「いつもペンキ臭くてごめんね」
マチュが笑いながら話しながら冷蔵庫の中を漁っている
「シュウちゃんのお仕事だからね、気にしないで」とニャアンと抱える臨月（妊娠8ヶ月）
「飲み物ないなー、コーヒーダメじゃん！」
「少しくらいならダイジョブだよ」とニャアン。ジオン厚生省も妊婦であっても300mg程度までならカフェインの摂取は許されていると記されています。
「ダメだよ赤ちゃんいるだから！…牛乳にしようか！」
とマチュは冷蔵庫に冷えたキンキンの牛乳を取り出します
「わたしのはレンジでチンして温めてくれたら…うれしいかな」とニャアン
「そうだね、お腹冷やすものね」
「あとマシュマロ２つ入れて欲しいな♪」上機嫌のニャアン
「ニャアンは甘いのが好きなんだね」とマチュ
「たまに飲むなら甘い方がいいの」とニャアン
人妻達によるティータイムが始まろうとしていました。

マチュは勢いよく冷たい牛乳を飲み干す！いい飲みっぷりだった。銭湯のお風呂あがりに見るような光景が広がっていた。
マシュマロの入った甘いホットミルクをニャアンはチビチビ飲んでいた。幸せそうだった
マチュはすぐおかわりの牛乳を紙パックからそそぐ
「冷たいの飲み過ぎるとお腹壊すよ」
「うん、この一杯だけにしておく…ところでさ？」
マチュが何か話題を切り出そうとしている
「どうしたの？」ニャアンに疑問符
「最近ニャアンちゃんとお外に出てる？」
「うん…エグザべくんと週に1度お買い物にいくけど」
「うーん、そういうのじゃないだよなぁ？」
マチュはため息を付きます

「あとはマチュと緑地を散歩したり…団地にあるコンビニで細々とした物をかったり」
「違うよニャアン！そういうのは生きていくために必要な「義務」であって、「外出」とは違うと思うな」
マチュとニャアンの考えには齟齬が産まれているのです
「たとえば…二人ででかけて何か美味しいものでも食べるとかさぁ」
「お買い物の帰りに外食はしてるよ？」
「うーんなんか違うなぁ」とマチュは考え込む
「―――マチュとシュウちゃんはどんな感じで外出するの？」
「外からの『刺激』を求めに街へ繰り出すかな」
「しげき…」ニャアンちょっと困っています

「わたしもシュウジもあまり家にでない…と思われてるじゃん」
「うん、いっつも家で『キラキラ』しているもんね」
オリベ夫婦の隣室。イトウ家の窓は常に赤く発光しております
「でもシュウジもアイディアが浮かんだらすぐ河川敷とかに落描きしにいくし…グラフティーっていうみたいだけどまぁ落描きだよね」
サイド３某所の高架下はシュウジにとってのキャンパスだった。何か彼の中に想像が産まれた時はかならずコンクリートブロックに一心不乱にスプレーを振るう
「ソレ以外でも…まぁたまに外出するよ。街の雰囲気を楽しみたいし。映画とか行ったりする」
「映画…この間エグザべくんに連れてってもらったなぁ」
「映画見てスタバでお茶して外食してお話して帰るだけのデートだけど、新しい発見がたくさんあって楽しいよ」
「シュウジもインスピレーションの原石がここにはたくさん転がってるって言ってた！」
マチュは矢継ぎ早に話を続けます。

「へぇ…楽しそうだねマチュ」
「うん、デートは楽しいよ。エグザべくんとも行ってきなよ」
「でもこの子が心配で…」ニャアンお腹をさすります
「エグザべくんの手引きがあれば怖くないよ、運動も兼ねて、「デート」行ってみたら」
「そうだね、今度エグザべくん誘ってみる」
ニャアンに笑顔が戻った。マチュはそんな気がしてならなかった
「産まれてからじゃデートなんてちょっと難しいからね、今の内に思い出いっぱい作りなよ」
マチュの言葉はたのもしかった。ニャアンにとってはたのもしかった。
―――一方、シュウジは河川敷でラクガキをしていた。消しては描き消すの繰り返し。今回のお仕事はジオン公共局直々の依頼…どう表現するか苦心していたそうな。

時が過ぎ、オリベ家。エグザべくんとの夜の一時
「あのね『あなた』、ちょっと出かけたい所があるの」
「どうしたんだいキミ？」エグザべくん訝しむ
「どうって事ないんだけど、この子が産まれる前に…「わたしとあなた」の思い出をいっぱい作りたくて…だから」
「だから？」エグザべくんは聞く
「デート…しませんか？『あなた』」
ニャアンの告白にエグザべくんはドキっとしたが、瞬時に冷静になった
「そうだね、行こう！有給を使ってもいい。どんな所がいいだろう」
「中心街の緑地、映画館。流行りのスイーツ。いきたいところは山程ある」
「叶えるよ…キミの願い」
エグザべくんはニャアンを抱き寄せます。きっといい夫婦になりますね

