そもそも手弁当の文化がニャアンにはなかった。
節約しないといけないのは承知の上だが、弁当箱を持てば、荷物はかさばるし。なにより弁当箱を洗うのが面倒だった
一度弁当を腐らせてしまった事があってその時の匂いを思い出してしまう「いやなにおい」であった。
エグザベくんと出会うまで弁当とは無縁の生活だった。
料理をするのは嫌いじゃなかった。金銭の都合上、毎食外食という訳にはいかないから
スーパーを回って安いものを買ったりして節約する等
お肉10％引きの特売がA店お野菜が安いB店で乾き物はC店。巡って1ハイト(150円)ほどの節約だったが
自転車を漕ぎ続け、次第に喉が乾いてしまい。欲望に負けてしまい。自販機でペットボトルのお茶を買う事で1ハイト5セント(200円）を失う事となる
本末転倒ではあるがニャアンはその事に気づいていなかった。
自転車の防犯シールはコインで削られていた。買った時からそういうものであった
ニャアンはその意味をあまり知らない。

そんなニャアン、精神が不安定で餃子の皮もうまく包めなかった時期もあったけど。
いまではコンチ師匠の指導の元餃子の皮も上手に包めるようになりました。餡を淹れすぎていたのが問題ですね。
黄色い使い魔事コンチはまるで機会のように餃子を包みます。センサーで餡の重さを測って機械のように包んでいく
まぁ機械なんですけどねコンチ。
毎日包皮は剥いていますけど、それはまた別の話。
そんなニャアン。精神的に落ち着けるこのサイド3でお弁当作りしています。
眠たいという事はなく、この落ち着いた時間が好きなニャアンでした。一人で黙々とやる感じが好きでした。
6時半にはエグザベくんが起きてきます。二人で軽くシャワーを浴びてから朝食。後7時半までには出勤というのが流れでした。
朝餉の場であまり会話がありませんが、ニャアンはその時間も好きでした。昨日の晩思いの限りを語り合ったので朝は静かです
きっとお腹の赤ちゃんが産まれたらこんな静寂な朝は迎えられないだろうなと薄々感じていました。だからなおこの時間が愛おしいのです
TVから流れる朝のニュース。特に気にしていないジオン株価指数。速報ではない昨日のニュースの繰り返し。

エグザベくんが丁寧にご飯を食べてくれる。それだけでニャアンは満たされていました。
エグザベくんは欧米文化の人間でしたのでお箸を使うのは苦手でしたが、今では御椀の米粒を一つも残さず食べています。
生存欲求、絶対的貧困を知っている二人だからこそ見える風景です。まぁご飯粒残したらお百姓さんに失礼ですからね。
「いってくるね」「お弁当」と言ってハロの柄が描かれたお弁当包みに包まれたそれを手渡します
「いつもありがとうニャアン」とエグザベくんと軽い口づけ、後に軽金属製のドアが閉まる
ニャアンお腹を撫でながら食器を洗う。後に1時間ほど軽くマタニティ・ヨガ。朝7時から8時ごろまでしっかりやる。
腸の蠕動活動が活発化してお通じもよくなるらしい。ヨガを始めてから便秘に困った事は一度もないらしい。
コンチが環境音を奏でてくれる…外からは登校する学童や出勤するサラリーマン達の声が聞こえてくる
ニャアンはこの時間が大好きだった。
だいたい午前6時前〜8時過ぎがニャアンにとって一番脂っこい時間だった。

午前中に家事全般を済ませる。後にマチュ達を起こしに行く
お隣さんのシュウマチュ夫婦は最近、キラキラの海を泳ぎすぎて最近昼夜逆転している事に気づいたらしく
「起こしに来て」とニャアンにおねがい、朝6時起きは辛いだろうから10時半くらいに起こしにいく感じ
「シュウちゃん、マチュ、もう朝だよ」と声をかける最中もキラキラの海を泳いでいた
「げんきだね」と性的に結合する二人を見つめるニャアン。マチュ、ニャアンの目線に気づく。
シュウジに馬乗りになっていたマチュ…赤面する
「ありがとうニャアン…今朝は早めに起きてたんだけど、シュウジのおちんちんゲンキだったから」と釈明
「男の人ってだいたい朝はオチンチンゲンキなんだよ」とニャアン
「朝勃ちで愛し合うのもいいものだね」とシュウジは破廉恥極まりない発言
サンコイチ（シュウマチュニャアン）の風景が切り取られる

