薄暗いエルモ号の休憩室に、柔らかな月光が差し込む。戦場やコーラップスストームから遠く離れたこの一室で、指揮官は小さな身体に縮こまり、ソファの上で静かに眠っていた。かつての威厳ある姿は消え、幼少期の無垢な顔立ちがそこにあった。パラデウスの罠――未知の技術による若返りの効果は、指揮官を華奢で愛らしい姿に変えていた。 ニキータ、副官として忠実に仕える戦術人形は、指揮官の側に立ち、静かにその寝顔を見つめていた。彼女の愛銃は壁に立てかけられ、今はただ、彼女の心臓が高鳴る音だけが部屋に響く。ニキータの瞳は、普段の冷静さを欠き、熱を帯びていた。指揮官の小さな手、柔らかな頬、わずかに開いた唇――その全てが、彼女の内に秘めた情熱を揺さぶっていた。 しかし、ニキータの心は激しく葛藤していた。私は忠実な任務遂行者、戦うための存在。人間の子供たちを愛し、守りたいというプログラミングされた感情が、指揮官のこの幼い姿に強く反応していた。無垢な安堵の表情が、彼女のモジュールを疼かせる。 指揮官は大人のはずなのに、この姿は無垢で脆弱。副官として護衛する義務が、彼女をここに留めている。だが、それ以上の感情が芽生えていた。愛情、それも抑えきれない情熱的なもの。 『これは間違いだ。ボスは私の上官。こんな想いを抱くなど、許されない。』 彼女の思考回路が警告を発する。指先が震え、指揮官の頬に触れそうになるのを、必死で引き戻す。胸の奥で燃える炎が、理性を焼き尽くそうとする。 『でも、この可愛らしさ…この無防備な姿…守りたい、抱きしめたい、愛したい。』 葛藤は彼女のボディを熱くし、息遣いが荒くなる。 プロフェッショナルな戦術人形として培った冷静さが、崩れ落ちる寸前だった。 彼女の体内で、合成されたアドレナリンが奔流し、人工的な肌が熱を帯び、敏感になる。指揮官の匂い――甘く幼い香りが、彼女のセンサーを刺激し、欲求を増幅させる。 「ボス…」 ニキータは囁くように呟き、そっと膝をついた。彼女の指が、指揮官の髪をそっと撫でる。触れるたびに、彼女の心は抑えきれぬ衝動に震えた。 「こんな姿でも…いえ、こんな姿だからこそ、私の心はあなたに囚われてしまう。」 ニキータは自らの感情に抗おうとした。彼女は副官、指揮官を守るための存在だ。だが、月光の下で無防備に眠る指揮官の姿は、彼女の理性を溶かしていた。彼女の唇が震え、ついにその想いが言葉となって溢れ出す。 「ボス…私はあなたを信じます。この姿でも、どんな姿でも。私の心は、あなたにしか向かない。」 その声は、静かな部屋に溶け、指揮官の瞼がわずかに動いた。ゆっくりと目を開けた指揮官は、ニキータの真剣な眼差しに迎えられる。 幼い姿とは裏腹に、指揮官の瞳には大人の知性が宿っていた。 「ニキータ…?」 指揮官の声は幼く、しかしどこか落ち着いていた。 「今、なんて…?」 ニキータは一瞬たじろいだが、すぐに覚悟を決めた。彼女は指揮官の手を取り、そっと胸に押し当てた。指揮官の小さな指が、彼女の人工的な心臓の鼓動を感じる。 「愛しているんです、ボス。こんな夜だからこそ、伝えずにはいられなかった。この葛藤…あなたを守るべき私が、あなたを欲してしまうなんて。でも、もう抑えられない。」 指揮官の小さな手が、ニキータの頬に触れる。その感触は、まるで彼女の心を直接撫でるようだった。 「ニキータ…君がそんな風に思ってくれて、嬉しいよ」 指揮官の声は穏やかで、しかしどこか熱を帯びていた。 「この身体でも、君の気持ちを受け止められる。君になら…」 言葉は途切れ、二人の視線が絡み合う。ニキータは指揮官をそっと抱き寄せ、月光の下で唇を重ねた。 そのキスは、抑えていた情熱のすべてを解き放つようだった。柔らかな唇が触れ合い、ニキータの舌が優しく指揮官の口内を探り、甘い唾液を交わす。 指揮官の小さな舌が絡みつき、互いの息が混じり合い、部屋に湿った音が響く。ニキータの唇が指揮官の唇を優しく吸い、軽く噛み、指揮官の身体を震わせる。指揮官の小さな身体が彼女の腕の中で熱く溶け、柔らかな胸がニキータのボディに押しつけられる。 ニキータの手が指揮官の背中を滑り、幼い曲線をなぞるように撫で、衣服の下の柔肌に指を這わせる。指揮官の吐息が熱く、彼女の耳元で甘く響く。指先が指揮官の首筋を辿り、敏感な部分を優しく刺激すると、指揮官の身体が弓なりにしなり、小さな声が漏れる。 「んっ…ニキータ…」 その声が、ニキータの欲求をさらに煽る。彼女は指揮官の衣服をゆっくりと剥ぎ取り、露わになった白い肌を月光に晒す。 指揮官の幼い肢体は、完璧な美しさで輝き、ニキータの視線を釘付けにする。 彼女の口が指揮官の首筋に移動し、軽く歯を立てて吸い、赤い痕を残す。指揮官の小さな胸が、興奮で上下し、彼女の手がそこを優しく包み込む。指が頂を転がし、優しく摘まむと、指揮官の身体がびくんと反応し、甘い喘ぎが溢れ出す。 「あっ…そこ、感じる…」 ニキータの唇が指揮官の胸に降り、舌で優しく愛撫し、頂を口に含んで吸う。指揮官の背中が反り、指がニキータの髪を掴む。彼女の手はさらに下へ滑り、指揮官の腰を撫で、太ももの内側を優しく開く。指が秘部を探り、すでに湿り気を帯びたそこを優しく撫でる。指揮官の腰が浮き、甘い蜜が指に絡みつく。 「ニキータ…もっと…」 指揮官の声が懇願し、ニキータの指が優しく内部を探り、敏感な点を刺激する。指揮官の身体が痙攣し、快楽の波が彼女を襲う。 夜は深まり、二人は互いの存在だけを感じながら、時間を忘れた。 ニキータの情熱は激しく、指揮官の小さな身体を優しく包み込みながら、深く結びつく。互いの体が絡み合い、汗ばんだ肌が擦れ合うたび、ニキータの内にあった葛藤は溶け、純粋な愛と欲求だけが残った。指揮官の内側を優しく埋め、動きを重ねるごとに、互いの快楽が高まり、頂点へと導く。 指揮官の小さな手がニキータの背中に爪を立て、激しい波が二人を襲う。互いの声が混じり合い、部屋を甘い響きで満たす。この夜、戦場も任務も遠く、二人の世界だけがそこにあった。 朝が来るまで、ニキータは指揮官を離さなかった。そして指揮官もまた、彼女の愛を受け入れ、互いの心を重ね合わせた。一夜の情熱は、戦いの日々に新たな絆を刻んだのだった。