二次元裏@ふたば

画像ファイル名:1754911818126.png-(2255833 B)
2255833 B25/08/11(月)20:30:18No.1342193793+ 21:33頃消えます
「ん……」
眠ってしまっていたのか、意識が途切れていた。
目線を上げて辺りを見渡す。満員電車に揉まれ、扉に身体を預けて立ちながら落ちてしまったようだ。
未だ特異点解決の糸口は掴めず、疲労が溜まっていたのだろう。
そうやって思考がだんだんクリアになっていくにつれて、違和感が脳裏を掠める。
何かがおかしい。いや、この特異点がおかしいのは変わらずなのだが、感覚がおかしい。
少し肌が寒く感じられ、頭と胸に重量感がある。
そして何だか恥ずかしい、と感じてしまう。
そしてガラスの反射を目にしてしまった。

───そこには、女の子がいた。
このスレは古いので、もうすぐ消えます。
125/08/11(月)20:30:44No.1342193998+
チェックでノースリーブのワンピースにツインテール。
ワンピースはフリルで装飾されヒラヒラと踊っている。
喉元はキュッとリボンで止められていて、そこそこの大きさの胸、手すりを掴む手には白い手袋が付けられていた。
そこまでまじまじと観察し気づく、これは、自分の姿だ。
違和感と羞恥感の正体が判明し顔が真っ赤に染まる。
何で?こんな格好?たくさんの人の中で?いつの間に?バレたら?
混乱が頭の中を駆け巡るなか、声をかけられる。
225/08/11(月)20:30:58No.1342194108+
「おや、そこにいるのはマスターか。」
聞き覚えのある声。
風格と冷たさがありつつも優しさを感じる声だ、これは……
「この状況だ、無理にこちらを向く必要はない。私だ、アルトリア・オルタだ。セイバーの方のな。」
「良かった……ごめん、アルトリア実は……」
「あぁよい。私と貴様が把握している事はおおよそ同じだ。しかし……」
アルトリアの言葉が止まる。
振り向けない自分には次の言葉を待つ他なかった。
「ふむ……あの時と違い、今日は随分可愛らしい格好をしているのだな。」
瞬間、また顔が赤く染まる。
アルトリアを会えた安堵で忘れていたが今の自分はとんでもない格好をしていたのだった───!
325/08/11(月)20:31:22No.1342194318+
「よいぞ、そういうのも私好みだ。生娘のように初々しいのもまた唆るな。」
さっきの無言の時間は、品定めされてたんだ。
頭からつま先までじっくり視姦されて観察されてたんだ……!
俯いて恥ずかしさを噛み締めていたら、ぬっと太ももに手が這ってきた。
「ほう…」
「ちょっ……ちょっとアルトリア……!」
僅かながらの抵抗をする。
だが、それは逆効果だった。
「反抗するか……余計火をつけてくれるではないか、マスター。」
アルトリアの侵攻は止まらない。
太ももだけでは飽き足らず、上半身にも手を回してきた。
425/08/11(月)20:32:01No.1342194619+
「先程からチラチラ誘ってきたこの腋……太ももだがツルツルだな、そんなに気合いを入れて女装しているのか。まったくけしからんな。」
腋をなぞりながら囁かれる。
くすぐったさと恥ずかしさで身を捩らせ、声をじっと噛み殺す。
「いい反応だな。くすぐったいのか?感じているのか?」
「腋も太もももしっとりしてきたぞ?我慢しているのだろうが、身体は正直だな。」
「さて……そろそろ本丸を攻めさせてもらおう。」
そう言ってアルトリアは太ももから手を上げてスカートの中に侵入して来る。
525/08/11(月)20:32:17No.1342194744+
「待って……そっちは本当に……!」
「ほう?下着まで女性ものとは……とんだ倒錯者だな。」
やっぱり。自分で確認は出来なかったがずっと違和感があった。
薄々察してはいたけれど、改めて他人から告げられるとより恥ずかしくなる。
「見た目は可愛らしい少女だが……こちらは違うな。脂肪の下に筋肉がちゃんとついていて…オスの尻だ。」
お尻を揉みながら感想をもらす。
腋に回されていた手はいつの間にか付け胸を揉んでいた。
俺はもう、俯いて唇を噛み、耐えるしかなかった。
625/08/11(月)20:32:59No.1342195089+
「マスター、次の駅で1度降りるぞ。顔を上げろ。」
手を止め、アルトリアが告げる。
やっと終わった。
次の駅で降りるのは良い。格好をどうにかしなきゃだし、アルトリアにも文句を言わなければ。
息を整え顔を上げるタイミングでアルトリアが話す。
「前のガラスを見ろ。どうだマスター、しっかりメスの顔に仕上がっているぞ。」
そこに居たのは、顔を上気させて蕩けている女の子だった。
「降りて、何をするのか、分かっているなマスター?」
「安心しろ、私はそちらの方が得意だ。」
その言葉で自分の中の何かのスイッチが入った。
いやオフになったのかもしれない。
ともかく、この問いかけに答えなければ。
725/08/11(月)20:33:15No.1342195208+
「はい……降ります……。」
「よろしい。ふっ……この姿をちゃんと記録してマシュや串刺し女にも見せてやらねばな。」
駅へ着いたアナウンスとドアが開く音がやけにハッキリ聞こえる。
「そら、行くぞマスター。楽しい夜はこれからだ。安心しろ、優しく可愛がってやる。」
少女は騎士のエスコートを受け、ホームの人混みへ消えていった───
825/08/11(月)20:34:37No.1342195776そうだねx3
頭おかしいんかこいつら
頭おかしいし状況もおかしいんだな
925/08/11(月)20:43:12No.1342200020+
なんだ!?またなんか来たのか!?
1025/08/11(月)20:49:04No.1342202784+
素敵でシュ…
1125/08/11(月)21:02:43No.1342209492+
マスター痴漢特異点が増えてる…


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