さやかちゃん大好き！

あーはいはい！わかってるわよ！
あたしも逃げるわけには行かないわよね…当時者なわけだしさ

保護者…保護者っていうとあの姉妹と天才児だろうなあ

すまんさやか…くっ…いろはちゃんには真っ先に知られてしまったとは言え
あの天才児ふたりから一体何を言われるやら！

いずれにせよ話はつけなきゃいけないし！
どの道こっちからも話すつもりだったんだ！問題はない！

そ、そうだよ！それに桜子も…何とか自覚するようにな張ったんだから全然違うって！

＜ぴんぽーん♪
＜失礼します！（いろはちゃんの声だ）

＜くふふっ…逃げずにわたくしたちをむかえうとーなんて良い心がけだにゃーおじさま〜！！

<むふ…ころす(抑揚の平たい声で)

あっ！き…きききききききき来たッ！（ｶﾞﾀｶﾞﾀｯ…ｶﾞﾝｯ！）
あいたっ！チャブ台で膝ぶつけた〜…は、はいはーい！

違うでしょ「」っしー
こういう時は…「チャを用意しろ！」でしょうが！
あたし用意するから！

さやか落ち着け！お前がテンパってどうする！
…いや、そのおかげで俺も冷静さをどうにか保てている…気がする！

＜だめだよっ！二人とも！お姉ちゃ〜ん…

ご、ごめんなさい…わたしたちみんなで押しかけちゃって…
（ひょこっと姉の背から顔を出すうい）

｜お邪魔するね…「」にさやか｜
｜…これじゃなんだかお見合いみたい、そういうデータが灯花のサーバーにあった｜

>こういう時は…「チャを用意しろ！」でしょうが！
>あたし用意するから！
そうだった！頼むさやか！
チャを！チャの用意を頼む！

むふっ…申し開きはあるかな？おじさん

ヨロコンデーっ！
>｜…これじゃなんだかお見合いみたい、そういうデータが灯花のサーバーにあった｜
なっ……なぁんだって〜ぃ…？（ｸﾞｷﾞｷﾞｷﾞ）

>むふっ…申し開きはあるかな？おじさん
ね…ねむちゃん…（たじっ…）

さやぎゅーーー！！！

正直…うすうす勘づいては居たんだ…だけどそれがまさかの真実で
相手がよりによっておじさん、貴方だったなんてまさに晴天の霹靂と言える…

ちょっと待って！まず皆さんお茶をどうぞーー！！（ものすごい勢いで茶を入れてきたさやか）

違うんだねむちゃん…違わないけど！
でも申し開きがあるか聞いたな？問答無用で俺をぶちころすよりも先に
言いたいことを言わせてくれるのはありがたい！

さやか可愛すぎぃ…！

こちらを…おじさん、柊ねむの地獄めぐりシリーズ(新作)だよ
読んだら死んだようになって地獄を体感できる小説が完成した(実験台:灯花)のでぜひ読ませようかと…むふっむふっ

<前回のあらすじ>
霧峰村の祭を見て自分も頑張らないとと気を引き締めた「」であったが
それは解釈によってはある意味自分を追い詰めてはいないか？とも思われそうな感じではあったのである

違うよおじさん…むふっ、あなたが口にして良いのは言いたいことでは無く
言うべきことの方さ…（ねむメガネが白く光る）
>ちょっと待って！まず皆さんお茶をどうぞーー！！（ものすごい勢いで茶を入れてきたさやか）
あ…これはどうも…良い香りだね、さやかお姉さん

まずは落ち着いてからなのだ！
いろはちゃんもそう思うでしょ？（まずはいろはちゃんを味方につけるのだ）

ねむったらおじさまのことをここぞとばかりに弄れるからってイキイキしすぎじゃないかにゃー…？
それはおいといて、苗木を取り込んだ魔女にも影響を与えた桜子の感情の有り様について答えが出たのは良いことだよ
今後の動き方も組み立てやすくなるからねー

むぅ……思えば象徴の魔女との戦いのさなか
桜子がおじさん…あなたを選んでウワサ融合したあの時に気づくべきだった…

ねむちゃんも灯花ちゃんもあんまり「」さんをいじめちゃだめだよ？
それにこれは「」さんが悪いわけじゃないんだから

>いろはちゃんもそう思うでしょ？（まずはいろはちゃんを味方につけるのだ）
ねむちゃんも灯花ちゃんも、まずはお茶を頂いて…冷めちゃったらもったいないよ
私もあったかい緑茶を飲むとね、ほっとできるから…ねっ？（困り眉笑顔である）

