（レコンパンスのテイクアウト箱を持っているさやかである）

ただいまさやか！差し入れ兼お見舞いってわけか
それでレコンパンスを選ぶとは良いチョイスじゃないか！

ただいまさやか
そうだな…しばらくは療養という意味もあってこっちに越させたのだろうからね

でしょー？ふふん♪
思えば仁美や恭介のお見舞いにあそこのケーキを持っていったりしてさ
まばゆセンパイと知り合う前から縁はあったんだよねぇ

マミさんたちも了解してくれたよ「」っしー
無茶しない程度に魔女も狩ってOK！…ってことになったけども
今なら余裕あるし、グリーフシードならシェアすることだってできるからね

しかしあのアパートがこんな形で受け継がれようとは思わなかったぞ
おお懐かしい…

しかしあそこのアパートはさやかもよく知ってるとおりのワンルーム！
女子4人で住むには…狭いんじゃなかろうか？

エリザさんは実家の会社があるからって帰ってるみたいだよ？
顔は出しに来るって言ってたけれども…

そうかなー？十分だと思うけどね
…散らかしてなければだけど！

エリザさんの新しい…と言うかさ、ゆまちゃんの治癒魔法で治った腕の調子も気になるし
さっそく行ってみよっか、「」っしー

（ペレネルがあとの住人として借り受けたアパートの一室を訪ねる二人である）

ううむ…タルトさんの調子はいかがなものだろうか？
昨日なにやらとんでもないうわ言が飛び出るくらいにはアレだったようだが…

（我らが成人男性がかつて暮らし、さやかと出会ったアパートにやってくるホントバカップルである）
（過去何度か半壊し、多少リノベーションも行われたのだが全体的な印象としては古き良きボロアパートのそれである）

すけべしようやさやか…

<前回のあらすじ>
鉄火場から転送されてきたタルトさん、現在見滝原市で療養中
それはそれとして30MLシリーズでまどマギの美少女プラモ展開とかマジか

しかも「」っしーが暮らしてた二階のまさにその部屋だってんだからさ？（ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ♪）
このベランダの窓をよくあたしぶち割ってたんだよね…

わしの疲れマラをシゴいてくれや

もうぶち割らなくなって久しいからな…
いやこの間割ったような気がしたが

>しかも「」っしーが暮らしてた二階のまさにその部屋だってんだからさ？（ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ♪）
>このベランダの窓をよくあたしぶち割ってたんだよね…
＜この魔力反応は…さやか様ですね！（メリーの声である）
＜はーい！ただいま！（ﾊﾟﾀﾊﾟﾀﾊﾟﾀ…！）

メーリーさーん！
あっそびーましょ！…なんちゃって、あはは♪
お見舞いに来たよ！なな、なんと…ケーキありまーす！

＜ケーキですって…！？
＜メリー、丁重に迎えてあげましょう…国賓レベルの賓客よ…！

うむ…メリーさんがついてるならかっ散らかるなんて事はないかな？
メイドさんだものな

>＜ケーキですって…！？
>＜メリー、丁重に迎えてあげましょう…国賓レベルの賓客よ…！
リズさん…！（Oh…）
ケーキ一個で警戒レベル解いたらダメでしょーに〜！

お待たせしました！
（ドアを開けると眼鏡のメイドさんが出迎えてくれる異世界ものめいた光景がそこに）

いらっしゃいませお二方！
（扉が開きメリーさんが二人を迎える）

こ、こんばんは…なんかものすごい期待されてるんですけどあたし達

甘味に合うぶどう…ジュースなら辛口の白がよいでしょうか？(むむ…)
しかしリズ様はなんでも甘い方がよろしいとおっしゃるのですよね…

こんばんはメリーさんにリズさん！今回はなんとお見舞いのケーキを持ってきたのだーっ！
って…あれ、タルトさんは？（部屋の中に姿が無い）

ﾎﾞﾌｯ…(いつの間にか「」の腕にすっぽり収まっている人影)

まだ調子悪いんですかタルトさん
あんまり無理してはいかんですよ？

すみません…少しふらついてしまいました…でもだいぶんよくはなったんですよ？

うぇっ…け、賢者殿…(真っ青な顔のたるとだ)
サヤカも…ボンソワ…うっぷ…(ﾖﾛ〜)

「」さん、さやか！良く来てくれました！！（ｶﾞﾊﾞﾁｮｰｯ！）
なんでも私たちのためにお見舞いの品を持ってきてくれたとか！
>まだ調子悪いんですかタルトさん
>あんまり無理してはいかんですよ？
ノン、これは…おかえりなさいのハグです！（ﾀﾙﾑﾌｰｯ）
魔女退治やパトロールから生還した仲間や友人にこれをするのが私の日課でして！

