ウィーピピー！

◆このIRCスレッドは◆
ニンジャスレイヤーのダイススレッドです
受け付けない人もいると思うのでそういう場合はさっさと消えてください
原作ニンジャ以外の独自ニンジャ存在（電子ニンジャ）が数多く登場します
原作と同じようにいつ読んでも面白い！

◆有志運営過去ログなどな◆
https://wikiwiki.jp/threadgrep/
https://ux.getuploader.com/nanrakanonanika/
https://drive.google.com/drive/folders/1RaQ1jXPWbAnxsc1QRy3hAwAM_vuWPy0i
◆私は運営に関与していない◆

◆重点コピペ攻撃下にあるため日付確認重点な◆

◆ついにきた！AoM書籍版！◆
https://www.kadokawa.co.jp/product/322502001814/
今すぐ予約せよ！何度も言うが物理！物理で予約せよ！
NSiFも勿論だ！それは物理でこそ意味がある！物理せよ！
https://www.kadokawa.co.jp/product/322501001580/
コミカライズ18巻発売！購入しよう！
https://www.amazon.co.jp/dp/4253007562/
🐉＜アケマシテオメデト！ カラテ＞🐉
🎄 https://diehardtales.com/n/n8ae392f816a5 🎄
特別なスレイトのエントリーだ！

◆最新エピソードの#3&4更新まとめ！◆
https://diehardtales.com/n/n0dd67fdf86c2

https://diehardtales.com/n/n5f13d75dbc6b
さらに年末最後のニンジャスレイヤーレディオのお知らせが届きました
無料Discord期間中なので、課金してない腰抜けでも聴ける！年末もニンジャ！

◆今後のこのIRCスレッドについて◆
本IRCスレッドは現在重篤なコピペ攻撃下にあります
これを鑑み、【エソテリック・ニンジャリズム】のシミュレート完結次第IMG-IRCからMEBUKI-IRCへIP変更を行います
くわしくはMEBUKI-IRC側のニンジャダイス総合スレッドを御覧ください

◆Question and Answer◆
Q.なぜMEBUKI-IRCなの？
A.現状でIMG-IRC以外にもっともダイススレッド運営に適していると考えられたため
Q2.A∴I∴M∴G∴は？
A.AIによるレス検閲がニンジャのパルプなアトモスフィアをシミュレートするうえで枷になるため
Q3.もうIMG-IRCにはPOPしないの？
A.今後の状況次第なので、ごあんしんください（IP変更以降の連絡は当然MEBUKI-IRC側で行われます）

ウィーピピー！

>No.1387017453
🎲🎲🎲🎲🎲🎲🎲🎲

ウィーピピー！

>No.1387018254
◆ニンジャは空に冷たく自転する黄金立方体を、視界の端に入れつつも直視しないように意識する。ニンジャ聴覚はアビ・インフェルノじみた悲鳴と断末魔、そしてセイケンツキ・シャウトを聞き取る。島中で命が潰えている。モータルの命が。やがて、黄金の光を宿す01の風に、挑みかかるような唸りが生じた。◆

◆それはラパ・ヌイの大地が、海底からニンジャのカラテチョップで浮遊した太古の日のように揺らいでいるようだった。だが地響きの正体は、厳密にはラパ・ヌイ島でも海底火山の身動ぎでもない。オオオン……無数の無色透明の唸りは、糸車に巻き取られるかの如く集まり、音をなし、無数の怨嗟を奏でる。◆

◆オオオン……ニンジャ……ニンジャ……男の、女の、子供の、老人の、ありとあらゆる怨嗟の声が音叉めいて実像を伴いつつあった。カルデラ湖の底、キンカクのレイラインに繋がる超自然的な穴。キョート城の斜めの貫通により交差するオヒガンの辻道に、超自然的な銀色の質量が鋭角的な姿を表しつつあった。◆

>No.1387018514
【エソテリック・ニンジャリズム】#17

>No.1387018587
「イヤーッ！」「グワーッ！」ベリコースは掬い上げるようなカラテパンチを受け砲弾じみて吹き飛ばされた。殴り飛ばしたのはモアイ・ゴーレムである。モアイ？モアイがカラテシャウト？カラテナンデ？それはメルチョルが編み出した歪んだジツのマリアージュの成果だった。