>ねむちゃんも灯花ちゃんもあんまり「」さんをいじめちゃだめだよ？
>それにこれは「」さんが悪いわけじゃないんだから
｜そう…悪いのはきっとこの私…｜
｜人とウワサは生きる時間も在り方も違う…なのに…｜

ううっ…姉妹のやさしさが染み渡る…！

いろはお姉さんが言うなら…いただきます（ｽﾞｽﾞｽﾞ…）
……さやかお姉さん、緑茶を入れる腕を上げたかな？おじさんほどじゃ無いけれど…

わたくしには恋だなんて非効率で理不尽で計算式じゃ割り切れないような感情なんてきょーみないもんね〜だ！
…って、以前のわたくしならそうやってバッサリ切り捨ててたところなんだけどねー？
そういう不安定な感情の揺らぎから生まれるエネルギーこそいっちばん強力だからにゃー

でもね…織莉子さんから直に話を聞いたんだけど…
そういう事になる事実を知っているのと知らないのとでは未来は雲泥の差なんだって
だってそうだよね？灯花ちゃんは卵を電子レンジに入れてチンなんてしないでしょ？
それはそうなる事を灯花ちゃんが知っているからだよ

>｜そう…悪いのはきっとこの私…｜
>｜人とウワサは生きる時間も在り方も違う…なのに…｜
ううん、それは違うよ桜子ちゃん！
桜子ちゃんだって悪くなんて無い…誰かを大切に思うようになることは
とても大切なことだから…！

>でもね…織莉子さんから直に話を聞いたんだけど…
>そういう事になる事実を知っているのと知らないのとでは未来は雲泥の差なんだって
>だってそうだよね？灯花ちゃんは卵を電子レンジに入れてチンなんてしないでしょ？
>それはそうなる事を灯花ちゃんが知っているからだよ
言い替えるなら「そうなるに至る流れ」さえ分かっていればいくらでも予防のし様はある、って事か･･･
この時期だと風邪引きそうだと感じた時点で予防すればいい様に

>だってそうだよね？灯花ちゃんは卵を電子レンジに入れてチンなんてしないでしょ？
>それはそうなる事を灯花ちゃんが知っているからだよ
それが知識の大切さなんだにゃー
前にういはボカーンしてたけど

で…おじ様どーする〜？(くふふ)
ただでさえピーヒョロのどっちかとか引っ掛けてるこの状況で桜子の初恋こじらせで浄化システムまでおかしくなるかも…なんてみんなに発表できる？

むしろ悪いのは…桜子ちゃんの苗木を勝手に食べて勝手に力を利用した魔女や魔獣の方！（両の拳を握るうい）
マギカスートラっていう古文書さんだってそう、みんな…みんな被害者だよ…！

>で…おじ様どーする〜？(くふふ)
>ただでさえピーヒョロのどっちかとか引っ掛けてるこの状況で桜子の初恋こじらせで浄化システムまでおかしくなるかも…なんてみんなに発表できる？
そう、あなたの行動はとても重要だよ…むふっ（ずいーっ）

よもやさやかお姉さんを捨てて、桜子を選ぶ…なんてことはできないだろうけれど
だからこそ今、おじさんは苦しんでいるはず…

>よもやさやかお姉さんを捨てて、桜子を選ぶ…なんてことはできないだろうけれど
>だからこそ今、おじさんは苦しんでいるはず…
それに関しては俺もう決まってるから…何があってもさやかを捨てるわけがない
これは絶対に変わらないんだ

>ただでさえピーヒョロのどっちかとか引っ掛けてるこの状況で桜子の初恋こじらせで浄化システムまでおかしくなるかも…なんてみんなに発表できる？
灯花のやつ〜…さては笛姉妹の区別、ワンチャンいまいちついてないわね〜？（訝しむさやか）
危ういのは月夜の方だけど、あいつはあいつで友達で良いってスタンスを崩さないのよね
そこがまた危うくてあたしも不安なんだけど〜…！

