もう何度目かの訪問もわからないくらいなのに、いまだにそんな事を聞いてくるのは、彼女、エレナなりの癖…オブラートに包んで言えば「照れ隠しの皮肉」くらいのものなのだろう。 「君があんまりにも来るもんだから、ラインナップを増やしたぞ…セガは最高だがセガをダサいと言ったガキが好きなプレステもまぁまぁいけてるし…ゲームキューブもかなり良い。まぁ、トップクラスに良いのはファミコンあたりだが…矩形波倶楽部を知ってるか?あの時代の8bit音楽には、種族を超えた響きを感じるよ…理不尽で突っぱねる説明不足だったり、長くプレイさせるための露骨な高難易度なんかが当時の当たり前だったらしいが、それを攻略する私は誰よりも「今、作者と対話している…!」と思うよ。設計をやっていたこともあるから――」 二人掛けのソファに座る。エレナが無限に話し込んでいるのを落ち着いた気持ちで聞きながら、私はがちゃがちゃとカセットやコードを用意している彼女の後ろ姿を見ていた。 「オタクだね」 「好きなことを喋るのがオタクなら、魔女は権力と戒律オタクで、妖精は快楽オタクで、竜族は格差オタクだろうな。どうだ? ぴこぴこをちょっと喋ってしまうオタクエルフは可愛らしいだろう」 相変わらずのシニカルな言い回しに私は苦笑して、準備ができたエレナは私の隣に座り、コントローラーを渡した。ゆとりがあるソファーなのに(そもそも私のような大きさの人間が座ってもまだ誰か座れるソファーという時点で、彼女は大分気を使ってくれているらしい)、やたら近い位置に座す彼女の髪からふわりといい香りがして、今日はだいぶ気合いを入れてるな、なんてことを漠然と思った。 本当に丸一日なにもしてません、みたいな部屋と服装で出迎えたときもあったことを考えると、今日はエレナがなにかよからぬ企みでもしてるんじゃないか…と心配になりながら、私はゲーム画面を見つめた。 「おいっ! 五面のボスの死神は初期位置近くの聖水を使ってハメられるけど、初期位置を過ぎるとそこからは出ないから道中でクロスを拾ったらおしまいなんだ!」 「メドゥーサヘッドはカスだから慣れるしかない。覚えるんだ」 「スマッシュブラザーズで一番人気なステージは神殿らしいが、あそこの左下の洞窟のことを「竜族の住処」と呼んでるよ。一番安全な場所で殴り合う場所だからな」 「おいっ!ヘヴィマシンガンを取ったくせにすぐに火炎放射器に持ち替えるな! あたしはまだピストルなんだ! 先陣を切って進め…し、死んでる…」 エレナがきゃいきゃい騒ぐのが楽しくて私たちは大笑いしながらいろんなゲームを楽しんだ。けれども途中でエレナが2D格闘ゲームを見せてきたとき、私はちょっとげんなりした。 「またそれ。エレナはそれが好きだね。こういうゲームって、なんというか、「修業をすると覚悟した者たちだけが勝つゲーム」って感じで、お互いには楽しめないよ」 「まぁまぁまぁまぁ、いいじゃないか。たまにはこういうのも」 「弱いものいじめが好きなだけでしょ。というか、これは毎回やってる」 「弱いものが強いものに勝てるときがあるから、対戦はエンタメとして成り立つのさ。今日はもしかしたら、勝てるかもしれないぞ?」 そうは言われてもな…と私はコントローラーを手に持つ。 なんとなくのことは知ってる。キャラクターの行動にはフレームという概念があって、こういう状況は相手より少しだけ早く動けるとか、特定の動作をすると技の当たるタイミングが変わって何かが有利になるとか。 1P Win 1P Win 1P Win エレナがこのゲームを好きなのは、構造を理解した分だけきっちり強くなれるゲームだからじゃないだろうか。 