二次元裏@ふたば

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69372 Bfu5524673.txtノ続キ 1/3">25/09/02(火)01:12:53そうだねx11 08:10頃消えます
「「は゛ぁ゛〜〜…。」」
日も翳りきった放課後、机に突っ伏した2人以外は誰もいない花女1-Bの教室に、情けないため息がこだまする。それは夏休みの宿題デスマーチという無謀で滑稽な闘いを乗り越えた、お互いへのほんの少しの労いと、多分な後悔を含んでいた。
「なんっ...とか宿題全部出せた…2度とこんなギリギリなマネしない、もう1mmも動けない…。」「同感です。」
「しかも私たち以外みーんな涼しい顔してんの何、あれホントメンタルにきた…。」「同感です。」
「…そもそも私たちさぁ…ツアーライブにフェスまでやったんだしさぁ…ちょっとくらい宿題免除されたっていいでしょ…。」「同感です。」
「……まぁ海鈴はほとんど自業自得だけど。」「同か…どの口が言っているんです?」
「どの口ってこの口だけど。」「………………。」
このスレは古いので、もうすぐ消えます。
125/09/02(火)01:14:30No.1349191554+
「「…………ククッ。」」
堰を切ったように2人の大笑が、教室を越えてフロア中に響く。声を張り、目を細め、机をバンバンと叩きながら思い思いに身を捩り笑い合っていた。
「アハハハ…ハハ、ハァ、はぁ〜...。海鈴お前、ちょっと、はっ、笑いすぎでしょ…ッ。」「ふふっふっ、ど、どの口が言って...ッくふっ。」
どうにか話そうにも言葉を紡ぐことすらできず、2人ともひたすらに笑い転げている。徹夜に徹夜を重ねた彼女たちの気勢は、もはやグズグズに緩みきっていた。

そうこうしながらも時間は過ぎ、ふと立希が口火を切った。
「はぁ、はぁっ…ハハッ。…あ〜もうこのままさ、2人でどこか行かない?祝勝会みたいな感じでさ、新宿あたり。」「ふふ…ッ…珍しいですね、立希さんからデートのお誘いを受けるとは。」
「…ここまできたらもう無礼講でしょ。──それにこうして2人きりで夏の日を過ごすの、夢だったんじゃなかったの?」「!!…茶化すのやめてくださいよ…。ッ…くふふッ。」
225/09/02(火)01:16:15No.1349191912+
「それで?行くの行かないの。」「もちろん大賛成です。今晩は寝かせませんよ。」
「はぁ…じゃあ海鈴の奢りで。」「良いでしょう、信用貸し1です。」
「…やっぱやめた。」「なんでですか!!😭」

ほとぼりも冷め他愛のないやり取りを交わし、ニヤニヤとほくそ笑みながら教室を出る準備を始める。
お互い自分の耳がほんのり赤いことに薄ら気づきながらも、そこには触れず、2人きりで夜の闇に溶け込んでいった。
325/09/02(火)01:27:37No.1349194245+
イチャつきすぎだろ…
425/09/02(火)01:46:16No.1349196973そうだねx5
👏
525/09/02(火)01:57:37No.1349198403そうだねx1
これは違……うーん違くないかも……?
625/09/02(火)01:59:10No.1349198605+
来年もこんな感じになりそう
725/09/02(火)02:07:13No.1349199713+
三角さんがちょっと折れてるの初めて見ました
825/09/02(火)02:37:48No.1349202934+
あれっ…なんか良い感じだと…
925/09/02(火)02:44:49No.1349203476+
初音はテンションがおかしい2人を後ろの席から怪訝な顔して見てそう
1025/09/02(火)02:59:25No.1349204455そうだねx1
バカ学生達の爽やかな夏の思い出…
1125/09/02(火)04:58:15No.1349208875+
夜更かしはケンコウニヨクナイ!!
1225/09/02(火)07:04:20No.1349213952+
勢いでヤってそう
1325/09/02(火)07:16:42No.1349214982+
もう高校生ですしヤることはヤりますよ


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