ところでクリスマスは大丈夫なの？平日だけども〜

さやかちゃん大好きだよ

ほら…「」っしーってちょっと油断すると魔女結界に囚われたりする系男子でしょ
だからあたしとしては確実に合流しておきたいわけ！

な、なるほど？確かに囚われ系ではあるが…

>ところでクリスマスは大丈夫なの？平日だけども〜
そ…それは…（口ごもる「」）

26日が実質年内ラストだからかなり今押し込まれている感じなんだ！

なんか歯切れ悪いわねー…もしかしてクリスマスダメな感じ…！？

ま、まあでもほら！夜をまたいでやるみたいだから！クリスマス大忘年会！

>「左様・・・ちょっと年内に片付けなきゃなことがあってね」
そういう心残りが出ちゃうのは魔法少女もあんた達普通の人も同じなんだな？はは…(電柱の影からﾇｯ
と現れるオレンジ髪)
…やあ「」さん、牧カオルです

>なんか歯切れ悪いわねー…もしかしてクリスマスダメな感じ…！？
難しくなりそうな気配は…ある！

なんか大変みたいだね「」さん
今年は土日が年末ぎりぎりだもんね〜？

ｳﾞｧｷﾞﾅ！？

>ま、まあでもほら！夜をまたいでやるみたいだから！クリスマス大忘年会！
むむ…魔法少女の時間は真夜中だと言うしそれなら顔出すくらいならできそうか…？

やあカオルちゃんこんばんは
商社だと色々な不都合が突発的に起こるのは日常茶飯事だぜ！問題ない！
いや良くないねこれ！問題だ！！

そういうカオルあんたも心残りがどうとか気になること言ってさ…どうしたってのよ？
あ💡……さては恋バナの新ネタができたとか？

>むむ…魔法少女の時間は真夜中だと言うしそれなら顔出すくらいならできそうか…？
そうそう！というか本番的な時間だし？
ちょこっとだけ…お夕飯食べるみたいな感じならどうかなって！

コイバナじゃないよ！
まあ私は私でサッカークラブのクリスマス会にちょっと顔も出さなきゃなんだけどね

カオル！(肩ｶﾞｼｨ)
さやかちゃんはしっかり覚えてますから…苗木を食べた魔女の結界であんたが言ってたこと、しっかりと…！(まっすぐすぎる目でｽﾞｲｰｯ)

こらこらさやか
あんまり人のコイバナを弄り回すものじゃないぞ？

ところで今日はどうしたのかねカオルちゃんや

ははっ♪お気遣いサンキュ、「」さん
正直勝ち目があるかわかんないけどさ…これはアタシの問題だから
…自分でケリつけないとなんだよな

>ところで今日はどうしたのかねカオルちゃんや
まあなんというかさ…私の中でもだいたい答えが出てる感じなんだけども
あの少年から相談されちゃってね？

>ところで今日はどうしたのかねカオルちゃんや
アタシらプレイアデスにも今年のやり残しがあってさ…「」さんちに邪魔していい？
桜子のことで相談が(じっ…)

ええっ？どういう事よカオル！？

少年から相談…とな？
してどのような…男性でないとわかりづらいという奴か

さやかちゃん！ちゅっちゅぅ〜！！

あの子なんだけどさ、クリスマスの日にクラスの子に…
こ、告白したいとかで如何すればいい子か私に振ってこられちゃって…ﾀﾊﾊ

む、むう…確かその子って前魔女の結界に囚われてた少年か
女の子も一緒だったような？

>あの子なんだけどさ、クリスマスの日にクラスの子に…
>こ、告白したいとかで如何すればいい子か私に振ってこられちゃって…ﾀﾊﾊ
なっ……（絶句するさやか）

ええっ…カオルはそれでいいの？なんていうか…さ…

そ…その相手の女の子的にはどうなの？カオル
告白成功しちゃいそうな感じなの…！？

こっちも考えさせられるとこあるんだよ〜
なんだかんだ思い出すとその相手の子って、少年の試合を結構見に来てたかなって…ね？
だから気の迷いとかそんなんじゃない気がして…

そうか…それで俺にどんな事を聞きたいのかな？というか俺に果たしてなんか言える資格があるのだろうか

>なっ……（絶句するさやか）
そんな顔しないでほしいかなぁ？
でもきっとあの子の為には一番いいんじゃないかって思うんだ…

（じわわ…）

「」さん…あんた言ってたろ？苗木の結界の中でアタシやあいみさん達がみんなさやかに見えてたって
あの時アタシが見ていたのは…(ｺﾂ…)

