女装大会 個別審査 一→名張一華 セ→チェ・セヨン 277:祭後終 セ:「サテ次は……結構なイケメンでスネ。チョット背が低いノモ女装大会ではアドバンテージにナリマスかネ?」 一:「外見はあまり考慮しないって言ったでしょ?……ですが男性としては背が低いことで体格にあったコスを用意できるのはいいことです。」 セ:「これハ何かの制服でショウか?」 一:「ああこれはブー……ゲホゲホッ、某国に存在が噂されてる秘密組織の制服……をイメージした、コスプレですね!」 セ:「ヘェ……そうなんデスカ。知らナカったデス。」 一:「あのダメおねーさん何やってるのよ……ええと、キリッとした成人男性がビシッとした制服を着こなしてるのは他の参加者にない魅力です。スラッと背筋を伸ばした姿勢で凛々しさもアップしてたいへんカッコいい女装となっています。」 セ:「デモなんか表情がオカしくナイでスカ?」 一:「まあ大体事情が察せられるというか無理も無いって感じよね……。理不尽な目に遭って遠い目をしてるネコのような表情ですが、それでも姿勢は崩れていないあたり、普段の鍛え方が見え隠れしています。これもまた、女装で浮かぶ男らしさといったところですね。」 セ:「それデハ採点をお願いしマス!」 一:「7点です!本人が不本意そうな表情をしているのはどんな事情があれど減点対象です。恥じらい成分が多ければ加点対象なのですが、残念ながらそういう雰囲気は感じられません。しかし衣装と本人とのマッチングは評価すべきポイントです。正直チドリさんにこんな点数をあげるのは癪ですが、審査員として公正な審査を行う義務がわたしにはあります。」 セ:「……何かワタシの知らナイ事情がアリそうデスガ、聞かナイ方がよさソウでスネ?」