これがニャアン人妻概念の全容です。
みんなNHKでcocoonみようね
明日はお休みです。
次回のジークアクスの内容によっては語り足りない事があると思うので、続きはまた後日。

あいつ

>みんなNHKでcocoonみようね
そうだね

エグザべくんがデートをエスコートできるとは思えない…

ニャアンはあまり外に出たがりません
外に出るという事は仕事に行くと同義であって
公共交通機関に乗るという事はまた軍警に襲われるという恐怖心が残っているからです
イズマコロニーの思い出がまだニャアンに残っているのです

ニャアンが一人で買い物に行くと時折ジオンのおまわりさんと出くわします
軍警にひどい事をされた思い出がニャアンの脳裏によぎります
その場でわなわなし始めて泣き出してしまいます
だからニャアンが外に出る時は誰かと一緒じゃないといけないのです
エグザべ君は日中お仕事なのでそうはいきません
マチュやシュウちゃんが必ず傍にいます

かよわき生き物…

ニャアンを傷つけるわるい軍警はぼくが焼き殺してやる

ニャアンは強い生き物なのでPTSDなんて起こしません
軍警っぽいジオンの警察官を見てもただ怯えるだけです
「また、ひどい事をされるんだ」と諦めの表情を見せる
瞳のハイライトが消えるだけです
「ニャアン！大丈夫かい？」
エグザべ君は様子のおかしいニャアンの手を握ります
ﾋｨ！
怯えるニャアンがいます
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい！ひどいことしないで！」
ニャアンの心の中の絶叫がニュータイプ故にエグザべくんに響きます
どうしたらいいのかわからないエグザべくんもおろおろしはじめます
わからなくて怖い
ただ繋いだこの手を
今、キミに強く握り返してほしいんだ
ニャアンの心の傷跡は癒える事はありません

あいつ

久しぶりに見たエグニャ妖怪の人

こいつのせいでエグニャアは公式カップリングかのように見えるけど
お外ではどうなんだろうエグニャア人気

一方シュウマチュはPTSDを起こしたニャアンへの対処法はバッチリです
「大丈夫、大丈夫だよニャアン。ここはイズマコロニーじゃないよ」
「ここはサイド３だよここはズムシティだよ」
と抱き寄せて宥めます
ニャアンは身体を預けます
キラキラの世界へニャアンを誘います
翠色のキラキラの世界がニャアンを誘います
ニャアンは泣き止みます
平和です

生きるためには普通に身体を売るそれがニャアン

>生きるためには普通に身体を売るそれがニャアン
🪓💢

身体を売るんじゃないよ
暴力を用いてタダで強制わいせつさせられるだけだよ
儲けがないよニャアンには

エグニャアはｷﾃﾙとディアブロ太郎も言っています

Xではｴｸﾞﾆｬｱはちらほら見かけます
中にはシュウニャアンという猛者がたまに見かけます
尊敬しないといけないですねシュウニャアン勢

身体を売ってもヤリ逃げされるそれがニャアン

ほんと？自分から男に媚びた流し目して稼いでたりしない？

なんでキャシャーンsinsの主題歌挟まるの？

シュウちゃんの信頼を得る為に脱ぎだすニャアンの姿はあった
行間にあった
ニャアンには人への信頼を得る為には脱ぐしか選択肢がなかった
シュウちゃんはやさしいから「それは違うよ」と言ってガンダムに干していたバスタオルをニャアンにかけてあげた
だから「シュウちゃんとはそういうの」じゃなかったんだよニャアン
でも脱いでもいい相手だから突然脱ぎだす
それがニャアンだお

>なんでキャシャーンsinsの主題歌挟まるの？
なにげない微笑みも 重ね合った掌も
ずっとずっと君をずっと護りたいんだ

>ほんと？自分から男に媚びた流し目して稼いでたりしない？
ニャアンに私娼として一人で稼げるほどの賢さはなく…
お店屋さんか元締めのお姉さんに頼るニャアンの姿がいて
もちろん稼ぎはピンハネされる

元締めのお姉さんにピンハネはされるんだけど
無垢なニャアンに愛情が籠もってしまい
同業のお姉様からおさがりの服やらいろいろプレゼントしてもらうニャアンがいたよ
故にニャアンはおしゃれさん

ニャアン軍警のチンポペロペロしたんか！？

「したくなかったけどしたよ…」
ニャアンは静かに答えた