[main]
GM :
9/13(土)
20:30より開始予定です
[main]
GM :
最初にHO順に自己紹介をお願いしていきます。
ご準備してお待ち下さい。
[main] system : [ 尾形アヤメ ] ロイス : 2 → 3
[main] system : [ 陽炎 ] ロイス : 0 → 1
[main] system : [ クリム ] ロイス : 2 → 3
[main]
GM :
ダブルクロス the 3rd Edition
「ストーミングフェアリー」
[main] GM : これより開始させていただきます
[main] GM : まずはPL向けに、順次自己紹介をしていきましょう
[main] GM : HOを張り付けていきますので、その後に自己紹介をお願いします
[main]
GM :
◆PC1
ロイス:アリエル 推奨感情 P:庇護/N:不安
指定カヴァー/ワークス:指定なし/警察官
アリエルは、風を操るレネゲイドビーイングの少女だ。
任務で彼女を保護して以来、君に懐いており、何かと君を手伝おうとする。
だが、戦いに参加したがるアリエルを、君は許さなかった。
彼女の力は弱く、戦うには不十分だったからだ。
そのことで傷ついたのか、アリエルは君の前から姿を消した。
「パワーアップする」と言い残して。
[main]
八千華 一果 :
では僭越ながら
せっかくなのでちょっとRPも混ぜまして
[main]
八千華 一果 :
「あー……ねむ」
「あー、じこしょうかいね。うんうん」
[main] 八千華 一果 : 「…………」
[main] 八千華 一果 : 「────自己紹介ィ!!?」
[main] 八千華 一果 : 「ちょちょ、ちょっと待ってて!!」
[main] 八千華 一果 : 「……はい!お待たせしたね!」
[main] 八千華 一果 : 「身体は子ども!頭脳は明晰!その名は、八千華 一果(やちばな いちか)!だよ!」
[main]
八千華 一果 :
「気軽にイチカちゃんと呼んでくれたまえ!……というか、さん付けされた経験も敬われたこともほとんどないんだけどね。トホホ……」
[main] 八千華 一果 : 「本職はお巡りさん。でも社会的信用がこの見た目にはないから、担当は専ら児童養護施設とか学校とかの潜入捜査。UGNからの依頼はなるべく危険度の高い任務に行かせてもらっているよ」
[main]
八千華 一果 :
「……わざわざ危険を冒すのはなんでかって?」
「血を流す度に生きてる実感が湧いてくるからね!」
[main] 八千華 一果 : 「もちろん、それが世間一般、通念上『おかしい』ことだってちゃんと分かっているさ。そこの分別はできているつもりだよ」
[main]
八千華 一果 :
「よろしく頼むよ、若人たちに先輩お一人様」
「我が血にて、君たちの道は拓いて見せるとも!」
[main]
八千華 一果 :
命短し恋せよ死地に。別に座右の銘ではないです。
ブラム×ノイマンの高速射撃アタッカーです。
[main]
八千華 一果 :
攻撃する度HPがゴリゴリ削られますが、そこそこの命中とそこそこの攻撃力で20mくらいから敵を穿ちます。
シナリオ2回ですがそれを範囲に飛ばすのも可能です。
[main]
八千華 一果 :
この子の目玉は情報ダイス9、精神ダイス8個なところです。
せっかくのDX初参加なので情報の取りこぼしがないように頑張ってシーンにぴょこぴょこ登場します。頼むからかさまないでくれよ侵蝕率君……。
物資調達も13くらいなら大体買えるのでおまかせください!
[main] 八千華 一果 : 長くなりましたが、よろしくお願いします!
[main] GM : good!よろしくお願いします!
[main] GM : 続いて、PC2だ
[main]
GM :
◆PC2
ロイス:山蔭 東 推奨感情 P:遺志/N:悔悟
推奨カヴァー/ワークス:指定なし/指定なし
山蔭東は君の恩人だ。彼はかつての君の主治医で、何よりも人の幸せを願う、誰よりも献身的な人物だった。
そして現在、何故か雪が降る夏のある日、君はFHエージェントに追われる山蔭東と再会した。
既に致命傷を負っていた彼は、君にこのN市で起きている異常気象の原因を伝え、その解決の手段を託した。
[main]
陽炎 :
「……ちっ、何の用だ。あ?俺の紹介?知るか。
ローゼスドラグーン ヴァンパイアハンター
呼び名なら腐る程ある…薔薇の龍騎士 だの、同胞殺し だの、色々な」
[main]
陽炎 :
カギロイ
「そんなかで一番短いのは陽炎だ。
変にゴテゴテしたバカみたいな呼び名よりは、これぐらいシンプルな方がテメェも舌嚙まなくて済むだろ」
[main] ロザレア : 「……はぁ、全くお主という奴は、妾以外には全く饒舌にならぬのう」
[main]
ロザレア :
「こ奴は妾の騎士を務めておる。それ故か真向からの打ち合いとしては右に出る者は居らぬ程での」
[main]
ロザレア :
ヒカワ ナガレ
「名前については……以前は氷河 流という名であったが、家族を皆失った時に捨てたと言いよる。
……尤も、今や奴と妾以外はごく一部しか知らぬ名ではあるがな……」
[main] ロザレア : 「ま、よろしくしてやっておくれ。あ奴も妾しか最早知り合いが居らぬ故、面倒見は悪くない。妾の騎士の約束も反故にせん程度にじゃが、のう」
[main] 陽炎 : はい、ブラキュマハヌです。悪名高いサングインで鎧とか重刃とか強化して復讐の刃打ってくる奴です。
[main]
陽炎 :
30点ぐらいの装甲に固定値40点弱ぐらいの攻撃力で延々殴り合うぞ!
よろしくおねがいします
[main] GM : よろしくお願いします!good!
[main] GM : 続いて、PC3です
[main]
GM :
◆PC3
ロイス:”セティボス” 推奨感情 P:執着/N:脅威
カヴァー/ワークス:指定なし/UGN支部長
原因不明の異常気象がN市で頻発しているある雨の日、霧谷雄吾が君の支部を訪れ、異常気象の調査を要請した。
どうやら、この状況には、レネゲイドが関わっているらしい。
霧谷の話によれば、FHは『セティボス』というオーヴァードを生み出したという。
奴らの陰謀から、このN市を守らなくては。
[main]
尾形アヤメ :
「尾形アヤメ、UGN・N市支部長よ」
「シンドロームはオルクス/ノイマンのクロスブリード。領域内の水滴、特に雨を操作する能力には自信があるわ」
[main]
尾形アヤメ :
「趣味はカッ……読書と創作活動。絵は得意じゃないから文書を書いてよく……創作意欲を満たしているわ」
[main] 尾形アヤメ : 「若輩者ではあるけれど、支部長の責務を全うする為に頑張ります。皆さん、よろしくね」
[main]
尾形アヤメ :
キャラクター性能としましてはセットアップで戦術を使いダイス支援。
メジャーはリミット雨粒の矢でシーン攻撃してうち漏らしを倒しに行く感じです
[main] 尾形アヤメ : よろしくお願いします
[main] GM : よろしくお願いします!nice!