あの少年には本当にサッカーの才能がある！
このまま真っすぐにサッカーに邁進してくれれば絶対にプロになれると思う！

「」さんを引き合いに出すわけじゃないけどさ
魔法少女と付き合うって事は…私たちとも見てるもののチャンネルが合わさって来るって話だろう？

>「」さん…あんた言ってたろ？苗木の結界の中でアタシやあいみさん達がみんなさやかに見えてたって
それは……でも、あの時は俺もみんなも正気といえる状態じゃなかったわけで…！
>あの時アタシが見ていたのは…(ｺﾂ…)
カオルちゃん…

>「」さんを引き合いに出すわけじゃないけどさ
>魔法少女と付き合うって事は…私たちとも見てるもののチャンネルが合わさって来るって話だろう？
…！
カオル…！

>あの少年には本当にサッカーの才能がある！
>このまま真っすぐにサッカーに邁進してくれれば絶対にプロになれると思う！
カオル…あんた、それって意味わかって言ってるの…！？
>魔法少女と付き合うって事は…私たちとも見てるもののチャンネルが合わさって来るって話だろう？
「」っしーとあの子は違う！あたしたちと同じものを見ることはできない…
だからこれ以上こっち側に巻き込まないために身を引こうっていうわけ…！？

あはは、ちょっと親心みたいのも入ってるかも？
なんというかさ…そういう世界とは無縁のところでいて欲しいみたいな？
ガラじゃないかなー？

…自信がないんだ、ちょっとだけ弱音吐くけどさ
あいみさんは「」さんのこと伊勢崎センパイだと思い込んでたんだってさ、けどアタシは…
誰の姿を見ていたのか…自分の記憶に自信を持てなくて

ふむ…そして少年には気になる女の子もいて
その子もまたまんざらでもないという感じ…か

ごめんなカオルちゃん…こればかりは俺は口出せないし出したら野暮という奴だ
すまない！

そういえば…立花さんはなんとなくかずみちゃんのこと気づいてるんだってな
あの人は俺と同じ大人だけど、小学生の男の子は……そうだなあ……

（ここであたしがカオルに『先に告っちゃいなよ』とか安易に言うことはきっとできない）
（あたしの気持ちを知ってて一日だけ待ってくれた仁美のことを思うと…仁美はやっぱりすごいって思う）

>「」っしーとあの子は違う！あたしたちと同じものを見ることはできない…
>だからこれ以上こっち側に巻き込まないために身を引こうっていうわけ…！？
あの子はまだ小学生だ！
まだ間に合うと思う…世界で活躍する子になった時に…！何かあってからじゃ遅いんだ！

>ごめんなカオルちゃん…こればかりは俺は口出せないし出したら野暮という奴だ
｜…なら私が口を出す｜(ｶﾞｻｶﾞｻと揺れる苗木…いつのまにか「」宅の庭まで着いていたようだ)
｜私には口出しをする資格が…いや、責任があるから｜

（それにカオルにとっても男の子が好きな子にとっても…これは同じ事なんだ…どっちが正しいとかじゃないんだ）

桜子…！

｜最後に決めるのはカオル…あなた自身｜
｜だけど後悔が残るような結果にだけはして欲しくないから｜

わかってるって…もう心は決まってるようなものなんだけどね？
それに…あの子にとって私はきっと師匠であり続けているべき存在だと思う
なんだろうな？うまく言えないけど…背中押してほしかったみたいな感じかな〜ここに来ちゃったのは！

｜私にとって彼のことはね、特別なもの…いろはたち4人が大事なこととは別のところでそう思えてる｜
｜けれど、この想いは許されないものだから…だからね、きちんとお別れをした｜
｜今はそれで良かったと思ってる…カオル、あなたも後悔したくないならそうするべき｜

ありがとう桜子…キミがそういうのならきっとそう言う事なんだろう
私が見たモヤモヤについても、もうわかっているんだ…

>｜今はそれで良かったと思ってる…カオル、あなたも後悔したくないならそうするべき｜
桜子、あんた……はは、ありがとうな
さやかのジジョーを知ってると、その言葉はさやかには言えないはずのものだからさ
はは、ズルいよな我ながら…そう言えないさやかにあの子を諦めるために背中を押してもらうつもりだったけど
アタシもきっと、心のどっかで…そうも言って欲しかったんだな…

