二次元裏@ふたば

画像ファイル名:1767451908687.png-(656677 B)
656677 B26/01/03(土)23:51:48No.1389269542そうだねx6 01:17頃消えます
「はっ! やっ!」
ハンナさんの家に遊びに行くと、ハンナさんが部屋でぴょんぴょん跳ねていました。
「何してるんですか、ハンナさん」
「うひゃあっ!? な、なっ! 来てるならノックくらいしてくださいまし!?」
「しましたよー。コンコンって二回も」
「ノックをしてもこっちが良いって言うまで入ってくるんじゃねーですの!」
そんなひと悶着があった後、部屋で座っているとハンナさんがお茶を持ってきてくれました。
うーん、美味しい! 
「ところでハンナさん。さっきは何をしてたんです? 新手の身長伸ばし?」
「別に背が低いことなんて気にしてねーですわ! これはその……魔法が使えないか試していたんですの」
憮然とした顔で唇を尖らせハンナさんはなんか変なことを言い出しました。
「……? 魔女因子をユキさんが持っていったので、もう魔法は使えませんよ?」
「そんなことはわかってますわ!」
126/01/03(土)23:52:30No.1389269817そうだねx2
「魔法が使えないのは重々承知。でも、前まで魔法はわたくしの一部でしたの。だから、急に使えなくなって違和感といいますか……」
惜しんでる分けではなさそうですが……自分の一部が失われたことへの喪失感でしょうか。
ハンナさんは物悲しそうにしながらそう語りました。
「あなたもそうではありませんの?」
「え? 私は全然気になりませんけど?」
「ええっ!?」
ハンナさんと違って私は意識的に魔法を使ってたわけではないので、多分そこら辺の違いでしょうか。
「ズルい、ズルいですわ……」
ハンナさんが恨めしそうな顔でこちらを睨んでいると、不意に何かを思いついたようにテーブルの上からお茶を片付けてしまいました。
「そうだ! なら、あなたにも魔法にどれだけ頼っていたか思い出させてあげますわ! ほら、腕出して!」
テーブルの上に肘を掛け、こちらに向けてくる。これは……腕相撲ですね!
「いいんですか? 魔法が無くなってもハンナさんには負けないと思いますけど」
「そんなのやってみねーとわかんねーですわ! さあ、やりますわよ!」
自信ありげなハンナさんの手を握り、よーいの合図を掛けます。
勝負は、一瞬でした。
226/01/03(土)23:53:06No.1389270066+
「このっ……ゴリラ女!?」
ハンナさんとの腕相撲の結果は、私の圧勝でした。
「ふふーん! 魔法が無くてもハンナさんには負けませんよ!」
華奢なハンナさんと私とでは体格差がありすぎますしね。
「あの動じなさは体格差だけで説明できるものじゃありませんの! ピクリともしないなんてどうなってますの!」
うーん、そうなんでしょうか? でも、流石に魔法が無くなったのでそこまででも無いと思いますが……。
「じゃあ、次はハンナさんは両腕使っていいですよ」
「……流石に舐めすぎですわね。いいですわ、その鼻っ面をへし折ってあげますわ!」
二回戦目、私の片手にハンナさんが両手を重ね合わせました。始まる前から、さっきとは違う重圧を感じます。
「よーい……スタート!」
合図と共にハンナさんが両腕を押し込み、私も負けじと腕に力を込めて――あれ?
「……ハンナさん? 両腕だからって遠慮しないでいいんですよ?」
「ギギギ! これが遠慮してるように見えますの!? 全力! 全力ですの!」
ハンナさんの両腕の力は、私の片腕に劣っていました。
なんだかいたたまれない気持ちになりながら、そっとハンナさんを負かしてあげました。
326/01/03(土)23:53:31No.1389270234+
「ゴリラ! ゴリラ! ゴリラ女ぁっ!」
勝負が終わった後、ハンナさんはキャンキャンと吠えまくりでした。
「いやー、ここまで力の差があったなんて。シェリーちゃんもびっくりです!」
怪力の魔法を使ってるうちに、私自身の筋力も鍛えられていたのでしょうか。まさかここまで力があったなんて!