[main] GM : 続いて、PC4へ
[main]
GM :
◆PC4
ロイス:佐堂 長明 推奨感情 P:懐旧/N:隔意
カヴァー/ワークス:指定なし/研究者
佐堂長明はUGNに協力する研究者だったが、レネゲイドによる気象操作という自らの研究を続ける為に、FHに寝返ってしまった。
そして、N市でさまざまな異常気象の巻き起こっているある晩、君の前に、佐堂が再び現れた。
エネルギー体『セティボス』を引き連れた、UGNへの復讐者として。
[main]
大門祐樹 :
はい、PC4“招き猫”大門祐樹です
遺産の研究者ではありますが、UGNエージェントとして現場にもよく出ます
[main] 大門祐樹 : おせっかいな性格で困ったことがあればよく手伝いにいきますが、いつも猫の手も借りたい状況なので人に手伝わせもします
[main] 大門祐樹 : 戦闘は《限界突破》した《力の法則》でラウンド2回までダメージ支援して、手番では鎌とか投げます
[main] 大門祐樹 : RPとかまでは考えられてない!以上よろしくお願いします!
[main] GM : OK!でたとこ勝負だ!
[main] GM : 続いて一番ハンドアウトと別物部門1位のPC5です
[main]
GM :
◆PC5
ロイス:"プロスペロー" 推奨感情 P:好奇心/N:憤懣
カヴァー/ワークス:指定なし/レネゲイドビーイング
干からびそうな程の灼熱の午後、君の元を訪れたのはゼノスの都築京香だった。
彼女は『プロスペロー』と呼ばれる人物の存在を明かし、彼を始末するよう君に依頼してきた。
聞けば、その人間によって何体もの同胞達が拉致され、行方不明になっているという。
君たちの可能性を妨げる存在を、許すわけにはいかない。
[main] クリム : 「クリムだよ!よろしくね!」
[main] クリム : 「………」
[main] クリム : 「……あ、”マスターエッジ”って呼ばれてるよ!」
[main] クリム : 「よろしくね!」
[main]
クリム :
クリム、ファミリーネーム等はありません、FHです
"マスターエッジ"の通り、マスターエージェントになりますが、特定のセルを率いてるわけではない…どころかセルに所属すらしていなく、実権は皆無です。
[main]
クリム :
基本的に一人で行動していて、FHにも仲間と呼べる相手はいません。
また、当人自体FHの意識も薄いためか、人にお願いされたらどんな依頼でも引き受けます。
[main]
クリム :
今回はプランナーの依頼で堂々と正面からUGNにお邪魔する事になると思います。
UGN側からも多分存在は認知されてるんじゃないかなとは思っています。多分良いように使えって意見とかもありそう。
[main]
クリム :
性能的にはバロピュアでパワーアームで両手に持ったミリオンベインとトツカを黒の剣舞でぶち込むのが基本です。
普段はポケットディメンジョン(ウェポンケース)に武器をしまっています。
[main] クリム : 攻撃しか出来ないので優しくしてあげてくださいね。
[main] クリム : 以上!
[main] GM : OK!まずPLがPCに優しくしてあげて!
[main] GM : では続いてトレーラーを流し、OPフェイズへと移っていきます
[main]
GM :
大切な人の役に立ちたい。
ただ、それだけの望みだったのに。
少女の願いを歪めたのは、野望と復讐に燃える男の欲望だった。
[main]
GM :
N市を次々と襲う異常気象。
暴風が逆巻き、天は轟き響く。
陰謀を阻まんとする志はむなしく、またひとつ、命が風に消える。
[main]
GM :
だが、その意思は引き継がれる。
同じ想いを抱く者へと―――
[main]
GM :
ダブルクロス the 3rd Edition
「ストーミングフェアリー」
ダブルクロス――それは、裏切りを意味する言葉。
[main] GM : よろしくお願いします!
[main] GM : OPの順番はPC1→PC3→PC5→PC4→PC2と行っていきます
[main] GM : さてでは、シーンを始める前に確認だ
[main] GM : イチカさんは、警察としては特殊な立場にあり、危険な潜入捜査を行っているという
[main] GM : まあならば、アンダーグラウンドな場所への潜入捜査も行っていることだろう
[main]
八千華 一果 :
そうですね
組織の息のかかった育成施設とか、そのあたりとかが危ないところの候補かな
[main] GM : ……まあ今回は、色々紆余曲折あったということで飲み込んで欲しい
[main]
PC1のOP :
シーン①:小さな台風
PC1がアリエルの行方に不安を覚えたら終了
[main] 八千華 一果 : アレーッ!?
[main]
GM :
場所は違法カジノ船。
八千華 一果は、潜入捜査として駆り出されていた。
[main] GM : このシーンは八千華 一果とアリエルの出会い、そして別れのシーンとなります。
[main] GM : まずは、登場判定を1d10お願いしよう
[main] 八千華 一果 : 1d10 (1D10) > 2
[main] system : [ 八千華 一果 ] 侵蝕 : 35 → 37
[main] 八千華 一果 : おやすい……
[main] GM : OK
[main] GM : 事件はオーヴァードの関わらない、裏の中では穏当な部類。
[main] GM : 既に証拠は押さえており、本日は警察隊が検挙に押し入ってくる予定だ。
[main] GM : イチカは警察隊の突入に合わせ、居合わせた客を逃がし、また自分も違法に働かされていた子供という設定で保護される予定だった。
[main] 八千華 一果 : 「ッスー」いつになく不機嫌そうな顔
[main] カジノ船の客 : 「おお……すごいな違法カジノ、こんな子供まで働いているのかよ……」
[main]
八千華 一果 :
「い、いらっしゃいませぇ~……」
へにょへにょした接客であった。
[main] カジノ船の客 : 「子供の人身売買の噂も、本当なのかな…」
[main]
GM :
事実である
そしてその証拠は、既に報告済みだ
[main]
八千華 一果 :
(……さて、できれば居合せの客は少ない方がいいな)
(誘導しておくか、それとなく)
[main] GM : さて、当然ながら、そうは問屋が卸さない
[main] GM : ―――ワーディングだ!
[main] カジノ船の客 : 「……うっ」
[main]
八千華 一果 :
「むっ……」どいつだ?
目を走らせます。
[main] 八千華 一果 : 一応、倒れ込む演技もしておこう
[main]
カジノ船のオーヴァード :
「警察隊が来たぞ!」
「ワーディングで寝かせて、ぶち殺せ!」
[main] GM : カジノ船の子飼いのオーヴァードたちが、現れた
[main] GM : このままでは、一般人の警察隊は皆殺しにされてしまうかもしれない
[main]
GM :
子飼いのオーヴァードたちはエキストラだ
イチカの行動の前に、障害とはならないだろう
[main]
八千華 一果 :
「……早まってくれるなよ。寝覚めが悪くなるからな」
「──偽装解除」
[main]
八千華 一果 :
リサーチャーズジャケットに早着替え
生成した肉穿ちを背後からかましてやります
[main] GM : OK!
