毎日徐々に帰りが遅くなっていますがワタシは元気です
前回は他の人間が割り込む隙間がない灯ねむイベントChristmas stringが選ばれたところでした
二部二章から三章くらいの間の話です
里見メディカルセンタ―内の灯花の私室には実はねむが灯花に頼んで自分の本を置いています（背景スチルは下段のラックはPCでぎっしり、上の棚はクマのぬいぐるみで埋まっておりどこにあるのかはわかりません）
その蔵書の整理を行っていたところ、棚からとある本を見つけ…というイベントですね
はい。このイベントですね、実はまったく割り込む隙間がありません
徹頭徹尾灯ねむ二人のイベントとして完結しています
なのでいいですよねちょい役で

1.復刻開催時に終盤の展開が予告なしで変化したらしい
2.柊さんは脚も動かないそうですしお手伝いしますよ
dice1d2=1 (1)

はい
そうですね……最後、すべてを終えて帰ってきた二人のところにういさんがやってきます
ういさんは二人がたまたまいると聞いて、その様子を見に来たんですね
季節外れのクリスマスカードを書くから、今度付き合ってほしい、なんて約束をして、そのままスチルが入って終了…というところで会話が分岐します

とりあえず……天音姉妹と…みふゆと…アリナと、ついでに後輩さんと…あと「」に送らないとね

1.……灯花ちゃん、悪ふざけはよくないよ
2.えー？「」さんって…あの時女一族の人だよね？
3.…………君という奴は、今の一件を解決してまず思うことがそれなのかい？
dice1d3=3 (3)

>なのでいいですよねちょい役で
「」ふゆさんカプ固定過激派だから間に挟まったらアサルトパラノイアされそうなの

>3.…………君という奴は、今の一件を解決してまず思うことがそれなのかい？
ｷﾃﾙ

やや責めるような視線に灯花は狼狽します
「」の名前を出しただけでそれです。なんならういさんも困ったような、怒ったような顔をしています

ちょ、ちょっと…どうしちゃったの？わたくしはただ普段お世話になっているから手紙を…
…忘れちゃったの？
今ならここから外に出さないこともできる。いいかい、思い出すんだ

1.彼女は僕らが呼んだワルプルギスの夜のせいで
2.たった一人で絶交階段に立ち向かって
3.「」は以前に万年桜のウワサさんが……
dice1d3=2 (2)

そうでしたね、「」は友情のゆの字も持たない状態で悪鬼と勘違いして絶交階段に立ち向かいソウルジェムを割られてしまったんでした

忘れたのかい？その件で僕らと時女一族の仲は最悪じゃないか
そうだよ…二木の人達とも仲は良くないみたいだけど、ユニオンはずっと攻撃されてるのに…

灯花はまず自分の耳を疑い、ついで私室を疑い、そして魔力探知を行って、病院の外に数人の、見知った、しかし敵意に満ちた魔力を感じます

…ウソでしょ？どこで…？

1.誰かさんのように即行動して整理した戸棚を漁る灯花
2.ねむ！（ﾊﾞｼｨ
3.今の自分がおかしい気がしてきた
dice1d3=2 (2)

早すぎる

さっきまで話してたことを忘れたのはどっち！？

灯花はねむをいきなりビンタし、ういさんが狼狽してそれを止めます

1.……嘘だろう？まさかどこかでパラドクスが起こったとでも？
2.ちょっと…灯花ちゃんやめて！
3.最悪の気分だ！いきなり気分を害して手を挙げるなんてどうかしている！発言共々反省してくれないか！
dice1d3=3 (3)

急にキレる灯花ちゃん勢い良すぎる…まるで誰かさんみたいに…

ねむは怒って車いすを回して私室を出ていき、ういさんも困ってからそれを追いかけます
私室に一人取り残された灯花は明らかにおかしくなった事態に困惑しながらも、恐らく変わった自分もつけているであろう記録を調べることでしょう
しかしなんど調べてもおかしいことを言っているのは灯花の方です

