佐倉:ったく…そんくらいでへばってたらよその町でもすぐやられちまうぞ？
槍を自在に振り回してういへ向ける杏子は呆れ混じりに忠告する
既に息も絶え絶えなういは自身の魔法で生み出したツバメさん…凧を支えになんとか立っていた

ロッソありはズるだよ！

十咎:なんなんだ…この子…くっ
槍は多彩な姿形へ変貌し様々な戦闘スタイルで攻撃して来る上に鎖のようなもので足元を掬ってくる
そしてあの幻影…眩惑か幻覚の類だろう、突如として13人に分身したかと思えば武器を跳ね飛ばされ…後はなす術もなく蹂躙されてしまった
とてもじゃないが簡単に太刀打ちできる相手では無い
いくら厳しく行うとはいえ…人選を明らかにミスっている
1〜3.本当に崇宮さんが用意した試練なのか…？
4〜5.……やちよさんポジか…くそっ
6.後で絶対崇宮さんに文句言ってやる…
dice1d6=6 (6)

ロッソファンタズマは流石にね…

佐倉:さてと…ギブアップするかい？
これ以上戦っても勝ち目は無いだろう
まだ幼いういを相手取る杏子も内心妹のモモと重ねており、罪悪感が湧いていた
環妹:しない…！ここで倒れちゃったら、お姉ちゃんの助けに…なれないから！
佐倉:……そっか、お姉ちゃんの為…か
健気で…一生懸命な子だ
だが頑張ってるからはいどうぞと道を開けるほど…杏子は甘く無かった
佐倉:なら、もうちょっと強くなってからあたしに挑むんだな…
環妹:……っ！

1〜3.深月:どっかーんっ！！
4〜5.黒羽根:ま、待ちなさいっ！
6.ん？
dice1d6=5 (5)

この時点でまだ黒羽根と

まだ黒羽根なころ！

佐倉:おっ？もう1人居たのか…
黒羽根:あ、あああなたの行いはゆ、許しません！から！
ういと杏子の間に割って入ったのは黒いフードを被った少女
そのフードからはオレンジ色の髪の毛がはみ出ていた
環妹:あ、貴方は…？
黒羽根:えっと…その…悪い事は見過ごせなくて…！
1〜3.だから、ここは私に任せて逃げて下さい！
4〜5.救われたいなら救われるだけの理由と行動をする…！それを今しなくちゃ…！
6.…それに、そう思うのは私だけじゃありませんから！
dice1d6=5 (5)

この頃は純情だった

黒羽根:救われたい時に、救われなくなっちゃうかもしれないですから！
とても敵う様な相手では無い
だがそれでも困っている誰かの為に足を止める訳にはいかないと黒羽根は前へ進む
杏子:馬鹿正直に正面から来やがった…
黒羽根:この人は私に任せて！お二人は…って其方には魔女がいるんですよ！？
環妹:でも、魔女を倒さないと他の人が危険な目に遭っちゃいますから…！
十咎:お陰でこっちも回復出来たからさ！魔女は任せてくれ！
黒羽根:えっ…あっ…はい！
そっちの剣持ってる人は一緒にいて欲しかった
そんな事を言う暇はなく、黒羽根と杏子の距離は縮まって行き…

黒羽根/杏子
dice2d100=63 13 (76)

おっ

がんばって固有使えたのか！？

1〜3.杏子:いやアンタとは戦わないから
4〜5.BBBやちよ
6.【止まってください！】
dice1d6=5 (5)

七海:貴方ね…！ういちゃんを痛めつけたのは…！
佐倉:へっ？
黒羽根:な、七海やちよ…さん…！？
敵うはずのない勝負
しかしそこへ割り込んできたのは杏子と同じ槍使いのやちよだった
七海:ういちゃんは何処？
黒羽根:あ、小さい子なら魔女の方に…
七海:なら…こっちは試験とは関係無いわね
既に試練を越えたと判断して良いだろう
ならば試練役は既に試験とは関係がなくなった…そう判断したやちよは構えの姿勢をとる
佐倉:お、おいちょっと待て試験って事はそっちだって事情知って────

1.七海:アブソリュート…レインッ！
dice1d1=1 (1)

やちよさん！？

なんか過保護になってる！

流石にロッソあんこはちょっとライン越えてたなハナミ

七海:────と、いう訳で…無事にういちゃんは合格よ
その後、見知らぬ黒羽根のお陰で杏子を切り抜けたうい達は無事に目標の魔女を撃破する事が出来、晴れて合格となった
佐倉:……納得いかねぇ
真人':君はやり過ぎ、ハナミはお前何やってんの？
ハナミ:必要な事です
ボコボコにされた杏子を回復しながら労るハナミに優しめにチョップする真人'
なんだか最近ハナミは態度が悪い気がする
近頃何かやらかしてしまうのでは無いか…と心配していたが
それは灯花とねむに対する対応で現実となってしまうのであった…

フェリシアが大丈夫かと思ったらハナミがヤキモチか…

もうずっと前から大事な相手が絡むと急に怪しくなるの…

こっちのハナミは向こうに比べて稼働年齢相応なんだよね

ういちゃんの善性の高さは眩しさがあるから

>こっちのハナミは向こうに比べて稼働年齢相応なんだよね
向こうも向こうで大概なの！