してどうなったの

平家にあらずんば人に非ずの世の中になりましたとさ

ぬあ
当の重盛は父親の清盛と朝廷の仲がギクシャクし始めたのを取り持ったり権力を持ち過ぎて増長し始めた一門の連中を抑えたり働き詰めだったんぬ
平家と対立していた貴族達も重盛殿の言うことなら聞くんぬ〜ってくらい良い関係を保っていた記録が残っているんぬ

祇園精舎の鐘の声んぬ

頑張りがすぎてる…

アニメで見たから分かるンぬ

平家いいよね…

ぬあ
貴族文化に傾倒していく平家一門だったんぬが重盛は武勇にも優れていたんぬ
平治の乱ではとりあえず都に戻るんぬ！って騒ぐ父親や弟を無視してたった15人の兵力で200人以上の叛乱軍に攻撃を仕掛けて打ち破る活躍もしているんぬ
敵方も重盛がいる限り平家には勝てんって嘆いたんぬ

ぬあ
重盛は謙虚な人物でもあったんぬ
父親の清盛や朝廷から官位あげるんぬー！されてもぬは昇殿許される五位の官位があれば十分なんぬ…って断りまくったんぬ
なんぬが普段は対立している父親と父親のゴリ押しで二位の官位まで一気に引き上げられたんぬ
…普通ならこんなことしたらやべーことになるんぬが不満の声も出なかったんぬ
みんな重盛殿ならこれくらい当たり前なんぬ〜って感じだったんぬ

ぬあ
完璧超人に見えた重盛だったんぬが…実情はズタボロだったんぬ
彼はあまりの激務と重圧から精神を病んでしまったんぬ…
早く死にたいものだ…と周りに度々漏らしていた記録が残っているんぬ
長寿を願って毎年行われていた厳島神社への奉納儀式にも色々理由つけて参加しなくなったんぬ

鬱やん？！

ぬあ
そんな重盛の様子を見た父親の清盛はちょっと仕事休んで遊んできなよ！って厳島神社まで船旅で向かって参拝するように言ったんぬ
重盛も父親の言うことは聞いて厳島神社に向かったんぬ
そこで重盛は厳島神社の祭神にあるお願いをしたんぬ
もしも平家が平和に繁栄し続けるようならぬを長寿にして欲しいんぬ…平家の未来が暗いようであるならぬの寿命を縮めて欲しいんぬ…
…重盛そう願ったんぬ
…まもなく重盛は病に倒れたんぬ

メンタルが死んでるんぬ…

ここまではだいたいアニメの方のあらすじなんぬな？

ぬあ
重盛の病はそこまで重い物ではなかったんぬ
今で言うところのストレス性の胃潰瘍が濃厚だったんぬ
…なんぬが重盛は自らの願いが叶ったと悲観してしまって死ぬ為に断食を始めてしまったんぬ

あ…！（お察し）

ぶおおー

ぬあ
そんな息子を見た父親の清盛は自ら重盛の屋敷に赴いて息子を慰めたり四方に手を尽くして名医を呼び集めたり唐渡りのすんげぇ高い薬を用意したり都中の寺社に祈祷をさせたりあらゆる手を尽くしたんぬ
…重盛は医師の診断も薬も父親との面会も拒否して引きこもり続けたんぬ

働きすぎなんぬ…

なんとなくこの位置の人が絶望し祈りの結果納得するくらい平家がやらかしてたんだろうな

…そして重盛は42歳の若さで亡くなったんぬ
彼は願いを叶えてくれた厳島神社の祭神にぬの全財産を捧げて欲しいんぬ…と遺言を残していたんぬ
父親の清盛は息子の命を縮めた厳島神社の祭神にブチ切れて平家の氏神でもあった厳島神社への支援を全て打ち切ったんぬ

ぬぁ…

ぬあ
そんなこんなで重盛の死後直ぐに平家は滅んだんぬ
各地の平家の墓所は破壊されたんぬが重盛の墓だけは天皇と貴族達のおかげで破壊されず残ったんぬ
死後も重盛は尊敬されていたんぬ

