◆このIRCスレッドは◆
ニンジャスレイヤーのダイススレッドです
受け付けない人もいると思うのでそういう場合はさっさと消えてください
原作ニンジャ以外の独自ニンジャ存在（電子ニンジャ）が数多く登場します
原作と同じようにいつ読んでも面白い！

◆有志運営過去ログなどな◆
https://wikiwiki.jp/threadgrep/
https://ux.getuploader.com/nanrakanonanika/
https://drive.google.com/drive/folders/1RaQ1jXPWbAnxsc1QRy3hAwAM_vuWPy0i
◆私は運営に関与していない◆

◆NEOSAITAMA in FLAME！◆
ついに書籍版第一部リマスターが発売！
あなたはそれを手に入れたか？電子？否！
それは物理でこそ意味がある！物理せよ！
https://x.com/NJSLYR/status/1972579326047682586
◆書店在庫状況はここで見れる◆

そして新たな月！
すなわちニンジャスレイヤーPLUSおよびニンジャスレイヤーTRPG公式noteおよびDHT-MAGへのサブスクがお得な季節！
したことがないあなたも理由があって切っていたあなたもぜひしよう！
https://diehardtales.com/n/n7f5cc9555120
◆10/5はRADIOもある！◆

ウィーピピー！

>No.1359041169
さらにオペレイション・ムーンチャイルドの加筆修正版も登場だ！
https://diehardtales.com/n/n8d05c1fcae11
ブギーマンによって追い詰められるマスラダ達、そこに現れたのは！？
本編更新は来週だが今のうちに復習しておこう！

https://diehardtales.com/n/n0af4680ddb42
そして年に一度のオマツリ、逆噴射小説大賞2025も始まる！
あなたがたがTEXTを書かない場合、エーテルの風に乗ってザザが現れます

ウィーピピー！

最近発売された1部の小説を買ったのを期に二部や三部の小説も買ってるのだ
わらいなく先生のウキヨエ良い…

ウィーピピー！

>そして年に一度のオマツリ、逆噴射小説大賞2025も始まる！
ウィーピピー！
>あなたがたがTEXTを書かない場合、エーテルの風に乗ってザザが現れます
アアアアア！！

◆プラティフィラ（種：ニンジャ）所属:犯罪者 性別:男
カラテ　　　6　体　8
ニューロン　7　精　8
ワザマエ　　9　脚　4/H
ジツ　　　　1　万　0(-12)
近/射/機/電　6/12/7/7　緊:1/即:2
回/精/側/発　11/10/9/8
ナガユミ、▲スマート・バイオサイバネLv0△バイオ複眼、レッグガード、オーガニック・スシ
『☆謎めいたニンジャソウル』『☆◉鳥獣との連携』『☆◉種を超えた絆』『◉◉タツジン:ユミドー』『◉スリケン痛打』
『◉◉◉知識：貴族の流儀/セキュリティ/カチグミエリア（キョート）』『◉交渉：超然』「○ショドー十段」
◆賽◆
IRCニンジャ名鑑#1248
【プラティフィラ】
猛禽めいたバイオ異形頭のニンジャ。その視力は人間の10倍ある鷹の目のさらに倍、すなわち100倍の正確さで敵を射抜く。その反面脳改造されておらず元武家貴族に相応しい知性は失われた。野鳥以外には決して心を許さない。
◆子◆

◆メドリング（種：ニンジャ）所属:ヤクザ 性別:男
カラテ　　　4　体　6
ニューロン　5　精　6
ワザマエ　　8　脚　4/H
ジツ　　　　4　万　0(-12)
近/射/機/電　4/8/11/5　緊:1/即:5
回/精/側/発　10/8/10/9
アサシンダガー、タクティカルヘルム、ニンジャブレーサー、伝統的ニンジャ装束、光学迷彩ローブ
『☆ステルス・ジツ』『★ステルス・アンブッシュ』『☆◉忍び寄る刃』『★◉静かなる暗殺者』『◉トライアングル・リープ』『◉電光石火』『◉忠誠心：ヤクザクラン（ソウカイヤ読み替え）』
『◉◉◉知識：ヤクザの流儀/水路港湾エリア（99マイルズ・ベイ）/犯罪』『◉交渉：理路整然』「◯キラーマシーン教育」
◆賽◆
IRCニンジャ名鑑#1249
【メドリング】
デッドリーヒグマ・ヤクザクランのオヤブンに仕える腕利きのヤクザ処刑エージェント。テッポダマめいて姿を晒しヤクザスラングで標的の注意を引いた上で本体は死角に回り込み、暗殺用ドス・ダガーでアンブッシュするのだ。
◆子◆