いけませんタルト様！
まだ完全には回復していらっしゃらないのですから…！

で、ですが…ハグはまだ早かったでしょうか…？
頭がガンガンして…

たるとさんﾌﾗﾌﾗだけど…やっぱり昨日の傷見たところ結構血が出ちゃったんでしょ？
今も貧血みたいな感じ？

普段通りの活動が出来てない時点でまだけが人だからね？
魔法少女だからって即体力全開になれるのってさやかが例外なだけだから

はい…ツルノさんの大盛りレバニラ炒めをリズとシェアしてお腹いっぱいにはなったんですが…
それと、どうも…二日酔いのようで…

ねえメリー…やはりこれは二日酔いなのでは…

タルトはお酒に弱いものね…とても（複雑そうな顔のリズである）
しかも昨日のものは香炉でガス状にしていたから…

うぅ…象徴の魔女戦に出会ったあのオルガという方くらい元気に飲めれば良かったのですが…おぇ…

>ねえメリー…やはりこれは二日酔いなのでは…
どう見ても二日酔いです！もう！（耳が赤い！）
自分たちのグリーフシードくらいは、せめて皆様の手を煩わせず用立てたい…と言うことで
マミからは魔女を狩っても良いという許可をいただいていますが

>自分たちのグリーフシードくらいは、せめて皆様の手を煩わせず用立てたい…と言うことで
>マミからは魔女を狩っても良いという許可をいただいていますが
こんな状態じゃ魔女退治どころじゃないか…でも無理しなくて良いんだからね？
グリーフシードなら多くはないけどシェアもするよ、そのためのマ連の繋がりなんだしさ

まあ今はきっと心もつかれてるのよ！
ほら！メリーさんも座っててよ！疲れてるんだしさ？
今日あたしが来たのはお世話を焼きに来たのよ！お・せ・わ！

あ…ありがとうございます、さやか様！（👓ｸｲｯ）
ですが家事ならもうあらかた終わってしまっていまして…

（かつて無いほどに片づけが行き届きピカピカとなったアパートの一室…！！）
（成人男性が住んでいた時でさえここまで埃一つ落ちていない状態では無かった）

むう…ならばジャパン名物怪しげなオイルマッサージなどは…(わきわき)

そうだな…お世話だ…世話を焼きに来たんだ！
と言っても何やらすごいきれいだから何もする事なさげだが…
茶の用意くらいはできるぞ！

って…すご、ピッカピカじゃないのよ（お局めいて窓枠を指でｽｰｯ…となぞるさやか）
…埃が無い！ゼロ！

>むう…ならばジャパン名物怪しげなオイルマッサージなどは…(わきわき)
知ってます！リンパを流すあれですよね、「」様
メイドの嗜みとして私、それ得意なんですよ！

ここはペレネル様のお家でもございますから…
それにこのくらいは当然です

>知ってます！リンパを流すあれですよね、「」様
>メイドの嗜みとして私、それ得意なんですよ！
う、ううむ…つまり間に合ってるというわけか…！

しかし、そんなに自信ありげな「」様のお手なみもぜひ拝見したいですね…(むむむ)
そうです！リズ様をお願いできますか？私はサヤカ様にマッサージを…！(ふんす)

ここまで片付けても、ペレネル様が逗留を始めた途端に元通りなんですから困った物です！（ぐぐぐっ…👊）
それでいて散らかした本人は『こう見えて定位置なんです』って言い張りますし〜…！

･･･ケーキ･･･（ぼそっ）

いやいやいや、あたしがお世話されちゃってどーするのよ〜！？
それにあたしどこも凝ってガチガチになんてなってませんし！

（レコンパンスのテイクアウトボックスに熱烈に注がれているリズのまなざし）

あっ！そ、そうだった…ケーキ！ケーキ食べましょうよ！ねっ！
リズさん楽しみにしてるっぽいし…タルトさんは大丈夫そう？
今食べれそうに無いなら冷蔵庫に入れておくけども

賢者殿に触らせればワンホールいってもいい…ということかしら…？(だらだらだら)

というかあたし達はケーキを持ってきたのに何でマッサージの話になってるのよ！？

ああっそうだった！みんなにケーキ食べてもらうために来たんだっけか！
大分ずれてしまった…

>リズさん楽しみにしてるっぽいし…タルトさんは大丈夫そう？
>今食べれそうに無いなら冷蔵庫に入れておくけども
ノン、食べたいです…レコンパンスのケーキはマミに誘われて食べに行ったことがあります
さっぱりとした味わいで食べやすかったので、ぜひ！