1P Win 1P Win 1P Win ほかのゲームでエレナと遊んだり、ふざけあって妨害しあうのは楽しいけれど、だからこそ思う。 私はこのゲームでエレナに勝てない。 でもエレナが満足気にどやってるところは結構好きなんだよなー…などと思っていると、 「なんだ、もう戦意喪失か?」 と不満げに口をとがらせている。 「やっぱり無理だよ。エレナは強い。ちょっと勝てない」 「君は結構いい勘してると思うんだがなー…」 エレナは無言になる。少しの間の後、ゆっくり口を開き、 「もう1戦だけ、やろう」 と私に笑いかけた。 「1戦で何か、変わるかな」 「ご褒美をやる。今日だけ、私になんでもしていいぞ?」 少し私の頭が真っ白になって、その意味を理解して緊張が走る。私の胸がドッドっと高鳴り、エレナは「さ、始めよう。キャラは前回と同じでいいな?」とゲームを進める。 混乱したままの私は開始のゴングに手当たり次第技を振る。この試合、勝てばいいのか?負けたらエレナは怒るのか? 私は、エレナとそういうことが……したいのか? 瞬時に、したい!と浮かんだ。だってエレナは私になんだかんだで優しいし……今日はいい匂いするし……ボトムスを履いてないスタイルも目のやり場に困ってたくらいだし… 勝たねば。そう思って試合に集中を戻す――が。どうにもおかしい。いつも後隙をぶん殴られる私のパンチはエレナのキャラの顔面にぶちあたり、私がガードしてるとき窮屈で押してしまうコパンや小足はなぜかヒットするし、私がダウンを取られても「起き攻め」とかいうなにをやってるかすらわからないハメみたいな連携でそのまま殺してきたりしない。 私はちらりとエレナの顔を見る。 それはゲームを楽しんでるようで、明らかに別のことを考えている、緊張した顔つきだった。 ――この女、わざと負けようとしている! プライドのないエルフめ! 私は仕組まれた茶番に怒りを示すようにエレナのキャラにパンチを振り、そのキャラは立ち上がらなかった。 2P Win その画面が流れて、妙な沈黙。ちらりとエレナを見ると。 「あ、あーあ…負けちゃったなー…とんでもない約束をしてしまったかも」 ことりと目の前のテーブルにコントローラーを置くと、エレナも真似するようにコントローラーを置いた。 「――私は、何をされてしまうのかな…?」 すす、と近寄り小さな手に私の手をかぶせると、エレナは指を絡めて私を誘った。 肩を抱き寄せて、首筋にキスをする。エレナのふっふっ…という速い呼吸音が興奮を現していて、私の全身にぐつぐつと血が沸き立つ。 軽く抱き合ったまま、少しの間お互いの顔を見る。エレナの目が安堵に染まりとろんとしてきたところで唇を寄せると、ふいと避けられてしまう。 「キスはだめだった?」 「ああ、いや」 エレナはすぐに私にちゅ、と唇を合わせてから、 「エルフは他種族の相手と初めてキスをするときは、自分からじゃないとだめなのさ。私達は侵略者で、その尊厳があるからな」 私は少し意地悪がしたい気持ちになって、エレナの内股を優しくさする。 「尊厳とか言って。わざと負けてこんなことしてるくせに…」 エレナのインナーを少しめくると、そこには上からの視点でもわかるほど深く濡れているエレナの下半身が見えた。私はその濡れている部分より少し外側をゆっくりなぞる。 「っは…ぁ、はっ…」 エレナは興奮が抑えきれないとでもいうように足をもじ、もじ、と動かして、次第に私を睨みつける。 「おい。なんでもしていいとは言ったが、焦らされるのは嫌だ。私はひねくれ者だが、ひねくれたことをされるのはいやなんだ!」 じゃあ、と私はエレナに耳打ちする。 「このままずっとこうして撫でられていたかったら、ここで座っていて。逆に、それ以上のことがしたかったら、そこのベッドで寝転んで。