[main] カジノ船のオーヴァード : 「な!なんだお前――!」
[main] 八千華 一果 : 「おう、私もサツだよ」
[main] 八千華 一果 : 「ジュンサーさんだがねッ!」
[main] GM : オーヴァードたちは、イチカの攻撃の前に無力化された
[main] GM : ……だが、まだワーディングは解除されていない
[main]
八千華 一果 :
銃を消して周囲を見渡す。
残りがどこかにいる……?
[main] GM : このカジノ船の中にいるオーヴァードを、探さなければならないだろう
[main]
八千華 一果 :
「……まだいるな」
「仕方ない。もうひと仕事頑張るかぁ!」
[main] GM : では少し、こちらで誘導させてもらいます
[main] GM : 八千華 一果はそれまでの潜入捜査では入れなかった区画を、しらみつぶしに探していくことになるだろう
[main] 八千華 一果 : テテテテ(足音)
[main] GM : そして――その部屋を見つけた
[main] 八千華 一果 : 鍵は?
[main] GM : ぶち破ってもらって
[main]
八千華 一果 :
血の宴込みで破砕!
鮮血の散弾でぶち破ります
[main] 八千華 一果 : 「突入!」
[main] GM : はいでは派手にぶち破った部屋の中には――子供たちがいた
[main] GM : 子供たちは一様に気絶しているが……その中に一人、起きている少女がいる
[main] アリエル : 「ヒィ……だ、誰ですか!」
[main] 八千華 一果 : 「……おまわりさんだ」努めて笑顔を作ります
[main]
アリエル :
「――――」
警戒しています
[main]
八千華 一果 :
「いや……うんその反応は分かる。怖がらせちゃったね」
銃を消します
[main] GM : さて、ワーディングの中で動いている様子から、こちら側の存在だと分かっていいだろう
[main] アリエル : 「……み、皆を助けてくれるんですか?」
[main]
八千華 一果 :
「もちろん」
「そのためにわざわざ恥ずかしいカッコしてお姉さんはここまで来たんだぜ?」
[main] アリエル : 「お姉さん……?」
[main] 八千華 一果 : ちなみに
[main]
八千華 一果 :
身長はいかほどで
アリエルちゃん
[main] 八千華 一果 : イチカは125,6くらいですね
[main] GM : 設定はしてなかったが……イチカさんより下でいいかな?
[main] GM : 同じくらいかちょっと下で
[main]
八千華 一果 :
マジで?
越されてるかと思ってました
[main] 八千華 一果 : 「お姉さんだ、いいね?」
[main] GM : この議論は今日の卓の後にしよう
[main] 八千華 一果 : そうだね
[main] アリエル : 「アッハイ」
[main]
八千華 一果 :
「とかく、そのうち助けがくる」
「それまでは守衛の真似事でもしてようかね……」
[main] GM : さて、実はカジノ船に隠れているオーヴァードの隠れ場所を、この少女は知っている
[main] 八千華 一果 : あっワーディングこの子中心じゃないのか
[main]
GM :
オリチャー発動していい?
その設定の方がしっくり来た
[main] 八千華 一果 : イイヨッ
[main] GM : では……怖がっているこの少女を安心させてあげて欲しい
[main] GM : そうすれば、ワーディングを解いてくれるだろう
[main] アリエル : 「この子たちは、お家に帰れるんですか……?」
[main]
八千華 一果 :
「他の階にいた怖いおじさんたちは私がここの扉壊すみたいにやっつけてやったからさ」
「……潜入にこんな恥ずかしいかっこしてね」偽装しなおし
[main] アリエル : 「ばにーさん」
[main]
八千華 一果 :
「もちろん」
「約束する」
[main] 八千華 一果 : 「少し窮屈な思いはしてもらうかもしれないけど、必ず、どれだけかかってもおうちに返すよ」
[main] アリエル : 「私、レネゲイドビーイングだから、他の子たちと違って強いから……」
[main]
アリエル :
「守ってあげなきゃって……よかった」
「本当によかったぁ……」
[main] 八千華 一果 : 「……その心を持てることは、十分君が強いことの証だよ」
[main] 八千華 一果 : 「私は少し、時間がかかってしまったからね」
[main]
アリエル :
「……ええと、お姉さん?」
「名前を聞いても、いいですか」
[main]
八千華 一果 :
「構わないとも!」
[main]
八千華 一果 :
「身体は子ども!頭脳は明晰!」
[main] 八千華 一果 : 「その名は、八千華 一果(やちばな いちか)!だよ!」
[main] 八千華 一果 : 「……ところで、コナン君って知ってるかい?大滑りだと恥ずかしいんだが」
[main] アリエル : 「……私、テレビ見たことないので」
[main] アリエル : 「でも……イチカさんが良い人だって、分かりました」
[main] 八千華 一果 : 「……じゃ、あとで一緒に見ようか」
[main] 八千華 一果 : 「そこまで時間はかからないとも」
[main] アリエル : 「……はい!」
[main] GM : さて――
[main] GM : こうして、君たちは出会った
[main] GM : そしてすまないが、OPはもう少し続く
[main] 八千華 一果 : おうちならこうだな
[main]
GM :
ここまでは実は回想だ
イチカさんがその衣装なら、夢で思い返していたかもしれない
[main] GM : あの後、無事に復帰した警察隊によりカジノ船は制圧された
[main]
八千華 一果 :
「──っぁ」
アラームで目を覚まします。
今日当直だったっけ?
[main] GM : 保護された子供たちも、無事親御さんのところに届けられただろう
[main]
八千華 一果 :
むふん
私頑張った
[main] GM : では、君と出会ったレネゲイドビーイングの少女はと言うと――
[main] アリエル : 「イチカさん!朝ごはんできましたよ!」
[main] 八千華 一果 : 「むにゃ……今行きましゅ……」
[main] GM : 恩を返したい。という理由で君の家に居候をしていた
[main] GM : 参考までに聞きたいが、アリエルが来る前の部屋の状態はどんな感じのイメージだったかな?
