アイツは…そろそろアイツか？

みかづき荘、仮面ライダーランペイジアーク（ほむら）、そしてわたくし。
数、質ともに上々と言える布陣だったがそれでも眼前のホーリーアリナに対しては心許なかった。アリナはキャンバスから溢れる澱みを完全に自らの制御下に置いており、いわば常にドッペル強化状態でパワフルに戦っているようなものだったからである
「お姉さまとういの幸せのためにも！絶対止めてみせるよ！」
「フレンズへの愛…そこにもアートが存在することは認めるけど、やっぱりミニマムなんだヨネ。アリナはもっとスケールのビッグなアートを創りたいワケ」

味方/ホリナ（+50）
dice2d100=8 84 (92)

だがホリナは強すぎた

流石はラスボス？だ

まだ勝てない

うー…無駄に強いの…

「にゃああああっ！」
「ワールド同士のクラッシュが齎す、エクストリームな煌めきがアナタ達には想像できる？アッポーとパイナポーが潰れてグチャグチャに混ざりあうコントラストの数億倍もファンタスティックでエキサイティングな体験…それをアリナは俯瞰からウォッチしたい」
「どんどん意味不明になっていく…！」
「でも強さは本物よ…まだ来ないの、彼は！」

「お姉ちゃん、どうしよう…！」
お姉さま
1.私に出来ること…何か…！
2.私が…照美さんや「」さんのようにもっと強かったら…
3.傷が塞がらない特殊30に治癒魔法をかけている
dice1d3=1 (1)

うぅーなんて言ってるか分からないの…

>アッポーとパイナポーが潰れてグチャグチャに混ざりあう
PPAPねぇ〜

お姉さまには、最近使えるようになったよくわからない魔法がある。しかしそれはアリナに通用するのか？そもそもどうやって使ってるのかも理解していないものを狙って発動させられるのか？
頭の中で焦りと混乱がぐるぐると回ってお姉さまは頭を抱えていた。そこに歩み寄ってきたのは、これまで静観を保っていた例の男である

ウォズ
1.君が今考えるべきことは、「何が出来るか」ではなく「何がしたいか」だ
2.ある者は自分の理想の世界を望み、またある者は世界の崩壊を望む。…君が世界に望むことは何だい？
3.そう思い詰める必要はない。君が強く願うことなら、全てが現実になるのだから
dice1d3=3 (3)

迷惑な

願いの力だ

選ばれし者ならば〜

環いろはは選ばれし者か否かなら間違いなく選ばれし者である

「ウォズさん…？」
「何なんだ、君は。まるでインキュベーターのような事を言って…お姉さんは、見ての通り既に魔法少女。新たに契約して願いを叶えることはできない」
「当然承知しているよ。だが、私は別にそういう話をしてるんじゃあない」

ウォズ
1.問おう。君が今心に持っている願いは何だい？
2.彼女、そして君たちも、こんな所で止まる運命ではないんだ
3.魔法少女としての素質など、彼女が生まれ持った大いなるもののほんの一部でしかないのさ
dice1d3=2 (2)

訳の分からない胡散臭い超越者に好まれる女・環いろは

変わらず、余裕ぶった顔と口調で飄々と語るウォズ。
腹を押さえながらそれを見ていた自称事情通の女は、ここにきて漸く自分の理解が根本から間違っていたことを理解しようとしていた。

1.（この期に及んで魔王が来る気配はない。アナザーライダーも出現しない…つまり、このウォズは端から世界の融合を修復するために動いてはいない…？）
2.（そうか…このウォズは、"常盤ソウゴ"の所から来たんじゃない、"環いろは"という特異点を抱えた世界と融合したことによって新たに発生した未来からこの時代に…！）
3.ウォズさん……貴方の主は、誰だ？
dice1d3=2 (2)

すごいことになってるな…

巻き戻しウーマンどころじゃなかった

未来を視るのは彼女の仕事ではない。故に、その視点は抜け落ちていた。てっきり単純に「2018年に高校生魔王が誕生した世界」からやって来たものだとばかり思っていたが、そうではなかった。別個体だったのだ、そもそも。

