ただいまさやか
そうか…双子の特訓がいよいよ始まったのか！

＜ふぅーっ…！ふぅーっ…！でございます〜！（デカいバルーンを膨らませているらしい）
＜えいえいっ！やぁーっ！！（ｶﾞﾝｶﾞﾝｶﾞﾝｶﾞﾝｶﾞﾝ）…ねぇ巴さん！このドラム缶やけに硬くないかな！？

まだまだ行けるはずよ月夜さん！これは肺活量と息づかいのトレーニングなんだから！

（高架ガード下のよくみんなが使っているところにいる双子である…）

>＜えいえいっ！やぁーっ！！（ｶﾞﾝｶﾞﾝｶﾞﾝｶﾞﾝｶﾞﾝ）…ねぇ巴さん！このドラム缶やけに硬くないかな！？
そのとおりよ月咲さん、だって私の魔力で少しだけ強化してあるもの（たゆんっ♡）
さ、遠慮無くボコボコにしてみて頂戴！

あら「」さん、おかえりなさい
二人はもう基本的な事ができていると思うのだけどもね？

ここが君たちのトレーニングの場か…確かに人通りも少ないし
流石に俺のとこの庭では狭いからな

>そのとおりよ月咲さん、だって私の魔力で少しだけ強化してあるもの（たゆんっ♡）
>さ、遠慮無くボコボコにしてみて頂戴！
わ…わかったよ巴さん！ﾋｮﾛﾘ〜♪（笛を吹き鳴らせば光属性な魔力が月咲の周囲に舞う）
もう一発ーーーーっ！やぁーーっ！！（フルスイングされた笛に周囲の魔力が纏わり付き強化される！）

ストーップ！まだですマミさん！もうすぐ電車が通るみたいですから！
それまで叩くのはもうちょい待ちです！

はぁーっ…はぁーっ…！（すでに膨らませ終わったバルーンに埋もれかけている月夜）
最初に体力テストとしてここからほど近い見滝原小学校エリアを5週走った後でこれは堪えるのでございます…

電車の通過音で相殺するというのか…！
まあ確かに夜にガンガンおかしな音が聞こえると怪しまれるしな…

あっ、いけない！そうだったわね！
ごめんなさい月咲さん！ストップよ！まだドラム缶を殴ってはダメーッ！！

うりゃぁーーーーーーーっ！！（フルスイングする月咲…しかし！）

>ごめんなさい月咲さん！ストップよ！まだドラム缶を殴ってはダメーッ！！
はうっ！？（ﾋﾟﾀｯ…と寸止め！そしてｼｭﾎﾟｰﾝ！）…危なかったよ〜
…って？あれ？ウチの笛は…？(ｷｮﾛｷｮﾛｷｮﾛ)

これは時間制限付きのものよ
長くたたいてればいつかはひしゃげるでしょうけど…魔女はそんな余裕を許してはくれないわ！

ｷﾞｭﾝｷﾞｭﾝｷﾞｭﾝｷﾞｭﾝ！！！
（※ブンブンブン殴りのための魔力が満ちに満ちた月咲の笛が成人男性の方へ飛んでくる！）

漫然と叩くのではなく集中も必要という事でございますね？

>はうっ！？（ﾋﾟﾀｯ…と寸止め！そしてｼｭﾎﾟｰﾝ！）…危なかったよ〜
>…って？あれ？ウチの笛は…？(ｷｮﾛｷｮﾛｷｮﾛ)
いやー今のはちょっと危なかったな月咲ちゃん！HAHAHA……って？
>ｷﾞｭﾝｷﾞｭﾝｷﾞｭﾝｷﾞｭﾝ！！！
>（※ブンブンブン殴りのための魔力が満ちに満ちた月咲の笛が成人男性の方へ飛んでくる！）
うおお！！！危なーーーーーい！！！！俺が！！！！