[main] 八千華 一果 : うーん……
[main]
八千華 一果 :
平積された本がたくさんありました
忙しくて積読してるねぇ
[main] 八千華 一果 : 汚いほどではないが目立つ本タワー
[main]
GM :
ならば、今は綺麗に整頓されているだろう
……本棚を買ってくださいと、強請られているかもしれない
[main] 八千華 一果 : パワーはそこまでなくってぇ……
[main] GM : 兎に角、食事洗濯掃除と、アリエルは懸命に恩返しをしたことだろう
[main] GM : だが……一つ、困ったことがある
[main] アリエル : 「私も事件に同行させてください!」
[main] 八千華 一果 : 「そいつは承諾しかねるなぁ」
[main] GM : 危険な任務、仕事まで、手伝いたいと主張しているのだ
[main] アリエル : 「コナンくんで見ました!私も役に立てます!」
[main]
八千華 一果 :
「……コナン君は中身が大人なんだよアリエル君」
「そういえば君が何歳かは聞いたことがなかったが」
[main] アリエル : 「……私も正確には?1年未満だと思いますが」
[main] アリエル : 「でも、少年探偵団はお役に立ててます!」
[main]
八千華 一果 :
「なおさらだぜ」
「もちろん潜入調査は私もやってるけど、アニメのそれとはワケが違う」
「私が言っても説得力はないけど、もう少し大きくなってからでもそっちのお手伝いは構わないんだ」
[main] アリエル : 「むー!」
[main]
八千華 一果 :
「実際、死にかけるようなことも何度もしている……」
「あんまり危ないところに行かせたくないんだ」
[main] GM : 怒った彼女は、実力を見せようと――風を起こす
[main] 八千華 一果 : 「ぬわっ」
[main] GM : だがそれは、そよ風の程度だ
[main] GM : 彼女は嵐の具現化したオーヴァードだが……見ての通り、力はまだ未熟なのだ
[main] アリエル : 「死にかけてるなら絶対助けが必要じゃないですかー!」
[main] 八千華 一果 : 「……死にかけるのは私一人でいいんだ。その役目を背負うべきなのは、私一人でいい」
[main] 八千華 一果 : 「君に、傷ついて欲しくないからね」
[main]
アリエル :
「納得できません!」
「私はイチカさんが死んじゃうなんて嫌です!」
[main]
八千華 一果 :
「もちろん死なないように努力はする」
「だが、私が死ぬようなら君はそれ以上の速さでホトケになっちゃうぞ?」
[main] 八千華 一果 : 「それは、イヤだ」
[main] GM : 議論は、平行線のようだ
[main] 八千華 一果 : 「わがままでゴメンね」
[main] GM : 怒った彼女は……扉を乱暴に開けて、宣言する
[main] アリエル : 「イチカさんなんて知りません!」
[main] アリエル : 「パワーアップして!絶対に助けになります!」
[main] 八千華 一果 : 「ぱわーあっぷ」
[main] アリエル : 「晩御飯は冷蔵庫のものをチンして下さい!!!」
[main] 八千華 一果 : 「助かる……」
[main] GM : そう言い残し、彼女は去っていった
[main]
八千華 一果 :
そうですね
GM
[main] GM : ハイ
[main]
八千華 一果 :
直前まで彼女が触れていたものはありますか?
ドアノブでもいい
[main]
GM :
ドアノブは間違いなく触っていたでしょう
君の部屋は彼女の痕跡でいっぱいだ
[main]
八千華 一果 :
ドアノブに触れて彼女の手汗をブラッドリーディング
本気度を見ましょう
[main] GM : OK
[main]
GM :
本気度でいうなら、本気の本気だ
彼女はレネゲイドビーイングだが、まだまだ未熟な個体
[main] GM : 君のことを守りたいという気持ちと、願えばなんでもできるという子供特有の自信が分かるだろう
[main]
八千華 一果 :
「……あまり遠くにいかないといいんだが」
「戻ってこないようなら探しにいかないと」
[main]
八千華 一果 :
イリーガルモービルに追跡を頼みます
とりあえずご飯食べよう……
[main] 八千華 一果 : 〆
[main] GM : OK!ありがとうございました
[main]
PC3のOP :
シーン②:雨に打たれて
PC3が異常気象について調査を了解したら終了
[main] GM : このシーンは尾形アヤメさんが霧谷日本支部長より事件解決の命令を受けるシーンになります
[main] GM : 登場判定をどうぞ
[main] 尾形アヤメ : 1D10 (1D10) > 1
[main] GM : 低い
[main] system : [ 尾形アヤメ ] 侵蝕 : 32 → 33
[main] 尾形アヤメ : まだ冷静
[main] GM : さてすまないが確認事項がありました
[main] GM : アヤメさんは創作活動をされているということですが……おそらく、支部内に知られたくない趣味でしょう
[main] 尾形アヤメ : まあ、はい…
[main] GM : ではN市支部内ではなく、別の場所に自宅を構えている、という想定で行きます
[main] 尾形アヤメ : ん?
[main] 尾形アヤメ : 私の部屋に霧谷さんがくる感じ…?
[main]
GM :
ではアヤメさんの端末に、連絡が来ます
霧谷日本支部長から、『これから30分後に伺います』と
[main]
GM :
描写はしていませんでしたが、外は豪雨
傘をしていても濡れるのは避けられないだろう
[main] GM : 何もアクションがなければ、霧谷さんが呼び鈴を鳴らすところまで飛びます
[main]
尾形アヤメ :
えーとそうですね…
支部は遠いので近くにある私の家兼作業場にお越しいただく感じで…
[main] GM : OK では描写していきます
[main]
霧谷雄吾 :
「失礼します……直接お伺いした方が良いかと思ったのですが……」
「女性のご自宅にお邪魔するというのに、申し訳ありません」
[main] GM : 濡れ鼠となった、日本支部長がいた
[main]
尾形アヤメ :
「ああ、いえ」
「私の家と言っても色々作業する用に借りていた所ですので。どうぞお構いなく」
「今、タオルかなにかお持ちしますね」
[main]
霧谷雄吾 :
「……大変心苦しいのですが、シャワーを貸していただいてよろしいですか?」
「少し、体を冷やしてしまったようで」
[main]
尾形アヤメ :
「あ、えっ」
「はい。どうぞ、あちらです」
廊下の奥に案内します
[main] GM : では、霧谷雄吾がシャワーを浴びて、本題を切り出すところまで進めよう
[main] 尾形アヤメ : GM
[main] GM : ハイ
[main] 尾形アヤメ : EE『神速思考』を使用します
[main] GM : OK 何をいったい考えるんです…?