>No.1387019150
見よ。カラテモアイ巨人の空洞にザゼン浮遊するメルチョルを。瞳孔と白目の区別がつかなくなった赤い瞳の隙間からは黄金の光が漏れ出し、血流に乗って全身を駆け巡るエテルがスケルトンめいて皮膚の下で光り輝く。極限集中によって流れた血の涙は融けた黄金めいて変色し光に還元される。

カラテシャウトは今更だろ！？

まだアトモNだというのに死屍累々なのだ！

モアイマジふざけんなよ…

>No.1387019786
グール・ジツはブラド・ニンジャクランが生み出した血の呪いのジツであり、血液に残留したカラテ粒子をモータルに分け与え一時的にカラテを増強する。メルチョルはこのジツを独自のザゼン修行と木人拳によって発展させ、スリケンめいて飛ばすワザを会得していた。もっともそれを発揮する機会は殆どなかった。

下壁前初期作成とは思えぬ研鑽な

>No.1387021457
Y2K以前のラパ・ヌイはささやかな観光資源だけがウリの絶海の孤島であり、そのような実際寂しい場所をあえて訪れるニンジャは皆無だ。悪の坩堝と化した時には盤石の支配を整えていたゆえに、財宝目当てのニンジャが訪れたところでメルチョルがカラテを振るうまでもなく、ゆえにワザは錆びついていた。

🦦…

>No.1387021869
そしてサツガイの祝福を得た時、もはや二度と振るうことはないと思われたジツの可能性が花開いた。カゲムシャ・ジツ。超自然の炎によって無機物を制御するジツ。血のスリケンはその触媒として生半なレリックよりも高い効果を発揮する。さらに当然、自律したオートマトンのカラテは増強される！

テストにでないよぉ…

ここまでの力を手に入れたのはレリック以外にも理由が…？

ww2当時にはニンジャじゃなかったってことは戦後に修行を重ねたのか

奇跡的にシナジーしたパターンな

>No.1387022953
メルチョルは島中のモアイ像に密かに自らの血を融け込ませ、この機を待った。イグノランスの入れ知恵でラノ・ララク火山の地下に流れるレイラインの存在を知った時、夢物語は陰謀へと進化したのだ。今、キンカクより流れ込む高濃度エテルが、彼のいびつなジツをさらなる次元へと引き上げている。

>No.1387024135
「イヤーッ！」吹き飛ぶベリコースめがけ、別のカラテモアイゴーレムが襲いかかる。連続側転から軽やかに地を蹴り急降下ストンプ攻撃を繰り出す姿はもはやニンジャだ！コワイ！「イイイヤアアーッ！」そこへ直上からセイルフィッシュがジェット噴射降下し、カラテモアイ像を貫通破壊！

モアイが連続側転ナンデ！？

>No.1387024945
ベリコースは地面をバウンドし、二度目のバウンドをウケミで防いだ。「ゴボッ！」メンポの隙間からボタボタと血が溢れる。「大丈夫ですか！」ユヒタが駆け寄ろうとする。ドッシ！ドッシ！別のカラテモアイゴーレムがスプリントした！「GROWL！」影の獣がインタラプトするがカワラ割りにより霧散！

こうしてみるとケイビイン戦よく乗り切れたよなサキチャンたち…

>No.1387026154
散った影は無数の子猫となってモアイゴーレムの足から頭部へと駆け上がる。だが止まらぬスプリントの速度が殆どの子猫を振り落としてしまった。通常のモアイには見られぬ速度だ！「イヤーッ！」ユヒタもろともベリコースをサッカーボールキック殺しようと片足を振り上げるモアイ！その時だ！

通常のモアイはそもそも走らないのでは…？

>No.1387028154
「イヤーッ！」「グワーッ！」モアイ像は宙に浮かんだ。見よ、スライディングで真下に滑り込み水月蹴りを放ったシャパリュー！「イヤーッ！」ベリコースはネックスプリングめいて跳ね起き、瞳めいた超自然の炎をプラズマダガーで貫通、体重をかけさらに押し込む。「ガガガガ」モアイ絶命！

サッカーボールキック殺できるぐらい関節曲げれるのどうなってんだモアイフザケルナーッ！

>No.1387029025
ドッシ。ドッシ。カルテラ湖に新たなモアイ像が現れる。いにしえのニンジャへの畏怖を忘れぬために太古のモータルがモアイを削り出した時のように、黄金の血を浴びた花崗岩がひとりでにモアイとなって立ち上がるのだ。さらにラノ・ララク近辺のモアイが山の斜面を這い上がってきている！

