NOTE.485

『ニューヨーク州議会の聴聞会に備えて、スタンダード石油はロックフェラーのコーチ役に高名な弁護士のジョゼフ・H・チョートを雇った。
　チョートにはこの一風変わった依頼人の真価がなかなかつかめなかったという。ロックフェラーはチョートにていねいに挨拶してから、
　だるそうに長椅子に横たわり、チョートが会社の事柄についていくつか尋ねても、口を固く閉ざしたまま何も明かさなかった。
　チョートは、逆に質問ばかりしてくる怠惰そうな人物に失望し、フラグラーに「どうすればロックフェラー氏とうまくやれるのでしょうか」と相談した。
　「まるで頼りないように見えます。始終、質問ばかりしてくるのです」。フラグラーは愉快そうにこう答えた。
　「いやいや、彼は自分の面倒は自分で見ることができますよ。そのうちおわかりになるでしょう。あの人のことは心配ご無用」。
　数年前のオールバニーでの証言のときには、ロックフェラーは30の質問に対し、すべて同一の答えをした。法律顧問の忠告に従って、
　どの質問にも回答を拒否したのだ。』

NOTE.486

『チョートはすぐに、自分の依頼人を心配する必要はなかったと気づいた。
　当時の多くの実業家と同じく、ロックフェラーも物事を不明瞭にすることにかけては自信を持っており、あいまいに答えるのが得意だった。
　宣誓の後、彼はぼんやりして忘れっぽく、愉快だが支離滅裂な男に変身し、スタンダード石油の巨大な迷路をさまよってみせた。
　また彼は、父親ゆずりの芝居っ気もたっぷりあった。
　ある記者によれば、壇上で宣誓したとき、ロックフェラーは「聖書に熱烈にキスをした」という。神がどちらの側についているのかを強調したかったのだろう。』

NOTE.487

『もっとも問題となる質疑応答が見られたのは、プライアーが過去の陰謀のこと、つまりサウス・インプルーヴメント・カンパニーの件を持ち出した時だった。
　プライアーが言いまちがえて「あなたはかつてサザーン・インプルーヴメント・カンパニーに所属していたか」と尋ねると、
　ロックフェラーはすぐにその誤りに気づき、そのような会社にいたことはないと否定した。
　記憶力抜群の彼は、設立許可は受けたものの実際には設立していないサザーン・インプルーヴメント・カンパニーという会社があることを思い出したのだ。
　プライアーは信じられないとでも言いたげな調子でこう続けた。「そういう会社はありましたか？」「聞いたことがあります」とロックフェラーは認めた。

「あなたはそこにいなかったのですか？」「いませんでした」。
　ロックフェラーは後にこの証言について次のように解説しているが、これを見ると、彼がどれほど狡猾かよくわかる。
「質問されたからといってわざわざ教えてやったりはしないよ。あの件はまるで今朝のことのように覚えている。
　(中略)質問者の誤りを指摘するつもりはなかった。立証できる記録があるからね。もちろん、自分が何を答えているかわかっていた。
　(中略)私はブルースター氏やフラグラー氏とはちがうタイプの証人だった。あの二人はひどく短気だから、すぐにかっとなって相手と論争を始めてしまう。
　だが、私は落ち着いていたし自分を抑えられた。証人としての私の義務には、聞かれもしないのに進んで証言することなど含まれていない。
　むこうは私をわなに誘いこんでいるものと思っていたが、私は相手が自分のしかけたわなに落ちるのを黙って見ていた」』

NOTE.488
そのサウス・インプルーヴメント・カンパニーを糾弾し、かつて人々に団結を訴えロックフェラーへの抵抗を率いた人物はこう演説した
「巨大なアナコンダが迫ってきている。しかし、われわれは決して屈しない」
「これは死に物狂いの男たちによる、死に物狂いの最後の戦いだ」

牧師の息子でありながら酒とポーカー浸りだが、
熱い心をもって地方の石油業者たちを束ねロックフェラーの石油帝国へ最初に抵抗した人物
若き石油業者、彼の名はジョン・D・アーチボルトといった