>No.1359042629
>No.1359042806
◆これは何？◆
あなたがたがDIYしたニンジャをGREP（抽出）＝水揚げしたものです
私がダイスを振ったものだけではなく、あなたがたにもダイスを振る権利が稀に与えられることがあります
いわゆる読者超人的な枠であり、イクサをすることもあればメインニンジャとして視点が描かれることもある
場合によってはイクサを経ずに爆発四散もしたりしますし、そもそも現れないこともありますが、これは本家ニンジャスレイヤーのニンジャ名鑑がそもそもそうなので、特におかしいことではありません

>No.1359040964
◆これまでのあらすじ◆
西暦204X年、ネオサイタマのウシゴーム・ストリートにドラゴン・ユカノのドージョー分館がある
ドージョー・ヤブリとして現れたスピットアローはユカノとの勝負を望むが、運悪く暗黒メガコーポがストリートを襲撃
席を外していたユカノが駆けつけ事なきを得るも、スピットアローとのイクサそのものはつっぱねる
スピットアローはひとまずそれを了承し、ストリートを去るのだった

ドージョーヤブリはひとまず去ったが…

>No.1359043454
◆「そのワザマエ、実際恐ろしい。だがゆえにこそ破る意義がある。さあ、勝負を」「あいにくですが、今はそのような状況ではありません」「……なんだと？」スピットアローはキリングオーラを滲ませる。「そなたのそのカラテに対する真っ直ぐさはリスペクトに値します。ですが……」◆

◆ユカノはまっすぐと見据え、言った。「私のドージョーは、このウシゴームに根ざしている。コミュニティを守り、彼らと奥ゆかしく互助することもまたドージョーの活動の一環です」「そんなことがカラテの足しになるとでも？」「証明したいところですが、やはり間が悪いですね」ユカノは微笑んだ。◆

◆「そなたが理解を示すか否かはそなたの自由です。ですが、いずれにせよ私はそなたの勝負を受けません。日を改めなさい」ユカノの声は言い聞かせるようなアトモスフィアがあった。「……フー」スピットアローは頭を振った。「仕方あるまい」踵を返し歩き去っていく姿を、ユカノはじっと見送った。◆

>No.1359043721
【ビート・ザ・ニンジャズ・タトゥー】#4

鳥獣との連携人気ですネー

あの激戦すらイントロデュースに過ぎなかったというのか！

>No.1359043838
スピットアローはどこでドージョーの噂を聞いたのか？
dice1D6=4 (4)
1　暗黒メガコーポの秘密IRCデータベースにアクセス
2　ベンガルタイガーと交流があり、その噂を聞いた
3　キョート城に腕試しに向かい、そこでドラゴン・ドージョーを知った
4　ニンジャ第六感で強大なニンジャが集まるストリートを探し出した
5　ストリート侵略を目論む過冬が情報を流した
6　岡山県のエンシェント・ドージョーを訪れるも、そこでも門前払いを喰らった

なんかいい感じに締まったのにまだ続くというのか！？

>No.1359044894
スピットアローがユカノの申し分を受け入れたのは……
dice1D3=1 (1)
1　確かにあのストリートの人々は奥ゆかしい。カラテの足しになるのかもしれない
2　腑抜けたことを言っているので若干興醒めした
3　暗黒メガコーポやヤクザクランにあのストリートを狙う勢力がいると知った。どこかと手を組んで今度こそ退路を奪う

まだプロローグなのだ！

オッ、ここにきて協力的な選択肢な

根っからのカラテオニというわけでもないと

>No.1359045371
そしてスピットアローは……
dice1D3=3 (3)
1　別のドージョーを襲撃しながらその時を待つ
2　ネオサイタマ滞在中に過冬からコンタクトが
3　偶然ドルハタスに遭遇し、イクサに入る

アイエエエ！

ウワッでた

やべぇ！

>No.1359046128
シチュエーションは？
dice1D6=3 (3)
1　腕試しのために旧ニチョームのカラテ亡霊と戦っている最中
2　滞在場所のストリートをドルハタスが襲撃した
3　暗黒メガコーポからの賞金首ニンジャ情報をもとに捜索
4　腕試しになりうるニンジャ存在感を追跡したところ、ドルハタスだった
5　町中で食事中に、突如出現
6　寝床を探していたらドルハタスの巣に迷い込んでしまった