コワイ！

>No.1387030298
「これじゃジリー・プアー（徐々に不利）だ……！」影の猫の消滅フィードバックで立ち眩みを起こしたシャパリューは苦しげに喘ぐ。KA-DOOOOM！沿岸部からの砲撃が山を這い上がるモアイを粉砕する。だがそもそもの点在するモアイ像の数のあまりに追いつけぬ。ラパ・ヌイは世界最大のモアイ産地ゆえに！

モアイが多すぎる！

>No.1387031418
そして当然メルチョルを内包する巨大カラテモアイも動く！「イイイヤアアーッ！」KRAAAASH！無造作なダブルハンマーパンチがラノ・ララク火山を揺らす！地割れめいた震動がニンジャ達のカラテを困難にさせ、さらに衝撃で跳ね飛んだモアイが投石機で射出された古代攻城スモトリめいて降り注ぐのだ！

>No.1387032426
KRASH！KRAAAASH！まるでモアイの雨だ。暗黒時代のニンジャですらこれほどの質量兵器を降らせたニンジャは稀のはず！「アイエエエ！」激しい震動と上から降り注ぐモアイの中、ユヒタは頭を抱えた。巨大モアイは火山口にめり込んだ拳をゆっくりと持ち上げ……「「イヤーッ！」」SMAAASH！

稀であっていなかったわけではないのがミソな

>No.1387033228
巨大モアイがぐらりとよろめいた。頭部！モアイの雨を斜めに切り裂き見事なダブル・トビゲリを決めた二人のニンジャが、反動でクルクルと回転着地した。「ドーモ、ブラックフェザントです」「ドーモ、バルバポルボラです！」不倶戴天の海賊ニンジャ達は肩を並べアイサツした。

ウィーピピー！

>No.1387033848
「おじいちゃん！それにケバいおばさんも！」「アァ！？生意気な小娘だね！」ブラックフェザントのこめかみに青筋が浮かんだ。「グワハハハ！マツリめいた騒ぎ実にチョージョー！冒険とはこうでなくてはな！」バルバポルボラは豪快に笑い飛ばした。巨大モアイはカルデラ湖の中で水飛沫を上げ、再びゆっくりと体勢を取り戻す。

>No.1387034543
「成程、這い上がるモアイの頭部を飛び渡りここまで来たか。中々のニンジャ敏捷さと見た」メルチョルは黄金の光を涙めいて流しながら不気味に微笑んだ。「そのままこの島より逃れていれば、あるいは生き延びた可能性もあろうに。欲深なあまり己の命を落とす。まさに虻蜂取らずだな」

フザケルナーッ！
モアイフザケルナーッ！

>No.1387035439
「ナメたこと言ってくれるねェ、アタイは人を従えるのは好きだが従わされるのは大嫌いなンだよ」ブラックフェザントのエメツサイバネから圧縮蒸気が噴き出す。「して考古学者よ！何かその知識に基づき有用な策はあるか？」「スミマセン、もはや事態が私の想像を超えていて何がなんだか……」「グワハハハ！であろうな！」バルバポルボラは笑い飛ばした。

>No.1387035988
「歴史は今日この時を以て意味を失くす。私が既存のあらゆる価値観をカラテで粉砕し、そして真なる第三帝国を打ち立てるからだ。闇のカラテの帝国を！」メルチョルの眼窩が凄まじい光を発する！「死に給え！諸君！我がモアイの帝国の礎となり死に給え！」「イヤーッ！」巨大モアイが掴みかかるように襲う！

>闇のカラテの帝国
スイマセンそれもうあるんですよ…

所詮それも過去の帝国の残滓な…

ダークモアイエンパイア…！

>No.1387036421
……「いいなァ、あの大言壮語！実にいい！」イクサの余波でもはや瓦礫の山じみて崩れたラノ・ララク要塞の天蓋を踏みしめ、イグノランスは裂けたような笑みを浮かべた。「長生きな古代ニンジャではああも恐れ知らずの言葉は吐けまいよ……クキキキ！こともあろうにキンカクを背にしてとは！」

あいつバカだね！みたいな意味はあんまりなさそうなのが加藤しぐさ度合い高い

ケイトーテメッコラー！！！

実にいい！(若いっていいねぇ…おじさんああいうのもうできないよ)