[main]
尾形アヤメ :
(……ヤバい待ってこんなことなある?霧谷さんのシャワーシーンとかレア過ぎてレア様になってない?あ風花雪月の推しはシルヴァンとフェリクスでこの二人のツンケンしつつもお互いを信頼し合う関係性が激萌えなんだけど)
[main] 尾形アヤメ : (……じゃなくて。今は霧谷さんのシャワーシーンが大切よ。ああ、ああ!ここにいるのが私じゃなくてアッシュ・レドリック評議だったら!きっとこう言うでしょうね…)
[main] 尾形アヤメ : (『ふん。貴様のような男に私の設備を貸与してやる義理は無いのだがな…。まあいい。濡鼠のままでいられる方が不愉快だ。さっさと身体を清めてこい』)
[main] 尾形アヤメ : (『しかし対価は支払って貰うぞ。私の設備を利用しにわざわざ来たのだ。貴様もその気があったのだろう?』)
[main]
尾形アヤメ :
(そう言ってアッシュ・レドリックはシャワー室へと悠然と歩み、湯気と熱気で満たされた浴室へ……)
[main]
尾形アヤメ :
ここまででOK
作業部屋に戻り、作業をします
[main] GM : 作業
[main] GM : では霧谷雄吾がシャワー上がりに、ここに来た理由を説明するでしょう
[main]
霧谷雄吾 :
「実は、かのプランナーからの情報提供があったのです」
「ここ数日N市で起きている異常気象は、FHの作り出したセティボスが原因だと」
[main] 尾形アヤメ : 「……」
[main] 霧谷雄吾 : 「……申し訳ありません、下着はコンビニで買えたのですが」
[main] 霧谷雄吾 : 「服が乾くまで、ご辛抱お願いします」
[main]
尾形アヤメ :
「あー…」
「私のシャツ……はダメか」
(アッシュ様のシャツを借りる霧谷様…アリね…)
[main]
霧谷雄吾 :
「セティボスは、どうやらレネゲイドビーイングに手を加えて作り出した気象制御兵器とのことです」
「……プランナーも、内心はさぞご立腹なことでしょう」
[main] 霧谷雄吾 : 「FHマスターエージェント『マスターエッジ』を応援として送るとも、連絡が来ました」
[main] 尾形アヤメ : 「……は?」
[main] 尾形アヤメ : 「マスターエージェント…!?」
[main] 霧谷雄吾 : 「私がここに来ることに難儀したように、今N市支部にUGNの戦力を集めるのは時間がかかります」
[main] 霧谷雄吾 : 「直接来て話したいと思ったのは、この事もあったのです」
[main]
尾形アヤメ :
「な、なるほど」
「確かにこの異常気象のせいでN支部もオーヴァード達も忙しくしていますが…」
「いやしかし。FHのエージェント、それもマスタークラスを派遣してくるとは……」
[main] 霧谷雄吾 : 「……すいません、実は黙っているか悩んだのですが、プランナーから貴女に伝言を受け取ったのです」
[main] 霧谷雄吾 : 「『サークルあいりす様、次の新刊をお待ちにしています』と」
[main] 尾形アヤメ : 「…………」
[main] 尾形アヤメ : 「…………!?」
[main] 霧谷雄吾 : 「……その反応を見ると、やはり脅しの類でしたか」
[main]
霧谷雄吾 :
「私に、話していただくことはできませんか?」
話さなくても大丈夫です
[main]
尾形アヤメ :
「あ、あばばばばばばばば」
「だ、大丈夫です大したことではありません流石プランナーこの事態を収束させる的確な一手を打ってきやがってこの野郎ってだけですおほほほほ」
[main] 霧谷雄吾 : 「霖雨の彼方……いえ、尾形アヤメさん」
[main] GM : ぐっと、霧谷がアヤメの手を掴む
[main] 霧谷雄吾 : 「もし今後その脅しがUGNへの不利益となるなら……私はこのことを、監査部に話します」
[main] 霧谷雄吾 : 「これは決して貴女を脅す意味ではありません、逆です」
[main] 霧谷雄吾 : 「もしも貴女がプランナーにより、意思とは違い裏切りをしてしまうことがあったら……私を信じて下さい」
[main] 霧谷雄吾 : 「その時は、私も監査にかけられるでしょうが……彼らは公平です」
[main] 尾形アヤメ : 「…監査!?」
[main] 霧谷雄吾 : 「ええ……ですが、プランナーの脅迫に対して、私たちはそれを跳ね返したと、そうアピールできるのです」
[main] 尾形アヤメ : 「…………」
[main]
尾形アヤメ :
「……あっとぉ、お話はだいたい把握しました」
「あの、ですね。本当に霧谷支部長にご心配頂くことはなくてですね…」
[main]
尾形アヤメ :
「そ、それよりアレですほら!」
「そろそろ日本支部の方へお戻りにならなくてもよろしいのでしょうか!?」
「事態の解明、事件の解決は承りましたのでほら、そろそろ…!」
[main]
霧谷雄吾 :
「アヤメさん……」
手を強く握り、至近距離で目を見ている
[main] GM : では――
[main]
GM :
ピーっと音が鳴る
乾燥機が終わったようだ
[main]
霧谷雄吾 :
「……失礼しました」
「ひょっとしたら、雨に濡れて風邪を引いてしまったかもしれません」
[main] 尾形アヤメ : 「それはいけません早くお戻りになって暖かくして寝てください」
[main] 霧谷雄吾 : 「仰る通りですが……その前に、我々には解決すべき事態があります」
[main] 霧谷雄吾 : 「N市支部長、今回のFHによる気象異常事件の解決を、お願いします」
[main]
尾形アヤメ :
「ええ、もちろん。支部長として全力で務めさせて頂きます」
「ですから服を着てください。早く」
[main]
霧谷雄吾 :
「ええ、分かりました」
「……今更ですが、女性の前で、大変失礼をしました」
[main] 尾形アヤメ : (男性の前じゃ失礼じゃないってコト…!?)
[main] GM : では、霧谷は手早く着替えを済ませるだろう
[main]
霧谷雄吾 :
「では、N支部へ向かいましょう」
「マスターエッジ以外にも、戦力が集まる予定です」
[main] 霧谷雄吾 : 「……さきほどの、私を信じて欲しいという言葉、覚えておいてください」
[main]
尾形アヤメ :
「ええ。もちろん」
「私は……いえ。私達UGNのエージェントは皆、貴方を信頼して、信じておりますよ。霧谷支部長」
[main]
尾形アヤメ :
「では、支部の方までご案内します」
「どうぞ、離れずついてきてください」
「雨を避けるのは得意なので。傘は必要ありませんよ」
[main] 霧谷雄吾 : 「……お恥ずかしながら、助かります」
[main] GM : では――
[main] GM : シーン②:雨に打たれて 終了です
[main] GM : ありがとうございました
[main] 尾形アヤメ : お疲れ様でした…!