NOTE.489
シャーマン反トラストを大衆は「ザル法」と呼んだ

ロックフェラーは「シャーマン上院議員の法案は、実に過激で破壊的であり、
連邦議会に管轄権があるかどうかさえ疑わしい組織の関係者に対し、直接的・間接的の区別なく一人残らず罰金を科し、刑務所に入れようとしている」
として罵った

今週もお疲れっス
このあたりのアメリカ史は馴染みも薄いし更に経済ともなるとなかなか理解が難しいっスね

>今週もお疲れっス
>このあたりのアメリカ史は馴染みも薄いし更に経済ともなるとなかなか理解が難しいっスね
金本位制を実感するのが今の人間には難しいっスからね
金銀複本位だと国際的に約束された金価格じゃなく
フロートする銀によっても交換されるようになるから通貨の信認が減るっていうのがキモなわけっスけど
これも一言に理解してもらうのは中々難しいっスね

金本位制だと通貨供給量が足りなくなりそうなんだけどこの時代の米国はどうやって乗り切ったんスかね

ロックフェラーさんあなたに言いたいことがある
あなたはタヌキだ

まぁ経済学者が
「そもそもどうやって通貨が信用されて経済が動いているのか完全に理解した人物は歴史上一人もいないのだ」
って言うぐらいだし

>金本位制だと通貨供給量が足りなくなりそうなんだけどこの時代の米国はどうやって乗り切ったんスかね
例のごとく財務省が通貨発行債を発行（アメリカの場合はそのまんま国際）
これを各国立銀行に買付させてナショナル・ノートを発行させるっていうアレっスね
>ロックフェラーさんあなたに言いたいことがある
>あなたはタヌキだ
ムフフ
影の中のモノノケは政治も得意なのん
>まぁ経済学者が
>「そもそもどうやって通貨が信用されて経済が動いているのか完全に理解した人物は歴史上一人もいないのだ」
>って言うぐらいだし
通貨の信認ついては条件がわかってないっスからね
なんとなく信用されているという他ないっ

せっかく制定されたシャーマン法もあんまり実行力は無かったのかな

因みに1890年は大日本帝国憲法が施行された日本にとっても非常に重要な年である

>せっかく制定されたシャーマン法もあんまり実行力は無かったのかな
主に企業間の協力によるカルテルを規制したせいで
単一のカルテルであるSTOに対して意味がなく
むしろそうした単一カルテルに対抗しようとして組まれた連合カルテルを弱体化させる羽目になったわけっスね
本命のSTOにはほとんどかすり傷一つつけられなかったことから法文のガバガバっぷりを叩かれた
>因みに1890年は大日本帝国憲法が施行された日本にとっても非常に重要な年である
うわああああああああああああああ…
く、クマちゃんが片足を失っている

そもそもインターネットのおかげで知識を効率良く摂取出来るようになった現在ですら経済や金融の理解が進んでないのにこの時代の民衆にそれを求めるのは酷と言える

>うわああああああああああああああ…
>く、クマちゃんが片足を失っている
なにっ自殺したテロリストの葬式の香典を出してあげて顕彰碑文も揮毫しているっ

>そもそもインターネットのおかげで知識を効率良く摂取出来るようになった現在ですら経済や金融の理解が進んでないのにこの時代の民衆にそれを求めるのは酷と言える
民衆にはほぼ不可能っスけどアメリカは明確にこの頃金融理解で遅れてるっスね
前回ちょっと出てきたイングランド銀行の正貨流出に対する金利引き上げっていうのは
要するにこの正貨流出が何を引き起こすのか理解してたわえで
この後その点について説明入ることになるっスけどイングランドの理解と比べるとシャーマンは完全に劣後していたと評価する他ないっス
>なにっ自殺したテロリストの葬式の香典を出してあげて顕彰碑文も揮毫しているっ
ふぅんクマちゃんってやつは結構大人物ぶることによって若い層から信仰を得ているんだな

