素晴らしい数字滑り

1足りない

真人':(結菜お姉ちゃん、か…)
なんだかとんでもない事になってしまった気がする
フィーア:貴方は自分の姉が魔法少女だった事を知らなかったと…
すかさずフィーアは摩羽野と結菜という魔法少女の関係について尋ねる
こっちは心の整理がつかないというのに流石の適応力だ

フィーアは融合機だからな…そういえばAHとドミニオールの合体機構みたいにフィーアもドミニオールとユニゾンに近いこと出来るんよ？

摩羽野:…
1〜3.あ、すみません…私は別に結菜お姉ちゃんとは家族とかではないんです
4〜5.結菜お姉ちゃんは私の義理の姉なんです、私は養子で…
6.
dice1d6=2 (2)

流石に実の姉じゃないんだな…いやそれでもお姉ちゃん呼び許してる時点で深い関係だが

義姉妹の契り

ミスドの契りもまだだろうし

真人':と、いうと？
摩羽野:結菜お姉ちゃんは引っ越す前は近くに住んでたんです、それで小さい頃は私の面倒をみてくれて…
フィーア:成る程
フィーアが納得する隣で、自分は灯花達の事を連想する
結菜という少女もまた、環いろはのように誰かの為に戦える子なのだろう
真人':
1〜3.その結菜って人がピンチなんだな？
4〜5.……(まだ振り切れてないのか、俺)
6.
dice1d6=4 (4)

また面倒くさくなってる

何を振り切れてないんだ
自分で自分を縛る鎖が多すぎてピンと来ないぞ

脳裏に過ぎるのはエンブリオ・イブに向けてアストレアハートを向ける自分
魔力が暴走し、己を殺すよう頼む真心へアストレアハートを向ける自分
真人':………
フィーア:マスター？
真人':いや、なんでもないよ
後ろばかり向いていても仕方がない
摩羽野:…きっかけは、この二木市から魔女が減ってしまった事でした

原作通りだな

真人':魔女が…？
そういえば神浜に行く前、確か他の街の魔法少女からも魔女の減少について聞いた気がする…各地で起こっていた事だったのだろうか
フィーア:…それで何が起こったのですか？
摩羽野:…魔法少女同士の闘争
1〜3.結菜お姉ちゃんはそれを鎮める為に頑張ったんだそうです
4〜5.虎屋町と竜ケ崎、２つのグループで起こった闘争で沢山…人が死にました
6.…
dice1d6=4 (4)

そこもか

真人':…！
死者が出ている
神浜ではついぞ聞くことのなかった言葉
最悪のケースとして想定していたその出来事は、二木市ではあっさりと起こってしまっていた
フィーア:貴方は平気なのですか？
フィーアの疑問はもっともだ、魔法少女である以上…亡くなった子の年齢は摩羽野とそう変わらない筈、そんな同年代の子達の死を目の当たりにして平気ではいられない筈だ
摩羽野:
1〜3.…平気じゃなかったから、神浜に私は来たんです…でも、そこで真人さんの話を聞いた
4〜5.…もう、慣れてますから
6.
dice1d6=5 (5)

おいたわしいことに

真人':それは…
慣れているとはいわない
摩羽野の目にかつてDEMで操り人形と化していた自分や真那を感じる
あの目は…自分の心を押し留めている人の目だと
勢い良く吹く風は摩羽野の髪や服の袖をたなびかせ…

…服の袖がたなびく？
何か違和感を感じる
まるでそこには何も入っていないかのような…
摩羽野:…そういえば、どうして私が魔法少女じゃないのか…言ってませんでしたね
そう言って片方の手でひらひらと靡く袖を掴む
1〜3.生まれつき、片手がないんです
4〜5.…昔、事故でなくなっちゃったんです
6.
dice1d6=3 (3)だから…きっと私は魔法少女になれなかった

摩羽野:私は魔法少女になって結菜お姉ちゃんを守りたかった、一緒に戦いたかった…！
悔し涙を流して、嗚咽を漏らす
真人':キュゥべえは、君には来なかったんだな
摩羽野:
1〜3.はい…
4〜5.…結菜お姉ちゃんは、来なくて良かったって…言ってました
6.え？キュゥべえ…？
dice1d6=3 (3)