「フーッフーッ…私もモブレズちゃんとお泊り、するから……それだけ……」
「え？ちょ？三角さん？」「初華、ちゃん？」
「モブレズちゃんのはじめては立希ちゃんには渡さないもん……授業終わったら一緒に行くから……じゃっ✋」
前半よく聞こえなかったけど、ブツブツ言いながら立ち去る初華ちゃんに呆然とする私。そこにまた───

「立希さん、モブレズさん。私もご一緒していいですか？いいですね？ありがとうございます」「りっきーと、おもしれーモブレズ」
「海鈴ちゃん！？」「野良猫も……なんなのお前ら」
「仲良しグループの信用爆上げお泊りイベントで仲間外れにされるとかトラウマなんですよ！お泊りセットとUNO持っていきますね。じゃっ✋」
「おもしれーモブレズと寝るのたのしみ、じゃっ✋」
「は……？オイ！お前ら言いたいことだけ言ってさっさと立ち去るな！」
例に漏れず言うだけ言ってどこかに走り去った楽奈ちゃん達を見送る私。

「と、とりあえず賑やかなお泊り会になりそう、だね？」
「ごめんモブレズ……」
「ううん、いいの、元気出して立希ちゃん」

私と二人っきりのお泊りの予定がご破算になって、しょんぼりする立希ちゃんをなんとかしてあげたい私……。


　 [───バカね　さよなら loser, loser, loser]
ﾆｱ [───繋いだ手を　もう僕は離さない！]


！勇気を出して自分の手を立希ちゃんの手に絡める私！

「せ、せめて彼女としてこれくらいは、ね？」「モブレズ！？」
すると萎えてた立希ちゃんがみるみる元気になってくのが伝わってくるのがわかる私。

「ふふふっ、立希ちゃんドキドキしてる……」「っ！そっちもでしょ！」
「教室、戻ろっか？」「う、うん…………ありがと、モブレズ……」
そうしてお互い買った飲み物を片手に、顔を赤くして、恋人繋ぎしながら1-Bの教室へ向かう私達。

その夜、UNOの勝者勝者勝者の景品になってイケメンバンド女子4人に取り愛される私……
どうなっちゃうの〜〜〜〜私！！！！！

おやsumimi〜〜

モブリズの村

モブレズ呼びやめろ

悲しすぎるだろ一人称

おもしれーおんな

パーフェクトコミュニケーションの私……

>その夜、UNOの勝者勝者勝者の景品になってイケメンバンド女子4人に取り愛される私……
ここのシーンの詳細は⋯！？

このモブレズ迷子のMV撮影に同伴しててだいぶ厚かましいぞ！

モブレズ…わたくしのよすがですわ…

バンド行事に彼女連れてくるバンドマンは嫌な生生しさがある

語尾が全部私。でダメだった