>そもそもインターネットのおかげで知識を効率良く摂取出来るようになった現在ですら経済や金融の理解が進んでないのにこの時代の民衆にそれを求めるのは酷と言える
商人は理論ではなく経験則で理解できていたのかもしれないが、
なんとなく理解できていた政治家とかはお前おかしくないか？ってなりそう

経済政策の多くは過去の知見っスね
まあ政策というものほとんどがそうかな？

政治屋も民衆も表面的な事実が一番重要なんだ本質なんか分からないから良いようにされるんだ悔しいだろうが仕方ないんだ

>商人は理論ではなく経験則で理解できていたのかもしれないが、
>なんとなく理解できていた政治家とかはお前おかしくないか？ってなりそう
役職というよりは過去の経験の方が大きいっスかね
イングランドは英国金融史でやったようにもうこの時既に通貨総量のトラブルを散々やってきたから
ピール条例のようにそれをなんとか整えようと必死こいてて物凄く神経質になってる
そしてそのくらい神経質にならなきゃならないものだってことをシャーマンたちは理解してない
>経済政策の多くは過去の知見っスね
>まあ政策というものほとんどがそうかな？
特に社会学の範疇は再現実験が不可能な自然実験頼りになるからそうなるっスね
金融では常識！これは絶対に覆らない！って思われてることがバンバン覆るから
「直感に反する（counterintuitive）」世界っスね
>政治屋も民衆も表面的な事実が一番重要なんだ本質なんか分からないから良いようにされるんだ悔しいだろうが仕方ないんだ
ムフフ
それを説得するのがエリート層の仕事なのん
なにっ　象牙の塔にこもっているっ

そもそも今の時代ですら
「お前ら愚民どもは俺たちエリート様の言うこと聞いておけばいいんだよ」
と思ってるエリート層は少なくない

シャーマンさんに悲しき能力…

知的エリートも広報活動が下手だったりその重要性を理解してなかったりする事があるから…

民衆は漠然とエリートに敵対意識を抱きそれに辟易したエリートは民衆との対話を諦める
分断が深まるんだ

>そもそも今の時代ですら
>「お前ら愚民どもは俺たちエリート様の言うこと聞いておけばいいんだよ」
>と思ってるエリート層は少なくない
まあやりすぎるとまさはる案件だがニュースとか見てるだけでも「お前ら馬鹿じゃねぇの？」となりそうになる事も少なくは無いし…

>そもそも今の時代ですら
>「お前ら愚民どもは俺たちエリート様の言うこと聞いておけばいいんだよ」
>と思ってるエリート層は少なくない
少なくないというかそれがメインストリームっスからね
だから若干ざまみろバーカって思ってる旨もあるんスけど
攻撃的で理解しようとしないバカと話す時間がマジでしょうもないっていうのも物凄く理解できるところではあるんだ
絆が深まらないんだ
>シャーマンさんに悲しき能力…
ムフフ
残った名前二つとも愚弄されることになるのか
>知的エリートも広報活動が下手だったりその重要性を理解してなかったりする事があるから…
象牙の塔にこもらず世間との対話に臨めって言うのは一つの潮流であって
社会的正義であることはみんな理解してるから主張はするっスね
そして「じゃあお前はやってんのか？」と聞かれたら答えは沈黙―――♠

説明が大事だけどそもそも大きな権威や権力に属する人間を無条件に敵視している人間はバイアスかかってるからちゃんと説明しても真っ当に取り合わないこともあるのが難しい話ッスね

木曜の青島のログ読んでてぬきたしの方全然知らないからちょっと調べようと思ったら
ミル貝が充実どころの騒ぎじゃない文量で土曜が半日吹っ飛んだのが俺なんだよね
ここで聞いたnotebook活用してやろうかと思った

自分の生活を豊かに出来ないやつらは無能！って価値観で生きてる人は別に珍しくもないっスからね
そういう価値観のくせに知識がないから自分達の利益と相反する人間を支持することもあるのが難儀ッスね

