変なお茶

うけつまんこい

この家なんか変なんですけお…

ピピニーデン君ぶっ殺しゾーン

この歌舞伎役者、なんかヘン…

この役者…なんか変…

聞いているのかね栗原君！！！！！

まろ子！！！!!!！!!！!！！!!!!!!！！！!!！!！！!!！１１１１１１１１１１１１１１
たか茶が出てねぇぞ！！！!!!！!！！！!!!！！！!！！！!!!！！！！!!！！！!!!！！！!！!！！！！!!!!!!!!!11111111111546

人間ぶっ殺し舞台

>ぴるすぶっ殺し舞台

ようこそいらっしゃいました。日頃からお世話になっている君にねぎらいを用意したわけだよ。好きにくつろいでくれたまえ。
おいおい玄関で既にくつろいでいるのは一体どういうことかね
確かに、私は腰も弱くなった。日頃の生活範囲も狭くなった。普段は車椅子を使っている。自分一人で嫁に煩わせず行動するためには玄関付近で全て完結するような間取りにするものだ。
姿見。図書。バンテリン。自動飛び六方照射装置。
それらが玄関付近に集約されていることに驚いたかね、だが年寄りの生活というものはこういうものだ。君もいずれ来る。それを変な家と笑うかね。笑うがいい。笑うのは若者の特権だ。
だがその辺かこそが人生の妙味というものだ。何かを捨て、新たな知見を得る。新しい姿へと変わる。それを退化というならばまたよし、おのれの弱さを受け入れること、それに住環境を合わせること。これこそが老人の愉悦というものだ
おっと、私ばかり喋りすぎてしまったようだ。
もっとも、今の細切れの肉片となった気もが口をきけるとも思えないのだが。
入り口のアンブッシュ歌舞伎を躱せぬようでは二流

察するつもりのない雨穴

お穴
そ穴
こ穴

別格が貫通しすぎだろ…

「このイベント、何か変なんですけお…」
パクチーくんの示すモニタを覗くと、そこには我が息子幸四郎が開催するイベントの情報が記されている。
【完売御礼】9/27 伝承ホール寺子屋「渋谷金王丸伝説」＆歌舞伎リーディング
みなさまのお引き立てを頂きましてチケット完売でございますｲﾖｫｰ
どうやら彼は完売が詐称であると云いたいらしい。
ところで詐欺における手法としてはホット・リーディングとコールド・リーディングとが挙げられる。
事前に得た情報を駆使すること、また準備なしで相手の心理を引き込むこと。
腹立ちのあまり問いただすことも面倒になったわたしは用意していたBBQグリルで彼をホットに仕立て
にわかにかき曇る空から降りだす大粒の雹のもと放置することでコールドにした。
「は…HAKUOUさん…」
ズタズタにされて横たわるパクチーくんが断末魔を絞り出す。
「『歌舞伎リーディング』の意味がわからないんですけお…」
そういやわたしも知らない。こんど幸四郎に聞いてみよう。

この家変なんです。と語る湯川くん。私たちは伝承ハウスに閉じ込められていた。
歌舞伎界において地下に続くダンジョンというのは珍しくもない。伊藤ハムでできた部屋もセックスせずとも出られない部屋もあるんだよ。あるったらあるの。
15分前、湯川さんは窓をｽｲと切って入ってきた「まず玄関がないんです。貴方どうやって入ったんですか…」私は歌舞伎役者だからね
湯川さんは伊藤ハムルームの一角を指差すと「こんな部屋にエレベーターって変ですよ。しかも地下1000階まであるんです」伊藤ハムで出来たエレベーターが行く手を阻んでいた
101体目のピポットテーブル君を召喚するとカメラを持たせてエレベーターへ蹴り六方。
ピッピ君の悲鳴が聞こえるなり怖くなって次元飛び六方で帰ってきたのだ。山奥は怖いね