私はそれについていくから」 さすさす…とエレナの体を撫で回し、エレナは苦悶と羞恥の顔を浮かべ、少しの間考えていたが、ある瞬間勢いよく立ち上がり、飛び込むようにベッドに寝転んだ。 「もうどうでもいい! 君と気持ちいいことがしたい!はじめてここに呼んだときからずっとこういうことがしたかったんだよ!!」 涙目になりながら叫ぶエレナに私は心をぎゅーんと締め付けられ、すぐさまベッドの上でいじけるエレナを抱きしめた。 「あ……ごめん、ゴム、ない」 エレナは大きくため息をついた。 「君……いままで何回も私の家に訪問してきてそのつもりになったことがたったの一回もなかったのか? ここを出て向かいの裏手側の商店にそれとなく売ってるんだよ……その気があったら絶対気づくように配置してるのに……」 でもまぁ、とエレナは続ける。 「正直、生で問題ないんだよ。エルフは他種族とセックスをしても子供ができる可能性は限りなく低いからな」 「そうなの?」 「あぁ。その理由については色々考えられているが……まだわかっていない。一説によれば、エルフの卵子には特殊な防壁が張られていて、この相手にだったら子を生んでもいい、と本能で感じたら防壁が開く、なんて考えもあるね。まぁ…まだまだ検証は足りなそうだが」 とにかく!とエレナは話を打ち切った。 「もう、いいだろ…?ずっとおあずけされて、もう我慢ができないんだ。君はいつもは頼りないくせに性行為となると途端にサディストになるのは理解したが、ほら、さっきから君も興奮しっぱなしじゃないか…」 エレナは私のペニスにちゅ、と唇を重ねた後、ベッドに大きく寝転がり、性器を広げて私に見せた。 「ほら……挿れる場所、わかるか?私がゲームみたいに説明してもいいし、説明書も持ってくるぞ…?」 私はゆっくりエレナの中へとペニスを挿入する。子宮までの道を考えると半分もはいらないだろうか、と思っていたが、予想に反してエルフの膣内は広く作られているようで、少しずつぬぷぬぷ……と沈んでいくペニスに侵入者に対して抵抗するように密着する肉壁が絡んで、とてつもなく気持ちがいい。 私のペニスが全て入ると、エレナはずっとこうされたかった、と言ったような顔で、静かに快感に浸っていた。 「ゆっくりされるのがいい? それともちょっと乱暴なのがいい?」 「〜〜〜〜!!」 エレナは我慢ならないという顔をしつつも、やがて諦めたように小さい声で「最初は優しくして、キスとかも多めで。囁きとかもあるといい。段々乱暴にしてくれると…不本意だが私は興奮するだろう」 オーダー通りに私はエレナを抱きしめる。頭を撫でながら座位でゆっくりピストンをする。ときおり軽く触れさせた唇が、ついつい深いものになり2人で溺れる。 「今日のエレナ、髪も整ってるし、いい匂いがする。一緒にゲームするときとかも、どきってしてた」 「きづいてたのか?それなら言ってくれ……まったく、もう」 こんどはエレナが私を押し倒し、舌で私の口腔を蹂躙する。そのうっとりとした表情はまさに生粋の侵略者で、美しいな、と思った。 「あ、エレナ…もう出そう」 「ん…私もイキそうだから……キスしながらイこう」 上下で繋がり合いながら、ゆっくりと射精する心地よさを私は初めて知る。 セックスは段々と激しく、乱暴なものになっていく。 「っあ…!エレナ、また出そう!」 「またかっ……今日何発目だ? 本当に出来るんじゃないのか? 子供」 「…………」 「どうした?」 「ちょっとね。できたら嬉しいなって思っただけ」 顔は見えないが、エレナが言葉に詰まったのがわかった。バックで強引に叩きつけるたびにエレナは快感に身を捩らせ、ときおり腰が大きく震え限界が近いことを知らせた。 