シュウマチュの二人がシャワーを浴びている間にニャアンはキッチンを物色
またマチュが冷蔵庫で野菜を腐らせていないか、ニャアンおかあさんによる入念なチェックが行われる
毎食ニャアンが料理を作るオリベ家と違い、イトウ家の冷蔵庫はちょっと無機質だった
ペットボトルのような飲み物、バター等の調味料。そして生野菜の彩りが多少ある程度だった
シュウジとマチュがシャワーから出てくる。愛の啄みはニャアンがいるので控えた様子
パンツ一枚にタオル1丁の姿で平気でリビングでくつろぐ二人の姿をもうニャアンは見慣れていた
シュウジに至ってはパンツも履いてなかった、シュウちゃんのおちんちんたる陰茎がブラブラしている
「エグザベくんっておっきいんだな」とニャアン再認識。決してシュウジが小さいわけではなかった。
ニャアン曰く「並」だった。
三人、談話。眼の前にいるのは妊婦と夫婦であったが、等身大のハイティーンである事に違いはなかった
黄色い声が聞こえてくる。

「シュウちゃん…おでかけする時何食べているの？」とニャアン
シュウジはサイド3を綺羅びやかに見せるアーティストでした。だいたい路上のラクガキなのですが。街を華やかにしてくれます。ラクガキにでかける日もあります
「マチュからお小遣い貰っている。葱餅が食べたいけどサイド3には売ってないようだね。小さいサンドイッチとかで凌いでるよ」
「食べ過ぎ！ちっちゃいって言ってるけどフランスパン半分くらいの大きさあるからねシュウジが食べてるパン！あと菓子パン食べるでしょ」
「甘いパンは食事に入らないとガンダムが言っている」
「食事になるよ💢」マチュ怒り顔
「お弁当作ってあげたら？」ニャアンが提案
「お弁当…お弁当ねぇ…ニャアンはエグザベくんにお弁当作ってあげてるもんね」マチュがしげしげと聞く
「うん、毎朝作っている。たのしいよ」
「早起き辛くない？」「辛くないかな、朝の方が落ち着く」
マチュとニャアンの価値観の違いがここで産まれてくる。

「けどお弁当かぁ…いっつも、おかあさんに作って貰ってたからなぁ…作り方わからないや」とマチュ
タマキ・ユズリハ。イズマコロニー官庁の部長級の管理職であったが、母親としての仕事もこなしていた
ニャアン動揺5時に起きて、マチュのお弁当と作り置きの夕飯を作ってから出庁。すごいははおやであった。
「今度一緒に作ろうよ、シュウちゃんも悦ぶよ」
「ボクはなんでも食べるよ。マチュが作ってくれるならなんでも食べる」とシュウジも興味津々
「でも、このハラヘリムシいつ外出するかよくわからないから…それに」
「それに？」ニャアン訝しむ
「シュウジがお腹いっぱいになるサイズのお弁当箱って売ってるの？この間ご飯1升食べてたよ？」
ハラヘリムシの胃袋に相応しい弁当箱の存在をマチュは疑った。

「早弁と昼食とおやつの菓子パンが欲しいねマチュ」とまるで高校男子みたいな事を言い出すシュウジ
「すごい荷物になりそうだね」とニャアン
「あまり必要でない物は持ちたくないなぁ…しかしご飯は持ち歩かないと」
眼の前にいる青髪の男はスマホすら持ち歩かない男であった。ネットワーク時代の無頼漢がそこには存在した。
「ドカベン…シュウちゃんはドカベンが似合うね」とニャアン笑ってる
「ドカベンって何サ？」マチュ
「アルマイト製の金属の箱で、お弁当箱というよりおせんべいの缶カンに近い」
マチュ、スマホで検索すると旧世紀の少年漫画に登場した四角い顔の主人公の顔ばかり出てきて困惑する。
「なんか寒くね？」と言いながら服を脱いでいる。まるで生粋のヌーディストであるシュウマチュめいた様相だった。

ようやく弁当箱の画像が出てくる
「これかぁ…でっかいよシュウジ？持ち歩ける」とマチュ困惑。ドカベンというだけあってデカいのだ
「これじゃあ足りないなぁ」とシュウジ呟く。このハラヘリムシにはドカベンで収まる様子はありません
「けどマチュがお弁当作ってくれるなら足りなくてもいいかな、10ハイト(1500円相当)おやつ代をくれたら我慢するよ」
「おやつ食いすぎ💢」マチュ怒り。
「じゃあ、節約も込めてお弁当つくりますか！ニャアン今度教えて！教えて！」とマチュウキウキ
「教えるっていっても…けど彩りとかあるしね…今度一緒に作ろうね。卵焼きが作れたらお弁当なんて簡単だよ」
ニャアンは言う、弁当作りが苦手なニャアンが四角いかっちりした卵焼きを習得するのに時を要した。
この話はまた後日に。
マチュの愛妻弁当概念がここに誕生しようとしていた。
今日はそんなお弁当のお話でしたとさ