しまった！…ペロおじーっ！！避けてーーーっ！！

>うおお！！！危なーーーーーい！！！！俺が！！！！
オット危ないっ…のですっ！（ﾊｼｯ!）

（月咲の笛を余裕でキャッチしてみせるのは…得意げに鼻息の荒いなぎさ！）
（ベベ顔だ！）

なぎさちゃんか！？助かった！ありがとうね？（なでなで）

こらーっ！気をつけるのです月咲！（ｶﾞｳｯｶﾞｳｯ）
「」の体のスペックはフツーの人なのでこんなの当たったらシュレッドチーズにナッチャウのです！

ﾋﾟｰﾋｬﾗ姉妹になぎさも付き合う事にしたのです！
ありがたく思うのですよ！

ごめ〜ん…ちょっとすっぽ抜けちゃって！

あっ…そろそろ来ますよマミさん！（柱に耳を当てていたさやかである）
レッツドラミングです！

（年上の月咲を相手にしてもこまっしゃくれた上から目線を崩さないなぎさ！）
（ちょこんと背伸びしているのが実にカワイイのである）

>ﾋﾟｰﾋｬﾗ姉妹になぎさも付き合う事にしたのです！
>ありがたく思うのですよ！
ふふっ、こちらこそでございます（ﾅﾃﾞﾅﾃﾞﾅﾃﾞﾅﾃﾞﾅﾃﾞ）
ラッパと篠笛との違いはあれど吹奏楽友達のなぎさちゃんと一緒なら百人力でございます♪（ﾅﾃﾞﾅﾃﾞﾅﾃﾞ…）

>こらーっ！気をつけるのです月咲！（ｶﾞｳｯｶﾞｳｯ）
>「」の体のスペックはフツーの人なのでこんなの当たったらシュレッドチーズにナッチャウのです！
でしたら試しに私が「」様にバフを掛けてみると言うのは･･･いかがでございましょうか？

そしてなぎさが来たのにはもう一つ理由があるのです…
今夜こそっ！術許しを得るために来たのです！！！

>（年上の月咲を相手にしてもこまっしゃくれた上から目線を崩さないなぎさ！）
>（ちょこんと背伸びしているのが実にカワイイのである）
可愛い〜！ウチの後輩の理子ちゃんと同い年くらいだったり？（ﾅﾃﾞﾅﾃﾞﾅﾃﾞﾅﾃﾞﾅﾃﾞﾅﾃﾞ）
…じゃなくて！ウチの笛をありがとう！ナイスキャッチだったよ！

>ラッパと篠笛との違いはあれど吹奏楽友達のなぎさちゃんと一緒なら百人力でございます♪（ﾅﾃﾞﾅﾃﾞﾅﾃﾞ…）
そう言えばウチらなにかとおチビと縁があるかも？

うややや〜！ピーヒョロ姉妹からも撫でられまくられちまっているのです〜！！

>あっ…そろそろ来ますよマミさん！（柱に耳を当てていたさやかである）
>レッツドラミングです！
あら、もうすぐ来るのね？
じゃあ…月咲さんから始めましょう！用意はいい？

>そしてなぎさが来たのにはもう一つ理由があるのです…
>今夜こそっ！術許しを得るために来たのです！！！
それなのだけれど…なぎさちゃんにとってもこれは鍛錬なのだから
まずはね、打撃攻撃が得意な月咲さんのを見学してみて欲しいの（頷くマミ）
>あっ…そろそろ来ますよマミさん！（柱に耳を当てていたさやかである）
>レッツドラミングです！
頃合いね♪…それじゃ月咲さん、あらためてやってみて頂戴！

ｺﾞｰｰｰｰｰｯ…！（電車が走る振動と轟音とが近づく…そして！）

ウチはいつでもオッケーだよ！
集中集中！

ｶﾞﾀﾝｶﾞﾀﾝ！！ｶﾞﾀﾝｺﾞﾄﾝ！ｶﾞﾀﾝｺﾞﾄﾝ！！ｶﾞﾀﾝｺﾞﾄﾝ！！

笛を構えなおして…いっくよーっ！！（ﾌﾞﾝｯ！！）
>ｶﾞﾀﾝｶﾞﾀﾝ！！ｶﾞﾀﾝｺﾞﾄﾝ！ｶﾞﾀﾝｺﾞﾄﾝ！！ｶﾞﾀﾝｺﾞﾄﾝ！！
やぁーーーーーっ！！！！！！（ｶﾞﾝｺﾞﾝｶﾞﾝｺﾞﾝｶﾞﾝｺﾞﾝｶﾞﾝｺﾞﾝ！！！！！💥💥💥）