>42歳
割と歳行ってるな！

破滅に向かって突き進む運命！ってフレーズが頭に…

>父親の清盛は息子の命を縮めた厳島神社の祭神にブチ切れて平家の氏神でもあった厳島神社への支援を全て打ち切ったんぬ
そんなことやるから息子がメンタルやるんぬなー

面白いよね平家物語

>そんなことやるから息子がメンタルやるんぬなー
でも息子を本当に愛して大事に想ってたからこそ冷静になれない部分はあったと思うんぬなー

ワーカーホリックなんぬなあ…
この時代もあったんぬ

ぬぁ…頑張りすぎた人なんぬ…

アニメ平家物語だと亡者の姿を見る目を持ってるからさらにおつらい人

>>42歳
>割と歳行ってるな！
元の肉体が頑強だったんだな…

平家物語では清盛が悪の大ボスなので彼の家族はおおむねひどい目に遭うんぬ
ストーリーの大エンディング灌頂巻では建礼門院の成仏で物語が締めくくられるんぬ
これは当時のインド北部から中国までの広い仏教圏でも超珍しい女人成仏のお話なんぬ

辛いんぬ...

横からだけど俺も厳島神社9回ぐらい行ったけど
パワー桁違いだから
お祓いおすすめなんぬ

真面目な人なんだから
手を抜けば幸せになれたろうに

大昔のことなのによく記録が残ってるもんだな

厄年か

鎌倉幕府に比べればマシだったからセーフ

働きすぎれば人間は病むんぬ
若い頃の秀吉とかどうして病んでないんぬ？

>鎌倉幕府に比べればマシだったからセーフ
いや曲がりなりにも政権維持運営した源氏も北条家も評価されるべきでは？

>若い頃の秀吉とかどうして病んでないんぬ？
寧々どのの手厚いサポートがあったんぬ
適当に言ったんぬ

猿というか織田政権は無茶苦茶忙しいけど相談自体はできる方なんぬ〜

重盛の顔は例の伝源頼朝像で有名な神護寺三像のうちのひとつに
伝平重盛像として残ってるんでわりと知られてるんぬ
確実に本人の似顔かどうかについて学説的にはおおむね確実性が高いとはされてるんぬけど
当時の人としては細い顎に細面の胃が弱そうな顔なんぬ
ていうかあの神護寺三像って伝源頼朝像と伝平重盛像および伝藤原光能像の3人で1セットなんぬけど
ぶっちゃけなんでこのトリオで肖像描いてもらってしかもなんでそれが京都の神護寺にあるのか全く意味がわかんないんぬ
寄進してくれた額上位3人くらいのうっっすい繋がりでしかないはずなんぬ
しかも伝説によるともとは他に後白河院と平業房の肖像もある五幅対でますますわけのわからんクインテットになるんぬ
だから実はあれらは頼朝と重盛じゃなくて足利直義と尊氏の肖像だとか
あいつら実はホモ関係で5連ドッキングした記念の肖像だとか
すごい新説が次々現れるんぬ

>42歳
>>割と歳行ってるな！
権力の継承は40歳前後が最善とされてるから清盛の後を継ぐベストなタイミングで逝っちまってる…

>>鎌倉幕府に比べればマシだったからセーフ
>いや曲がりなりにも政権維持運営した源氏も北条家も評価されるべきでは？
運営はしてたけど
犠牲者多すぎて

>鎌倉幕府に比べればマシだったからセーフ
一族みんなで一斉に切腹だもんな…

単純に過労からの鬱で全部無理になった人に見えるんぬなぁ

>若い頃の秀吉とかどうして病んでないんぬ？
秀吉には大和大納言がいるから…

>若い頃の秀吉とかどうして病んでないんぬ？
ごく稀にああいう適合した人間が産まれるんぬ

>あいつら実はホモ関係で5連ドッキングした記念の肖像だとか
>すごい新説が次々現れるんぬ
創作ならそうだね…だけど学説みたいに言ってきたとしたら救えねぇんぬ…

>>若い頃の秀吉とかどうして病んでないんぬ？
>ごく稀にああいう適合した人間が産まれるんぬ
強運だよな秀吉も家康も

>創作ならそうだね…だけど学説みたいに言ってきたとしたら救えねぇんぬ…
実はおホモだちだったが一番説得力あるくらいには繋がりのない5人なんぬ
他に動機がないんぬ

NHK大河の重盛の演技は迫真だったな
涙も鼻水も涎も垂らして「進退ここにきわまれり…ッ！！」て凄かった

信長の家臣なんてワーホリじゃねえとやってられねえんぬな
滝川一益なんか何度も辞めたいって言ってるのに辞表握りつぶされてるんぬ

信長の野望風に能力値付けて欲しいんぬ

>>創作ならそうだね…だけど学説みたいに言ってきたとしたら救えねぇんぬ…
>実はおホモだちだったが一番説得力あるくらいには繋がりのない5人なんぬ
>他に動機がないんぬ
imgが訴えられてしまうんぬ〜

