二次元裏@ふたば

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153658 B25/12/17(水)01:05:49No.1383264464そうだねx4 06:44頃消えます
「ん〜?」
普通ではない。普通の人間は、歩いている最中にこんな唸り声はあげない。
「ん〜〜?」
隣にいる人間の奇行をなんとか止めたい。なんとも常識人たるアリサは、仕方なく口を開いた。
「……うるせぇぞ橘」
「うーん。今すれ違ったふたり。なんか怪しくありませんか?」
「あんまりキョロキョロすんな」
「事件の匂いがしますね〜」
シェリーはアリサの説教はどこ吹く風だ。楽しそうに踵を返そうとするシェリーの首根っこを、アリサはあわてて掴んだ。シェリーの足が宙を切る。
「およよっ」
「てめぇフラフラどこ行くつもりだ」
「いやー気になることがあると調べたくなるタチでして」
「そんなんは知ってんだよ。だからって何にでも首突っ込むな」
125/12/17(水)01:06:24No.1383264574そうだねx1
アリサは眉間に皺を寄せて、吐き捨てるように言った。
「もう魔法はねぇんだ。危ねぇだろうが」
シェリーは、真顔とも笑顔ともつかない顔で、アリサの言葉を聞いていた。それから、まるでアリサ以外の誰かに言い聞かせるように、呟いた。
「私を心配してくれてるんですか?」
「バッ……横で死なれたら寝覚めが悪いだけだよ」
「アリサさん。私のこと……」
ルーペを覗き込むように、シェリーがアリサを覗き込む。こういう時のシェリーには、独特の迫力がある。アリサはたじろいだ。
「なんだよ」
「ハエ女って言わなくなりましたね?」
「あ?そうか?おめぇはずっとハエみたいに鬱陶しいぜ」
アリサは鼻で笑って流そうとする。しかし、シェリーはやはり、真顔とも笑顔ともつかない顔で、アリサを見つめるのだった。
「怪しいふたり組は見逃しましょう。もっと気になることを見つけましたので!」
アリサは舌打ちをして、また歩き始めた。シェリーはその後ろを、てけてけとついていった。
225/12/17(水)01:24:35 ID:J4aHcY.wNo.1383267840+
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ニシン
325/12/17(水)01:24:46No.1383267878+
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ビーバー
425/12/17(水)01:27:07No.1383268261+
ハエアリですわ…
525/12/17(水)01:28:07No.1383268413+
まずいですわ…
625/12/17(水)02:00:16 ID:G9SPYYCkNo.1383272363+
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見逃し配信
725/12/17(水)02:08:15No.1383273307+
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同調圧力
825/12/17(水)03:49:19No.1383280528+
シェリーは他者に興味があるし自身に好意をもって接してくれる相手のことはそりゃ気になるよね…
アリサは良い子だからあの日々を過ごしたシェリーのことを当然気に掛けるし当然こういうやりとりも発生するよね…
良い…
925/12/17(水)04:06:26No.1383281303+
燃え上がる愛の始まりですわね〜
1025/12/17(水)05:02:20No.1383283684+
助かった
1125/12/17(水)05:58:41No.1383287207+
ええやん
1225/12/17(水)06:01:02No.1383287328+
ワッフル
1325/12/17(水)06:12:59No.1383287994+
正直微妙
1425/12/17(水)06:18:27No.1383288283+
警告


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