[main]
PC5のOP :
シーン③:熱波の下で
PC5が依頼を受けたらシーン終了
[main] クリム : 1d10 シーンイン (1D10) > 10
[main] system : [ クリム ] 侵蝕 : 36 → 46
[main] クリム : 暑さで…
[main] GM : ここはPC5がプランナーから依頼を受けるシーンです
[main] GM : さて待ち合わせにするか、PC5が涼んでいたところを急にプランナーが現れるかですが
[main] クリム : 後者のがプランナーらしいかなって
[main] GM : OK
[main] クリム : 「…あつ…」というわけで、日陰になるベンチあたりで座って休んでいる事にします
[main] GM : では、君の目の前の日差しの中に、プランナーがいつの間にか立っていただろう
[main] GM : この猛暑の中、汗一つかいていない
[main] 都築京香 : 「……正義とは何か、答えられるようになりましたか?」
[main] GM : 手に持っていたアイスを一本、君に差し出すだろう
[main] クリム : 「……あ、プランナー」声をかけられて、ぴくりと反応して声をあげて
[main] クリム : 「………」答えに窮し、黙ってしまいながら、ひとまずアイスを受け取ります
[main] 都築京香 : 「私はそのように、考える行為を好ましく思いますよ」
[main] クリム : 「…うん…」頷きつつ、何か用だろうかとプランナーを見ます
[main] GM : では隣に座り、何事でもないように、話を続けるだろう
[main] 都築京香 : 「短答直入に、『プロスペロー』という人物の抹殺をお願いに来ました」
[main] クリム : 「プロスペロー……」ひとまず最後まで聞く子
[main] 都築京香 : 「この人間により、同胞のレネゲイドビーイングが連れ去られ、行方不明になっています」
[main] クリム : 「……」行方不明になってるという発言に目を開いてプランナーを改めて見つめ
[main]
都築京香 :
「……おそらく、とても不愉快な事態となっているでしょう」
「ここ最近のN市の異常気象も、それが原因です」
[main] クリム : 「…これも?」空を見上げ、不安定な天候に思いを馳せ
[main] 都築京香 : 「ええ、嵐が吹き、竜巻があがり、異常な暑さとなり……雪も降るでしょう」
[main] クリム : 「……よくない、ね」小さく呟くように言い、言葉を反芻するように目を瞑って
[main]
都築京香 :
「事態の解決のため、UGNも動いています」
「貴方はそれに協力して下さい」
[main] 都築京香 : 「……もう一本、アイスがありますよ?」
[main] クリム : 「…ありがと」貰いつつ、言葉を続ける
[main] クリム : 「…わかった、じゃあ、UGNに行って、そこで手伝えばいいんだね」
[main]
都築京香 :
「ええ、お願いします」
「……ところで、問題は当事者が解決すべきだと思いませんか?」
[main] クリム : 「…どういう事?」意図が掴めず、首を傾げて
[main]
都築京香 :
「私が今言った言葉を覚えていてくれれば大丈夫です」
「時期に分かります」
[main] クリム : 「…うん、覚えとく」理解はできていないものの、ちゃんとその言葉は頭にとめて
[main] 都築京香 : 「……事件が終わり、熱が抜けたら、報酬について話しましょう」
[main] 都築京香 : 「貴方の純朴さは好ましくありますが……それでは、繰り返しになってしまいますよ」
[main] クリム : 「…うん」相変わらず、よくわからない事を言う…と思いつつ、その言葉には引っ掛かりを感じていて
[main] GM : では――
[main] GM : シーン③:熱波の下で 終了になります
[main] GM : ありがとうございました
[main] クリム : ありがとうございましたー
[main]
PC4のOP :
シーン④:かつての同胞
PC4が佐堂長明を阻止しようと決めたら、シーン終了
[main] GM : このシーンは佐堂長明との回想と、再会を描くシーンです
[main] 大門祐樹 : 1D10 (1D10) > 5
[main]
GM :
場所はUGNの研究施設
登場判定を……OK!
[main] system : [ 大門 祐樹 ] 侵蝕 : 38 → 43
[main]
GM :
描写をしていこう
時間は深夜。大門さんの手伝いで遅くなったという想定だ
[main]
GM :
貸し借りの話をする
まず佐堂の研究の申請書をまとめることを、大門さんは手伝った
[main] GM : それはレネゲイドビーイングを人体実験する内容だが……同意を得て、安全に行うための申請書だ
[main] GM : その申請書は却下された
[main] GM : それはそれとして、佐堂は借りを返すため、大門さんを夜遅くまで手伝った……というシチュエーションだ
[main] 大門祐樹 : 義理堅いぜ……佐堂さん!
[main]
佐堂 長明 :
「あー!クソ所長がよー!」
荒れるには荒れている
[main] 大門祐樹 : 「いやぁ、申し訳ない……俺も手は尽くしたつもりだったんだが」
[main] 佐堂 長明 : 「……感謝してる。結局ダメだったけどな」
[main]
佐堂 長明 :
「レネゲイドによる気象操作が成功すれば、人類が直面する様々な問題を解決できる!」
「なんでそれが偉いやつには分からないんだ!」
[main] 大門祐樹 : 「そうなれば人類とオーヴァードとの共存という道につながると俺も思うが……」
[main]
大門祐樹 :
「仕方ない、次はサラマンダーシンドロームのオーヴァードの研究の一環としてと言えば……」
次に向けてぶつぶつと呟く。
[main] 佐堂 長明 : 「……大門、俺は我慢の限界だよ」
[main] 佐堂 長明 : 「UGNを去って、別のところで研究を続けるつもりだ」
[main] 大門祐樹 : 「……寂しくなるな」
[main] 佐堂 長明 : 「……気持ちが萎えること言うな。色々助けてもらったのに、すまないとは思っている」
[main] 大門祐樹 : 「いや俺こそすまない、門出は祝ってやるべきだったな」
[main] 大門祐樹 : 「また何かあったらいつでも言ってくれ、今回は俺が一方的に借りを作ってしまったしな」
[main]
佐堂 長明 :
「……研究が完成したら、真っ先に見せてやるよ」
「それで、意見をくれ。それで貸し借りなしだ」
[main] 大門祐樹 : 「そんなことならお安い御用だ」
[main] 大門祐樹 : 「……元気でな」
[main] 佐堂 長明 : 「……ああ。ありがとうな、応援してくれて」
[main] GM : さて――
[main] GM : ここまでは、回想だ
[main] GM : なぜ大門は、佐堂のことを急に思い返したのか
[main] プロスペロー : 「――――」
[main] GM : 暗い夜道、嵐の夜
[main] GM : 大門は、そのオーヴァードに出くわしたからだ
[main] プロスペロー : 「……久しぶりだ、分かるかな?」
[main] 大門祐樹 : 「佐堂か、驚いたな……こんな嵐の時にはお前がいればといつも思っていたよ」
[main]
プロスペロー :
「……すぐに分かるとは、嬉しいじゃないか」
