19と91! 100! そして44!
……最後ので一気に不穏になりましたね……

　過ちの果てに幽閉されたわたし/観測者ちゃんを救出、一緒にみんなを助けに見滝原山へ向かった私/ほむらちゃん。しかし、拠点内に入る直前で相変異型戦闘個体たちの待ち伏せを受けて大ピンチに……
　それを乗り越えるべく、二人で一人の魔法少女になった私/わたし。数の暴力をゲノムオーグメンタの力で克服し本拠地へと突入！かくして道中で現れる敵を蹴散らした私/わたしは全体の2/3の区切りを越え、最終区間を電動バイクで走り抜け、対峙したのはあんこちゃん/佐倉さん！
　彼女をどうにか突破した私/わたしは、しかしその懇願を受けて計画を修正することに

・ステータス
ほむらちゃん/私:暴力30+25+25%(+25%)/知識50/賢さ60
特性:ループの経験者(基礎暴力値+25,暴力値補正+25%)/時間停止の魔法[習熟](重要な戦闘で暴力値補正+25%,奮闘度+1d25)
観測者ちゃん/わたし:暴力-(ソウルジェムのみ,本来は101)+30%/知識37/賢さ69+45%/コミュ力36
特性:基礎的サイバネティクスの知見(賢さ+5%,暴力値+5%)/集団的自意識への精通(賢さ+25%,暴力値+10%)/限定的過剰チューニング(暴力値+15%,賢さ+15%)
ほむらちゃん+観測者ちゃん/私+わたし:暴力131+50+80%(+25%)/知識87/賢さ129+45%
特性(追加分):ver.Final(私:基礎暴力値+25/わたし:暴力値補正+25%)/二人で一人の魔法少女(共通特性と全体補正が二度適用され、奮闘度を2d100で判定する)

共通部分:暴力+35+50%/賢さ+45%/GS消費量-35%/コミュ力+25%
洗練された脳(賢さ+20%)/頑健な臓器(暴力値+15%,GS消費-5%)/多産(ふたなり,コミュ力+10%)/生体順応性(GS消費量-5%)/知的(賢さ+10%)/社交フェロモン(コミュ力+5%)/限定的再生能力(暴力値+5%)/強靭(暴力値+10%)/超能力者(賢さ+15%,コミュ力+10%,暴力値+5%)/遺伝子強化戦士(基礎暴力値+10,暴力値補正+5%)/発芽性生体鉱物装甲(GS消費量-5%,基礎暴力値+10)/宇宙怪獣(基礎暴力値+15,暴力値補正+10%,GS消費量-25%,対放射線完全耐性)

・アイテム
魔力追跡装置(充電式携帯可搬型対象指定仕様)
ゲノムオーグメンタⅢ
初期改良型薬液(使用不可)
新型薬液
高速電動バイク
未使用のグリーフシード×1

・全体補正:暴力+61+86%/GS消費量-0.1-55%/奮闘度がゾロ目かつ50以上のとき基礎暴力値1.5倍
ポータブルガンランチャー:暴力値+50%
クリスタル武具:基礎暴力値+15,GS消費-5%/ガンマ線レーザー砲:基礎暴力値+15
龍鱗装甲:GS消費-30%/PSIシールド:GS消費-15%,基礎GS消費-0.1,基礎暴力値+5(超能力者のみ)
亜空間ドライブ:暴力値+10%,GS消費量-5%/跳躍戦闘:奮闘度がゾロ目、かつ50以上のとき空間跳躍を活かして一時的に基礎暴力値が1.5倍
シナプス反復訓練Ⅰ:基礎暴力値+1,暴力値補正+1%
スカージミサイル:基礎暴力値+25,暴力値補正+25%

>そういえば前回は記念すべき123回目だったんですよ！
な
そ

さて、前回と前々回はあんこちゃん/佐倉さんをどうにか打ち倒した私/わたしが引き留められ、説得する前に気を失った彼女の熱意を受けて『「わたしたち」を殺すのではなく止めて助ける』という方向へ計画の変更をしたあと
別ルートで先行して『わたしたち』と対峙していた逸郎個体や「」ちゃんたちが苦戦する中、突然現れて

>「『そこまでだ、ショッカー！！』」
>「『お前の悪の企みは、私/わたしが止める！！』」
>「『ライダー……』」
>1.「『変……身！！』」
と叫んだところで終わりました
今回はこの続き……ではなく、少し前から再開です！