大河は亡霊化からの海底平家というすごい最終回だった

>大河は亡霊化からの海底平家というすごい最終回だった
海の底にも都があったんぬ！

仮に仲良しホモ5人組だとすると後白河院のちんぽ年行ってんのにすげぇ…ってならない？

織田家はNovが仕事量ぶっちぎりだから文句言えないんぬ
とんでもない量の手紙残してるんぬ

寄進額上位ならトランプスートの四人みたいなもんなんじゃないんぬ？

>織田家はNovが仕事量ぶっちぎりだから文句言えないんぬ
>とんでもない量の手紙残してるんぬ
後半になるにつれかける範囲狭くなるかららどんどん文字ちっちゃくなってくのはノブだったかぬ
あれ好きなんぬ

>滝川一益なんか何度も辞めたいって言ってるのに辞表握りつぶされてるんぬ
絵に描いたようなブラックなんぬぅ…

アニメで重盛死んだ時のおつらさよ

ノブの時代の地方武将の真筆の相当数はノブが手紙と進物贈った返礼で判明してるんぬ

>寄進額上位ならトランプスートの四人みたいなもんなんじゃないんぬ？
カエサル・ダビデ・アレキサンダー・カール大帝は九偉人だけど九偉人自体に生前の繋がりなんかないから多分そうだと思うぜ

>>寄進額上位ならトランプスートの四人みたいなもんなんじゃないんぬ？
>カエサル・ダビデ・アレキサンダー・カール大帝は九偉人だけど九偉人自体に生前の繋がりなんかないから多分そうだと思うぜ
寄進額上位説自体はいい線いってそうだったんぬけど
業房の低すぎる官位（正五位下左衛門佐）で早々に否定されちゃってるんぬ
というか困窮してた彼が直接的に後白河院とホモ関係にあってそれで食い繋いでたらしいのがホモ説の根幹にあるんぬ

神護寺三像の伝重盛像は足利尊氏説が有力視されてきてると思うんぬ
おそらく本人を前にしてスケッチされた似絵を元にしたであろう天子摂関御影の重盛公はほっぺぷくぷくのちょっとクマ系なんぬ

>とんでもない量の手紙残してるんぬ
現存する手紙の量だと秀吉と家康が圧倒的に多くて
信長は二人と比べるとだいぶ少ない方なんだけどね

>若い頃の秀吉とかどうして病んでないんぬ？
その皺寄せが秀長に行ったんじゃないんぬ？

>その皺寄せが秀長に行ったんじゃないんぬ？
秀長も晩年には問題行動しまくって秀吉に迷惑をかけてる側ですんぬ…

人格者という評価で固まってる重盛だけど殿下の乗合事件はどうしてしまったのか
平治の乱で悪源太と追いかけっこしてた頃の武士の血がちょっと出ちまったんだろうか

>父親の清盛は息子の命を縮めた厳島神社の祭神にブチ切れて平家の氏神でもあった厳島神社への支援を全て打ち切ったんぬ
ていうか親父も長生きなんぬな？

>>滝川一益なんか何度も辞めたいって言ってるのに辞表握りつぶされてるんぬ
>絵に描いたようなブラックなんぬぅ…
あれ信長もかなり気を使ってもうちょっとだけ頼むってかなり下手に頼み込んでたんじゃなかったっけ？

ホモ説もちゃんと根拠があって説として発表されてるんぬなぁ
ホモってだけで一発ネタで学説にならないって反応は学問的ではない

後白河院から気に入られてた業房の嫁さんがあの丹後局で
彼女も夫の死後に後白河院に仕えて気に入られて
そしてわずか4歳の尊成親王を践祚させるべきだと後白河院本人に進言したその人なんぬ
尊成親王はつまりのちの後鳥羽天皇なんぬ

重盛もかわいそうだけど宗盛も大分かわいそうだと思うんぬ
親父の野郎遷都してすぐ死んだんぬ…！

あの時代は悪左府がホモプレイ日記を残してるから
当時の貴族がどんな性癖やらかしてたのかはっきりわかるしな…

>ホモ説もちゃんと根拠があって説として発表されてるんぬなぁ
>ホモってだけで一発ネタで学説にならないって反応は学問的ではない
そんなわけねーんぬってバイアスはかかって当然だけど詳しくもないのにそれは違うよ！とは言えないのが歴史なんぬ