なにより一番大事なのは桜子の気持ちでしょ？
丁度いいわ…あたしから桜子！あんたに聞く！！！あんた自身はどうなのさ？

>それに関しては俺もう決まってるから…何があってもさやかを捨てるわけがない
>これは絶対に変わらないんだ
うん…もしも「」さんがさやかちゃんを振っちゃうなんてことになったら
私も…悲しいなって（うつむくいろは）
だけど…そうなると問題は桜子ちゃんの想いをどう受け止めるか…ですよね

>むしろ悪いのは…桜子ちゃんの苗木を勝手に食べて勝手に力を利用した魔女や魔獣の方！（両の拳を握るうい）
>マギカスートラっていう古文書さんだってそう、みんな…みんな被害者だよ…！
まぁ正直な所、ここ数か月は周囲の状況が少しづつおじさんを追い詰めに来てる所はあるからね･･･
より正確に言うなら「誰も犠牲にしないやり方を選んだおじさん」を「本来あるべき方向に持って行きたかった意志」の逆鱗に触れたと言うべきなのかもしれない
尤も、それは並行世界では「そうできた」からここでもそうしろ、って言う無理強いとも言えるけども

｜私…自身？｜（押し黙ってしまう桜子…）

>なにより一番大事なのは桜子の気持ちでしょ？
>丁度いいわ…あたしから桜子！あんたに聞く！！！あんた自身はどうなのさ？
｜それは……だけど、良いの？さやか…？｜
｜それを言ってしまっても…きっと「」は…彼はすごく、嫌がる…｜
｜それは見たくない…そんな彼を見るのが私は怖い…｜

>より正確に言うなら「誰も犠牲にしないやり方を選んだおじさん」を「本来あるべき方向に持って行きたかった意志」の逆鱗に触れたと言うべきなのかもしれない
>尤も、それは並行世界では「そうできた」からここでもそうしろ、って言う無理強いとも言えるけども
それって創作で言う原作厨って奴かにゃー？

言いにくいことだってことはあたしが一番知ってるしわかってる！
あたしも前はそうだったから…でもあんたの口から聞きたいんだ！

うん…桜子ちゃんはもう自分で考えて歩み出せる子になったと思うよ
だから桜子ちゃん…恐れないで（優しく諭すいろはである）

（すっくと背筋を正して迎え撃つさやか…力強い背中…！）

お姉さん…
むふっ…僕たちよりずっと桜子の事をわかってるのかもしれないね？

｜恋…誰かを好きになるということの究極は、その相手との子を持ちたいと言うこと｜

｜だから生物学的に私の感情を突き詰めると、彼との繁殖を望んでることになる…の…かも…？｜
｜もちろん、野生動物と違って人間の恋愛は繁殖だけが理由じゃないことはサーバーの情報で知ってる｜
｜でも私は…私の本質はウワサで、植物の桜で…でも植物とは違って感情を言葉にできる…そういう存在、だから｜

だ、そうだよ……おじさん（立ち上がるねむ）
冥府への旅立つ準備はできたかな…？

ねむちゃん！灯花ちゃんのお尻はたいてていいから気をしっかり！(ぐい)

そうかい…でも君の気持は受け取れないんだ
やっぱり俺さやかが一番だから
それに…生物的にどうのこうのとかそんな難しい事頭にないし…とにかく一緒に居たいなって気持ちがあるんだよ俺には

繁殖、植物の桜…植物の繁殖…人間のそれとは違う…（なにやら考えこんでいる灯花）
……わたくし、わかっちゃったかもしれないにゃ
おじさまと聖団のサッカーさんたちが苗木を食べた魔女に捕まったわけが！

ごめんな
俺ねむちゃんみたいに文学的な言い回しも灯花ちゃんの様な理論的な解説もできない

>｜だから生物学的に私の感情を突き詰めると、彼との繁殖を望んでることになる…の…かも…？｜
っ…ぶっこんできたわね、桜子…！（驚愕に目を見開くさやか）
でもね、それならあたしだって…あたしも…！
>やっぱり俺さやかが一番だから
>それに…生物的にどうのこうのとかそんな難しい事頭にないし…とにかく一緒に居たいなって気持ちがあるんだよ俺には
……「」っしー…

