「……いったぁ……」
　鬼塚光が小さく呻く。太ももを押さえ、眉をひそめている。
「どうしたの、光？」
「ゆうた、どうしよう…ひかり、けがしちゃった」
「余計な事言うんじゃないわよ！馬鹿！」
　日野勇太が駆け寄ると、光はバツが悪そうに目をそらした。
　「別に……ちょっと掠っただけよ」
　「えっ、だめだよ光！オウリアモンって毒あるんだよ！」
　先程のオウリアモンとの戦闘でどうにも太ももの内側に怪我を追ったらしい。
　よく見るとスカートもパンティも切れている。
　場所が場所だけに勇太も一瞬躊躇したがそれ以上に光への心配の気持ちが勝った。
「見せて！「ちょ！？馬鹿！変態！」
　驚いてる光から頭を叩かれるが勇太は気にせず太ももうぃ見ると、紫がかった腫れが広がっている。
fu4716314.png

「…！っ！」
痛々しく腫れ上がっている。毒だと確信が持てる。勇太の心臓が早鐘を打つ。
「毒、吸い出さないと……！」
「僕解毒に使えそうな木の実さっき見たよ！」
「お願いヴォーボモン！」
　ヴォーボモンは駆け出して木の実を取りに行った。
　「な、なに言ってんの！？　い、いいわよそんなの！やるならデビドラモンでいいでしょ！？」
「デビドラモンはあんまり器用じゃないし…ごめん今はわがままは聞けない！」
　光は顔を赤くして慌てるが、その間にも腫れはじわじわ広がっていく。
　勇太は喉をゴクリと鳴らしながら、震える手で光の太もも掴み固定した。血の気が引くほど細くて、柔らかい。女の子の身体って、こんな感じなんだ…「や、やっぱやめようか…？でも…」
　勇太は必死に葛藤する。彼女を助けなきゃいけないのに、変に意識してしまって動けない。こんなの、ドラマとか漫画でしか見たことないし……！
「ええいっ！」
　勇太は意を決して口を近づける。
「い、いくよ……！」
fu4716315.png

　言ったものの、彼の顔は熱くなり、耳まで真っ赤だ。こんな近くで女の子の肌を見るなんて、生まれて初めてだ。光の太ももはほのかに汗ばんでいて、更に一番大事な部分が近いせいか甘く濃い匂いがする。
(やばい、緊張しすぎて、息するのも忘れそう…クソ…俺は変態のクズか！？今は真剣な場面なんだよ！馬鹿！)
　勇太は震える唇をそっと噛み跡に押し当てた。じんわりとした体温が唇に伝わる。血の味が広がり、なんとか毒を吸い出して吐き出す。何度か繰り返すうちに、光が小さく息を詰めた。
「…っ、変な感じ…」
　勇太の心臓が一気に跳ね上がる。いや、これは手当だ！　変なことなんて考えちゃだめだ！　でも、でも…いや、想像しろこれは光じゃなくて相手は母さん相手は母さん相手は母さん！だから恥ずかしくない！若干吐き気を催すレベルのはずだ！
「…もう、いいでしょ…？」
　震えた声に顔を上げると、光の頬はほんのり染まっていた。
「えっあぁ！うん！」
「勇太！見つけてたよ！…どうしたの皆んな顔赤いけど？」
「…バカ」
　ぽつりと呟いた彼女の瞳を直視できなくて、勇太は勢いよく顔を背けた。
fu4716320.png

オワリ

鬼塚感謝

ありがたや…ありがたや…ふぅ…

しっかり生えてるヨシ！

みんなもポイズンリムーバーは常備しておこうね！

太ももはえっちなんだ

>俺は鬼塚をしっかりシコらせにいってないよなと思って描いた
その心意気はしっかり受け取ったぞ

治療フロッピーとかでもいいぞ

それはそうと傷が思いの外深いな…

責任はゆうたが取るからいいだろう

>その心意気はしっかり受け取ったぞ
やったぜ！ありがてえ！ありがてえ！

>それはそうと傷が思いの外深いな…
リアルなら痕が残るレベルだし泣き叫ばないのはちょっと光ちゃんタフですね

なにっ

鬼
塚
！

勇太なら責任取ってくれるからよ…俺たちは思う存分シコる

痛みにある程度でも慣れてたら流石に嫌だな光ちゃん……

「」一はタフって言葉に敏感すぎる…

鬼塚とデビドラモン（邪竜型）
鬼と龍…そういうことか

タフな流れになってきたな……

まぁタフみたいな悲しき過去を持っているが…

舐めるなっメスブタァッ！

舐められてる？のはメスブタのほうじゃん

咄嗟とはいえよくやるな勇太……

‌そ‌れ‌は‌そ‌う‌と‌傷‌が‌思‌い‌の‌外‌深‌い‌な‌…‌

吸い出す勇太がちょっとお耽美だ

勇太はまぁお耽美向いてるところは無いわけではないよ……あまり言うのもアレだが

>咄嗟とはいえよくやるな勇太……
‌痛‌み‌に‌あ‌る‌程‌度‌で‌も‌慣‌れ‌て‌た‌ら‌流‌石‌に‌嫌‌だ‌な‌光‌ち‌ゃ‌ん‌...‌...‌

>勇太はまぁお耽美向いてるところは無いわけではないよ……あまり言うのもアレだが
咄嗟にできるのは才能あるよ
やるだけやっておいて恥ずかしがるのも才能あるよ

まぁ男が仮にこうなっても勇太はやる……か……やっぱり何とも言えねぇ

>>咄嗟とはいえよくやるな勇太……
>‌痛‌み‌に‌あ‌る‌程‌度‌で‌も‌慣‌れ‌て‌た‌ら‌流‌石‌に‌嫌‌だ‌な‌光‌ち‌ゃ‌ん‌...‌...‌
‌な‌に‌っ‌