「～～～～～♪　～～～～～～～♪」　真っ白なせっけんを片手に、それ以外は手ぬぐい1枚すら持たずに大浴場に入ってくるグラランの少女。湯船のそばにある洗い場へとまっすぐに向かう

「あら、きょうの大浴場は結構人がいるわねぇ」　洗い場から見回しつつ

「見て見てー♪　ペディちゃん冒険の報酬で高級石鹸買ったの！！」　見知った顔はいないけど気さくに

「アタシもそんな報酬多くないよ……でもこれだけは買いたかったんだよねぇ」

「混浴なんだから男女一緒のお風呂なのは当然じゃない」

「メリアさんおっぱい大きいねー！　うらやましー！」

「………大丈夫！？」

「お風呂では気をつけないとダメよぉ…」

回収されたのを見届けたら、気を取り直して手のひらに自前の石鹸をとって泡立てはじめて……

「っほおおおおぉぉぉ♥　めっっっちゃ濃いミルクの香り♥　練乳塗ってるみたい♥」　うるさく独り言

「新しい石鹸使うのってやっぱウキウキするね～♪　みんなも使う？」

「いいよ！　せっかく一緒のお風呂になった縁だし！」

「～～～♪」　石鹸を2人のとれる場所に置くと、自分の身体に手のひらで石鹸の泡を伸ばしていく　タオル的なのは使わず

恥ずかしい部分を男の視線からもまったく隠そうとしない

「さすがにそういうのは…いま欠片取ってもお風呂入ってる間に溶けちゃうよぉ」

「そこのメガネさんもいっしょに身体洗うー？」

「アタシはペディ！」

「あー！　アタシのも嗅いで！」　ぺったんこの胸を突き出しながら

「………………♥」　男たちが犬のようにくんくんと鼻をよせる姿にえもいわれぬ恍惚を覚える

「この街の雑貨屋さんだよー。前々から目をつけてたんだー」

「よかったら、みんなの身体も洗ってあげるよー♪」　個室へのお誘い

「スルーズさんも洗ってくれるってこと？　優しい～♪」

「はい、どーぞ！」　思い切って石鹸を1/3ほどに折って渡しちゃう

「余ったらあとで返してね～」

お疲れ様でした！　みなさまお相手ありがとうございました！