>あいつバカだね！みたいな意味はあんまりなさそうなのが加藤しぐさ度合い高い
半分ぐらいは真面目に感心してるんだろうな…

>No.1387037101
オオオン……ニンジャ……ニンジャ……。地の鳴動が空気に伝わり、粘つくような怨念の風がぶつかりあって形を変えると、黄金の光が恨みがましく空を睨む髑髏めいた影を映し出した。激しいイクサを繰り広げるニンジャ達は、カルデラ湖から空へ登り続ける黄金の光に混じりつつある銀色の質量に誰も気付かない。

狙いはギンカクか…？

これは…？

頑張ってるニンジャを応援したい(善悪問わず)

ナラク・ウィズインの時のようなことを企んでる？

>No.1387037782
ニンジャ……ニンジャ……アイエエエ……悲鳴、絶叫、断末魔、ブッダへの呪い、散りゆくモータルの命と怒りと憎悪が、ラノ・ララク火山という排気口へ流れ込むかのごとく集まり、01の風と混ざり合って質量を得つつある。島を取り巻く海流は巨大な渦潮めき、煮え立つ熱で殺人マグロやバイオトビウオの死体が大量絶滅めいて海面に浮かんでいた。

BoTTもう盗んだのかな…？

茹でマグロドスエ

なんの罪もない魚無惨！

>No.1387038711
本来この地にギンカクはない。日本、カナダ、シュヴァルツヴァルト……地球上の9つのポイントにのみ存在しうるギンカク・オベリスクは、しかしその法則を破り少しずつ現実へ顕在しつつあった。ギンカクとはキンカクへの抵抗力、モータルの怨嗟が還り沈泥する場所。事象は結果から発生を逆に辿る。

10点目のポイントとして成立しようとしている…？

>No.1387039770
キョート城の貫通によってかろうじて危ういバランスの上に成り立つこの次元は、あまりにもオヒガンに近い。近すぎるのだ。ヤバレカバレめいたエテルの奔流の噴出が〈裂け目〉をいたずらに広げ、キンカクを喚んだ。振り子に力を加えれば必ず揺り戻しが生じる。ギンカクこそがその「揺り戻し」だ。

>No.1387040724
そして……おお、見よ。せり出しつつあるギンカク・オベリスクと黄金の光の隙間から、ゴボゴボと汚泥めいて沸き立つ黒を。タールじみたおぞましい黒は油田めいてあぶくを噴き、オベリスクに触れた瞬間01の火花を上げて蒸発する。だが噴出そのものは終わらず、やがて火花は赤黒の火を生じた。

ナラクが！？

>No.1387041308
ZZZOOOOOMM……超自然的な鳴動によってオヒガンと物理世界の亀裂は深まり、モータルの死と嘆きが更に急速に吸い寄せられる。赤黒の火種は燎原を焼き尽くす炎めいた速度で膨れ上がり、身を捩り、黄金の光を貪るかの如く黒い煙を噴き上げた。（（（……ググググ……）））

ウィズインしてしまう！？

>No.1387041978
ALAS！一体何が起きているのか？あなたがたの理解が及ばぬのは当然だ。本来この地にギンカクは存在しない。だが一方で、ギンカクは常に在り続けるものだ。ごく一部のコトダマ空間認識者が01の壁の向こうに黄金立方体を夢見るように、今、その反存在たるギンカクが時間と空間を越え呼び寄せられている！

すると…どうなる！？

>No.1387042446
呼び寄せている？然り！それはニンジャの暴虐によって意味も分からず、無意味なままに命を落としたモータル達の死のパルスであり、緋色の稲妻を眼光に宿しその瞬間を待ち望む太古の邪悪の意思でもある。「さあ、さあ、頃合いだぞ。舞台は整えてやったぞ。そろそろ姿を表し給えよ……ナラク・ニンジャ＝サン……！」

>No.1387042914
ギンカク・オベリスクはオヒガンの深淵より噴出するアンコクトンとの接触により、燃え上がる赤黒の炎に包まれていた。（（（ニンジャ。ニンジャ。ニンジャ）））死が、あまりにも濃密すぎる死が引き寄せられていく。ギンカクの底で眠る存在のもとへ！（（（ググググ……ニンジャ……ニンジャ殺すべし……！）））