カトオォォォッッ！！

ドルハタス賞金首になってたんだ…

スピットアロー=サン女子だったんだね…
なんらか見返して今気づいた

>No.1359047167
ブンブンブブーン、ブンブブーン……「彼はバイオハトめいて大人しい。彼のチョンマゲは黒くてセクシー」古いカヨウキョクがしめやかに流れる店内、個室から漏れ出すのはイビキ、奇怪なデジ・マントラ読経、あるいはオイランとしけこんだサラリマンの荒い鼻息。スピットアローは意に介さない。

久しぶりに蛮勇引力読み直したらめっちゃ3部のアトモスフィアを感じた
若先生のポエムいいよね…

スピットアロー=サンの採用FMなかなか強そうな

>No.1359049228
ここは都市部ならどこでも見かける、ごくありふれたUNIX喫茶の一つだ。利用者は最低限のプライヴァシーを提供する個室に入り、備え付けのUNIXを利用してIRCサーフィンを楽しめる。もっともUNIXの性能はタカが知れており、利用客の大半はヨタモノかオイランを連れた労働者、あるいはカネのないマケグミ労働者である。

>No.1359051288
「アーン」「いけないよ君ィ、店内前後禁止なんだから」「だってたまらないドスエ」個室から漏れ出すひそやかな話し声は、薄汚いカウンターでガムを噛むやる気のないスタッフの耳にも届いていよう。だが首元に「全てが面倒」のタトゥーを入れた褪せ金髪パンクスは、携帯端末でIRC-SNSをサーフィンするのに忙しい。

相変わらず退廃的なアトモスフィアを出すテキストカラテも凄まじいのだ

もうサツガイと接触済かな…

>もうサツガイと接触済かな…
前出てきた時に最後に接触されてたような

>No.1359051985
スピットアローは鎧姿のまま個室に入り、実際安い安価UNIXの画面を凝視する。カタタタタ。指先が霞み物理キーボードを高速タイプすると、流れ落ちるデジタル文字列が幻惑的に移動し、隠されたIRCフォーラムを表示した。鋭角的ミンチョ体が示すその名は「イリコビ・ソーシャル」。

鎧姿を素通しするのもなかなかにスゴイ
まあでもネオサイタマだもんね

>スピットアロー=サンの採用FMなかなか強そうな
設えって文字が出てきておっ古風でカッコいいなって思ったのがなんかキャラにしてみたいなって思った始まりです
あとFM記事にもあるんですけど龍を害する技を持つムカデが話に出てきてなるほど俵藤太がモチーフにもあるのかって思った所で矢に唾を付けてムカデを撃ち殺した逸話からスピットアローの名前をつけました
ド派手に目覚めたサツガイの使徒相手に我が子はどれほど食い下がれるだろうか

>No.1359053777
漆塗りのサムライ・ヘルムが緑と黒のUNIXライトに染まる。スピットアローは秘密パスワード入力フォームに見事な高速タイプを決めた。入場パスワードは「22289349」。ピボッ。画面が再び遷移し、テーブル形式にまとめられた冷たい鋭角的ミンチョ体文字列が下から上へ流れていく。

>鎧姿を素通しするのもなかなかにスゴイ
>まあでもネオサイタマだもんね
ネオサイタマだとよほど変かよほど場違いじゃない限りそういうファッションのやつで受け入れちゃう部分はあると思う
そしてよほど場違いかよほど変だったりするやつが頭がおかしいかニンジャか頭のおかしいニンジャだったりするから深く触れるのはアブナイなのだ

>No.1359054842
あなたがたは既にパスワードの時点でお気付きであろう。これは傭兵ニンジャや賞金稼ぎニンジャが利用する数あるIRC-SNSの一つだ。パスワード文字列をただ知っているだけでは入場は出来ない。ごく短い入力待機時間はニンジャ筋力あるいは優れた論理タイプ速度なくして突破出来ず、失敗すればUNIXが爆発し最悪死ぬ。

>久しぶりに蛮勇引力読み直したらめっちゃ3部のアトモスフィアを感じた
>若先生のポエムいいよね…
台形が惑星並みに秩序に本気のバケモンならフジキドも今度こそ折れてたかもしれんかった

