正月休みを使っての合宿だそうだが…力を貸してくれる子たちのためにもやるしかない！
ガンバルゾー！

うむ…短い期間でできることだけやりましょうと言われたからね…
なんか免許の合宿みたいだが！

おっさん！このアタシに留守番は任せとけ！
（ジャージ姿で菓子袋を持っている杏子）

杏子あんたこの家で「」っしー帰ってくるまで暮らす気でしょ？！

人聞きが悪りいなぁ！留守番だよ留守番！
なあ！！（こたつに潜り込みながら）

まあ別に構わないよ…ただ掃除した後だからそのあたりは配慮してくれるとちょっとうれしいかな！

うひょ〜！あたしがこのコタツの主だーっ！（こたつむり状態である）

つってもおっさんが泊まるのも例のペレネルの城だろ？
あたしらでひたすら片付けたまくったからちょっとは快適になってるはずさ

ペレネルさんの本宅兼、ラボ城で俺の調整技術の特訓をしつつ
補助器具を作るってのを並行してやるそうでな…ううむ
師匠のみたまさんや開発担当のニコちゃんと灯花ちゃんが来てくれるそうだ

まあ夜回りの時はいつも通り使ってもらって構わないが
それじゃあ留守番よろしくね？
あと…冷蔵庫には何も入っていなから！！！

<前回のあらすじ>
あの後カミケでは結構いい感じの代物をゲットできたとかなんとか

>あたしらでひたすら片付けたまくったからちょっとは快適になってるはずさ
そ、そうなんだ…スズネから聞いたわよー？まぁまぁ大変だったってさ
廊下にも試験管とか書物とかが山積みになってたって

>あと…冷蔵庫には何も入っていなから！！！
何…だと…？
まあいいや！なんか買ってくるからよ！

>まあ夜回りの時はいつも通り使ってもらって構わないが
>それじゃあ留守番よろしくね？
>あと…冷蔵庫には何も入っていなから！！！
わーってるって♪そのかわりあたしが買い込んだ菓子とかアイスとか弁当とか入れても良いんだよな？
安心しなよ、一個たりとも食べ残したり賞味期限を切れさせたりしねぇからさ！

あたしもちゃんとここには顔出すからねー？
流石にこの街の見回りはサボるわけにもいかないからね！

>そ、そうなんだ…スズネから聞いたわよー？まぁまぁ大変だったってさ
>廊下にも試験管とか書物とかが山積みになってたって
そうなんだよなー…（頭を抱える杏子）
それでいてペレネルの奴…『これでも定位置だから扱いには気をつけて！』ってうるさいんだ
最終的にメリーがキレて『掃除の邪魔です！！』…ってぶん投げられちまってたな、ははは♪

じゃあ行くか…ちょっとデキル「」になって帰ってこれたらいいなあ！

きっと今も誰かがメリーにこき使われてるだろうさ！
おっさんの寝泊まりするとこは確保してあるから安心して行ってきな〜

おう！行ってこいオッサン！
うまいこと魔力を弄れて調整できるようになったら…そうだな
あたしにもやってみてくれよなー？

（こたつを占領しつつ手を振る杏子なのであった…玄関まで見送ってくれるようなことは今さらわざわざしないのである）

さーて！それじゃ―ペレネルさんのアパートまでいこっか？

＜いざ進めやフランス〜♪目指すはペレネル城〜♪
＜ついたーら♪「」さんを鍛え〜て♪（スーツケースを引いたみたまもペレネルアパートにやってくるのが見える）

（そういうわけでペレネルの部屋前である）

こんちはー！ペレネルさーん！
「」っしーの準備が整いました！

って…あらぁ〜！弟子の「」さんとさやかちゃんじゃない🌼
偶然ね！二人も今から合宿に向かうところだったなんて

みたまさん…いやみたま師匠もドーモ！
お世話になります…！

（ｶﾞﾁｬｯ）賢者殿もさやか嬢、そしてみたま嬢もようこそいらっしゃいました
お待ちしていましたよ…さぁ、靴を持って転送魔法陣の上へ来て下さいな

よ・よろしくおねがいします・・・！
ちょっとでも皆を助けられるオトコになりたいです！

（促されるままに靴を持ち、ペレネルのアパートの部屋に上がり込む一同である）
（コチラも大掃除の直後なのか片付いている…妙な薬品シミのついた白衣やなんらかの試料が入ったシャーレが転がっていることもない！ご安心！）

