最初はジュースマシンに驚いたものだが慣れてくると好奇心や探究心が勝る
二階堂サキがコーラとオレンジジュースを混ぜてオレンジコーラを作っていたのを見て純子もやり始めたのだがこれまた奥が深い
混ぜる種類が少ないと味が深くならずかと言って数を多くすれば味が濁る
ファミレスのフランチャイズ毎によって例えばコーラでもカココーラとシプペコーラの違いがありそれによる味の差は無視できない
もちろん失敗したとしても自分で飲んで処理をする
食べ物は大切にしましょう
親から教えは今でも守っている

「やはりガズドのマシンではこの組み合わせがベストですね…」
マシンのボタンの感度や液体が出るタイミングはわりと店によって整備の差か違いがあるのでそれの見極めも難しい
今回は大変満足な出来である
フランシュシュのメンバーに奇跡の配合と勧めるものの大抵満足な答えをもらえない
「やはり平成に生きた皆さんはもう配合に極めていらっしゃるのですね…」
流石…と内心感心しているのだがそれにズレてると突っ込むものはいない

「おい純子もうそろそろ出発するからな身支度を済ませとけ」
と幸太郎がドリンクバーの前にいる純子に声をかける
これからまた一時間以上車で移動だ
ジュースばっかり飲みよってからにトイレ行っとけよ途中でコンビニ探さんからなというのは流石に女性相手に言うのはライン超えかと飲み込んだ
「あっ幸太郎さん！この配合成功しました！」
と幸太郎の気遣いも知らず純子は朗らかに幸太郎に純子ブレンドが注がれたカップを向ける
幸太郎も学生時代友人とファミレスに来たときはよくやったものだ
大抵誰か一人お調子者が無茶苦茶に混ぜて不味いのを罰ゲームで誰かに飲ませるみたいなことがある

「幸太郎さんはコーヒーですか？」
「おう運転手だからなカフェインとっとかんと」
「いつもありがとうございます
　私生前免許もってましたが流石に今運転するのは無免許でしょうし」
幸太郎は気にすんな、と言いながら二人で席へ戻る
伝説の昭和のアイドル紺野純子
ゆうぎりほどの時間旅行はしていないとはいえ見るもの見るもの新鮮なのだ
新鮮なゾンビというと矛盾しているかな？と彼女は笑う
幸太郎が何を笑っているのかわからないようだ
純子は笑う
生前送れなかった青春を取り戻すように

fin

やるやん

ずんこも青春送れなかった1人だしな
愛ちゃんみたいにグループじゃないから仲間もいないし

…。

遅めの青い春でありんす…

サキさんコーラなんて飲んだら骨が溶けちゃいますよ
なんて言ってたのも昔のことです。。。

あれ？これ二人で行ってる？

純子…その迷信間に受け取ったのあたしが生きてた頃でもジジババくらいやったぞ

映画効果で怪文書もぼちぼち墓から蘇ってきたばい

>あれ？これ二人で行ってる？
見んね愛ちゃん！1

>>あれ？これ二人で行ってる？
>見んね愛ちゃん！1
(愛ちゃんはソロで営業任されてるのでいない)

卑しかー！

(純子は一人じゃ営業行かせられないからね…)

純子一人でバス乗れる？

ゾンビィって腹に入ったもんどうなってるんだろうな

やーらしか！
いや！いやらしかー！