─ある深夜。人気のない廃ビルの屋上。
テントモンはある使命を受け、単独でリアルワールドに渡った暴走デジモンの捕縛に奮闘していた。
歪む電波を追い、慎重に索敵を進めていたその時…背後でぱしゃりとシャッター音が響いた。

「お。まじで幽霊いるじゃん」
「なんだお主は…？」

スマホを構え、興味津々に連写を繰り返す少女・井赤晴夏。
彼女はこの数日街中で発生する「謎のノイズ現象」を面白がり、独自に心霊スポットを撮影していた。
なお、特に動画投稿や配信の予定はない。

それからというもの、テントモンが真面目に任務を遂行しているとハルカはどこからともなく現れては勝手に撮影を始める。
「ま〜〜たおぬしか！任務の邪魔をいたすなでござる！」
「邪魔じゃなくて取材。現代の忍者は廃ビルに実在した、っと」
テントモンは必死に追い払おうとするが、ハルカは好奇心の赴くままにウロチョロしている。

横にいるデジモン達は何モンなんだね

そんな事が繰り返された数日後。
彼女の前に、異様なノイズと共に暴走した獣型デジモン・グリズモンが姿を現した。
テントモンが警告を発するよりも早く、振るわれた腕がビルの外壁にヒビを産む。
「やはりこのビルに潜んでおったか…下がれ！ここは危険でござる！」

咄嗟に飛び出したテントモンはハルカを庇い、直撃を受けてしまう。
重傷を負いながらも彼女を守るために閃光を放ち、激しく火花を散らせる。
電流と瓦礫の中で繰り広げられる戦いを、ハルカは撮影も忘れて見つめていた。
「…本当に、戦ってるんだ」

追い詰められたテントモンがついに倒れかけたその時─グリズモンの頭上にドラム缶が落下した。

「おー。命中するもんだ」
それは、上の階からハルカが落としたものだった。
彼女は階段を駆け下り、テントモンの前でしゃがみこむ。

「生きてる？」
「逃げろ…」
「ごめん、それもう無理」
「拙者が時間を…」
「アンタもう、あたしの友達だから」
「時間を稼…は？」
ハルカか微笑んだ時、ドラム缶をどかしたグリズモンが大きく咆哮を上げた。
立ち上がりながら木材を片手に構えた時、スマートフォンが眩く光った。

「それは…進化の光…！」
「なんだか知らないけど─喧嘩、上等じゃないの」
帽子を深く被り直し、イタズラっぽく笑いながらスマートフォンを突き出すハルカ。
その瞬間、テントモンの身体を新たな光が包み込んだ。

「テントモン進化─！」


おわり

>横にいるデジモン達は何モンなんだね
L6 バンチョースティングモン
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L5 シェイドラモン
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L4 フライビーモン
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です！！

困ったすごい癖に刺さる

シェイドラモンはワームモン味があっていいよね

あとこれは前回お出ししたイタムのSettei
お手数ですがスプシに加えておいてくれるとたすかります！
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半年前にAiのべりすとに「デジモンの二次創作するからなんか適当に出力して」と言ったらでてきたモンの調整です
だいぶ山田っぽいけどまぁいいかぁ！よろしくな！
なお調整前のパートナーデジモンはドラシエルV2でした あほ！

ハルカの単体
横のブツブツはコピックの色確かめてるヤツをめんどくさくて消してないだけです
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デジタルでよく見るやつをアナログで…？

>困ったすごい癖に刺さる
俺はこういう中性的だけど服装はちゃんと女である子に弱い

>シェイドラモンはワームモン味があっていいよね
ダークフレイドラモンっぽさがカッコよくていい…
炎の羽根は描くと後ろの人が見えなくなるので省略してます
ごめんほんとは描くのダルかった

あとテントモン単体のヤツ
こいつはウイルス種のほうです
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…何か見た目違うんです？

>…何か見た目違うんです？
ウイルス種です

>…何か見た目違うんです？
見てくれよこの旧デジカのテントモン(ウイルス種)を
何が違うんだ
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……所属か

ベーシストキャラ出すぞ〜してたら他にもベーシスト出そうとしてた人がいたんだ
ダブっちゃうかもな〜って考えてたら一人でポンとバンド完成させててこいつやば…ってなったよね

あそこの公式キャラ構築というかキャラの組み立て異様に早いから…

イケテントモンすぎる…

赤字になりました
お付き合いありがとうございました〜