（桜子の目を真正面から見つめ言葉を選びながら話す成人男性である）

｜繁殖以上の何か…！それが気持ちにある…？｜（しばし佇む）

>そうかい…でも君の気持は受け取れないんだ
>やっぱり俺さやかが一番だから
｜うん……知ってる、わかってる…あなたたちふたりを見ていれば、自然と伝わること｜
>それに…生物的にどうのこうのとかそんな難しい事頭にないし…とにかく一緒に居たいなって気持ちがあるんだよ俺には
｜…私じゃ、ダメ？一緒には…居たくない…？｜

みんなそういう気持ちはそれぞれだから君が間違ってるわけじゃないし
そもそも何が正解で間違いかなんて無いと思うし
それでも譲れない一線が俺にとってのさやかなんだ

わたし、そういえばまだちゃんと聞いてなかったかも…（桜子を見上げるうい）
桜子ちゃんはどうして「」さんのことを…？

それでも何か一つを選ぶとしたら…こいつになるんだ！（ｶﾞｼｯ!）

>わたし、そういえばまだちゃんと聞いてなかったかも…（桜子を見上げるうい）
>桜子ちゃんはどうして「」さんのことを…？
｜きっかけはあった…ねむたちが自爆した日、彼は私の結界までやってきた｜
｜自爆を止めようとして、私が返り討ちにした…｜
｜…理由はどうあれ、あの行動は灯花とねむのことを慮ってのこと…シンパシーを感じなかったと言えば嘘になる｜

｜そして彼はいろはとうい…灯花とねむのことも大事に思ってる｜
｜この世界で人としての生を生きて欲しいって願ってる｜
｜計画通りのマギアレコードを完成させれば、私は…私だけは、4人とずっと一緒に居られるけれど｜
｜彼は4人に、この世界でみんなと一緒に居て欲しい…って願いをぶつけてきた人だったから｜

｜私のそれと少し形は違っても、いろはたちのことも大切に思うあなたに…私は惹かれたのかも｜

>それでも何か一つを選ぶとしたら…こいつになるんだ！（ｶﾞｼｯ!）
｜っ……でも、うん…わかった、わかってたこと｜
｜…あなたは私を選ばない｜

そうかい…ありがとう！
その気持ちを俺に抱いてくれたのは素直に嬉しいよ

むふっ…わかっているが耐えきれないね
すまない灯花…ふんっ！(尻ﾊﾟｧﾝ！)

｜でも…選ばなくていい…！選んだらきっとダメ｜

桜子…あんた…

…ごめんな、桜子ちゃん
だけど…この世界で一緒に居たい相手の中にはちゃんと桜子ちゃんも居る
それにいろはちゃんたちをこの世界に留めるために、君だって無茶をしてくれたんだ
そんな子のことを嫌いになんてなるわけない…！

｜ううん、いいよ…素直な気持ちを利かせてくれてありがとう｜
｜もしも嘘や誤魔化しがあったらきっと私は…期待し続けただろうから｜

>その気持ちを俺に抱いてくれたのは素直に嬉しいよ
｜ありがとう…あなたがそう言ってくれたこと、忘れない｜
｜自信も持てたし、心も少し…軽くなった気がする｜

桜子ちゃん…（すまないと言っちゃだめだ！シツレイだ！）

｜ふふ…ねむ…きっと私今また生まれて初めて経験したんだと思う…言葉にはまだ出せないけど｜

｜(ﾁﾗｯ…)ところでねむがものすごくリズミカルに灯花の尻をはたきまくっているのはどうしたら…｜

｜だからね…私から「」、あなたを選ぶことにしたよ｜
｜繁殖の相手としてじゃもちろんなくて…同じ目的を持った仲間で、友達として｜
｜それなら…良いよね？｜

（深く、深くオジギを繰り出す成人男性…決断的奥ゆかしさ…！）

＜にゃ〜！！ばかねむーーー！！！
＜いたーいっ！やめるにゃー！？！

｜ふふ…ねむ…きっと私今また生まれて初めて経験したんだと思う…言葉にはまだ出せないけど｜

ﾊﾟｰﾝ
　ｽﾊﾟﾊﾟﾊﾟｰﾝ

ぎにゃー！！
ぎにゃー！！

桜子ちゃん…なんか私より一足先に色々経験して行っちゃったみたいな…気がするかな？
それはとっても素敵で…キラキラしていて…ちょっと羨ましいくらい

>桜子ちゃん…なんか私より一足先に色々経験して行っちゃったみたいな…気がするかな？
>それはとっても素敵で…キラキラしていて…ちょっと羨ましいくらい
おねーさまはまだ早いにゃー！！！！！絶対に許さないにゃー！！！！！