>民衆は漠然とエリートに敵対意識を抱きそれに辟易したエリートは民衆との対話を諦める
>分断が深まるんだ
鼻もちならないエリートみたいなのもいるけど実際のところ
今の社会についてちゃんと懸念をもって啓蒙を広げなきゃいけないって意識自体はエリートももってるんスけど
その手法がわかんないし自分でやりたくないっていうのがほとんどっスね
>まあやりすぎるとまさはる案件だがニュースとか見てるだけでも「お前ら馬鹿じゃねぇの？」となりそうになる事も少なくは無いし…
キレ散らかしながらテレビに出て口汚く罵って帰っていくサマーズとクルーグマンに元気な今…
>説明が大事だけどそもそも大きな権威や権力に属する人間を無条件に敵視している人間はバイアスかかってるからちゃんと説明しても真っ当に取り合わないこともあるのが難しい話ッスね
大衆って括りにするとそういうどうやっても相いれない層が入ってくるから
ちゃんと理解を示したいと思っている層だけを相手にするってわけにいかなくて
説明する側にどうやっても負担がかかっていって嫌になるっていうのが典型例っスからね
それでクローズドな教室になると今度はクローズドでしかなくなる

学者も専門家も大衆との対話が大事なんだ
絆が深まったり深まらなかったりするんだ

>その手法がわかんないし自分でやりたくないっていうのがほとんどっスね
自分の専門分野から外れた事は無理に自分でやらず広報の専門家と契約した方がマシなんスかね

>木曜の青島のログ読んでてぬきたしの方全然知らないからちょっと調べようと思ったら
>ミル貝が充実どころの騒ぎじゃない文量で土曜が半日吹っ飛んだのが俺なんだよね
>ここで聞いたnotebook活用してやろうかと思った
ふぅんアニメを見れば解決ということか
なにっ　配信サイトにまるでないっ
>自分の生活を豊かに出来ないやつらは無能！って価値観で生きてる人は別に珍しくもないっスからね
>そういう価値観のくせに知識がないから自分達の利益と相反する人間を支持することもあるのが難儀ッスね
ここら辺も大切なのは基礎教養になってくるわけっスね
無知の知って言い方はおかしいっスけど自分の知らない領域があるって認識できる民衆はまったくもって理知的っスね
>学者も専門家も大衆との対話が大事なんだ
>絆が深まったり深まらなかったりするんだ
そうなんスけど民衆との対話したいなんて思う研究者が相当珍しいっスからね
どっちかっていうと人付き合いなんて最低限で自分の好きな事だけしていきてたいみたいなのがほとんど

ロックフェラーの自由貿易ニ対する思想は分かるよう表明された財団はあったりするッスけど
そのまま額面通り受け取るのは中々至難のワザかも知れないッスね…

餅は餅屋が最適解なことは多いけど人って自分の分からないことに携わってる人間に漠然とした不信感を抱きがちなので中々それを実践するのは難しいんだ
経済金融なんてその最たるものの1つなのにネットで理由もわからず批判してる人間いっぱいいるしな

アメリカの法律や判例だとハインドサイト気にするのすげぇよくえる

ホモサピエンス全史の中に
「科学と経済は人類史の長い間においてずっと停滞していた
　しかし人類が無知を認め宗教の頸木から解放されたとき爆発的速度で成長した」
と書いていたのをふと思い出した