久しぶりね…レコンパンスのケーキも…(箱にほとんど顔を近づけながら)
キリカやすなおと深夜の甘味祭りをして以来…とても昔のことのように感じられるわ…

実をいうと…リズはずっと甘いものを断っていたみたいなのです…！
このところ気の張りつめたお仕事ばかりだったようで

では私、紅茶を淹れてきますね！（メイドスカートを押さえつつ立ち上がるメリー）
「」様はお皿とカトラリーの準備をお願いします！

甘味断ち！
むう…それならより一層やらねばならないではないか…

ヨロコンデー！！

では…ﾀﾞﾗﾗﾗﾗﾗﾗﾗ…！（口ドラムロールするさやか！高まる期待感！）
じゃーんっ！ご開帳〜！！（テイクアウト箱をﾊﾟｶｯ…とOPEN！）

（開封と同時にまばゆい光を放つケーキ箱！！）

＼おお〜！！／

あああ…かぐわしき香がするわね…！（目を閉じて何かを感じ取るリズ…）

（保冷剤入りの宝石箱の中には財宝めいたホールケーキがひとつドドンと鎮座している）
（レコンパンス…その意味はフランス語で『ご褒美』…！）

(ﾊﾟﾁﾘ)おお…なんという光景なのかし…ら…んん？
>（保冷剤入りの宝石箱の中には財宝めいたホールケーキがひとつドドンと鎮座している）
………え、いっこだけ…？これでは1人分なのでは…みんな足りるのかしら(ぱちくり)

C'est super ! （タルトの瞳も輝きを増す！）
フルーツがたっぷり載っていて…まるでパルフェのようです…！

ちょっと奮発しちゃったかも…あはは♪
んじゃさっそく切っていくわよ〜！均等に！エリザさんの分も残しておかなくちゃだからね

ところでいいのかい？さやかよ…結構なお値段したのではないだろうか？
建て替えるにしろ大変だろう

>ところでいいのかい？さやかよ…結構なお値段したのではないだろうか？
>建て替えるにしろ大変だろう
これくらいあたしが出すわよ「」っしー！（むんっ！）
なんたって友達のお見舞いだよ？貯金箱をちょっと開けちゃうくらいなんてこと無いんだから！

>んじゃさっそく切っていくわよ〜！均等に！エリザさんの分も残しておかなくちゃだからね
あ、あら…切ってしまうのね、そうよね…（若干シュンとするリズ）

いやいや…こういう時の為に積み立てたものを崩そう
みんなが頑張って得た報酬をこういう時に使うべきなんだ

>あ、あら…切ってしまうのね、そうよね…（若干シュンとするリズ）
リズ様…もしや…まさか…おひとり分だとは思っていらっしゃいませんでしたよね？

お茶がはいりました〜！♪（ティーセットを手にやってくるメリー）
>なんたって友達のお見舞いだよ？貯金箱をちょっと開けちゃうくらいなんてこと無いんだから！
ありがとうございます、さやか様…本当に
このケーキ、おろそかにはいただきませんから…！

(ね、ねえ賢者殿…若い子は1人でホール10個くらいペロリではないのかしら…？)ﾋｿﾋｿ
(キリカ達はもっといってたのだけど、もしやサヤカ…無理に我慢しているなどということは…)

>リズ様…もしや…まさか…おひとり分だとは思っていらっしゃいませんでしたよね？
えっ…あっ…その////
思ってるわけ、ないでしょう……ええ（ﾌｧｻｯ…！）

（若い子でもホール一個は難しいと思うぞリズさん…！）
（あと、キリカちゃんはあれが主食から良いんだ…それであってもあの子は特に例外だ！今から将来が心配だ！）

>（あと、キリカちゃんはあれが主食から良いんだ…それであってもあの子は特に例外だ！今から将来が心配だ！）
(具体的に言うと若くして糖尿病は色んな意味でシャレにならんぞ！)

チョコプレートにメッセージが書いてありますよ、見て下さいリズ！
しかもフランス語でなんて…店主の咲笑さんの奥ゆかしさが伝わってくるようです！

それに味わって食べてくださいよこれは！
ホントにいいお店のモノなんですからねー？

『タルト　リズ　メリー　エリザ』
『あなたたちにご褒美を！』

｛Je te donnerai une récompense！｝

>『タルト　リズ　メリー　エリザ』
>『あなたたちにご褒美を！』
>｛Je te donnerai une récompense！｝
これは…！（フォークを握る手が止まるリズ）
ステキなメッセージだわ…食べてしまうのがもったいないくらいに

ご褒美、だなんて……誰かからそれをもらうのは
きっと久しぶりよ（ぽつりと呟くリズ）

>『タルト　リズ　メリー　エリザ』
>『あなたたちにご褒美を！』
>｛Je te donnerai une récompense！｝
ワオ･･･ゼン･･･！
名前以外なんて書いてるか分からんが、ニュアンスはしっかりと伝わってくる･･･！