「さて…改めて聞こう。妹君とも再開した今、君が強く願う事があるとするならば、それは何かな？」
「私の…願い…？私は…」

お姉さま
1.ただ、世界が、皆が幸せに生きられるものであってくれたら、それが一番いいなって…
2.守りたいです。皆の事も、皆が守りたいものも、全部
3.魔法少女や、仮面ライダーの皆が…願ったことや、守ってきたものが無駄になって、消えちゃうのは、すごく嫌です。だから…それを台無しにしてしまうような人と、戦う力がほしいです。照美さん達のように
dice1d3=2 (2)

シンプルかつ、きっぱりと、そう言い放った。
ただ救うだけでは何も終わらない事を知った。様々な世界に、人々のために戦い続ける者が居ることを知った。ならば自分もそうありたい。それが、今の環いろはが自らに対して望むこと、願うことだった。
「…素晴らしい。

dice1d1=1 (1)
1.それでこそ、我が女神だ

！？

おっ

「……め、女神？私のこと？」
「お姉ちゃんこの人と何があったの…？」
「おい変質者。今すぐお姉さんとういから離れろ」
「わが女神、こちらを。今の貴方にこそ相応しい」
「これは…」
跪いたウォズが何処からともなく取り出した赤いクッションに置かれていたのは、形状こそ今まで見てきたどれとも異なるが、何なのかは一発で理解るものだった。
「私に…？」
「使い方はご存知のはず」
「……」
そう。皆そうしてきたのを見てきたから知っている。お姉さまは、クッションからその物体を取り上げると、腹部に押し当てた。

『ｼﾞｸｳﾄﾞﾗｲﾊﾞｰ!』
1.cv小山力也
2.cv麻倉もも
dice1d2=2 (2)

なにっ！

じゃあ遥か未来に君臨するのは…

（今の、私の声…？）
どうして初めて見るベルトから自分の声がするのか。トンチキすぎる事態に頭を働かせる暇すらなく、さらに異常事態は続く。魔法少女となっていたお姉さまの変身が解けると、

1.掌の上に時計っぽいものが出現した
2.ソウルジェムが時計…っぽいものに変化した
dice1d2=1 (1)

「時計…？」
針も無いのに、どうしてかそれは時計だという確信があった。文字盤を回転させ、竜頭を押す。
『ｲﾛﾊ!』
「………」
自分の口でも無いところから、自分の声で自分の名前を呼ばれることに若干の気味悪さを覚えながら、お姉さまは振り返る。その先では、今もやちよや、わたくしや、ほむら達がアリナと死闘を繰り広げている

1.ねむ「お姉さん、悪いことは言わない。止すんだ、怪しすぎる」
2.うい「お姉ちゃん…？」
3.30「いろはさん、よく聞いてください。それを使うことは、終戦への切り札じゃありません。途方もない戦いの始まりを意味します」
dice1d3=2 (2)

やるか…

>じゃあ遥か未来に君臨するのは…
魔法少女達の墓守…？

仮面ライダーの戦いは終わらない
時代が望む限りいつまでも繰り返される

妹が心配そうに見ている。せっかく会えたと思ったら、姉が何やらとんでもない方向に飛んでいきそうになっているのだから嫌な予感の10や20もするだろう

お姉さま
1.大丈夫。ちゃんと戻ってくるよ
2.うい、ねむちゃんをお願い
3.お姉ちゃんは大丈夫。なんだかできそうな気がするんだ
dice1d3=3 (3)

なんか行ける気がする！

それが終わらない戦いのはじまりを告げる言葉…

いつもの困り笑顔でそう言ったが、嘘ではない。アリナはあんなにも強いというのに、何故だかこの一連の流れが徒労に終わるような予感はまったくしなかったのである。お姉さまがジクウドライバーの右スロットにウォッチを装填すると、待機音と共に背後に物々しい構造体が出現。それはまるで数多の戦士たちの銅像のようであった。バックル中央をしっかりと押し、ロックを解除する。
「…変身！」
そしてバックルを勢いよく回転。一緒に世界も廻ったような気がした。
『ﾗｲﾀﾞｰﾀｲﾑ!』
『仮面ライダーイ・ロ・ハ！』