>どっちかっていうと人付き合いなんて最低限で自分の好きな事だけしていきてたいみたいなのがほとんど
悪い言い方だけど学者なんて偏屈オタクの究極系みたいなもんやしな

>自分の専門分野から外れた事は無理に自分でやらず広報の専門家と契約した方がマシなんスかね
その広報がしっかり研究を理解して大衆に卸せるかっていうのが難しいっスからね
NHKで宇宙紐の話で「愚民になんかわかるわけねーだろ！」でNHKスタッフもハネられてたけど
まぁああいうのが基本的な態度になるっスからね　説明するのもめんどくさい
>ロックフェラーの自由貿易ニ対する思想は分かるよう表明された財団はあったりするッスけど
>そのまま額面通り受け取るのは中々至難のワザかも知れないッスね…
ロックフェラーの哲学は言ってしまえば効率化された全体主義っスからね
足元の犠牲によって全体が効率化される
まさにアメリカの経営者っスね
>餅は餅屋が最適解なことは多いけど人って自分の分からないことに携わってる人間に漠然とした不信感を抱きがちなので中々それを実践するのは難しいんだ
>経済金融なんてその最たるものの1つなのにネットで理由もわからず批判してる人間いっぱいいるしな
そこでわからない事だから口を閉じようとするか
とにかく自分の理解で声をあげようとするか
どっちも一長一短なところはあるけど個人的な感情を言うなら黙れハゲ

>そうなんスけど民衆との対話したいなんて思う研究者が相当珍しいっスからね
>どっちかっていうと人付き合いなんて最低限で自分の好きな事だけしていきてたいみたいなのがほとんど
まあ良くも悪くも研究者ってそういう気質な人達だからこそなるもんッスね

>アメリカの法律や判例だとハインドサイト気にするのすげぇよくえる
日本でも金融の分野では
というか世界的にも金融庁はハインドサイトにならないようにめちゃくちゃ気を使う世界っスね
>ホモサピエンス全史の中に
>「科学と経済は人類史の長い間においてずっと停滞していた
>　しかし人類が無知を認め宗教の頸木から解放されたとき爆発的速度で成長した」
>と書いていたのをふと思い出した
宗教の中で育っていった経済だと中東-中央アジアあたりの経済っスね
10世紀前後の繁栄っぷりはヤバイっス
>悪い言い方だけど学者なんて偏屈オタクの究極系みたいなもんやしな
>まあ良くも悪くも研究者ってそういう気質な人達だからこそなるもんッスね
まぁそれ言ってるワシもやりたくないこと一切やらず
やりたいことしかマジで指一本動かさないタイプやから人の事は言えんのやけどなﾌﾞﾍﾍﾍﾍ

薬局で辛抱強く説明しようとしてる薬剤師となんも分かってなさそうな患者みたいなことをやれって言われたらまぁやりたくないっスね忌憚のない意見ってヤツっス

宇宙際タイヒミュラー理論がハネられてたのは見たっスけど宇宙ひもでも同じコトやられてたんかNHK
まぁ宇宙際タイヒミュラー理論の方は愚民どころか数学者もハネるからじわじわ無視されて来てるんやけどなﾌﾞﾍﾍﾍ

ログで見たけど総会屋のやつ面白かったっス
子供の頃はまだギリギリ聞いたような気がするゆすりたかりの類いぐらいの認識だったけど全盛期はマジ害悪だったんっスね…消えてくれて心底感謝

まぁ自分も薬局で薬の説明聞いてる時あんまり理解せずにウンウンしとるだけなんやけどなブヘヘ

>ログで見たけど総会屋のやつ面白かったっス
>子供の頃はまだギリギリ聞いたような気がするゆすりたかりの類いぐらいの認識だったけど全盛期はマジ害悪だったんっスね…消えてくれて心底感謝
ムフフ、全盛期はそれこそ繁華街でヤクザ同士で銃撃戦とかやっていたの
なにっヤクザの事務所に出入りしていた警官が抗争相手に間違って射殺されたぁっ

>薬局で辛抱強く説明しようとしてる薬剤師となんも分かってなさそうな患者みたいなことをやれって言われたらまぁやりたくないっスね忌憚のない意見ってヤツっス
ここで今こうやって説明続けてようやく金融理解がある程度浸透してるわけっスけど
これを自分の周りの一切金融わかってない奴に説明しろって言われたらどんな感情になるか思考実験してみるのもいいっスね
>宇宙際タイヒミュラー理論がハネられてたのは見たっスけど宇宙ひもでも同じコトやられてたんかNHK
>まぁ宇宙際タイヒミュラー理論の方は愚民どころか数学者もハネるからじわじわ無視されて来てるんやけどなﾌﾞﾍﾍﾍ
ムフフ多分そっちなの
NHKの宇宙番組はとりあえずつけて見るけど一切理解はしてないの
>ログで見たけど総会屋のやつ面白かったっス
>子供の頃はまだギリギリ聞いたような気がするゆすりたかりの類いぐらいの認識だったけど全盛期はマジ害悪だったんっスね…消えてくれて心底感謝
総会屋は実際思ってるよりかなり面倒な存在だったみたいっスね
総会屋が総会屋だけやってるわけじゃなく地上げ屋とか他の反社活動とも当然繋がってたわけっスし