1.嘘でしょ……みかづき荘が半壊してる……
2.ネオマギウスが時女とプロミストブラッドに追い込まれて生存者ゼロ…！？
3.お姉様が……
dice1d3=1 (1)

>2.ネオマギウスが時女とプロミストブラッドに追い込まれて生存者ゼロ…！？
出なかったけど家族を失った本家が勢力ごと修羅に落ちてる…

みかづき荘が破壊されて…深月フェリシアが記憶を呼び覚まされ…？二葉さなは書面の不備を突かれて実家に戻され……七海やちよは魔法少女としての活動を露見させられて職を失い…？

なぜか灯花は自分たちが他の全勢力に対して有利な状況だったと記憶しているようですが、スマホからサーバにアクセスして読む記録はそのすべてと合致しません

1.戸棚にもう一度蘇る白紙の本
2.自分の腕に腕輪がないことに気づいた
3.だんだんこの記憶が間違いではと思えてきた
dice1d3=2 (2)

その瞬間灯花の脳内にはなかった記憶が蘇ります
裁判では同じく変身禁止刑となりましたが、その後の情勢と浄化システムのために必要な人材であること、活動に悪さをする兆候が見られないことから多少の悶着の後自身の変身禁止令が解除されていたのです
しかしなぜこんな大事なことを思い出せなかったのかと考え、しかし記憶と矛盾することに灯花は首を振ります
指し示す全ての状況が自身の記憶こそが正しくないという状況で、恐らくすべてを解決する鍵が本にあると踏んだ灯花は行動を開始します
変身後の姿がまだ普段の魔法少女服ではなくクリスマスの守護者のそれであることに安堵しつつ苛立ち、戸棚を見回してやはり本がないことを確認すると、

1.あの本は絶対に近場に出て来るはず
2.今この場にないならどこ……？
3.絶交階段のあった場所に行こう……
dice1d3=2 (2)

「」と思い出の場所に…？

わたくしとねむの見てきた過去と未来に「」の姿はなかった…

そうですね。Christmas stringは原作通り進行し、少年少女のすれ違いは修復され、30年以上後の未来の幸福を二人は見てきました

1.過去がなにかで壊れたなら、もしかしてさっきまでのことも全部無駄になってる…？
2.一人で外に出ないことって書いてあるけど、この世界のわたくしはずいぶん消極的なんだね
3.ふと変身中は浮いている状態なことに気が付いた
dice1d3=1 (1)

>2.一人で外に出ないことって書いてあるけど、この世界のわたくしはずいぶん消極的なんだね
そりゃ襲撃されるだろうし…

それを確かめるためには走って探すほかありません
変身禁止令が解かれたことで自身の身体能力が飛躍的に上がっていることを自覚した灯花は、私室から出て非常階段から傘を広げて飛び降り、スマホで場所を調べて夏目書房へと向かいます

1.少年が手にするはずだった本は古書店に残ったままだった
2.本は存在していなかった。ちゃんとクリスマスの守護者について話しながら急いで店を出る親子をかこの父親は記憶していた
3.夏目書房？ああ…一回放火されてそれ以来…家族もどこに行ってしまったのか
dice1d3=3 (3)
（書き込みナンバーが奇数ゾロ目の時時女一族が、偶数ゾロ目の時プロミストブラッドに襲撃される）

あれ…？そもそもヤクザクランが…？

夏目書房はそもそも存在すらしていませんでした

1.鏡の破片を見つける
2.切り裂かれたページを見つける
3.緑色のソウルジェムの破片を見つける
dice1d3=3 (3)