>｜ふふ…ねむ…きっと私今また生まれて初めて経験したんだと思う…言葉にはまだ出せないけど｜
やろうと思えば、桜子…君からその感情を消し去ることもできるのかもしれないが
やらないさ、僕は…今回のこともこれからの君にとって大切な心の糧だからね

桜子…っ！！！（不意にハグをしてしまうさやかちゃんである）

>｜だからね…私から「」、あなたを選ぶことにしたよ｜
>｜繁殖の相手としてじゃもちろんなくて…同じ目的を持った仲間で、友達として｜
>｜それなら…良いよね？｜
そういうことなら……こちらこそ！桜子ちゃんはさやかたちにとっても俺にとっても希望なんだ
…桜子ちゃんをそういう存在にしたのは俺への感情も理由にあるんならなおさらだ

なので灯花…むふっ、すまないがもう100コンボ付き合ってもらえないだろうか…？
なに、那由他さんの一打に比べれば全部合わせても10分の1のダメージにもならないだろうから…むふっ

｜みんなのこの気持ちも大事にしてあげたい｜
｜暗く怖いものでもあるけど…私には悪いものには見えないから…自分で経験して今…わかった｜

>桜子…っ！！！（不意にハグをしてしまうさやかちゃんである）
｜さやかも…乗り越えたんだよね？そしてその先に今がある…！｜

那由他のやつは一撃で意識を刈り取ってくるからまだ楽だけど
ねむのは力がざこざこよわよわだから痛みがじわじわ長く続くからいーーーやっ！！

ねね、これから桜子ちゃんの初失恋記念に元気出そうよパーティをしないかな？お姉ちゃん！
カラオケでピザとかチキンとかたくさん食べながらやるって鶴乃さんが前に教えてくれたんだ！

>繁殖、植物の桜…植物の繁殖…人間のそれとは違う…（なにやら考えこんでいる灯花）
>……わたくし、わかっちゃったかもしれないにゃ
>おじさまと聖団のサッカーさんたちが苗木を食べた魔女に捕まったわけが！
桜子本体の持つおじさんへの情念が苗木に流れ込み、それを取り込んだ魔女にまで影響が及んだ果ての事象だと
…やはりそう推測したのかな？灯花、君も…

>｜さやかも…乗り越えたんだよね？そしてその先に今がある…！｜
…うん…終わりじゃなくてその先を見せてくれたんだ…！

（きっと何も言えない事が一番苦しい事だと…あたしは思った）
（なぜならあたしは…どこかのあたしはそうして魔女になったから）

>桜子本体の持つおじさんへの情念が苗木に流れ込み、それを取り込んだ魔女にまで影響が及んだ果ての事象だと
>…やはりそう推測したのかな？灯花、君も…
苗木の本質は植物、だからねー…人間の繁殖がどういうものかを理解してなかったんだと思うにゃー
だから根食みの魔女が魔力を得るためにって取り込んだマギカスートラの情報を参照したけれど
それは人間のための行為に特化したものだったから、行動の出力がズレちゃったんだよー

おじさまへの恋心…せーぶつがくてきに突き詰めると、繁殖欲があの日の使い魔に影響を与えた結果
魔法少女数人を取り込んでおしべとめしべに見立てる形で自家受粉を行ったんだよ
でも人間と植物の繁殖方法は違うから、性的な感情エネルギーからの魔力を選るだけに留まったってわけ！

｜と、灯花…それくらいに…しておいて、ほしい｜（ﾑｽｰｯ…）
｜それだとまるで私の本体が性欲が強い子みたいに言われてる…ような、気がする…から…｜

｜やめてくれないなら…ねむと一緒に灯花のお尻を私も叩くね…｜
｜えいっ…えいっ…｜

え〜？せーよく超つよつよの先輩はどう思う〜？さやかおねー様〜(つんつんつんつん)