中枢へ突入する少し前、わたし/観測者ちゃんはほむらちゃん/私にレクチャーをしていました
「よし、じゃあもう一回やってみよう！/は、はいっ！」
頷いた私/ほむらちゃんは脚を肩幅より広く開き、少し膝を曲げてどっしりと構えて
「ライダー……」
左ひじを曲げて左手は握りしめ、右腕は薬液の入ったデバイスを持ったままひじを伸ばし、左肩より少し外に手首が出るようなポーズをとり、
「変……」
それ以上右手を身体に近づけることも遠ざけることもせず。そのまま肩を軸に自分から見て時計回りに動かして、12時の位置を越えたところからは肘の先を地面と垂直にしたままひじが4時あたりまで来たところで止めて
「身！！」
薬液のデバイスのスキャナに親指を当てて、腰のゲノムオーグメンタに差し込む……フリをする

「よし、完璧！/ふぅ……よかったぁ」
観測者ちゃん/わたしのOKが出たので一瞬気が緩みますが、ここは敵の敷地。魔女の結界と同じです。すぐに気を引き締めて、頬を叩いて集中します
「じゃあ、行きましょう！」

そうして中枢へ突入すると
「ハァ、ハァ、ほむらちゃんの救出作戦に便乗して突入するの、失敗だったかもしれませんね」
少し下の方に、私/ほむらちゃんが出会った観測者ちゃんと似た姿が。そしてその近くには私がデポで出会った魔法少女や、私の知らない魔法少女が
「そろそろ降参してください。わたしたちだって、みんなを傷つけたいわけじゃないんです」
その周りを取り囲むのはバイザーの敵/新型戦闘個体、それらを率いて話しているのは『わたしたち』の代弁をする相変異型戦闘個体でしょうか
「そんな、もう始まってたなんて/いえ、まだ手遅れではありません。さぁ、わたしと声を合わせて……！」

「『そこまでだ、ショッカー！！』」

ふりなのか

私/ほむらちゃんの身体で出せる全力の大声を張り上げて、注意を引く
『Genome Augmenter!』
ゲノムオーグメンタを取り出し、腰に装着して
「『お前の悪の企みは』」
薬液デバイスを持った右手で、相変異型戦闘個体を……『わたしたち』を指しながら宣言する
「『私/わたしが止める！！』」
指す対象を私/わたしに移して、どうしてもしてしまう緊張を、自信と決意の表れに見えるように演技しながら
「『ライダー……』」
二人で練習したポーズを、小さい子供がするような変身ヒーローの真似を
「『変……身！！』」
大真面目に、真剣に、恥も躊躇いも捨てて全力で演技する

薬液デバイスのスキャナが押し当てた私/ほむらちゃんの親指の指紋と魔力を検知、
『Authorized!』
承認してセーフティを解除。カバーが開いて使用可能になったそれを、ゲノムオーグメンタⅢの右側、シリンジの装填口に差し込む

1,2.『Trilogy!』
3,4.『Burning! Skelton! Grass Hopper!』
5,6.『Rider!』
7.!?
dice1d7=5 (5)

どストレート

ライダーオーソライズキー！？

読み取り音声が読み上げるのは、わたし/観測者ちゃんが幼いころに憧れたヒーローと同じ語
それはつまり、目の前の『わたしたち』もまた、かつて憧れていた存在ということで……
『Burning Soul! Skelton Mail! Grass Hopper's Ability!!!』
全身から発火しながら筋肉の構造や組成が変化して
その周囲を骨と似たような、しかし頑丈な鎧が包み
さらにその外側を昆虫の甲殻と似た生体素材が覆い

1.『Kamen Rider!!!』
2.『仮面ライダー！』
dice1d2=2 (2)

1ほど無骨/100ほどヒロイック
50に近いと……
dice1d100=63 (63)

これはどうなるの

大体ストロンガーくらいのバランスか？

よくみると、身体各部のデザインはより洗練されてスタイリッシュになってはいる。腰のデバイス……否、変身ベルトも現代風な、いわゆる『ヒーローらしい』デザインになってはいる
しかし、その姿は

「ほむらちゃん、それ……」
「まさか……しかしなぜ」
『わたしたち』も、マッポちゃんも。その姿は非常によく知っていて、だからこそ困惑した

赤いスカーフのように見える炎、骨であることを感じさせないよく動く鎧、そして明るい緑に輝く頭殻と赤く光る大きな眼
その姿は、明らかに『原点』もしくは『原典』たる存在にそっくりだった

全ての始まりか

・状態追加
　私+わたし/ほむらちゃん+観測者ちゃん
『仮面ライダー』:基礎暴力値×5,奮闘度+25%

というところで、あんまりダイス振ってませんが赤字なので今日はここまで！
また次回お会いしましょう、それでは！！

お疲れ様