ああ…

何やらすごいことになってるな…

魔女をけしかけて契約させたら死んでしまいました
あーあ宗家様のせいです

そのソウルジェムが一体誰の物でいつからそこにあるのかはわかりませんでしたが、どうも根本的な部分でまずいことになっていることに気が付いた灯花は事態を把握すべく街を駆けます

dice1d100=38 (38)
（奇数ゾロ目の時時女一族が、偶数ゾロ目の時プロミストブラッドに襲撃される。どちらにも属さない出目の時、襲撃される）

焼け跡を走り、記憶より荒れた街を抜け、路地裏を越えてクレセントハウスに向かう灯花です

あそこにならもっと詳細な記録があるはず！

そう思う灯花の前に、魔力反応のそこまで強くない魔女結界が現れ、そしてそのまま呑み込みます

急いでるんだけどー！！？

1.この神浜では珍しくない使い魔だ
2.ラッパを持った見慣れない魔女だ
3.ラッパを吹きながら空に浮いている…
lock.黄金の彫像だ
dice1d3=2 (2)

確定襲撃じゃん！

象徴かな

……たまにいる使い魔……の本体？マギウスの頃もよく羽根が素材を持ち帰ってたけど……

今自分の目の前にいる何かに怖気を覚えながら、本当に久しぶりに傘を広げ、魔法少女としての力を振るいます

dice2d100=54 93 (147)
（左が灯花+110　右が？？の魔女/10^25+70）

とんでもない補正だ…

よく見かける使い魔はその落とす素材の価値と弱さからよく標的にされていますが、そもそも本体がどこにいるのかがわからないとされてきました
今目の前に突然現れたその魔女は、油断していた灯花の炎を掻い潜りそのソウルジェムを狙って突撃を行いますが、多少油断した程度でどうにかなる火力を灯花はしていません
恐らくコアだろうとアタリをつけた体の中心の星に向けて魔力を集中させると、一瞬にして集約させた熱量が星を焼き切ることでしょう

わたくしの見上げたい星はそれではなーい！

情勢の悪化からグリーフシードを保持しておきたい灯花は結界の跡を探りますが

1.逃げ出そうとしている使い魔が見覚えのある本を持っていることに気が付いた
2.首尾よくグリーフシードは見つけた
3.なにもない
dice1d3=1 (1)

流石天才目星も高い

灯花はその使い魔に狙いを定め、複数回の小爆発を起こすと爆風に乗せて本を自分の元へ飛ばして確保します
本を奪い取ろうと使い魔もまた襲い来ますが、雑兵が集まった時に勝ち目がないのがこの里見灯花という魔法少女です
指先に熱量を集めるとそれを煌かせ、天に向かって突き立てます
指先から乱射されたレーザーが周りにいる使い魔を焼き払い、それと同時に結界が消失します

……なんで……？

今その場で本を開きたくなる衝動に駆られた灯花ですが、先ほど本を閉じたときに自分たちが眠っていたことを思い出し、そのまま走ってクレセントハウスの内部へと駆けこむことでしょう
記憶より複数回認証が増えた、まるで数の盾で突破までの時間を稼ぐような防備を抜けて、自分が知っている内部より物々しく、光彩を上から取り入れずシャッターで閉じられた誰もいない部屋を抜けて、地下のコンピュータを起動して

1.時間がないのですぐ本を開く
2.少しだけこの世界の記録を漁る
dice1d3=1 (1)

迷いなく即決

余裕があっても曲がらないのはとっても良い

20xx年……xx月…

1.見つけた…！やっぱり絶交階段がやられた日！
2.……あれ……？また変わってる…？
3.……？　覚えがない日……？
dice1d3=3 (3)

まさか「」もいないある意味本来の…？

輝きを放つ本は灯花を過去へと誘います
絶交階段が倒された日でも、万年桜の前で「」が負けた日でもなく、

1.はい、ここまででいいわよ。まったく悪あがきにもほどというものがあるわ
2.約二年前の話
dice1d2=1 (1)