>え〜？せーよく超つよつよの先輩はどう思う〜？さやかおねー様〜(つんつんつんつん)
ほ…ほどほどに？！って感じかな？あはは…は…

ここでの問題はねー、魔法少女数人…つまり繁殖には女性の人体が必要ってことまで苗木側の学習が進んでたことだにゃー
最初は湯国のクマの死体だった…でもそれじゃぜーんぜんダメだったから今度はサッカーさんたちを使ったってことで
>｜やめてくれないなら…ねむと一緒に灯花のお尻を私も叩くね…｜
>｜えいっ…えいっ…｜
にゃ〜〜〜！！！！！！！！

でもこれで…きっと織莉子さんの未来視には映らなくなったと思います
そして次は…さやかちゃんの番だよ！

>でもこれで…きっと織莉子さんの未来視には映らなくなったと思います
>そして次は…さやかちゃんの番だよ！
うん……あたし、おりりんとキリカに言わなくちゃいけないことがあるし
あの二人と絶対に、しなくちゃいけないことがある…！

あたし……そっか…仲直りしなきゃ…なんだよね？

まー正直さやかおねー様がブチ切れなきゃとんでもない事になってたから〜？
謝るのはむこーの方だとも思いますけれどぉ〜！！

>ここでの問題はねー、魔法少女数人…つまり繁殖には女性の人体が必要ってことまで苗木側の学習が進んでたことだにゃー
つまり…あの時はあやうく俺は罪も無い紗枝さんたちと一緒に
ガチ苗床の一部にされるとこだったかもしれなかったのか…コワイ！
>最初は湯国のクマの死体だった…でもそれじゃぜーんぜんダメだったから今度はサッカーさんたちを使ったってことで
俺を襲ったあのクマ…潰れた片目から木の枝みたいなのが生えてたのはそういう…

そうだな…その件についてはちょっとはっきりもしておきたい事が俺にもあるから
さやかだけの問題じゃないんだよ

>あたし……そっか…仲直りしなきゃ…なんだよね？
織莉子ちゃんたちも、待ってるって約束してくれました
自分たちは逃げも隠れもしないから、また屋敷に来て欲しいって

いろはちゃん達にもちょっと今聞きたい事があるんだ
いいかい？
その、ユニオンではちょっと問題起こした子に対してはどう対処しているんだ？

まあ…仕方ないんじゃないかな？灯花(ﾍﾟﾁﾍﾟﾁ)
桜子がこうして自覚と節制を持たなければ、繁殖欲が暴走するのは時間の問題だったろう
その場合、今度は誰が真っ先に母体候補となるか…と考えればバケツさんがどんな未来を見たか想像できなくはないね
あ、ういはよくわからないならそのままで構わないよ…むふっ

えっ？！ユニオンではどうしているか…それって罰則みたいなものですか？

>その場合、今度は誰が真っ先に母体候補となるか…と考えればバケツさんがどんな未来を見たか想像できなくはないね
>あ、ういはよくわからないならそのままで構わないよ…むふっ
え、えっと……う、うん！ねむちゃんが言うならわたしそうするね！（微笑むうい！）

左様…マ連には罰則もそうだけどそもそも規則のようなものって無いんだ
強いてあげるなら俺の家ではバトル厳禁くらいなもので

今回の事は相談もなしに凶行に出たというところは否めないからね
仮にも組織めいた事している以上は何かしらの…ペナルティは課すべきだとは思っているんだ
表沙汰にしないにしろ…ね？

わたくしたちは爆発腕輪をはめられて保護観察みたいな事になったにゃー
ま！わたくしたちを封じるにはそれが妥当かと思いますけど〜

でもお姉ちゃん…罰則ってユニオンにも無いよね？
灯花ちゃんとねむちゃんが受けた裁判だけど、あれって特例中の特例だったし…

うん、そうだねうい…あの裁判だとユニオンの決まり事じゃ無くて
判決を出すためのものさしに使ったのは実際の法律だったもん…

それに「」さん…あなたがその罰を下す立場になるってことは
あなたがみんなの上に立つってことにならないかな…？

>今回の事は相談もなしに凶行に出たというところは否めないからね
>仮にも組織めいた事している以上は何かしらの…ペナルティは課すべきだとは思っているんだ
おじさん、あなたは…彼女たちにもかつての僕たちのように
自爆装置かそれに類する物品の装着を義務づけさせたりするつもりかな？
>表沙汰にしないにしろ…ね？
…それを聞いて安心したよ、今の言葉は彼女たちの生殺与奪までを表だって握るつもりは無いことの証明だからね