「この顔は見せた覚えがなかったんだけどな」
[main] 大門祐樹 : 「レネゲイドには敏感でね、もっぱら顔よりそっちで覚えてる」
[main]
プロスペロー :
「流石だよ……そういえば大門は、研究職ではあったが現場にも出ていたな」
「これから、楽しみだ」
[main] 大門祐樹 : 「ん、何だ嵐でも消せるようになったのか?」
[main]
プロスペロー :
「約束通り、研究の成果を見せに来たんだ」
「こいつは――セティボス」
[main] セティボス : 「――――」
[main] 大門祐樹 : 「ふむ……」
[main]
プロスペロー :
「このN市に起こる、異常気象の正体」
「圧倒的な、パワー!」
[main] 大門祐樹 : 眉をしかめる。
[main]
プロスペロー :
「分かるか!これが、力だ!俺が手にした圧倒的な『正義だ』」
熱に浮かされるように、語る
[main] 大門祐樹 : 「力? 正義?」
[main] プロスペロー : 「ああそうか……すまない、研究者というのに話の順序を間違えていた」
[main] プロスペロー : 「俺はUGNを辞した後、FHへ渡った」
[main] 大門祐樹 : 「ああ」
[main]
プロスペロー :
「俺はFHの下っ端として、ある施設で働いていた」
「そこには、かわいそうな子供がいたよ……かわいそうだと、思い込んでいた子供がな」
「経緯は知らない、その子供はオーヴァードとして強い力を持っていて、正義のために力を振るっていた」
[main]
プロスペロー :
「FHにとって、都合がよい正義だがな」
「だがある日……その子供は、暴走した」
[main] プロスペロー : 「自らを都合よく操ろうとする者を!しがらみを!力を持って!打ち砕いた!」
[main] プロスペロー : 「……俺も、打ち砕かれた一人だったよ。だが、おかげで分かった。心から理解できた」
[main]
プロスペロー :
「UGNで、なぜ俺は所長の顔色をうかがっていた?」
「FHで自身の研究を続けず下っ端になぜ甘んじていた?」
[main]
プロスペロー :
「力で、押し通せばよかったんだ」
「……そう分かってから、のし上がるのは早かったよ」
[main] 大門祐樹 : 「それでこの有様か? くだらない」
[main] 大門祐樹 : 「ただ力を持ってどうする? 正義を誇示してどうなる?」
[main] プロスペロー : 「さらに力を手にする。ただひたすらに」
[main] 大門祐樹 : 「それは鍛錬というんだ、研究じゃない」
[main]
プロスペロー :
「N支部を沈めた実績を持って、セティボスを量産する」
「……確かに、それは鍛錬と言われて間違いはないな」
[main] 大門祐樹 : 「……お前の研究結果を、見てみたかったよ」
[main]
プロスペロー :
「安心しろ、存分にこれから見せてやるさ」
残忍に、嗤う
[main]
プロスペロー :
「お前はメッセンジャーだ」
「UGNに伝えろ、全力で抵抗してみせろと」
[main] 大門祐樹 : 「……わかった、伝えておこう」
[main]
プロスペロー :
「……ああ、お前のそういう所が、ずっと怖かったよ」
「どこまでも冷静で、客観的なところがな」
[main] プロスペロー : 「だからこそ、この街を選んだ」
[main] 大門祐樹 : 「そうか、俺はお前を尊敬していたよ」
[main] 大門祐樹 : 「俺には出来ない何かを為す……そう、思っていたのに」
[main] プロスペロー : 「?……為している、最中さ」
[main] プロスペロー : 「そして、俺はあの妖精に近づく」
[main] プロスペロー : 「暴力の嵐を体現した、あの妖精にな」
[main] 大門祐樹 : 「それに抵抗しろっていうんだろ、わかったよ」
[main] 大門祐樹 : 「もう十分だ、うんざりだ」
[main] プロスペロー : 「――――」
[main]
GM :
言葉もなく、プロスペローは空へと姿を消す
もちろん、セティボスと共に
[main] 大門祐樹 : 「お前の見ていた未来はこんなものかよ」
[main] 大門祐樹 : そう呟いて、支部に戻る。
[main] GM : では――
[main] GM : シーン④:かつての同胞 終了
[main] GM : ありがとうございました
[main]
PC2のOP :
シーン⑤:最後の意思
PC2が事件の解決を決めたらシーン終了
[main] GM : 山蔭東との回想と、再会を描くシーンです
[main] GM : まずは、登場判定を
[main] 陽炎 : 1d10 (1D10) > 1
[main] system : [ 陽炎 ] 侵蝕 : 32 → 33
[main] GM : OK
[main] GM : さて山蔭東が主治医とした期間だが……陽炎さんが、罪な薔薇に仕える前でどうだろうか?
[main] 陽炎 : 妹ジャーム化事件~罪な薔薇の騎士になる間でお願いします
[main]
GM :
呼んだキャラシから、覚醒と罪な薔薇に仕える時期に違いがあると思いました
OK!
[main] GM : では陽炎さんが覚醒を果たした事件の後、君は山蔭東の治療を受け、ある程度は回復した
[main]
GM :
しかし、気持ちはまだ回復していなかっただろう
だから山蔭東は、君をドライブに連れ出した
[main] GM : 少しでも、気分が紛れればと
[main] 山蔭 東 : 「……綺麗な夕暮れだと僕は思うが、君はどう思う?」
[main] 氷河 流 : 「……俺は白と黒の方が好きだ。雪国の夜景とか、そういうの――現物を見たことは無いけれども」
[main]
山蔭 東 :
「いいねぇ、ポジティブな回答だ」
「……意外と、景色ってのは力をくれるんだよ」
[main] 氷河 流 : 「山蔭先生も……この景色に力を貰ったりしてる、とか?」
[main] 氷河 流 : 目つきは鋭い――何かを憎まずには居られないように。だがその眼光からは怒りの意志は薄れている。
[main]
山蔭 東 :
「ああ、これでも泣いた数は数知れずさ」
「誤魔化しかもしれない、それでも、確かに明日に向かって歩くことができた」
[main]
氷河 流 :
「どのような形であろうと、明日に歩けなくなってしまえば仕舞だ。
イモウト
……そういうのを、燐は理解出来なかったらしいが」
[main] 山蔭 東 : 「少なくとも、僕は君が明日に向かって歩いてくれるなら嬉しく思う」
[main] 氷河 流 : 「……そうだな。アンタの提示した方法とは違うかもしれないが…………それでも」
[main] 氷河 流 : 「……それでも、俺は明日に向かって歩くつもりだ」
[main] 山蔭 東 : 「ありがとう……しかし、こういう時、力になってあげられない事が悔しい」
[main]
山蔭 東 :
「僕は、君を止められない」
「日常に戻り、静かに暮らして欲しいと言っても……それは、君の歩みを止めるだけだろう」
[main] 氷河 流 : 「先生の元に居場所を見出したとしても、どこかで俺はそのまま足を止めて腐っちまうんじゃないかって不安が過ぎるんです。だから、それならいっそ、人でなかろうと、生きて明日の朝日を拝む日々を選ぶつもりです」
[main] 氷河 流 : 「――あー、吸血鬼の元じゃ朝日は拝めないかもしれませんけど。じゃ、月の出を拝もうか」
[main]
山蔭 東 :