（おおよそ10秒…！この間にどれだけの事ができるのであろうか？）

ﾊﾟｧｰｰｰﾝ!!!
ｺﾞ-------!!!!!

うややーっ！見るのです「」！さやか！すごいのです！
月咲のやつが殴ったドラム缶が浮いてるのです！空中コンボなのです！

そこまでっ！！！（マミが手をあげて制止！）

っ…！（ｽｯ…と残心する月咲……そして）
>月咲のやつが殴ったドラム缶が浮いてるのです！空中コンボなのです！
……ｶﾞｺﾞﾝｯ！！！ｶﾞﾗﾝｯ！ｶﾞﾗﾝｯ…！
ｺﾞﾛ……（ボコボコに凹まされたドラム缶が地面の上に落ちて転がる）

>うややーっ！見るのです「」！さやか！すごいのです！
>月咲のやつが殴ったドラム缶が浮いてるのです！空中コンボなのです！
んん〜でも空中でお手玉すると力が逃げるのよねー…
音だけは派手になっちゃうのよ

ぜえ…はぁ…これかなりハードだよ〜〜〜！！

なかなかいい線をいっていたわよ月咲さん！！
流石ね？

それじゃあ…ちょっと待っていてね？（凹んだドラム缶はしめやかにマミに修復される）

お見事ね♪……と言いたいところなのだけれど（ドラム缶を調べおわると月咲へ振り向くマミ）
凹み方が浅めなのよね…月咲さん、もうちょっと原形留めない状態までいけるはずよ

>凹み方が浅めなのよね…月咲さん、もうちょっと原形留めない状態までいけるはずよ
ううー…巴さん、手厳しいよ〜！（よよよよ…）
>んん〜でも空中でお手玉すると力が逃げるのよねー…
>音だけは派手になっちゃうのよ
さやかにまで言われちゃったよ月夜ちゃ〜ん…！

…（うぉ…あれでも駄目なのかマミさん…しかも結構えぐい事を言っているな！）

ドラム缶の儀は奥が深いのです…！
次は月夜がやってみるのです！どんな形でも構わんから凹ますのです！

>さやかにまで言われちゃったよ月夜ちゃ〜ん…！
月咲ちゃんの勇姿はこの私がちゃんと視ていたのでございますよ…！（なでなで）
それにさやかさんは元から近接スタイル…巴さんは遠近どちらでも戦えるオールラウンダーでございます
私たちも目指さなければ…フィジカル系を！でございますよ！

月咲さんはもともと体を動かすのが得意なのでしょうね？
初めてでここまでできる子はなかなかいないわよ？

工房だといつもドタバタしちゃってるから…電動ママチャリ君でお弟子さんたちのご飯を買出しに行ったりもするし
工房での普段の生活が体作りに役立ってると重うとちょっと複雑かも…

>月咲さんはもともと体を動かすのが得意なのでしょうね？
>初めてでここまでできる子はなかなかいないわよ？
あ、ありがとう……えへへ（にこっ…♪）
ねぇおチビ、巴さんって上手くできたとこをちゃんと褒めてくれるから
教わる方も嬉しくなっちゃうよね…！

確かに君たちは距離を詰められるとそれが弱点になりそうだしな…その弱点を埋めるという事だな

>確かに君たちは距離を詰められるとそれが弱点になりそうだしな…その弱点を埋めるという事だな
あたしが前戦ってた時だって笛吹かれるとどうしようもなかったからね！
だからインファイトに持ち込んだのよ！