私がこうなる可能性もありましたわね〜7777

自分の名前を冠した仮面ライダー…

(環いろは初変身の象とそれを讃える20を超える仮面ライダーの象)

「祝え！遍く歴史を肯定し、時空を超え過去と未来を導き照らす悠久たる時の女神！その名も、仮面ライダーイロハ！今まさに、生誕の瞬間である！！」
ウォズが高らかに宣言した、融合した世界に新たに生まれ落ちた仮面ライダー。その顔面には堂々と

1.ライダー
2.らいだぁ
3.RIDER
4.ﾗｲﾀﾞｰ（魔女文字）
dice1d4=3 (3)と刻まれていた

照美さん帰ってきたら泣いちゃいそう

推してるどころの騒ぎじゃなかった

魔女文字のライダーはなんかパッと見で気づかなさそうだけどすごくこう…アレだな…

ものすごい宿命に巻き込まれていた…

「お姉ちゃん…」「お姉さん…」「……」
「…それじゃ、行ってくるね！」
それだけ言って、お姉さまは走り出した。頭のネジがエクストリームダッシュしているアリナを止めるために。
それを満足気に見送ったウォズだが…

30
1.いろはさんを、どうするつもりですか？
2.…その本。変だなとは思ってたんです。逢魔降臨歴に、魔法少女の記録があれこれ載っている筈がない
3.…スタンスがどうあれ、"ウォズ"が居る以上、魔王もいずれ必ずこの世界に現れる。そういう理解で合ってます？
dice1d3=3 (3)

「さて、どうだろうね。いずれにしても最後に世界を救うのは我が女神だ」
「……」

「はあっ！」
「ワッツ！？ニューカマーなワケ！？」
「また仮面ライダー！？」
「誰だよこいつ！？」

1.お姉さま「私です！環いろはです！」
2.わたくし「……お姉さま？」
3.やちよ「まさか…いろはなの…！？」
dice1d3=3 (3)

察しが良い

魔王じゃないにしろ誰かしらとセットになるウォズの事を考えるとまぁ…

「あ、はい！そうです！」
「いろは！？マジかよ！？」
「お姉さま！？！？」
正妻の沽券か、真っ先に気付いたのは七海やちよ。言った当人もその表情は困惑に染まっていた
「一人増えたトコロで…」
「…！」

1-3.巻き戻しによる変則攻撃
4-5.時間加速でアリナの消耗を早める
6.（照美さん…力を貸して！）
dice1d6=4 (4)

うわっジオウがオーマフォームに到達しないとできなかったことを初期フォームでやってやがる

無法！

もしかして6だといきなりリバティーの歴史をウォッチにして継承してたのか…？

ﾊﾞｯ
「？何を……！？」ｶﾞｸﾝ
「これ以上あなたの好きにはさせない」
「パワーが…フェードアウトしていく！？」
アリナはキャンバス内に貯まった澱みのエネルギーを潤沢に使うことでその強さを担保していた。その消費を加速させたことで、急速にそのエネルギーは枯渇に向かっていた。
「アリナがルーズするなんてアリエナイ…イブのパワーさえあれば！」
「…！」
『ﾌｨﾆｯｼｭﾀｲﾑ!』

今日はここまで

お疲れ様でした
この日が新たな歴史のはじまりの日だったか…

お疲れ様！

お疲れ様

いつもの困り笑顔でそう言ったが、嘘ではない。アリナはあんなはも強いというのに、何故だかこの一連の流れが徒労に終わるような予感はまったくしなかったのである。お姉さまがジクウドライバーの右スロットにウォッチを装填すると、待機音と共に背後に物々しい構造体が出現。それはまるで数多の戦士たちの銅像のようであった。バックル中央をしっかりと押し、ロックを解除する。
「…変身！」
そしてバックルを勢いよく回転。一緒に世界も廻ったような気がした。
『ﾗｲﾀﾞｰﾀｲﾑ!』
『仮面ライダーイ・ロ・ハ！』