二次元裏@ふたば

画像ファイル名:1757858538457.png-(322084 B)
322084 B25/09/14(日)23:02:18No.1353304361+ 00:30頃消えます
僕は芋毛学園に通うごく普通の男子高校生。毎日がアクシデントのあの学園で細やかな平凡を願っている僕は今日も速やかに帰宅準備をすすめた。
しかし、そんな日常を今日も誰かが壊しにやってくる。
dice1d378=249 (249)
これは"学園能力バトル"の細やかな裏話───
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1wFUCi-0Flrjljcl-s1oxc_prL88Xzl1s3IVSHuFpJoY/edit?gid=0#gid=0
このスレは古いので、もうすぐ消えます。
125/09/14(日)23:03:22No.1353304769+
お前が……”ぼく”?
225/09/14(日)23:04:57No.1353305356+
来たか…ぼくくん
325/09/14(日)23:05:26No.1353305545+
”ぼく”
425/09/14(日)23:05:28No.1353305559そうだねx2
お題絵なのにオリ主注意でダメだった
525/09/14(日)23:05:56No.1353305752+
もし10個前だったら奇跡だったな…
625/09/14(日)23:06:04No.1353305800+
何がどう出るか分からんから怖い…
725/09/14(日)23:06:13No.1353305847+
ってなんでぼく君が!?
825/09/14(日)23:06:18No.1353305883+
こいつの日常ってなんだよ
925/09/14(日)23:07:25No.1353306291+
薙ぎ払え!!
1025/09/14(日)23:12:15No.1353308057+
"巨チン兵"。
敷地内に存在する大きな異物だ。
これが最近、昨晩の小さな地震の震源地だという妙な噂が立っているようだ。
どうもその話の出処は…
dice1d3=1 (1)
1.科学部
2.オカルト研究部
3.環境委員会
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1125/09/14(日)23:13:01No.1353308339そうだねx5
    1757859181735.png-(19492 B)
19492 B
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
1225/09/14(日)23:13:29No.1353308505+
科学部かキナ臭くなってきたな
1325/09/14(日)23:13:40No.1353308559+
>1757859181735.png
はええよ!
1425/09/14(日)23:13:59No.1353308663+
雪ちゃんさあ…
1525/09/14(日)23:15:43No.1353309317+
やっぱり科学部じゃないか…
1625/09/14(日)23:15:56No.1353309393+
なるほど理解しまシタ
すべて雪=シュクラップの仕業デス
1725/09/14(日)23:16:31No.1353309614+
>なるほど理解しまシタ
>すべて雪=シュクラップの仕業デス
それは間違いない
1825/09/14(日)23:16:35No.1353309637+
>なるほど理解しまシタ
>すべて雪=シュクラップの仕業デス
あの仕打ちされたのやっぱ怒ってたんだな…
1925/09/14(日)23:21:32No.1353311343+
…そうだ。科学部だ。
嫌な予感がする。さっさと帰ろう。ぼくは荷物
まとめてすぐに廊下に出るが──
「やぁ待っていたよ、"ぼく"くん。」
げっ。雪ちゃん先輩…。嫌な予感が直撃だ。
「げっ、とは何だい?キミは先月の異臭沈没爆発騒ぎのときに大活躍した名誉部員だというのに。」
声に出ていた。というかそんなものになった覚えはない。