分かりやすく説明するのは難しいからな

>まぁ自分も薬局で薬の説明聞いてる時あんまり理解せずにウンウンしとるだけなんやけどなブヘヘ
薬の内容は理解してるけど別に理解したからといって特にこれといたこともないんだ
なんか血圧低いかなくらいの意識なんだ
>ムフフ、全盛期はそれこそ繁華街でヤクザ同士で銃撃戦とかやっていたの
>なにっヤクザの事務所に出入りしていた警官が抗争相手に間違って射殺されたぁっ
ふぅん
野村證券に重機が突っ込んできたということか
>分かりやすく説明するのは難しいからな
実際これは金融だとマジで感じる事が多いっスね
この金本位における信認の喪失とかもそうだけど例え話が成立しないから
一つ一つ要点を整理してつめてくしかないっ

>宗教の中で育っていった経済だと中東-中央アジアあたりの経済っスね
>10世紀前後の繁栄っぷりはヤバイっス
イスラム世界はワクフみたいな寄進で公共インフラ支えてるのがユニークっスね

>ホモサピエンス全史の中に
>「科学と経済は人類史の長い間においてずっと停滞していた
>　しかし人類が無知を認め宗教の頸木から解放されたとき爆発的速度で成長した」
>と書いていたのをふと思い出した
今どんどん宗教回帰が進んでいってるのを見ると未来の歴史学ではこの手の宗教叩きの言説は一時期だけの麻疹扱いされそう

>イスラム世界はワクフみたいな寄進で公共インフラ支えてるのがユニークっスね
ムフフ
寄進先を自分にするのん
>今どんどん宗教回帰が進んでいってるのを見ると未来の歴史学ではこの手の宗教叩きの言説は一時期だけの麻疹扱いされそう
ふぅん
インフレターゲット2%教ということか

>ふぅん
>野村證券に重機が突っ込んできたということか
もっと昔にはフィクサーの自宅にセスナが突っ込んでるんだよね
凄くない？

>今どんどん宗教回帰が進んでいってるのを見ると未来の歴史学ではこの手の宗教叩きの言説は一時期だけの麻疹扱いされそう
宗教の時代と科学の時代が循環する事で時代が移り変わっていくんだ

歴史と結びついてるからこっちはある程度スラスラ飲み込めるけど平日にやってる方は飲み込むまでに時間かかるからやっぱ金融は難しいッスね
というかノー村とか総会屋とかの話聞いてると現代日本の金融事件史とかも面白そうッスね
なにっ史料になりそうな本の探し方が分からない

あの総会屋の件はオープニング荒らしとか如何にも難癖の中の難癖って感じっスけど
ベータマックス事業のダメっぷりも相当なもので株主総会で議題止めてやんなよって点を除けば株主から怒られる事自体は妥当なのでは？って思ってしまったッス
忌憚のない意見ってやつっス

>もっと昔にはフィクサーの自宅にセスナが突っ込んでるんだよね
>凄くない？
う、うわああああああああああああああああ…
吉田内閣がヤクザを動員してデモ隊を練り排除しているっ
>宗教の時代と科学の時代が循環する事で時代が移り変わっていくんだ
ムフフ
未来宗教ではテック教徒たちが最大派閥なのん
>歴史と結びついてるからこっちはある程度スラスラ飲み込めるけど平日にやってる方は飲み込むまでに時間かかるからやっぱ金融は難しいッスね
>というかノー村とか総会屋とかの話聞いてると現代日本の金融事件史とかも面白そうッスね
>なにっ史料になりそうな本の探し方が分からない
こっちは順序だてて説明してるけどあっちはネタ本位にならざるを得ないっスからね
ちゃんと順序だててもいいけどそれだとまるで面白みがないっ