>ねぇおチビ、巴さんって上手くできたとこをちゃんと褒めてくれるから
>教わる方も嬉しくなっちゃうよね…！
マミは褒めて伸ばすのが上手なタイプなのです
見滝原ーズみんなを育ててきたジッセキがあるのですよ月咲！（えっへん）

あら♪褒めたって紅茶とケーキくらいしか出ないわよなぎさちゃん！
あと…見滝原ーズじゃないわよ？ピュエラマギ・ホーリー・セクステット！！
私たちのチーム名だもの…決して間違えてはいけないのよ？

そうでございますね…やはり接近戦は苦手でございます…
でも相手はこちらの都合を考えてはくれないでございますから

美樹さん！次の電車はどうかしら？

>あたしが前戦ってた時だって笛吹かれるとどうしようもなかったからね！
>だからインファイトに持ち込んだのよ！
あの時は笛を吹く前に剣をたたき込まれたからウチも焦ったんだよ、さやか
笛で受け止めるにも、まず笛を吹いて出てきた魔力を纏わせる必要があったから…

>確かに君たちは距離を詰められるとそれが弱点になりそうだしな…その弱点を埋めるという事だな
いつぞやかに「」様が仰ってた「ノーカラテ・ノー魔法少女」と言うお言葉･･･今になって嫌と言う程痛感しているのでございます

>美樹さん！次の電車はどうかしら？
今度は下りが来まーす！！次は誰？月夜？

ウチは殴ったりけったりできるけど…月夜ちゃん…そういうとこウチ見た事ないよ…！
無理しなくてもいいんじゃ…

>あら♪褒めたって紅茶とケーキくらいしか出ないわよなぎさちゃん！
わーいなのです♪もっとじゃんじゃん褒めていくのです！（しめしめなのです）
>あと…見滝原ーズじゃないわよ？ピュエラマギ・ホーリー・セクステット！！
>私たちのチーム名だもの…決して間違えてはいけないのよ？
アッハイ…なのです〜

ここで逃げるわけにはいかないのです！
月咲ちゃんと共に強くなろうと心に決めたのでございますから
ねー

そして…私は確かに殴る蹴るなどはあまり経験が無いのでございます…（よよよ…）
ですが、ならばと考えたのでございます…それになぎさちゃんが先ほど言っていたのでございます
どんな手段でも良いのでドラム缶を凹ませるように…と！

（迫る電車の音と振動…そして月夜の糸目がくわっと見開かれる！）

ｺﾞﾄﾝ…ｺﾞﾄﾝ…（次第に列車の音が近づいてくる）

私の答えは…こうでございます！
ﾋｮﾛﾘ〜♪ﾋｮﾛﾛ〜〜…♪（月咲の倍ほどの長さで笛を吹き鳴らす月夜）

(月夜の脳裏には既に確固たるイメージが構築されていた)
(叩いてダメなら音に魔力を乗せて、音譜で対象を包み込むように･･･)

（先ほどの月咲と同じように月夜の周りに闇属性めいた魔力が目に見えて浮かび上がる）
（笛を吹いた長さが妹より長いからか、出現させた魔力光の数が月咲のものより数倍は多い）

（一点だけ…針の先程度でいいのでございます！そこに心を集中して…）
こうでございます！（ひときわ高い音が響く！）

ｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞ…！！！✋（月夜の足元の地面から浮かび上がるのは巨大な黒い手のひらである）
（その手のひらはドラム缶を握るように掴み…そして）