「まさか、素でリンゴを握りつぶせるなんて言わねえですよね」
「やってみますか!?」
「やめておきましょう……リンゴが勿体ないですわ……」
ハンナさんがちらりと冷蔵庫の方を見ます。もしかしてリンゴ用意してあるのでしょうか。
「今シェリーさんにリンゴを渡すと、ゴリラがリンゴを食べてるようにしか見えないですわね……」
負けたのがそんなに悔しかったのか、やたらゴリラを強調してきます。
「うーん。そんなに言うなら、パワー、見せつけちゃいますよ!」
「は? な、なにし、きゃあっ!」
ハンナさんの両腕を片手で抑え込み、床に押し倒しちゃいました。
426/01/03(土)23:53:44No.1389270317そうだねx1
「やあ!? な、何しますの!?」
「ハンナさんを、押さえつけてるんです!」
「押さえつけてるんです、じゃないですわ! 離せですわ!」
ちょっと悪戯をするように私の下でもがくハンナさんを押さえ続けます。
しかし、こうして見るとハンナさんって本当に華奢ですよね。
両腕も細いですし、肩幅も狭くて、そもそも背も低い。
「この、なんで、全然動かないんですの! どんな力してますの!」
首も細いですし、顔も小さいほう……なんでしょうか?
その割に目はちょっと大きめで本当にお人形さんみたいです。
「ちょっと、何じっと見てますの! そんなに見るくらいなら離せゴリラー!」
表情もコロコロ変わって楽しいですし、髪もドレスの刺繍に使えるほど綺麗で。
そしてハンナさんは今、一切私に抵抗できないんですよね。
「……シェ、シェリーさん……? なんか、顔が怖……」
小さくて、弱くて、可愛い。そんなハンナさんにゆっくり顔を近づけて――
526/01/03(土)23:54:05No.1389270443そうだねx1
「何読んでるんですか?」
「うひゃあ!?」
わたくしがアンアンさんから受け取った原稿を読んでいると、唐突に声がかかりとっさに原稿を胸元に押し込みました。
「いきなり背後に立たれるとびっくりするじゃありませんの!」
「いやぁ、ハンナさん真剣に読んでたので何読んでるのか気になっちゃいまして……てへっ」
悪びれず明るく振舞うシェリーさんを見てちょっとほっとしました。やはりお話と現実は違いますわね。
「しかし、アンアンさんの私への印象ってどうなってるんでしょう。私これ、ベッドヤクザって奴じゃないですか?」
「ぐふっ!」
しっかり、しっかり読まれてましたわ!
「けど、そんなものを熱中して読んでたってことは……ハンナさんもそういうシチュエーションは結構好きなんです?」
「そ、そんなことは……」
自分でも言葉が詰まるのがわかる。こんなものを読んでいたと知られ顔が熱くなってきました。
「どっちです、ハンナさん。優しいのと、乱暴なの。ハンナさんはどっちが好きです?」
そっと手を重ねながらシェリーさんがわたくしの隣に寄り添ってきました。その目はどちらでもいいですよと言われてるようで。
わたくしは、私は――
626/01/03(土)23:58:02No.1389271912+
ハンナ、依頼してくれるのはいいがお金は大丈夫なのか...?
726/01/04(日)00:00:19No.1389272920+
乱暴なのは駄目よ💜
826/01/04(日)00:00:41No.1389273080+
夢が現実になったんですから安いモンですわ
926/01/04(日)00:01:44No.1389273520+
ハンナちゃんは優しく抱かれたい派かとばかり思っていたがこういうのもあるのか!
1026/01/04(日)00:06:33No.1389275492+
真のスパダリはパートナーのやりたい方に合わせてくれる
1126/01/04(日)00:08:46No.1389276316+
…本当にハンナちゃんが依頼したのかな?🌸
1226/01/04(日)00:13:38No.1389277969+
こんなことしたいかどうかじゃなくてどっちがいいのかなのか…
1326/01/04(日)00:14:38No.1389278306+
プレイの出汁にされるわがはいの小説…
1426/01/04(日)00:18:31No.1389279517そうだねx2
シェリハンは正しい
1526/01/04(日)00:29:20No.1389283172+
細い身体を滅茶苦茶にされるハンナさん…
1626/01/04(日)00:41:40No.1389287136+
実物は超非力になってて幻滅するわたくし…
1726/01/04(日)01:05:00No.1389294540+
🔎わあ!私にシェリハン小説を覗かれて顔を真っ赤に焦ってるハンナさんこれ欲しかったんです!


1767451908687.png