>22289349
ニンニンニンヤクザ死苦

ドルハタスはヤクザ相手に大暴れする予定なんだっけ

そこまで破壊的なジツ持ってたわけでもないしあの割と大人気ないFMにナガユミなら完封勝利もあると思うがさてどうか

>No.1359055373
ニンジャ、あるいは一定以上の戦闘力を持つ重サイバネ犯罪者向けのIRC-SNSに集まるのは、当然そうした腕利きの獲物となるべき札付きの賞金首である。無論プロフェッショナルな賞金稼ぎであれば、より信頼できる秘密IRCフォーラムへのアクセストークンを持っているだろうが、スピットアローはあくまでカラテカだ。

>そこまで破壊的なジツ持ってたわけでもないしあの割と大人気ないFMにナガユミなら完封勝利もあると思うがさてどうか
下馬評で片方がかなり有利と思われたら
ダイスが荒ぶって思わぬ結果が出るのも醍醐味な

すぐ爆発するパソコンどうなってるんだ

>No.1359056005
ユカノとの再戦はいつになるか分からない。ネオサイタマで当座の資金を得るにはこの手の荒事が手っ取り早い。ハッカードージョーやナイトクラブにヨージンボの営業に出向くのは面倒だ。そのような暇があるならユミのトレーニングに費やすべきだと彼女は考えていた。「ドルハタス……」兜の奥で眼光が閃いた。

>すぐ爆発するパソコンどうなってるんだ
この世界のUNIXは致死性の爆発が標準装備ドスエ

超攻撃的なビルドなら強いと思った貴方
数カ月前のバロール＝サンのキンタマを見て謝って下さい

>No.1359056867
……数時間後、スピットアローはガーケ・ストリートにいた。暗黒メガコーポ同士の散発的な戦闘に巻き込まれたこの地域は、もはや住み着く者なきありふれたゴーストタウンと化している。重金属酸性雨の中歩く彼女を、明滅する「欲望スイッチ」の猥雑看板がバチバチと照らす。

欲望スイッチ/キミノハドコニ/アルンダロ

>No.1359057828
ガコン、ガシャン……遠雷めいて届くのは、二つ隣のサンゴ・ストリートの強制立ち退き工事の施工音であろう。ロクハラ・コーポレートの誇る強制立ち退き用最新大型重機「モーターウニ」のシルエットが、重金属酸性雨の中に霞んで見える。あの複数ある轢殺スパイクでバリケードもろとも土地占有者を除去するのだ。

ヌゥーッ！エクセルサス！

>モーターウニ
進化しているというべきかヤブとやってること変わらないなあというべきか

>No.1359058910
いずれこのガーケ・ストリートも、どこかの暗黒メガコーポによって平らに整地されるはずだ。それはこのような場所に隠れ潜むしかない犯罪者やヨタモノにとってしてみれば、永遠に先のことである。「アッ！アッ！標的！標的見つけたァ！」割れたビルのあわいから痙攣し現れたのは半裸の男。

>No.1359059558
ウニパンクスめいたスパイクモヒカンヘアは色が抜け、痩せ焦げた頬には不潔な無精髭。涎を垂らす口元には黄土色に変色した歯が二つ飛ばしに覗く。「標的！ヒヒ！イッ！」ナムサン。半裸男は電磁ニードルガンを両手で構えた！「標的！死ィーッ！」BLAMN！電磁加速した針が散弾めいて広がる！

アイコス=サンの話で出てきたパンクスと似てるな…

>No.1359060426
「イヤーッ！」「死！死ィヒヒ……エッ？」色落ちパンクス男はポカンと口を開けた。サムライめいた奇妙な標的は無傷……否、問題はそんなことではない。「エ？針？ナンデ？」地上に引き上げられた深海魚めいて飛び出した目が、標的の指の間に挟まる無数の針を凝視した。ニードルガンの発射針を、全て摘みとった。

タツジン！

北斗二指真空把！

>No.1359061417
「非ニンジャのクズめ。相手を間違えたな」「アイエ……」色落ちパンクス男は失禁した。足元に広がる水たまりにヨダレがポタポタと落ちた。「イヤーッ！」スピットアローは右手をしならせた。「アバーッ！？」指の間に挟まっていたニードルが色落ちパンクス男の左半身に縦に突き刺さる！ワザマエ！

