立ってるの！

真人':…
ハナミ:…
七海:…
静まり返ったみかづき荘
別に重苦しい雰囲気が漂っているわけでもなく
かと言って楽しげな雰囲気でも無い
ただ、ただ静寂だけがリビングを支配していた
七海:心配ね…
真人':何がだよ…！？

口を開いた瞬間やちよの口から飛び出したのは不安そうな声
まだ何も聞かされていない真人'は訳がわからないと言った様子だった
ハナミ:…
1〜3.留守の間は我々にお任せを
4〜5.おや、兄さんは聞いていませんでしたか…これは失礼しました
6.…確かに心配ですね
dice1d6=5 (5)

何がだ？

真人':だから何が！？
ハナミ:七海やちよは今回ドラマの撮影があり、1日家を空けるそうです
真人':……それで俺達が代わりに1日深月達の面倒をみる、と？
ご明察です兄さん、と静かに拍手するハナミ
対する兄は何も嬉しくなさそうな表情だったが
七海:
1〜3.突然の連絡になってしまってごめんなさい…勿論嫌なら断って貰って構わないわ
4〜5.所でハナミさん、収録の情報とかは何処で仕入れたのかしら？
6.…
dice1d6=2 (2)

フェリシアの嫉妬問題は終わってるからそこまで大変じゃないか

ハナミ:あ、元は私が引き受けた事ですので…兄さんは「忙しい」のであれば断って構いませんよ？
元々はみふゆがみかづき荘の事は任せて下さい！と買って出たらしい
ただ現状の学習状況を鑑みたハナミはとても任せられる学力では無いと判断したのが事の始まり…
真人':俺はオマケ？
ハナミ:ご自由に解釈なさって下さい
1〜3.だって兄さんは「忙しい」ですもんね？じゃあ仕方ありませんねー
4〜5.あー、でも私兄さんが居ないと寂しいですねー、あー
6.ふんす
dice1d6=1 (1)

真人':…いや、別にそんな忙しくは…
七海:(ねぇ、妹さんあんなキャラだったかしら…？)
あーやれやれな雰囲気を放つハナミに困惑しつつ、やちよは真人'に話しかける
真人':(いや、あんなではなかった筈…なんですけどね…？)
ハナミ:
1〜3.…そうですか、じゃあ一緒に頑張りましょうね…に、い、さ、ん
4〜5.(どうせこうでもしないと任務に行こうとするんですから…全く)
6.(不信感を募らせた目)
dice1d6=5 (5)

すねてる

ハナミはどうしたんだ…心当たりは色々あるが…

七海:…それじゃ、次の日の夕方には帰って来れると思うから…お願いね
真人':ああ、任せてくれ
ハナミ:兄さん含めて面倒を見ますのでご安心を
…と、そんな話をして当日
既にやちよから話は通っている為、特に驚かれたりという事は無かったのだが…
1〜3.真人':食前にお菓子を食べるんじゃない！というか宿題は遊ぶ前に済ませて…こら2階に逃げるな！
4〜5.真人':何故こういう時に限って来客が多いんだ…！！？
6.
dice1d6=3 (3)

ワイワイガヤガヤ

深月:やちよがいる時と変わんねーじゃんか！
真人':逆にお前は俺に何を期待したんだ…！？
真人'とてフェリシアが期待していた事が全くわからない訳では無い
普段とは違う人物がいるという特別感、それに付随するのはいつも怒られている行動も許してくれるのでは無いかという淡い期待
だが悲しきかな、フェリシアの悪い所は既にやちよから愚痴として散々聞かされていたのであった
深月:
1〜3.なんでだよ！やちよは良いって言ってたぞ！(言ってない)
4〜5.やちよが居ない時ぐらいいーじゃんか！！
6.おっさんのバーカ！！！
dice1d6=4 (4)

安定のフェリシア

真人':(七海の心配の正体はこれか…)
普段会う時にそこまで甘やかしている記憶は無いが…確かにやちよよりかは厳しく無かったかもしれない
深月:なんでおっさんもやちよみてーにアレもこれもダメだって言うんだよ！
真人':
1〜3.まず食前にお菓子を食べたらご飯を十分に食べれなくなる、次に宿題は提出期限を守らないと先生に怒られて成績が下がる、そして嫌だから逃げた所で嫌な事からは絶対に逃げられないぞ
4〜5.+別に深月が嫌いだから七海だって怒ってるわけじゃない…嫌いだったらそもそもみかづき荘に居させて無いだろ？
6.++深月:じゃあおっさんはどうしてオレに怒るんだよ…？
dice1d6=4 (4)

納得してくれるだろうか

深月:…よくわかんねー…
真人':将来の為…って言っても、将来何が起こるかわかんないもんな…
やちよは毎日これに付き合っているのかと、彼女の忍耐強さと責任感の強さを真人'は改めて思い知るのだった…

という訳で続きは明日の9時頃予定よ