……ようやく出たわね

虎屋町の魔法少女:漸く本性を現したか…！
口調も雰囲気も、目付きも
同じなのは体だけ
虎屋町の魔法少女達は直感でそう認識する
真人':本性？さぁ…それはどうかしら？貴方達に理解出来るとは思わないけど…
虎屋町の魔法少女:あっちは1人だけ…連携していくぞ！
1人が倒れようともう1人が相手を倒せば良い
今までだってそうして来たのだから…！

真人'/虎屋町の魔法少女×8
dice9d100=69 43 9 86 68 62 28 21 45 (431)

1人強いのが

真人':1人に群がるって事は…！
スレッジハンマーを強く握り、勢い良く上げ熱風を巻き起こす
虎屋町の魔法少女:なっ…きゃあ！
虎屋町の魔法少女:あ…熱い…っ！
真人':こっちだって狙いを定め易いって事よ…！
1人、2人と魔法少女達は薙ぎ倒されてゆく
しかしその中を潜り抜けた3人の魔法少女が真人'へと肉薄する
虎屋町の魔法少女:だが、隙は出来た！
虎屋町の魔法少女:仕留めさせて貰うぞ！

真人':そっちが殺す気なら、悪いけどキツイ目見て貰うわよ！
頭を叩き潰す…前に1人を蹴り上げ、突っ込んで来るもう1人の脇腹をハンマーで殴り飛ばす
真人':あと1人…ぐっ！？
その直後、背中に激痛が走る
痛みに耐えながら振り向くと、そこには鋭く尖った獲物を己の背中に突き刺し貫いた魔法少女が息を散らし立っていた
虎屋町の魔法少女:お前は1人でなんとか出来る気でいた様だが…その思い上がりが敗因、だな…！

見回せば先程倒した筈の魔法少女達は仲間の肩や自身の武器を支えに立ち上がり始めている
虎屋町の魔法少女:お前は強い…だがここまでだ…！
真人':…
1〜3.ここまでだと…？それはお断りだなッ！
4〜5.摩羽野:やめてッッッ！！！
6.虎屋町の魔法少女:今だ！私が抑えているうちに殺せ！
dice1d6=6 (6)

あっ…

相手の力は未知数
なら未知数である内にカタを付ける
それが虎屋町の魔法少女達が下した決断だった
相手にも事情があるのはわかっている
だが彼女達に事情がある
魔法少女の1人がトドメを刺そうとソウルジェムの位置を探るが…見つからない
ならばと首に刃を向け…

防ぐ/反撃する
dice2d100=28 74 (102)

真人':…そう、なら仕方ないわね
ハンマーを手離し、刃を掴む
掌から血が流れ出すが構わない
虎屋町の魔法少女:なっ…こいつ素手で！？
真人':うぉぉぉぉりゃああああっ！！！
バキンッ！という音と共に砕け散る刃
その勢いのまま魔法少女の顔面を殴りつける
虎屋町の魔法少女:ぐはっ！？
虎屋町の魔法少女:こ…のぉっ！
己を背後から突き刺し固定していた魔法少女はその様子に更に深々と得物を突き刺す
真人':あぐっ！…っアンタも！邪魔よ！
しかしそれで止まるわけがない
胸から突き出た先端を握り、梃子の原理で魔法少女を持ち上げ振り飛ばす

真人':いっ…つぅ…
なんとか今すぐに立ち向かって来そうな奴らは片付けられたが…
真人':アイツら…本当に容赦無いわね
ボタボタと血が地面に落ちていく
幸い青い炎が傷を舐めとる様に燃えるおかげで傷は塞がるが…痛みは残る
虎屋町の魔法少女:傷が…
虎屋町の魔法少女:治った…だと
真人':
1〜3.…もうやめにしましょう
4〜5.まだやる？私は構わないけど
6.さぁ…武器を取りなさい、まだ戦いは終わってないわ
dice1d6=1 (1)

虎屋町の魔法少女:な、に…？
真人':元から私は話し合いに来たの、あんた達とやり合う気は無いわ…それじゃ
あのダメージならすぐには起き上がって来ないだろう
倒れ伏す魔法少女達の間を通り、フィーア達の元へ向かうのであった…