「……ククク、まいった。僕の負けだ」
「だめだな、おじさんになると悲観的になってしまう」
[main]
山蔭 東 :
「ん――」
意識を失い、倒れかかる
[main] 氷河 流 : 「ちょっと、先生!?」と抱きかかえます
[main]
山蔭 東 :
「――ああ、すまない」
「はは、足がもつれてしまってね」
[main] 氷河 流 : 「……相変わらず、嘘が下手だ。だからこそ信じられたってのはありますけど」
[main]
山蔭 東 :
「照れるじゃないか」
「……ひとつだけ、アドバイスだ」
[main] 山蔭 東 : 「女性が相手だった場合、嘘は黙ってあげた方がモテルよ」
[main] 氷河 流 : 「――モテたら、アイツは拗ねますよ」
[main] 山蔭 東 : 「なかなか難儀だねぇ、吸血鬼……」
[main] GM : さて――
[main] GM : 前述した通り、ここまでは回想だ
[main] 陽炎 : はい
[main]
GM :
そして陽炎は今、N市を歩いている
雪が降りしきる、異常気象の中だ
[main] 陽炎 : あ、旅する魔獣で雪景色の中を飛んでいることにしちゃダメですか
[main] GM : OK
[main] 陽炎 : 各拠点にて噂好きの友人と言う名の罪な薔薇の僕たちにこの異常気象の情報収集してる感じで
[main] GM : では、見下ろす景色の中で、君は発見するだろう
[main] GM : 追われている、山蔭東を
[main] 山蔭 東 : 「――――っ、おじさん相手にしつこいねぇ」
[main] FHオーヴァード : 「追え!逃がしたらプロスペローに殺されるぞ!」
[main] 陽炎 : 目を見開くと同時に、山蔭先生と追手の間に急降下する
[main]
GM :
OK FHオーヴァードはエキストラだ
好きなように料理してくれていい
[main] 陽炎 : 人間態に戻ると同時に一人の腕をへし折る
[main] FHオーヴァード : 「ぐぁ!な、なんだ貴様ぁ!」
[main] 山蔭 東 : 「君は――」
[main] 陽炎 : 「そいつが誰かは知らないが――残念だったな、死ぬしかねぇんだよテメェはッ!!」
[main] 陽炎 : 龍の騎士めいた姿に化身したかと思うと同時に、追手全ての胴を切り伏せ、泣き別れにする
[main] FHオーヴァード : 「―――――!」
[main]
GM :
悲鳴すらあげる暇もなかっただろう
一蹴とは、このことか
[main] 陽炎 : 「山蔭先生、俺です、流です! 一体何が起きてるんです!? なんだって先生が追われなくちゃならないんですッ!!?」
[main] 山蔭 東 : 「……氷河、くん」
[main]
GM :
では陽炎さんは気が付くだろう
山蔭東は、既に手傷を負っている
[main] GM : ――もう、助からないほどの
[main] 陽炎 : (くそっ、この腕で焼いてもショックで死ぬか、そもそも出血多量で死ぬかのどっちかじゃねぇかッ!!)
[main] 陽炎 : 「……先生、一体何が、どうしてあいつらに追われて、殺されなきゃならないんですか…」
[main] 山蔭 東 : 「……僕が、この異常気象に手を貸した一味の一人だからさ」
[main] 山蔭 東 : 「脅されて、レネゲイドビーイングたちに、酷いことをした」
[main] 陽炎 : 「それ、は……」力が無いから拒絶出来なかった、とは言えなかった。かつて力が無いまま死ぬ定めを、偶然得た力で回避出来ただけの幸運な身の、身勝手な物言いにしかならないから。
[main] 山蔭 東 : 「すまないね……君に、君たちに尊敬される先生であろうとしたのに」
[main] 山蔭 東 : 「失望させてしまった」
[main] 陽炎 : 「それでも、それでも貴方は抵抗しようとしたから、今こうなっているんじゃあないんですか!?」
[main] 陽炎 : 「延命の為に従い続けることだって出来た筈だ、それをしなかったからこうなっているんでしょう!?」
[main]
山蔭 東 :
「……ああ、異常気象を起こす、セティボス」
「あれは、レネゲイドビーイングと、佐堂が作り出したエネルギー体が融合した存在だ」
[main] 山蔭 東 : 「僕はその融合を解除する、解除薬を作ることが出来た」
[main] 陽炎 : 「……先生、その、薬は」
[main]
山蔭 東 :
「逃げる途中に……」
腕を上げ指刺そうとするが……腕が、上がらない様子だ
[main] 陽炎 : 手を貸して、どこを指さそうとしているのか訊こうとする
[main] 山蔭 東 : 「……氷河くん、この街のUGNへ、行ってくれ」
[main] GM : 指は川の対岸側を刺すが、震えて定まらない
[main]
山蔭 東 :
「UGNへ、薬を届けることになっていたんだ」
「……でも、途中で見つかって、このざまだ」
[main] 陽炎 : 「わかりました、だから、先生――」(口を止めろ?先生は、もう、死ぬっていうのに!?だけど息苦しそうに口を動かす先生を黙ってみていろと言うのか!?)
[main]
山蔭 東 :
「……ああ、情けないな」
「大人なんだから、自分で責任を取らなきゃならないのに」
[main] 山蔭 東 : 「結局、君に押し付けて……ああ、クソッ」
[main] 陽炎 : 「……先生だって言ってたじゃないですか、どうにもならない時は他人の力を借りたって良いって」
[main] 陽炎 : 「……それに俺は、貴方がそういう選択を選べたのなら、力を貸しますから……ッ!」
[main] 山蔭 東 : 「……氷河、くん」
[main]
山蔭 東 :
「……自分勝手な僕を、許してほしい」
「僕は今、安心した」
[main] 山蔭 東 : 「君が……変わらず、明日に向かって歩いてくれているんだって――」
[main] 陽炎 : 「……先生、俺の好きな雪景色に、夕暮れが重なって、綺麗ですよ……きっと先生の思い出の場所は、もっと綺麗だから……」
[main] 山蔭 東 : 「――――」
[main] GM : 返事は、もうない
[main] 陽炎 : 「……先生…山蔭先生ッ!! ああっアアアアアアアッ!!!!!」
[main] GM : 一つだけ、陽炎に伝えることがあるならば
[main] GM : 山蔭東の顔は、安らかに微笑んでいた
[main] 陽炎 : 慟哭が天を衝く。何も知らないまま、恩人を、自分が人であったことを知ってくれていた人を、喪った。その苦痛に悶え、苦しみ、叫ぶ。
[main] 陽炎 : 山蔭東の安らかな微笑みに、雪とは違う大粒の水滴が、零れ落ちた。
[main] GM : では――
[main] GM : シーン⑤:最後の意思 終了です
[main] GM : ありがとうございました!
[main] 陽炎 : ありがとうございました!!
[main]
GM :
では時間も超過したため、一度途中セーブになります
次回からはミドルフェイズを開始していきます
[main] GM : 皆さん、お疲れ様でした
[main] 八千華 一果 : お疲れ様でした!
[main] 大門祐樹 : お疲れさまでしたー!
[main] 尾形アヤメ : お疲れ様でした!
[main] クリム : おつかれさまでしたー
[main]
陽炎 :
お疲れ様でした!
いや5人分のOPを1日で終わらせられるもんなんですねぇ色々追加してた筈なのに
[main] 八千華 一果 : そうだね×1