いけーっe/acc！

宗教回帰というか科学の恩恵が身近になると同時に高度に専門化していったからそれに置いてかれた人間達が感覚的に理解出来る道理に縋ってるんじゃないッスかね忌憚のない意見ってヤツッス
というかこのスレでも言われてるけど高度な学問って直感に反することがしばしばあるしな

>あの総会屋の件はオープニング荒らしとか如何にも難癖の中の難癖って感じっスけど
>ベータマックス事業のダメっぷりも相当なもので株主総会で議題止めてやんなよって点を除けば株主から怒られる事自体は妥当なのでは？って思ってしまったッス
>忌憚のない意見ってやつっス
あれはソニー側も穴だらけで株主プロたちに突かれ放題だった結果長期化した奴っスからね
まぁソニーだけじゃなくこの時他の大手も総会対策が全然で株主プロたちによるマラソン総会が繰り広げられまくってたから
ソニーだけの落ち度とはいわんのやけどなﾌﾞﾍﾍﾍﾍ
>いけーっe/acc！
ふぅん
投資を半導体関連に集めるということか

>今どんどん宗教回帰が進んでいってるのを見ると未来の歴史学ではこの手の宗教叩きの言説は一時期だけの麻疹扱いされそう
曰く
「宗教において栄華と知識は過去にあり全ては聖書やコーランに書いてないことは知るべきではないまたは取るに足らないことだと思われていた
　つまりある時までは人々はこの世の全てを教典を通して知っているという認識だったのだ」
だそうな
経済に関してはどっちかというと法人制度がなかったから企業のリスクが高過ぎたのほうが割合が覆いそうだが

>宗教回帰というか科学の恩恵が身近になると同時に高度に専門化していったからそれに置いてかれた人間達が感覚的に理解出来る道理に縋ってるんじゃないッスかね忌憚のない意見ってヤツッス
>というかこのスレでも言われてるけど高度な学問って直感に反することがしばしばあるしな
個人的な感覚としては科学と宗教は完全に分断してるし
こういう世界だと宗教観強い人ともあんまり合わないから
たまに研究者かつめちゃくちゃ宗教やってるタイプにあうとあうっってなるっスね
>曰く
>「宗教において栄華と知識は過去にあり全ては聖書やコーランに書いてないことは知るべきではないまたは取るに足らないことだと思われていた
>　つまりある時までは人々はこの世の全てを教典を通して知っているという認識だったのだ」
>だそうな
>経済に関してはどっちかというと法人制度がなかったから企業のリスクが高過ぎたのほうが割合が覆いそうだが
ここら辺トルコとかが代表的っスけどコーランの書いてあること割と平気で踏み倒すんスよね中央アジアの人々
原理主義が湧く理由もそらあるなぁってくらい

>宗教回帰というか科学の恩恵が身近になると同時に高度に専門化していったからそれに置いてかれた人間達が感覚的に理解出来る道理に縋ってるんじゃないッスかね忌憚のない意見ってヤツッス
>というかこのスレでも言われてるけど高度な学問って直感に反することがしばしばあるしな
それだと浅い理解で安心させる論法が一番大衆人気を得られると考えられる

>それだと浅い理解で安心させる論法が一番大衆人気を得られると考えられる
実際単純に原理化された言説は人気出るのは世界を見ればわかるっスからね
単純で飲み込みやすいものは広く受け入れられやすいんだ
理解は深まらないんだ

>吉田内閣がヤクザを動員してデモ隊を練り排除しているっ
フフフ…吉田茂自身もヨハンセングループとして特高に逮捕されたりしたのにね♥

>フフフ…吉田茂自身もヨハンセングループとして特高に逮捕されたりしたのにね♥
戦後政治史はハチャメチャすぎて
そりゃあNHKも深く突っ込まず流すなってなるんだよね　すごくない？