「巨チン兵が動きだしたという一件について知ってるかな?私はあれについて何らかの能力者が関わっていると推測していてね…キミの"能力"なら丁度探りを入れられると思ったんだ。さぁ、早速調査へ向かおうか。」
相変わらず一方的な早口で圧倒されてしまった僕は、流されるまま芋山へ歩き出した。はぁ…こんなはずじゃなかったのに…。
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2025/09/14(日)23:22:48No.1353311777+
雪ちゃんもぼくを好きになるのか…
2125/09/14(日)23:23:35No.1353312093+
気をつけろ…ぼくは危険だ
2225/09/14(日)23:23:42No.1353312131+
最悪脳改造される末路もあるから油断できない
2325/09/14(日)23:23:56No.1353312210+
お前何の能力者なんだぼく
2425/09/14(日)23:24:43No.1353312489+
言葉の節々から香る鼻にかけた言い方はまさしく”ぼく”
2525/09/14(日)23:24:48No.1353312530+
確かにおもしれー科学者はぼくとかの定番だけどこの人そこから良心消し去ってるからな…
2625/09/14(日)23:27:12No.1353313382+
でかくて臭いって最悪すぎるだろ巨チン兵
2725/09/14(日)23:29:47No.1353314336+
>確かにおもしれー科学者はぼくとかの定番だけどこの人そこから良心消し去ってるからな…
良心はあるから……ただそれよりも好奇心とか自分が優先されるだけだから…
2825/09/14(日)23:33:10No.1353315503+
芋山の巨チン兵の場所は立ち入り禁止となっており、本来は入れない。その柵を堂々とベンチで破壊して入っていく雪ちゃん先輩はおそらく既に許可をとっているのだろう。きっとそうだ、うん。
一歩ずつ近づく度異臭が強くなる。いや、異臭?どこかで嗅いだことがあるような…いや、これ以上の推察はやめよう。
「ここだね。」
そこにあったのは、写真とは明確に異なる姿と化している巨チン兵だった。
先端から溢れている液体が増え山の川のように下へ流れている。これはまるで──
「噴火の予兆だね。」
「この我慢の限界のように先端から溢れている水はいずれかの学園を覆うほどの"噴火"を起こす。そこまでは把握済だ。」
聞いただけで最悪な事になるとわかる。
「で、それどうすれば解決するんですか?」
「それを今から考えるのがぼく君だろ。」
トホホ…こんな無茶を押し付けられるとは…。
dice1d3=2 (2)
1.破壊してしまうのが簡単だ
2.どこかで液体の元を断てばいいのか?
3.液体を全て吸い出せば…?
2925/09/14(日)23:34:43No.1353316004+
とほほ…やっぱり僕が出るしかないのかとほほ……
3025/09/14(日)23:35:29No.1353316266+
とほほでなんでもできるぼくくんすげえ
3125/09/14(日)23:35:30No.1353316269+
あの水っていったいどんな液なんだ…
3225/09/14(日)23:35:53No.1353316392+
部長も一回あの水が飲めるか試してみればよいのでは?
3325/09/14(日)23:36:26No.1353316574+
>お題絵なのにオリ主注意でダメだった
ネタ半分だけどそれが一つのお題で成立する程度には思い入れあるような広がり方してるって思うと感慨深いな…
3425/09/14(日)23:38:16No.1353317204+
この山広すぎる
3525/09/14(日)23:41:26No.1353318313+
定期的に生臭い液体が空から降り注ぐ学園
3625/09/14(日)23:42:05No.1353318552+
「この噴火原因の水が流入しているなら、それを断てばいいんじゃないですか?」
「なるほど。いい考えだね。でも、この液体を生成しているのはおそらく"巨チン兵"そのものだ。」
「そ…それは何故?」
「陰茎と同じ構造をしていそうだから精巣にあたる部分があるとしか思えないだろう?」
言っちゃった!