ﾒｷ…ﾐｼ…

あれは…ウチの使うやつ…？

ﾍﾞｷｯ…ﾒｷﾒｷ…

……ｸﾞｼｬｯ！！

そこまでーーっ！！！

プ…ぷはーっ！！！い、息が続かないでございます〜（へたり…）

ｺﾞﾄﾝｯ！ｺﾞﾄﾝｯ！ｺﾞﾄﾝｯ！ｺﾞﾄﾝｯ…！（下り電車が過ぎ去っていく）

はぁっ…はぁっ…（上下する胸を手で押さえて上目遣いの月夜）
ご覧いただけたので、ございましょうか……「」様

すごいよ月夜ちゃん！！！
…月夜ちゃん？だっ大丈夫〜〜〜！！！！？？

あ、ああ…見ていたとも、バッチリと…（息を呑む成人男性だ）
月咲ちゃんもすごかったけど、月夜ちゃんのも予想を超えてきたな…！

すごい…すごいが！息が続かないのは危険だぞ！！

肺活量の問題とか言ってたら本当にそうなっちゃったじゃないのさ？！

ええ、見事だったわよ月夜さん…ただし、「」さんが今言ったことにも一理あるわよ？
見たところ、さっきの魔力の手のひらを操れるのはあなたの息が続くかぎりの間だけのようだし…

>はぁっ…はぁっ…（上下する胸を手で押さえて上目遣いの月夜）
>ご覧いただけたので、ございましょうか……「」様
ああ見たとも、この目でしっかりと･･･なんか見てて股間の辺りがﾋｭﾝｯてなったけども！
今はともかく酸素補給を！(そう言って酸素ボンベ5ℓ分を月夜に手渡す)

（巨大な指がめり込んだかのような形にひしゃげたドラム缶が転がっている）
（しかし、まだ完全にぺちゃんこと言うわけではない状態だ）

>（巨大な指がめり込んだかのような形にひしゃげたドラム缶が転がっている）
>（しかし、まだ完全にぺちゃんこと言うわけではない状態だ）
与えたダメージを目視で確認できるのもドラム缶特訓の良いところなのよね♪…どれどれ
凹み方は、月咲さんの時とほぼ同じくらいかしら…完全に握りつぶすまで息が続かなかったのね

うや…なぎさも負けてはいられないのです…！

>今はともかく酸素補給を！(そう言って酸素ボンベ5ℓ分を月夜に手渡す)
こほっ、けほっ……あ、ありがとうございます「」様（ｼｭｺｰ…）
ああっ…空気が美味しいのでございます…！

>今はともかく酸素補給を！(そう言って酸素ボンベ5ℓ分を月夜に手渡す)
あ･･･ありが、とう･･･ござい、ます･･･「」さま･･･///(ｽﾁｬｯ ｼｭｺｰ･･･)
『ただ「」様？これは酸素ボンベと言うよりも酸素スプレーでは･･･？』
ｺｰ ﾎｰ

月咲と月夜の奮闘に当てられたのか…なぎさが力強く立つ！

>『ただ「」様？これは酸素ボンベと言うよりも酸素スプレーでは･･･？』
>ｺｰ ﾎｰ
いいから酸素補給だ！！！！！！！1///
(ゴリラめいた形相で月夜に叫ぶ成人男性！)

>うや…なぎさも負けてはいられないのです…！
なぎさ…やるんだね？試験を！今ここで！

なぎさも基本はインテリジェンスの高い後方支援型魔法使い系なのですが
その枠に収まるほど小さくはないのです！！

>なぎさも基本はインテリジェンスの高い後方支援型魔法使い系なのですが
>その枠に収まるほど小さくはないのです！！
さっきの月夜のやり方･･･アレを見てなぎさも気付きを得たのですよ
直で叩いてダメなら･･･音を具現化して、叩き込む！
いわゆる音波かっこぶつりって奴なのですよ･･･！

>与えたダメージを目視で確認できるのもドラム缶特訓の良いところなのよね♪…どれどれ
>凹み方は、月咲さんの時とほぼ同じくらいかしら…完全に握りつぶすまで息が続かなかったのね
そのためにウチらにバルーン膨らませ特訓を課したんだね…巴さん
ウチらと言えば笛の音だもん…攻撃魔法を使うきっかけにもなってるから

なぎさちゃん…今日はこれで最後よ？
準備はいいかしら？

（ラッパを片手に仁王立ちのなぎさ…列車を待つ！）

そうね、月咲さん…あなたたちは笛の音を操る魔法少女なのだもの
あなたたちが固有魔法を行使するにはまず笛の音を介する必要がある…
…これからの鍛錬次第で笛の音を介さず攻撃もできるようになるかもしれないけれど
今は、笛の音こそがあなたたちの魔法を発動する起点になっているのよね

ｺﾞﾄﾄﾝ…ｶﾞﾀﾀﾝ…!