ここで紹介された電源防衛戦争読んだけどハチャメチャすぎてフィクション見てるみたいな気分になったんだよね戦後史怖くない？

ここまで読んで
ロックフェラーはしたたかだった
ぐらいしかわかんないッス

なに！岸信介は岸信介でCIAからお金貰ってる！
CIA秘録によると岸信介に親米派政権維持のために100万ドルくらいお小遣いとして自民党に渡してたそうな

知り合いのブラジル人はイスラエルは正しい正しくないとかじゃなくて支持しないと神様に滅ぼされるだろ聖書に書いてあるって言ってるッス
根本的な部分の正しさをそっちに置かれると最早対話でどうにかなる領域ではなくなるってのを目の当たりにすると
果たして難しい科学や数学や経済や政治の理屈を啓蒙することにどれだけの意味があるのかと悩んでしまうッス

>ここで紹介された電源防衛戦争読んだけどハチャメチャすぎてフィクション見てるみたいな気分になったんだよね戦後史怖くない？
なにっ　第一部主人公が次出てきた瞬間精神病院に入っているっ
>ここまで読んで
>ロックフェラーはしたたかだった
>ぐらいしかわかんないッス
金融面についてはほんとに一歩一歩理解していくしかないっスからね
AIに質問しながら理解を深めていってもいいと思うっス

法律だと過失犯や故意犯の心神喪失における人権周りもそうかも知れないッスね
近いスパンでの直感とは反するという言葉は
長くみると何故そうしなきゃいけないのかという理由がある

>知り合いのブラジル人はイスラエルは正しい正しくないとかじゃなくて支持しないと神様に滅ぼされるだろ聖書に書いてあるって言ってるッス
聖書を神話や道徳では無くこの世の真理でそれに従って生きるべしみたいに扱うのは日本人から見れば違和感あるスね

>なに！岸信介は岸信介でCIAからお金貰ってる！
>CIA秘録によると岸信介に親米派政権維持のために100万ドルくらいお小遣いとして自民党に渡してたそうな
岸が有名だけど他にもアレな奴があまりに多くて
むしろこれまともなのどこだよあーーーーーーっ
>知り合いのブラジル人はイスラエルは正しい正しくないとかじゃなくて支持しないと神様に滅ぼされるだろ聖書に書いてあるって言ってるッス
>根本的な部分の正しさをそっちに置かれると最早対話でどうにかなる領域ではなくなるってのを目の当たりにすると
>果たして難しい科学や数学や経済や政治の理屈を啓蒙することにどれだけの意味があるのかと悩んでしまうッス
宗教観と科学のすり合わせってのは悩む人は悩むっすね

>なにっ　第一部主人公が次出てきた瞬間精神病院に入っているっ
後半の岸信介が雇ったやべーやつらとそれに敵対する的屋のやべーやつが争う寸前までいった話とかVシネかよリアリティねぇなってなったッスね

>知り合いのブラジル人はイスラエルは正しい正しくないとかじゃなくて支持しないと神様に滅ぼされるだろ聖書に書いてあるって言ってるッス
>根本的な部分の正しさをそっちに置かれると最早対話でどうにかなる領域ではなくなるってのを目の当たりにすると
ソコはもう理論知識では無く神学の博愛から説くのがいいかもッスね…

>法律だと過失犯や故意犯の心神喪失における人権周りもそうかも知れないッスね
>近いスパンでの直感とは反するという言葉は
>長くみると何故そうしなきゃいけないのかという理由がある
直近の奴だとパウエルのがあるんすけど説明するには時間が足りなさすぎるっ
>聖書を神話や道徳では無くこの世の真理でそれに従って生きるべしみたいに扱うのは日本人から見れば違和感あるスね
道徳規範であるとは言われるけれども生き方も規定してるラインだとそれだけだと説明できないっスよね

自民党結党時から資金援助はある意味有名ッスね…