「あっ! あのさ、最後はちょっと、別の場所に出してほしいかな、なーんて……」 エレナの唐突な要求に疑問をいだいた私は「どこに?」と聞く。 「私の、顔。顔射ってやつ。できたら頼むよ」 「性癖?」 「……まぁ、そんなところ」 私は限界近いペニスを抜いてエレナの顔の前に向けた。エレナはまるで首を差し出すかのように前に頭を突きだして、上を向き、目を閉じる。 びゅくびゅくびゅくっ!!!! 余すところなく汚されたエレナの表情は、まるで気持ちよさ以外のすべての感情を削ぎ取られたかのような、ひたすらな恍惚で満たされていた。 あれからエレナの様子がおかしい。 あいつも業務があるだろうに、「めちゃくちゃスケジュール圧縮したら20分君と話せる時間ができたから会いに来た!」なんてとんでもない理由で平日の昼間に遊びに来たり、 「教団の近くの土地を買い取れないか交渉して、2人ぐらいが住める家を建てようと思うんだが、君、なんとか仲介人としてうまいことやってくれないか?」なんて事を言ってきたり。外で出会えば腕にべったり寄り添うのは可愛いけれど、教主としての職務にもそれは少し困る。 そして、あまりにも機嫌がいいエレナに、「お互い立場とかがあるから、過剰にベッタリするのはだめだよ」と諭した。あのときエレナは、心の深いところを傷つけられたような顔を一瞬見せ、「そうだな。ちょっとのぼせてたよ!モナティアムのシャワー室で頭を冷やしてくる…」と無理なニコニコ顔で帰っていった。 それからエレナは、まったく私と連絡を取らない。 なんどもモナティアムに行ったが、エレナの住居や職場は鎮圧班が常に待機しており、私が近寄ると追い立てられた。 どうすればいいかわからないまま日々が過ぎていく。 私は何を間違えたのだろう。 自室で、エレナがある日に私にプレゼントしてくれた小さいゲーム機を遊ぶ。 簡素なゲームしか入ってないそのゲームも、エレナの蘊蓄を聴きながらだととても安らいだことを思い出す。 「エレナ様にあんな酷い扱いをしたのに、未練がましくゲームを遊んでらっしゃるのですね」 その声に振り返ると、エレナの秘書、アメリアがこちらを睨んでいる。 「アメリア……よくここまで来られたね。普通は、警備兵とか、ネルとかが止めるはずだけど」 「そのネル様からご依頼があって来ました。モナティアム市長様と人間関係でトラブルがあったようで、その日から仕事はするものの常に空っぽのような状態で、とても見ていられないので助けてください、と」 そう、か。まぁ当然か。自分が他人から見てそこまで抜け殻に見えていたことは驚きだったけど。 「もし」 アメリアが声を張る。 「エレナ様がどういうお気持ちでああいう行動をとったのか知っていた上で、好意を寄せるエレナ様を突っぱねたのであれば、私は許しません。あまりにも酷いことを、あなたはしました」 だけれど、アメリアが続ける。 「あなたがエルフの文化を知らなかったがゆえ、このようなことになってしまったのなら、情状酌量の余地はあるでしょう」 アメリアは興奮したように話す。 「エレナ様の安全のために、あなたとエレナ様の行為の一部始終は私の下で補完されているのですが……あれは……見事でした……あんなに意地っ張りなエレナ様が、焦らされて焦らされて、素直を強要される……素晴らしいものでした……今までで一番のものになるでしょう……!」 なんの一番なのかはわからなかったが、私はうんと相槌を打つ。 「コホン。それで……最後に、エレナ様が顔に精をかけてほしいと頼んで、お受けしましたよね?」 「…うん、した」 「あれ、エルフの中でかなり恥ずかしいことなんです」 「恥ずかしいこと?」 「はい。エルフは侵略し裏切ることが本能の生物。