プｧﾝ!!(甲高く！そして短いなぎさの音！輝くシャボンが一つ！)

そして…それは私の魔法だって同じことなのよ（指先に黄色いリボンを顕わすマミ）
私の武器は銃では無く、このリボン…（ｼｭﾙﾙ）
銃を出すにはまず、リボンを出す必要がある…ただ、私の場合はリボンで銃を編み上げる速度を鍛えているから
私の戦い方を初めて視た人は、きっと『銃が武器なんだ』って勘違いしてしまうはずよ

>プｧﾝ!!(甲高く！そして短いなぎさの音！輝くシャボンが一つ！)
なぎさ・・・あんた一体何をするつもりなの？

今のなぎさはこうするのです！（ひときわ濃いシャボンを頭にかぶる）
うやーーーー！！！！（突撃！！）

>そうね、月咲さん…あなたたちは笛の音を操る魔法少女なのだもの
>あなたたちが固有魔法を行使するにはまず笛の音を介する必要がある…
>…これからの鍛錬次第で笛の音を介さず攻撃もできるようになるかもしれないけれど
>今は、笛の音こそがあなたたちの魔法を発動する起点になっているのよね
あ、それ……みふゆさんや教官にも言われました（頷く月咲）
ただ白羽根の仕事が忙しかったし、今のままでも白羽根は務まったから
そのままにしてたんだっけ…

なぎさちゃん…もしかして体当たりを？！

ｺﾞｵﾝ!!!!（泡の一つとなってドラム缶にぶち当たる！）

>あ、それ……みふゆさんや教官にも言われました（頷く月咲）
>ただ白羽根の仕事が忙しかったし、今のままでも白羽根は務まったから
>そのままにしてたんだっけ…
はい…二人の魔法の練習場所にしていた電波塔のウワサ
…名無し人工知能のウワサをいろはさんたちに消されてからは
気兼ねなく鍛錬できる場所も時間も減ってしまったのでございましたね、月咲ちゃん…（よよよ…）

ﾓｼﾞｭﾍﾞﾍﾞ---!!!!!

だね、月夜ちゃん…って！？ええーっ！！？
ウチらが思い出に浸っている間になぎさちゃんが大変なことにーー！！？

グワッシャーーー！！！！

むう…さながらエンチャント頭突きといったところか？！

ﾊﾞｰﾝ!ｶﾞｼｬｰﾝ!
(壁にぶち当たるドラム缶！見事なひしゃげぶり！)

ﾄﾞｽﾝ!ｺﾞﾛｺﾞﾛｺﾞﾛ…

死ーん…

（電車通過の轟音によってドラム缶が盛大に鳴る金属音は見事にかき消されている）

な……なぎさちゃーーーーーーーーーん！！！！！？（ｶﾞﾋﾞｰﾝ！）
だ、大丈夫なの！？ねぇ！？（駆け寄るマミ！）

あっ！ちょっとなぎさ？ヤバくない？

〜〜〜（ぐるぐる目になっている）

ﾓｼﾞｭﾍﾞﾍﾞ〜……（叛逆映画めいてｸﾞﾙｸﾞﾙ目を回しているベベ顔なぎさ…！）

ちょ、ちょっとおチビ！？ムチャクチャしてない？！今のって！
ああっ大変だよ月夜ちゃん！目を回しちゃってるよ〜！！

（マミに抱き起こされるグルグル目のなぎさ）
（豊満にお顔を埋めている…）

だ…大事ないのです〜…！
なぎさの石頭わ…そんな簡単に割れたりしないのですからして〜…！

捨て身じゃないのよー！？…待っててよねなぎさ、今治癒したげるから！
ドラム缶はまぁ見事にベコッ…ってなったけどもあんたがノビてちゃダメでしょーが！