以上がニャアン愛妻弁当概念の全容です
webオンリーの原稿中です。更新頻度が落ちてしまいます。申し訳ありません
次回のジークアクスの内容次第で話足りない所があると思いますので、続きはまた後日。

今日もありがとう
今日はやさしい話ですね

ニャアンの愛妻弁当にはネコちゃんの型抜きされたかまぼこが入っていたりするよ
海苔が黒猫のように型取りされていて星のように桜でんぶが盛り付けられていたりします
シャリアさんにもコモリちゃんにもご好評な愛妻弁当だそうで
エグザベくんも「食べるのがもったいないです」
といいながらモリモリ食べているようですよ
キャラ弁いいですね

すてきなおはなしだねニャアン

手弁当と聞くとつい商品を手売り営業することを想起してしまいますね
売りといえばニャアンですね

「わたしは売りなんてやってない」
ニャアンは悲しそうに呟いた

ニャアンにこんな家庭的要素あったか？

売りじゃないよ不特定多数による強制わいせつだったんだよ
売春防止法と刑法で種類が違うんだよニャアン

これから家庭的になるんだよ
なるんだよニャアン
ニャアンはいいおかあさんになれるよ

やさしい怪文書だけどところどころでニャアンがオチンチンハンターな要素が見え隠れしているの実にニャアン

安売りの為にスーパー回るニャアンわかる
ジュース一本でその差額が消滅する悲しさわかる
遠いけど安いガソリンスタンドいくとその現象に遭遇する

マチュの愛妻弁当はどうなるのでしょうね
たのしみだねニャアン

あの女が辻に立っているところを見たコモ…

辻のオチンチンハンターだコモ…

コモリンはエグザベくんに愛妻弁当作ってあげないの？

コモリンはエグザベくんと共働きコモ
愛妻弁当作っている暇がないコモ
休日はエグザベくんがご飯つくってくれるコモ
やさしいコモ…家庭的な男子に惚れるコモ

ヒゲマンのお昼は赤いきつねを毎食食べているよ
「大佐…」といううっとり声がするので幸せそうだよ

赤ちゃん出来たら赤ちゃんにかまけてしまうからね
夫婦だけの生活は今しか味わえないよ
ニャアンはいいおかあさんになれるよ

貧民窟の辻に立って客を待っていた私娼がよく言うコモ

朝勃ちは別にセックスがしたいわけじゃないんだよマチュ
これは生理現象なんだよマチュ

イライラするコモ💢

朝勃ちセックスは身体によくないシュウ
はをたてないでシュウ
もっと舌をつかうシュウ

イライラするコモ💢💢

あの女を呼ぶコモ…

丁寧に舐めるコモ…

もっと舌を入れるコモ💢

もっとしたをつかうコモ
はをたてるなコモ

脇も舐めるコモ💢💢💢💢

脇毛は剃ってほしいニャアン…
マナーは護ってほしいニャアン…

コモリンの陰毛に顔を埋めるコモ…
いやらしいコモ…
もっとしたをつかうコモ…

クリピアスを引っ張るコモ
いたいコモ❤️
きもちいいコモ❤️

わたしにも愛妻弁当作るコモ❤️

愛妻弁当食べるコモ💢
手を使わず犬のようにむさぼるコモ💢
首輪とリードをつけておさんぽに連れて行ってほしいコモ💢

コモリンは夜な夜なニャアンに似た褐色の黒髪女子を買春している側面があってぇ

ニャアンを、買ったんだろ
悪魔が

ニャアンと雰囲気が似ているという理由でカンチャナちゃんが今宵もコモリンの満ちる事なき飢えの餌食になります
性的飢餓が満ちる事はありません

カンチャニちゃんだけはやめたってくれんか…

じゃあララァを抱くコモ

コモリンはどこへ行こうとしているの？

時の向こう側コモ

コモ💢コモ💢

ララァで飢えた愛を満たすコモ
ガチの売女だから罪悪感がなくて最高コモ

いいコモ…

ララァはやめてくれないか！