そうそう♪これはご褒美のケーキなんだから！
滅茶苦茶頑張った人にあげたいケーキがあるんだけどって頼んだらこれがお出しされたってわけなのよ

ですが、食べないとご褒美を受け取ったことにはなりません
良い香りを前に頭痛も治まってきましたし、いただきましょう！

（食事前にしばし祈りを捧げるタルトである）

主よ、私たちにこのような素晴らしい糧と
最高の友と巡り合わせて下さったことに感謝を…！（聖女は光った）

あはは♪そんなかしこまらなくたって良いのよ！
ボナペティ！タルトさん！

（フォークでケーキの一角をひとすくい…ふわふわのクリームとつやつやのフルーツの織りなす光沢と色彩はまるで指輪のそれである）

いただきます……♪（あーん…）
……はむっ…♡

…！
んん〜〜〜っ♡（もちもちほっぺを手で押さえる現代の聖女！）

>そうそう♪これはご褒美のケーキなんだから！
>滅茶苦茶頑張った人にあげたいケーキがあるんだけどって頼んだらこれがお出しされたってわけなのよ
なるほど…もしやこれを作ったのはあの子か？

>なるほど…もしやこれを作ったのはあの子か？
あの子？（ぱちくり）
まばゆセンパイはケーキ作りまではしないわよ「」っしー
作ったのは店主の咲笑さん！
まぁ、まばゆセンパイもラテアートならタツジン級だけどさ

どう？タルトさん！感想は…
これでちょっとは元気が出てくれると嬉しいんだけども

Je vous remercie！！！さやか！！
まさに我らが主が口にされるのに値するほどのものです！（ｶﾞﾊﾞﾁｮ！！）

………✨✨✨（リズの瞳が歓喜の光を帯びている）
ﾍﾟｶｰｯ！（ソウルジェムも輝きを増している…ような気がするまである）

んっ…んっ（ﾑｸﾞﾑｸﾞ）………嗚呼…！（ほぅっ…♡とため息をつくリズ）
美味しい…！（恍惚とした表情だ…）

そ、そんな喜んでもらえたらこっちまで嬉しいわよね…あはは♪（てれてれ）
>んっ…んっ（ﾑｸﾞﾑｸﾞ）………嗚呼…！（ほぅっ…♡とため息をつくリズ）
>美味しい…！（恍惚とした表情だ…）
リズさんの喜び方だと…その、なんかちょっとキマってるみたいに見えるんだよな〜…！

本当に美味です…パリでも通用しますよ、これは（メリーの眼鏡が白く光る）
是非ともレシピを…と、それはさすがに教えてもらえないでしょうから
私の味覚で材料を分析しなくては…！（むぐむぐ…）

ほほー…するとあの店主は相当なワザマエなのか？！

＜ｳﾞｩﾝ…（部屋の隅にある転送魔法陣が起動する…誰かが転送されてくるようだ）

>ほほー…するとあの店主は相当なワザマエなのか？！
実際に海外で修行を積んだ…ってまばゆセンパイは咲笑さんについて話してたわよ「」っしー
その割にはあの人、若々しいっていうか年齢不詳のいわゆる美魔女ってやつみたいだけども

（夜空にしめやかに浮かぶのは咲笑さんのあらあらうふふな笑顔と声…）

<すみませんメリー、入浴を済ませたのはいいのですが着替えを忘れていて…

＜にょわほほほほほ！！わたくしですわよタルト！メリー！ついでにリズ！
（先祖譲りの特徴的な笑い声が響く！）

あっ！エリザ様！？お体の方はもう大丈夫なのですか？！

と…サヤカ、それに「」じゃありませんの（ぱちくり）
……「」？！ぴゃいっ！？！！？/（風呂上がりのバスタオル1枚に包まれた豊満を庇うエリザ！）
このオトコッ…相変わらず、なんてタイミングなんですの！！？

はらっ…

>あっ！エリザ様！？お体の方はもう大丈夫なのですか？！
ユマ嬢のおかげでこの通りですわよ！（生えたばかりの手をナナメに構え、お嬢様高笑いだ！）
>はらっ…
…あっ！しまっ…！！

もさもさ…！

ユマ嬢…あの子の治癒魔法は本当に大した物ですわね！
少々本気で、我が社の魔法少女チームに引き抜きたいところですが…って

秋空や/ケーキ祭りに/デカプリン

>秋空や/ケーキ祭りに/デカプリン
一句詠んでんじゃ無いわよ「」っしー！

やはりああいうのがお好みですか賢者殿…(ｼﾞｰ)

い…居るなら居ると事前に通達なさいな！？（あせっあせっ）
ともかく着替えですわよ！リズ、あなたのシャツ貸して下さいな！