「そしてその精巣にあたる部分で生成しているのが能力回路と同様の動きを示しているなら、キミの簡易的な無効化能力を使えば…」
…ん?それって…
「僕にコイツのキンタマを揉めって言ってますか?」
「Exactly!(その通りでございます)」
3725/09/14(日)23:42:50No.1353318840+
最低すぎる…
3825/09/14(日)23:43:05No.1353318942+
こいつ水属性だったのか
3925/09/14(日)23:43:35No.1353319124+
雪ちゃん相手だと美味しい思いまずできないしぼくの好感度上がってくだけだな…
4025/09/14(日)23:44:31No.1353319455+
生徒が安心して生活できるのもぼくのお陰だったのか…
4125/09/14(日)23:47:48No.1353320511+
どう見ても死骸なのに金玉残ってるの流石だな古代兵器だな
4225/09/14(日)23:49:25No.1353321061+
それに気が付いてて僕を連れてくるの良い性格してるな
4325/09/14(日)23:49:27No.1353321080+
「嫌ですよ!だいたい雪ちゃん先輩も能力吸収使いじゃないですか!それを使えばいいと思いませんか!?」
「嫌だなぁぼく君。キミが作者ならその展開を考えてみろ。エネルギー許容オーバーでクリスタル諸共吹き飛ぶマッドサイエンティストな私の姿が見えてくるだろう?」
クソッ…この人はそうなるべきだから反論できない…!
「…で、どうやって精巣を探すんですか?地中奥深くにあったら掘り出すのも一苦労ですよ。」
「そうだね…それについては…。」
dice1d3=3 (3)
1.そのために新兵器を用意したのさ
2.ビーッバッバッバッ!
3.土を食え!澄美!
4425/09/14(日)23:49:57No.1353321236+
巻き込まれてやがる…
4525/09/14(日)23:50:27No.1353321396+
かわうそ…
4625/09/14(日)23:50:40No.1353321459+
wow wow!土を食え!
4725/09/14(日)23:51:48No.1353321826+
土を食うのが能力であって掘るのは一般クラスなのに酷すぎる
ただ臭い土食わされるだけじゃん…
4825/09/14(日)23:52:22No.1353322003+
陰獣のミミズみたいなこと出来るのか?
4925/09/14(日)23:53:25No.1353322338+
二口三口は頑張って食べるけどオエッてなって
役に立たないな!もういい!新兵器がある!って雪部長が言い出す展開が疑われる
5025/09/14(日)23:53:36No.1353322398+
澄美からぼくへの好感度
30で初対面
dice1d100=90 (90)
5125/09/14(日)23:54:00No.1353322530+
ちょろ
5225/09/14(日)23:54:10No.1353322584+
もう堕ちてるじゃん!!
5325/09/14(日)23:54:43No.1353322770+
もうこれ何かの現実改変形能力だろ
5425/09/14(日)23:55:02No.1353322867+
健気に頑張って食べるんだ…
5525/09/14(日)23:55:57No.1353323154+
やっぱぼくはぼくなんだな…
5625/09/14(日)23:56:25No.1353323302+
もう一回ルート踏んだ後だったか
5725/09/14(日)23:58:35 ID:Rbivo1HcNo.1353323930+
スレッドを立てた人によって削除されました
陰茎と同じ構造をして生活できるのもぼくのお陰だったのか…
陰獣のミミズみたいなこと出来るのか?
5825/09/15(月)00:01:40No.1353324939+
「澄美さん、ちょっといいかな?」
「あ?」
相変わらずこの世の全てを憎んでるみたいな顔をしている澄美さんだが、この間のボランティア活動の一件以来なんだか少し話しやすくなった気がする。
「え、えーっと…ちょっと話があって…芋山まで来てほしいんだ」
精巣に至るまでの土を食ってくれなんてとても言えない。
「お、おう…。」
ん?意外とあっさりだ。正直断られると思っていた。というより断って欲しいとすら思っていた。
…そして、芋山まで歩いてきた。
「…で、話ってなんだよ…。」
「よく来てくれたね澄美くん!さぁ!土を食え!巨チン兵周りの土全部食え!!」
ぼくは彼女を雪ちゃん先輩劇場へ巻き込むまでの繋ぎなのだった。
「はぁ!?…てめぇ、ハメやがったな!?」
「ごめん!待ってくれ!ここでなら澄美さんの能力が活かされると思って…!」
「ふざけっ…!くそっ…!」
5925/09/15(月)00:03:06No.1353325422+
かわいそ…
6025/09/15(月)00:03:26No.1353325548+
とほほ……変な勘違いで怒られちゃったよ…
6125/09/15(月)00:07:54No.1353327037+
好感度90でもこうなのか…ぼくも大変だな!