お城〜❁おっ城〜❁楽しみね〜♪

みたまさん…うちの「」っしーをよろしくお願いしまっす！（さやﾍﾟｺﾘ）

確か…山にあるお城って話ですよね？

>お城〜❁おっ城〜❁楽しみね〜♪
さてはお姫様気分を味わう気満々なんじゃないですか〜？みたまさんってば！
主がペレネルさんなわけですし、おとぎ話みたいなファンシーな内装じゃあ無いかもしれませんよ？

そうですよ？あの時代のお城は山岳部に多いのです
何より見渡せますし、砦の役目もありますから

どっちかというと砦って感じですか…それをペレネルさんが買い上げたと

色々と守りに入らねばならない時期でしたので…
ふたたび戻ってくるという事はまた守りの時期なのでしょうね

では皆さんゲートに入ってくださいな？外に放り出されるわけではありませんのでご安心を…

>色々と守りに入らねばならない時期でしたので…
>ふたたび戻ってくるという事はまた守りの時期なのでしょうね
まぁ国連とのつながりもあえて絶ってきたとかこの前言ってましたなぁ
一応個人レベルでは向こうとのつながりはまだあるのでしょうが

ふふっ、夢いっぱいのお城じゃなくて無骨な砦だったとしても全然構わないわよぉ？（たゆんっ）
数日間お世話になるんだし、それに昔から住めば都って言うもの！

それじゃ―いざペレネル城へレッツゴーなのだ！！

（魔法の光が一行を包む…そして…石畳のある部屋へと転移する！）

〜〜っ……（目を開けるみたま）
ここって…お城の一室よね…？
ハッ…窓の外はどんな景色が…！（窓に駆け寄る！）

そうですね…まずは周囲の説明からいたしましょうか？
外に出ることもあるでしょうし…
説明の通りここは山の中です、迂闊に外に出てしまうと迷う事もあるので注意を！
さあ、ついて来てくださいな

（窓を開け放ち、バルコニーへと躍り出るみたま）
（彼女の眼下に広がるのは…日本の山とは明らかに違う木々が生い茂った山肌を見おろす光景である）
（地平線に沈もうとしている夕日が、それを紅く照らしている…時差があるせいで今は夕方なのだ）

ふーむ…急に空気が変わった感じだな？
もう日本ではないのか…となると迂闊に外出たらまずいな！

確かに映画とかのセットみたいな感じよね〜
…というか…煌びやかな感じはないってのはあたしも想像してたけども！
前にこういうとこ来たこともあるからね！「」っしーも

>（窓を開け放ち、バルコニーへと躍り出るみたま）
すごいわよぉ〜！！ちょっと見て「」さんにさやかちゃん！（きゃっきゃっ🌼）
こんなバルコニーなんて映画でしか見たことないもの……っ！
>（彼女の眼下に広がるのは…日本の山とは明らかに違う木々が生い茂った山肌を見おろす光景である）
>（地平線に沈もうとしている夕日が、それを紅く照らしている…時差があるせいで今は夕方なのだ）
綺麗……当たり前だけど、ここは日本じゃない土地なのよねぇ…

>ふーむ…急に空気が変わった感じだな？
>もう日本ではないのか…となると迂闊に外出たらまずいな！
そうですよ？…ふふふ（ｸｲｯ👓）
みなさん不法入国してるわけですし、なにより周りは山奥ですもの！

そこまで大きなお城ではありませんので…
ファンタジーアニメのようなものを想像していたのならごめんなさいね？

でもこの石像とかいかにもって感じよ〜？（石像に障ろうとするみたま）

それにしたって日本の一軒家と比べたらずっとずっと大きくて広いわよぉ〜…（ｷｮﾛｷｮﾛ）
迷子になっちゃったらどうしましょ…その時は「」さん、わたしを探しに来てくれるかしら？

ああ！そうそう…この城には色んな侵入者撃退の仕掛けがありますので
迂闊に触らない方がよろしいかと

もちろん探しますとも…みたまさんは師匠なわけだから居なくなられたら困りますので！
あと不用意にあちこち触らないでくださいよ？
>でもこの石像とかいかにもって感じよ〜？（石像に障ろうとするみたま）
ｳﾜｰｯ！？言ってる側からちょっとやめないか！？