だけれどまれに、この人になら支配されてもいい、いや、されたい。この人に身を委ねて、快楽や安心をコントロールされたい、と思うエルフは、たまにいるのです」 それで、とアメリアは続ける。 「そういうエルフは、侵略者の誇りとされる顔面に、精をかけてほしいと懇願することで、「エルフとして生きる本能より、あなたと生きたいと強く思ってしまった」という意を示すのです。恥と屈服と、最大限の愛情を伝える、それはもう、生きるか死ぬかの、とても恐ろしい告白なのです」 「それで……エレナは」 「はい。あなたが受けてくれたから、舞い上がってしまって、市長様の家の中はモナティアムとエルフィンランド両方に2人の家を建てる計画書でいっぱいになっていたり、確率はとてつもなく低いのに子どもの名前を考えていたり……とにかく、あなたと寄り添って生きるものとばかり思っていたのです。だけどあなたは、依然としてエレナ様を「友達」くらいの距離感で接した。それが本当に傷ついたのだと思います」 私はそこまで聞いて立ち上がり、自室のドアを飛び出していく。 「警備隊にはもうあなたをマークしないよう伝えておきます。いい結果になりますよう、祈っております」 モナティアムを駆け回ってエレナが今どこにいるか聞く。 市長なら最近は体調不良とかで表に出てきてないみたいだよ。 そんな話をいくつか聞いて、私はエレナの自宅へ向かった。道中で鎮圧班と目が合う。彼女たちは私を一瞬睨みつけて、それから目線を逸らした。通してくれると判断した私はそのまま通り抜け、エレナの家のインターホンを鳴らす。少し遅れて足音と、カードロックの解除音。 「はーぃ……」 死んだような顔で私を見た彼女がいそいでドアを閉める前に、私は彼女の手をつかみ家に押し入った。彼女は全力で抵抗するが、ろくにご飯も食べてないのだろう。その力はかなり弱かった。 私はエレナを抱きしめて、「ごめん」と謝る。 「……いや、違うよ。すべて私の勘違いだったんだ……自意識過剰な女の、衝動的な行動の末路さ…」 「エルフの文化を知ってたら、こんなことにはならなかった」 「しっかり、断れただろうね。そしたら私の傷もちょっとですんだし、トラブルにも発展しなかった」 「そうじゃなくて……」 「あの日を何度も思い返したんだ。君、私と一緒にいて楽しいと思ってるのはわかる。性的な行為に及びたいと思ったのもわかる。私もそれだけのつもりだったし……私だけが、唐突に、君といつまでもいたいと思ってしまったんだよ。そんな大事な懇願に対する返答を普通の感性してるやつがすぐに出せるわけがないだろう…!」 「…それなら」 私の言わんとしてることがわかったのだろう。エレナの体から力がわずかに抜ける。 「それなら今言うから。ずっとエレナに会えなくて本当に寂しかった。周りからは仕事だけする抜け殻と言われてたみたい。自宅で君からもらったゲームを何度も遊んだ。会いたかった。今の君は……かなり弱ってるように見えて、すごく守りたい。いじわるしたくなる気持ちもあるけど……」 「サディストすぎるだろう……」 エレナがドン引きしている。 「うん。とにかく、エレナ。私はこれからずっと君と一緒に居る。君がもういらないって言うまでお世話し続けるからね」 エレナはしばらくの間考え込んでいたが、やがて私の胸に顔を埋める。 「裏切らない?」 「うん。私はエルフじゃないし」 「人間は裏切らない種族とでも言わんばかりだな…」 まぁいいや。の声を皮切りに安堵した私達は、やがてちょっとしたじゃれつきに発展し、セックスへと移行する。 「今日はどうしてほしい?」 エレナは小さく、しかし信頼を込めた声で、 「ものすごく優しく甘やかして…でもたまに意地悪してほしい」 と答えた。