「ふん、わしを誰じゃと思っとる」

「しかしただ勝負は面白くないのう」

「何、わしが負けたらお主にとって可愛い格好をしてやろう。どうせ男の子用の在庫あるんじゃろ？」

「お主が負けたら…そうじゃな、まあそのへんはお主が考えるとええ」

「対価に釣り合うようなのを考えるんじゃな」

「さて…手札は」

「とりあえずコールじゃな」

「んー」

「三枚交換じゃ」

「ではオープンじゃな」

「ツーペアじゃ」

「な、なにぃ！」

「おのれ…」

引っ張り出すとええ

「ええ…これをかえ…？」

「年甲斐もなく恥ずかしいのう…」肉体的にはあまりにもピチピチ

「じゃ着替えてくるでの…」と奥に引っ込もうと

「なんじゃい」

「アホか！お主は！」

ペシッとしつつ

「全くもう…」

そう言いつつ赤布の中に入る

「なにやっとんじゃ！」

と顔だけ覗き込んで叱って

「タノシイ！かえ？」

「そ、そうかえ」

引っ込んで

「ええい、なんだこのタイト構造は」

「このバンドいらんじゃろどう見ても」

「ファウルカップあってよかったわい…」

という声が聞こえつつ

「…ええぞい」

と合図する

「……やっぱり恥ずかしいぞい」と縮こまってるバニーボーイが御開帳

「男じゃぞ」

「全く年甲斐もないのに着せおって…」

「正気かお主？？」

「ぐぬぬ」

手慣れた手つきでシャッフルして

「では一枚交換じゃ」

「ではカードオープンじゃな」

「スリーカードじゃ」

「ふぅ…」

「ふふん、さてお主は何をするんじゃろな？」

そう言いつつコイン受取

「そ、そんなにかえ？」

「まあわしがこんな衣装なんじゃ」

「釣り合えるかの？」

「ふむ？」

「いや、いいのういいのう」

「でもこれお店的に大丈夫なやつなんか？」

「どっちも似合っておったぞい」

「なんじゃ？ヒナはいつでも可愛いぞい？」

そう言って背伸びして頭を撫でます

「聞きたいんけ？」とよしよしして

「ええじゃろいう」

「四枚交換」

「では勝負じゃな」

「うむ、ブタじゃ」

「お主の勝ちじゃな」

「まあ負けは負けじゃな可愛いヒナ」

「なんじゃい、わしは嘘なんて言わないぞい」

「可愛いからこそこうしてお主が喜ぶ格好してるんじゃぞ？」

「全く…恥ずかしい」とぽつり

「突如として興奮しよる」

「うむ…」

「じゃあ座ろうかえ」

「ええと…膝の上の方がいいの？」

とショタボイスで聞いて

「うん…」おずおずと膝の上に座ります

「知っておるよ」

「さて…」

「あれは60年以上前じゃな…」