6225/09/15(月)00:09:21No.1353327511+
──こうして澄美さんは巻き込まれ巨チン兵の精巣に至るまでの土を食わされるハメとなった。
土を食っていく澄美さんの横で熱血コーチのように雪ちゃん先輩がそのスピードに叱咤激励する。これ何?
ぼくも罪悪感から、スコップで周りの土を掘り続け…。
「ま、まさかこれが…!?」
…ぼくが精巣を引き当てた。
その金属で膨らみ轟音を立てるオブジェクトは…
「間違いない。巨チン兵の精巣だ!よくやったぼく君!」
「あ、あたしが食ってた土って一体…」
「推察通りならその精巣は能力回路で動いている!さぁ、ぼく君!精巣をその"無効化能力"を発動する手でもみ込め!」
「くそっ…!やればいいんでしょやれば!」
金属に触れるぼく。しかし───
6325/09/15(月)00:10:42 ID:Rbivo1HcNo.1353327942+
スレッドを立てた人によって削除されました
>かわいそ…
部長も一回あの水が飲めるか試してみればよいのでは?
6425/09/15(月)00:13:02No.1353328711+
絵面が最低すぎる
6525/09/15(月)00:13:13No.1353328775+
なるほど…埋蔵金玉ということですか
6625/09/15(月)00:16:56No.1353330039+
僕の能力は発動した…そういう手応えはあった。
しかし、何かおかしい。
「ゆ、雪ちゃん先輩…なにか嫌な予感がします」
明らかに精巣の轟音が上へ登っていく。これは間違いない。精巣のエネルギーが発射準備に入っているのだ。
「そうか…精巣はエネルギー生成ともう一つ!このエネルギーを留める枷の役割も果たしていたのか!」
「な、何だってー!?じゃあまずいじゃないですか!」
「私がクリスタルを先端に生成してできるだけエネルギーを吸い取る!ぼく君は根の部分を攻撃して威力を相殺しろ!」
その発射を食い止めるため、僕らは必死に動いた。しかし──
『ドピュルルルルルルルゥゥゥゥゥーーーーーーーッッッッ!!!!』
──天高く、それは放たれた。
6725/09/15(月)00:17:19No.1353330174+
ドピュルルルじゃないんよ
6825/09/15(月)00:19:41No.1353330962+
古い文明を焼き尽くしたという伝説の……
6925/09/15(月)00:21:56No.1353331706+
かっこいい感じに見えるけど絵面最低だな…
7025/09/15(月)00:22:23No.1353331837+
今までの異臭は我慢汁だったとでも言うのか!!?
7125/09/15(月)00:26:39No.1353333197+
──今回の細やかな裏話のオチ。
その天高く放たれた噴水は、なんとか小規模で抑えられ芋山一帯に降り注ぐ程度に収まった。
しかし…僕と雪ちゃん先輩と澄美さんは、その天から降り注いだ白濁液を全身で浴びるハメになってしまった。
「何これくっさ…」
「面白い…これは一体何の成分なんだ!?」
「トホホ…こんな雨は二度とごめんだよ…。」
その光景は芋学生も目撃したようで、翌日の学内新聞ではこの件について「山が射精した?」「どうせ科学部だろ」など様々な憶測が飛んでいた。
これについて見ていた美術部の描いた「芋山に降る雨」は絵画コンクール審査員賞を受賞し校内の廊下へ飾りだされ、僕と澄美さんはそれを見るたびあの嫌な記憶が思い出されるのだった。
トホホ…もう芋山はゴリゴリだよ…
「芋山と科学部と大噴火」 完


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