群れからはぐれた一匹の小さなゴブリンがいました
部隊長は60号ちゃんに剣を持たせると
あれを倒してこいと言ってきます

「くぅぅ……！」

どうにか立ち上がり剣を構えます

(立ってるだけでやっとなんだぞっ！どうして私ばっかりこんな目に……！！)

60号ちゃん/ゴブリン
dice2d100=27 26 (53)

強いぞ60号！

やれば出来る子

もしかして淫魔王様この性根を直すために騎士団に送った？

相手がゴブリンの中でも非力な部類であったこともありますが60号ちゃんはきちんと自分の戦い方でゴブリンに打ち勝ちました
部隊長はにやりと笑って盛大に褒めてくれます

「あは……ははは……」

(鎧を着ていても本物の害意は怖い……だが、どうにかなった。私もやればできるんだ！)

(しかし本当に暑苦しいなこの男は……)

今回の一件を通じて60号ちゃんから部隊長への好感度が
dice1d150=133 (133)
上昇しました

頑張って強くなれ60号ちゃん！

(ま、まぁ……こんなやつからでも、褒められるというのは悪くない気分だ)

(……あるいは、彼の言うことに裏表を感じられないからだろうか)

へとへとになった60号ちゃんはついに立つことすらできなくなってしまいますが
2メートル超えの長身とそれを覆う鎧を背負って部隊長は小走りで宿舎まで帰るのでした

部隊長から60号ちゃんへの好感度が
dice1d120=50 (50)
上昇します

とりあえずは使い物になる程度かな

部隊長としては手のかかる部下として見ているだけのようですね

それからも60号ちゃんは騎士団の団員として生活していくことになります
そんなある日……

dice1d3=3 (3)
①走り込み
②今度はオークの討伐に
③ナンパされる

今度はオークか

今度は下がらずに戦えるかな？

大丈夫？SENKAされない？

あれから日数が経って今度はオークの討伐に行くことになります
部隊長や仲間からは戦うつもりで臨めと念を押されました

(やらないと怒られるし……やるしかないか)

「……っし……」

部隊は近くの廃村でありオークの棲み家となっている場所に侵入しました
すると程なくして複数体のオークが現れます
60号ちゃんは……
dice1d3=3 (3)
①矢面に立つ！
②一体の相手をする
③やっぱり怖い！逃げる！

えらい！

性格が治るなら積極性も上がってるくるかな？

「わ、私が相手だっ……豚めっ……！」

「や、やってやるっ、私にだってできるんだっ……！」

60号ちゃんは並みいる騎士たちを押し退けて矢面に立ちます
そしてオークたちに挑みかかるのです

60号ちゃん/オークたち(数が多いのでオークたちに+20)
dice2d100=67 25 (92)

成長したなぁ！
やっぱり矯正が目的か？

クソ雑魚オーク！

いい勝負だった

結構やれるじゃないか

サキュバス騎士はオークなんかに負けない！

彼女の妄念に押されてオークたちも戦意を削がれています
あと身長に関してはオークよりも体格がいいのでそういう要素でも威圧されていますね

「……ぁぁっ！らぁぁっ！！」

不恰好に剣を振り回しますが高身長ゆえのリーチでどんどんオークたちを戦闘不能にしていきます
彼らはひとまず態勢を整えるために逃げ出していきました……

dice1d4=3 (3)
①部隊長が褒めてくれる
②みんなに認めてもらえる
③無理をするなと部隊長に注意される
④全部

手厚い

いい子になっちゃう！

みんなの前で褒めて祝ったあとでの指摘か

部隊の仲間たちはがむしゃらに戦う彼女の勇姿を見て60号ちゃんを大切な仲間だと認めてくれました
部隊長もその勇気と活躍を称えてくれますが無茶して死んだら元も子もないと軽く注意もされました

「……はい、分かりました。部隊長」

60号ちゃんの積極性が
dice1d100+1=98 (99)16 (17)
になりました

ちょっとだけ直った！

17倍か凄い成長率だ

魔族が人間たちに迎え入れてもらってる感動的なシーンですな！

かなり控え目なことには間違いないですが少しは自発的に動けるようになりました
それから部隊は見事廃村に巣食っていたオークを追い出すことに成功
汗まみれになった60号ちゃんは鎧を脱いで木陰で休んでいました

「……部隊長」

彼は60号ちゃんに近くの川で汲んできた水を水筒に入れて渡してきました

「ありがとうございます……」

dice1d3=1 (1)
①少しだけ話をする
②夕方まで居眠り
③汗まみれの60号ちゃんからいい匂いが漂う……

そういえばいい匂いだったな