殺してない…優しみ…

>No.1359062406
「カラテの足しにもならんな」「アバッ……」色落ちパンクス男は痙攣した。足元に広がる水たまりに左半身の血がポタポタと零れた。「イヤーッ！」スピットアローは左手をしならせた。「アバーッ！？」指の間に挟まっていたニードルが色落ちパンクス男の右半身に縦に突き刺さる！タツジン！

テンドン・ジツ！

これで文字通りのウニということだ！

>No.1359063034
「アバッ」色落ちパンクス男は痙攣再失禁した。くるぶしから腹部を通り額にかけて等間隔に針が突き刺さった姿は、まるで人間パチンコ台めいている。色落ちパンクス男は彫像めいて硬直したまま仰向けに倒れて死んだ。「フン」スピットアローは感慨もなく鼻を鳴らした。その時だ！

その時！

ニードルアイ！

>No.1359063802
仰向けに倒れた色落ちパンクス男の身体が、ズブズブとアスファルトに沈み込んだ。「イヤーッ！」スピットアローは跳んでいた。その時既に、彼女が立っていた場所にまで黒い侵蝕は進んでいた。スピットアローは空中でムーンサルトめいて身をひねりながら、想像を絶するナガユミに矢をつがえていた！

黒い侵食！？

ムシアナ！

アンコクトン？

>No.1359064830
「キエーッ！」スピットアローは空中で逆さ姿勢のまま矢を放った。雨を弾き飛ばし、空気に真っ直ぐなトンネルを描いて飛来した矢は、地面から立ち上がった濃密な黒い影に命中した。矢は推力を失い、タールの滝に呑まれるが如くズブズブと沈んでいく。スピットアローはタタミ8枚距離に着地した。

カゲ？アンコクトン？

デスドレイン仕様の…最新データの…アンコクトンを…使うと…いうのか！？

最近データ重箱が届いたアンコクトンか！？

>No.1359066030
影はすぐに立体性を失い、地面を侵食する黒いわだかまりに溶け込んだ。「ヒヒ……」滲み出るように現れたのは、色落ちパンクス男めいた表情の若い男だ。見開かれた目は血走り、鼻から下を傷んだメンポが覆う。そしてメンポの隙間からは、黒ずんだヨダレがポタポタと落ちた。「ドーモ。ドルハタスです」

モシモシティシナー？舎弟の管理どうなってんの？

>No.1359066860
「ドーモ、ドルハタス＝サン。スピットアローです」彼女は冷静にオジギした。「なるほど。暗黒メガコーポの治安部隊に野放図な攻撃を仕掛ける狂ったニンジャか。噂通りだな」「アァ？」ドルハタスは反対方向へカクンと首を傾げた。「なンだテメェ……賞金稼ぎかァ？」「そんなところだ。貴様を殺しに来た」

>モシモシティシナー？舎弟の管理どうなってんの？
俺が知るかよ(「」を氷漬けにする)

>No.1359067884
「ヒ、ヒヒッ。カワイソ……けどきれいな声してンなァ」ドルハタスは引きつけを起こしたように震えた。どうやら笑っているようだ。「そンなゴテゴテしたアーマーなんか着けてよ……寒いのか？え？あっためてやるよ……お、おれの、影でよ……温かいンだぜ、こいつは……キヒ」空気中に不穏な黒いシルエットが残留する。

ドルハタスのジツはただのステルスとサツガイのコロナ・ジツだったはずだがこれは一体…！？

絶対にヤバイッ！

>ドルハタスのジツはただのステルスとサツガイのコロナ・ジツだったはずだがこれは一体…！？
怖いねサツガイの祝福

>No.1359068849
キノコめいて糸を引く黒い影は、ドルハタスの追跡を困難としているジツの片鱗だ。スピットアローは自らの足元や背後の影を伝ったアンブッシュを警戒しつつ身構える。「お、女……アッアッ！女！女ァ！」ドルハタスは突然声量を段階的に上げた。「な、中まで！芯まで暖めてやるからな！抱きしめてやる！」

アイエエエコワイ！

>No.1359069682
「クズめ。まるで発情した野良犬だな」「アアーッ！イイ！たまらないィ！」ドルハタスはケタケタと笑った。「は、鼻っ柱の強い女ァ！たまらねえ！イヤーッ！」その体が輝き、影を伸ばした。「イヤーッ！」スピットアローは急速に伸びる影法師から跳んで逃れた。その姿を、ビル屋上にしゃがみこみ見下ろす男がいた。