>もちろん探しますとも…みたまさんは師匠なわけだから居なくなられたら困りますので！
うふふふっ🌼頼もしい弟子を持ててわたしも鼻が高いわよぉ〜♪
この石像ちゃんの鼻とどっちが高いかしら…なーんて
>あと不用意にあちこち触らないでくださいよ？
…えっ？（ｶﾞｺﾝ、とガーゴイルめいた石像の鼻がみたまが持たれたのに合わせて動く）

ｼｬｷﾝｯ！！！（みたまに向かって壁から伸びる…槍トラップ！）

オットいけませんね？（杖で強制的に仕掛けを止めるペレネル）

ペレネルさんこれガチじゃないですか！？

ｶﾞｺﾝｯ！！…ｷﾞｷﾞｷﾞｷﾞｷﾞ（みたまの心臓のワンインチ距離手前で止まる槍！危い！）

あらあら！
スイッチを切り忘れていたみたいですね？ごめんなさい…

あ……あら、あらあら…（ｻｰｯ…と青くなるみたまの顔）
調整屋さん、大ピーンチ〜…

ええっと…つまりこの城の色々に仕掛けとか隠し通路とか…
なんかはめ込むと動くギミックがあります？

>ええっと…つまりこの城の色々に仕掛けとか隠し通路とか…
>なんかはめ込むと動くギミックがあります？
はい♪
でも…どこにあるかはひ・み・つ★

>ペレネルさんこれガチじゃないですか！？
こういった仕掛けがあちこちにありますので…（ｸｲｯ👓）
特に、廊下や壁際などにポツンとある石像や不自然に浮いた石のタイルには細心の注意を払って下さいね？

これ「」っしーがよくやってる感じのゲームのお城みたいなのだ…
レバー引くと通路が現れたりとかのやつ〜！

「」さんのお宅の地下室もびっくり仰天な建物みたいねぇ〜🌼

防衛を意識していた時代のものですから…
それに普段は外からも城と見られないように隠してもありますので

わかりました！とにかく不用意には触らない事を心がけます！

でも結構綺麗なお城じゃないですか！掃除したっていうのもあるみたいですけど〜

この城は自然の要塞なのですよ、籠城するとなればまさにうってつけです
あえて整備していない自然のままの山肌が侵入者の足を防ぎ
天候が悪化して、雪が深くなれば私たちでさえ外に出ることも難しくなります！
ですが……ご安心を、私たちには転送魔法陣があるので麓のストアへ買出しに行くのも一瞬というわけです

>でも結構綺麗なお城じゃないですか！掃除したっていうのもあるみたいですけど〜
＜ええ…ここまで持っていくのには大変でしたよ？（メリーの声だ）

（城の中を一行を先導しつつ歩くペレネルである）
（窓の外はすでに日が落ちて暗くなっている）

（やってくるメリー…後ろにはメイド服を着たひみかそして紗枝を伴っている）

メリー！出迎えありがとうございます（すしざんまいめいて両手を広げる錬金術士）
今、賢者殿たちをお部屋へ案内しているところでして

>＜ええ…ここまで持っていくのには大変でしたよ？（メリーの声だ）
あっ！メリーさんもこんにち…

>（やってくるメリー…後ろにはメイド服を着たひみかそして紗枝を伴っている）
っと！二人はお掃除のお仕事中！？

あっ！「」さんにさやかちゃんにみたまさーん！（手を振るメイドひみか！）
お久しぶりですっ！見て下さいよこのメイド服！可愛くないですかこれ！

どうもー！
いいお仕事紹介してくれたおかげでいい歳腰ができそうですよ！！！（えびす顔のひみかだ！）

バイト代を弾んでくれるってことで…来ちゃった（微笑む紗枝）
メイド服なんて着ることないと思ってたからちょっと新鮮かも…？

お城…そして仮面舞踏会でイケメン玉の輿ゲット…！
なんて事はないみたいだったわね…？
でもいい稼ぎにはなるから…

ひみかちゃんも紗枝さんもふたりして似合ってるじゃないですか〜！(ｳｨｰﾋﾟﾋﾟｰ)♪
ホントのメイドさんみたいだよ！ねっ「」っしー？

メリーには感謝しています
日替わりで来る感じの子達をうまくまとめてお掃除を指揮していましたから

むう仮面舞踏会…！カラはかなりかけ離れた城ではあるな！

むむむ…（真剣な顔でメイドひみかとメイド紗枝の周囲を回って観察しだすみたま）
……とっても良いわねぇ〜！年明けの調整屋さんはメイドさんフェアでも開催してみようかしらぁ〜🌼

