カジノの喧騒が遠くに聞こえる。 スロットの電子音、ルーレットの玉が転がる乾いた音、ディーラーの落ち着いた声。 それらがまるで別の世界の出来事のように感じられるほど、今この瞬間、彼女の吐息だけが耳に響いていた。 緑髪の女性——陽南杏里、ただの客のはずだった。 白いシャツの裾をたくし上げ、背を反らせてテーブルに両手をついている。 下着はもう踵のところまでずり落ちていて、純白のパンティが太ももの中ほどでだらしなく引っかかっている。 「…っ、こんなところで、こんな格好で……」 彼女の声は震えていて、恥ずかしさと興奮が混じり合った不思議な響きを帯びていた。 俺は彼女のすぐ後ろに立ったまま、ゆっくりと指を這わせる。 まだ熱を持った肌。少し汗ばんで、しっとりと湿っている。 指先が臀部の柔らかい膨らみをなぞると、彼女の腰がビクンと跳ねた。 「んっ……そこ、やめ……っ見られてたらどうすんだ……!」 「見られてるよ」 俺はわざと耳元で囁いた。「あそこのバーカウンターの詩絵、さっきからずっとこっち見てる。 多分もうスマホ構えてるんじゃない?」 嘘だった。 実際には誰も気づいていない——少なくとも今は。 でもその一言で彼女の体はさらに熱を帯び、秘部がひくひくと小さく収縮するのが指先に伝わってきた。 「バ,バカ……っ!、そんなこと言うな……!」 抗議する声とは裏腹に、彼女は自分で腰を少し後ろに突き出してくる。 まるで「もっと触って」と無言でねだっているみたいに。 俺は意地悪く、直接的な部分には触れずに、太ももの内側をゆっくり往復させる。 じわじわと蜜が溢れてきて、指が滑るたびにくちゅ……という小さな水音が響く。 「く、くっそぉ……我慢できねぇ……」 彼女が耐えきれなくなったように、テーブルに頬を押し付けて尻を高く掲げた。 その瞬間、金色の照明が彼女の濡れた秘部を妖しく照らし出す。 俺はもう我慢する理由が見つからなかった。 ズボンのファスナーを下ろす音すら、カジノの雑音に掻き消される。 熱くなった先端を、彼女の入り口にゆっくりとあてがう。 「…っ、は、入る……?」 「入れるよ。全部、奥まで」 一気に腰を押し込むと、彼女の口から「あ゛っ!」という、普段絶対に出さないような声が漏れた。 熱くて、狭くて、びしょ濡れで——俺を締め付けてくる。 そのまま腰を打ち付けながら、俺は彼女の耳に囁き続けた。 「ほら、もっと声出して。 誰かに聞かれたっていいだろ? このカジノで、こんな格好で、こんな風に犯されてるって……みんなに知られちゃってもいいよな?」 彼女は首を振って否定しようとしたけれど、 すぐに快感に負けて、甘ったるい喘ぎ声がこぼれ落ちていく。 「んっ、ぁっ、だめっ、だめぇ……っ!」 テーブルの上で揺れる緑の髪。 白いシャツの隙間から覗く、汗で濡れた背中。 そして、俺に貫かれながら震える、柔らかくて熱い尻。 このカジノのどこかで、誰かが今もルーレットを回している。 誰かがジャックポットを狙っている。 でも今この瞬間、 彼女にとっての最大の賭けは—— 自分がどこまで声を我慢できるか、 どこまで恥ずかしい姿を晒してもまだ足りないかってことだけだった。 ……そして、どうやら彼女は その賭けに、完全に負けそうだった。