カオル…あたしこそゴメン
あんたあの男の子の事本気で気に入って教えてたもんね…？
あたしなんかじゃカオルとあの子の間の事ろくにわかんないのに

｜カオル…どうするの？気持ちを伝えるの…？｜

>｜カオル…どうするの？気持ちを伝えるの…？｜
いいや、伝えないさ……らしくないとか言うなよなー？
これからアタシはただ後方腕組みであの子を見守る師匠になる

あと…このことは合同クリパまで海香のヤツには言うなよー？
今から冬カミケの原稿を路線変更する！…とか言い出したら面倒だからさ！

｜きっとなにが正しいとかそういうものはないんだと思う…｜
｜それは灯花の並べる公式やねむの言うプロットや…ういの言うカロリーの量みたいに見えるものじゃない｜
｜自分にしか見えないものだから｜

｜「」、それにさやか…ちょっと｜(ｸｲｯ)
｜これはあまりいい兆候ではない…気がする｜(ﾋｿﾋｿ)
｜私と苗木が引き起こした問題でもあるからどうにかしてあげたいと思うんだけど…かなり荒っぽい提案が｜

｜好きな気持ちはきちんと伝えるべき…そうじゃないと伝わらない｜
｜でも…これからの関係を思うと、あえて伝えない方が良い場合もある…？｜
｜難しい…｜

人の心に正解はないからね…とくに惚れた腫れたは
当事者にしかわからない事なんだ

うん…そうだよ桜子
難しいんだよ…（目を閉じ確かめるさやか）

さやかも「」さんも…桜子も！そんな顔しないでくれよ〜？
ただ…私は私なりに譲れないものをあの子に与えたい！これは変わらない事だよ

（あたしはあの時仁美を…恭介を…どんな目で見ていたんだろう…？カオルのような目で見れてたかな？）

｜譲れない事…それは？｜

>｜譲れない事…それは？｜
私の持っているテクニック全てをあの子にあげること！
それが私にとっての本当のケジメにもなる…かな？

桜子、あんたにもあるんだろ？きっと
いろはたちにも「」さんにも譲れないものがさ

｜ある！私が知りたいのは…人間の持つ『愛』｜
｜それを知りたい…｜

ﾏｼﾞｺｯﾌﾟ！(「」の携帯から通知アラームが鳴る)
ｵﾄﾅﾉｵﾄｺｵｺﾗｽﾅﾖ！(けたたましいバイブレーションだ)

｜うん…あるよ、カオル｜
｜いろはたちのことはもちろん大切で、絶対｜
｜「」と私は、結ばれることはできない…だけど、同じ目的のために一緒に歩むことはできるから｜

桜子……って！？うわっ！？ちょっとなんなのよそのアラームは〜！？
「」っしーがそんな設定にするってことはひょっとして会社の人とか？

>｜ある！私が知りたいのは…人間の持つ『愛』｜
>｜それを知りたい…｜
桜子ちゃんは今それを学習しているところか…だったら！今夜の事覚えておいた方がいいと思う！
今のカオルちゃんの選択もまた…愛！（ぐっと握りこぶしを天に向ける！）

あぎゃー！ﾌﾞﾁｮｰ!!!
ﾌﾞﾁｮｰﾅﾝﾃﾞ!?

>桜子……って！？うわっ！？ちょっとなんなのよそのアラームは〜！？
>「」っしーがそんな設定にするってことはひょっとして会社の人とか？
正解だ…！（突き上げた拳をわたわた降ろすとスマホを取り出す「」）
あっはい私です「」です！お疲れさまですッハイ…！

『悪い！明日からしばらく早出で応援に行ってくれ』

ｱｯﾊｲ早出！？そして応援…どこへですかー？

アババーッ！！？

📞＜神浜

｜「」がすごくペコペコしてる…ひょっとして相手は「」をいじめてる…？｜（ブレード展開）

📞＜お前の後任がやらかした…顔が通るお前が手伝ってやってくれ

『ついでに…くだらない家庭の話なのだが「」くん』
『単身赴任で置いてきた息子からいきなり恋愛相談を受けてね…年上の先輩が自分をどう思ってるか知りたいから気を引くのにあれこれしてるだのと』
『私は何をアドバイスしてやればいいのだろう…こんな時間まで残業するような男が…』

>📞＜お前の後任がやらかした…顔が通るお前が手伝ってやってくれ
ﾜｧ〜ｫ…

し、しかし神浜ですか…神浜なら確かに古巣ですので
アッハイなんとか頑張ってみます……ハイ！ガンバルゾー！成せばなる！！

さやかちゃんや…また神浜に出向かなきゃいけない

ええっ？！「」っしー…神浜また飛ばされたの？！

ノー！ｻｾﾝﾁｶﾞｳ!
後輩がちょっとやっちゃったみたいでフォローに行かなきゃいけないんだ！

あー？「」さん駄目だぞー？後輩の面倒はしっかり見なきゃ！