>メリーには感謝しています
>日替わりで来る感じの子達をうまくまとめてお掃除を指揮していましたから
はい…ですが初日はレナ様を大変恥ずかしい目に晒してしまい申し訳ありませんでした…

>はい…ですが初日はレナ様を大変恥ずかしい目に晒してしまい申し訳ありませんでした…
ええっ！？あの子に何が起きたのだ？！

レナ様はトラップに引っかかって足から宙づりになり…
迂闊でした…！

では、お荷物をお持ち致します（「」とさやか、そしてみたまの荷物を預かるメリーたちである）
みなさんのお部屋は本館の南側です、ご案内しますね！

魔法仕掛けではない罠がそのままのところもありましたよペレネル様！！
聞いているのですかペペロンチーノ様！
ちゃんと管理していますか！！！！！！（みるみる赤ら顔になっていくメリー）

（メリー達に案内されて三人は泊まる部屋のあるエリアへとやってくる）
（ながーーーい廊下にドアがたくさんある…これ全てが客室のようだ）

>レナ様はトラップに引っかかって足から宙づりになり…
>迂闊でした…！
おいたわしやレナちゃん…

ひぇぇ！？魔法仕掛けじゃない罠もあるって事！？
「」っしー…冒険心起こして引っかからないようにね？

今は大丈夫です！
生活空間の罠はちゃんと解除してありますから賢者殿はご安心を！

>（メリー達に案内されて三人は泊まる部屋のあるエリアへとやってくる）
>（ながーーーい廊下にドアがたくさんある…これ全てが客室のようだ）
この光景の時点で、ここがお城だってことを痛感しちゃいますよね…！（うｎうｎと頷いているひみか）
ちなみに灯花ちゃんやニコさんの部屋もここですので！

>魔法仕掛けではない罠がそのままのところもありましたよペレネル様！！
>聞いているのですかペペロンチーノ様！
>ちゃんと管理していますか！！！！！！（みるみる赤ら顔になっていくメリー）
(メリーさんめっちゃけおってるなぁ･･･コリャペレネルさんのものぐさっぷりも随分と根深いか)

>おいたわしやレナちゃん…
はい…止めたのですが初日にいきなり引っかかってしまわれて…

>「」っしー…冒険心起こして引っかからないようにね？
わ、わかった……こんな魔女や使い魔が関係無い場所でくたばったらえらいことだ！
>生活空間の罠はちゃんと解除してありますから賢者殿はご安心を！
よ…よかった！（胸をなで下ろす「」！）

掃除なら私も慣れてるから…言いつけを守って指定されたところを掃除しただけよ？
それにしてもこういう人と関わり合いになれるなんて思ってもみなかったわね…

こちらが賢者殿のお部屋です（ｷｨ…）

では、こちらが客室となります
賢者様のお部屋は『111』、みたま様のお部屋は『112』の札がかかっておりますので…！

おお〜…灯りが灯ってるとなんかお城って感じもしてくるわね〜？
「」っしーの暮らすお部屋はーっと♪

>賢者様のお部屋は『111』、みたま様のお部屋は『112』の札がかかっておりますので…！
まぁ♪お隣さんなのね「」さん！
またご近所さんになれちゃうなんて嬉しいわぁ〜🌼
「」さんが大東団地で部屋を借りていた頃以来じゃないかしら♪うふふっ

（案内された部屋はいい感じにセッティングされている客室である）

うおっ！なんかすっごい豪華な気がする！
俺こんなとこで寝泊まりしていいのかな？バチ当たらないかな？！

あ、あたしの部屋は……ってそうだった！
あたしはいわゆる通い組だから部屋は無いんだった…！

すっごいじゃないのさ「」っしー！！
いいなー！羨ましい〜！！王侯貴族気分味わっちゃえるじゃないのよ〜！

>（案内された部屋はいい感じにセッティングされている客室である）
(しかも申し訳程度にはデスクトップPCも置かれている)
(流石に性能は「」宅のそれとは比べる事すらできないが、どちらかと言うと「」宅のソレが地球上でも最高レベルの宇宙的PCなだけである)

見て「」さん！ベッドもふっかふかよぉ〜！
しかも天蓋つき！…ミィが見たらきっと羨ましがるわよぉ〜🌼

ええ…賢者殿が快適でいられるように…
ただし…（眼鏡が光る）しっかりとお勉強していただきますよ？