まさかソンケイはAoMニンジャスレイヤーがマスラダじゃなくなる…？

劇場版ニンジャスレイヤー
ナラクVSモアイ

ナラク！

次のニンジャスレイヤーはモアイか…

>No.1387043602
「ンアーッ！」ブラックフェザントは対空カラテパンチで叩き落され、ゴロゴロと火山口を転がった。向こう側では急降下攻撃に失敗したセイルフィッシュがスーパーボールめいてバウンドし、ぐったりと倒れたまま動かなくなる。「噫！感じるぞ！私の力を！ヌンジャの力を！」メルチョルは恍惚の中で叫ぶ。

>次のニンジャスレイヤーはモアイか…
流石にちょっとナラクが可哀想スギマセンカ？

久々のナラクが登場して嬉しい自分がいる

>No.1387044146
宗教的熱狂めいた絶頂の中、メルチョルは噴出する黄金の光の変化に気付かない。キンカクの光を内側から食い破る憎悪の色の混入に。「な……なんですかあの禍々しい光……いえ、炎は……！？」ユヒタは海底火山の活性化を疑う。否。違う。あの炎は、煙を噴き上げ苦悶にのたうつような炎は、もっと何か恐ろしいものだ。

不浄の炎混じりの火山はヤバイ

野良ナラク⋯！
忍殺行為に奔走し回復の為いき掛けの駄賃めいてモータルもバシバシ殺す程度の邪悪なニンジャ⋯

麦人センセイのギャラがたまったのでウィズインします

ナラクが援軍として…嫌ダメだそうなったら全滅しかねぇ！！

>No.1387044752
「グヌウ……！」バルバポルボラは立ち上がろうとし、血を吐いた。圧倒的な血とモアイの弾幕を前に半死半生のニンジャ達は、誰もユヒタの背後に忍び寄る影に気付かない。影。然り。ユヒタは何者かが自らの後ろに立っていることに気付いた。彼を覆う影法師の、口元に当たる部分に悪魔めいた裂け目が生じた。笑みが。

>野良ナラク⋯！
>忍殺行為に奔走し回復の為いき掛けの駄賃めいてモータルもバシバシ殺す程度の邪悪なニンジャ⋯
相手のソウルを見抜くので大抵のジツやソウル由来のワザは通用しない程度のニンジャ

えっまさかユヒタ=サンがニンジャスレイヤーになるの！？

エッ

>ナラクが援軍として…嫌ダメだそうなったら全滅しかねぇ！！
なぁにこのままじゃほぼ勝ち目ないし一緒よ一緒

>>野良ナラク⋯！
>>忍殺行為に奔走し回復の為いき掛けの駄賃めいてモータルもバシバシ殺す程度の邪悪なニンジャ⋯
>相手のソウルを見抜くので大抵のジツやソウル由来のワザは通用しない程度のニンジャ
控えめに言って永遠にギンカクで眠ってもらいたい

>ナラクが援軍として…嫌ダメだそうなったら全滅しかねぇ！！
でもニンジャスレイヤーに自分のニンジャ殺されたら皆喜んでるし⋯

>>ナラクが援軍として…嫌ダメだそうなったら全滅しかねぇ！！
>でもニンジャスレイヤーに自分のニンジャ殺されたら皆喜んでるし⋯
そうなんだけど…違くて…！

>No.1387045210
ユヒタは絶望的に振り返った。レンズに映る影はくろぐろと一色に染められている。それは瞬く緋色の稲妻が落とす影だった。「貴公しか候補がいないのだよ。まあ、呑んでくれ給え」おぞましい何かが他人事めいて告げた。ユヒタには知覚出来ないスピードで、チョップの形に固めた右腕が霞んだ。

アイエエエエッ！？

ヤメロー！ヤメローッ！

エッ！？マジで！？ほんとにユヒタ＝サンがなるの！？

穏やかな微笑みのまま――――――ケイトー・ニンジャが、あなたに急接近する。凄まじい移動速度。あなたは咄嗟に反応できない。彼の方を見ていたとしても―――瞬きする暇もなく、呼吸する暇もなく、あなたの視界の中で、彼は、その表情を変えないまま、チョップをあなたに向けて……

>No.1387045812
カラテシャウトすらなく、死はヤリめいた一閃となり彼を襲った。そして哀れな非ニンジャは、邪悪の陰謀の筋道のままに命を落とし、この世の全てと全てのニンジャを呪い、訳もわからぬままに邪霊の器となるはずだった。「ゴボッ」ユヒタは尻餅を突いた。彼の足元に濃密な影が血とともに滞留した。シャパリューの背中から、血に濡れたチョップが突き出していた。