何が始まるんでしゅかあ？

えっ

灯花ちゃんが闇本家に襲撃されたのかそれとも里の頃の「」が…？

真っ白な空間と白紙の未来が重なって、光の向こうに金の装飾に彩られた青い髪の魔法少女が浮いています
灯花はそれをたった今知っていたことになりました

魔法少女のヒストリア……

目の前の誰かの輪郭は後光のせいで確認することができません
ですが何か絶望的な問題が解決されたことを悟った灯花は一息ついて結果を待ちます
本を開くところまでで仕事を終えたのであれば、この本はその結果を示してくるのを今までの経験則で知っていました
「ヒストリア」が何もしゃべらず消えて行ったあと、再び本が光を放って、

1.今からそう変わらない時期
2.少しだけ先の未来
dice1d2=2 (2)

アイエッ！？ヤチヨ=サン！？ヤチヨ=サンナンデ！？

伝説の…超魔法少女…

今の事象がなんだったのか、とかはまるでわかりませんでしたが、それよりも元の歴史が修復されたのかが灯花の関心事でした
だからこれによって見せられるのがほんの少し先の未来であることを怪訝に思いつつも、見届けるまでどうせ帰れないのだとふわふわ浮きながらそれを見つめます

1.水徳寺だ
2.リリアンナの寮だ
3.夜で場所がわからないが、血の匂いがあちこちからして人がたくさん倒れている
dice1d3=1 (1)

なんなのからしらね…今のは…

むふ…本来の時系列であれば僕らが現世からサヨナラしてる時期じゃないかな？

3が怖すぎる！何なんだ3の未来は！？

やがて灯花は、見知った顔をそこに見つけてふと安堵します
今の行動によって特に問題なくパラドクスは修復され、そこには「」がいました
灯花は「」を正面から見られる方向におり、だから「」と向かい合っているその妹…静香さんの表情を窺い知ることができません

……雰囲気がくらいけど、わたくし達はクリスマスの守護者だから絆を紡ぐ役割があるんだよね。だったらこれも二人が仲良くなれるってことなのかな……？

そして静香さんが口を開いて、

──え？

>むふ…本来の時系列であれば僕らが現世からサヨナラしてる時期じゃないかな？
原作みたいにこのレコードがなるかは分からないし…

誰？とかは勘弁してくれ…

再び目を覚ますと、今度こそ灯花は私室に戻っていました
先ほどビンタしたりしたのはなかったことになっているらしく、徐々になんの会話をしていたのか思い出します
クリスマスカードを買いに行こう。そんな約束でした
やがてねむが私室を去って、ういさんもそれを追います
灯花はちょっと作業があるから、と一人そこに残り、そして今聞いた会話の内容を吟味して、

なんですかちゃるの手羽先は回避出来ないって言うんですか

Turning Point！

1-4.「」はわたくしと同じく賭けるべきときに命を賭けることができる。すべきことのために全力を使うことができる。だから話す
5.たとえタイムパラドクスが起こすことになってもあの未来を確定させるわけにはいかない。阻止する
dice1d5=2 (2)
（タイムパラドクスに関する問題を意識したばかりな上、自分には30年以上後の子供の未来まで乗っかっているので確率低め）

信頼度が高い

>なんですかちゃるの手羽先は回避出来ないって言うんですか
ヒィィィ…もうやめましょう姫様…
ミユも足を切り落とされたりしたくはありませぇん…

あまりにも残酷な未来が待ち受けていることを知った灯花は、それを伝えるべく「」を呼び出します
それは見た未来の中の「」が毅然とした表情を保ったままだったからでした
いつの間にか強い信用を置くようになっていることを自分でも驚きつつも、灯花はなんとなく納得していました

いい、落ち着いて聞いてね？
なんですか藪から棒に
────、───────────。
……はい？

「」の反応
1.変わらなかった。能面のように表情が張り付いている
2.泣きそうな、それでも笑みを浮かべた表情だった
3.なんとなくそうなる気がしていた、という諦めの表情だった
4.先に泣いておくことにします
dice1d4=4 (4)

初めてかもしれないな…

遂に姉上が崩れたか…

静香も呼んで泣いてるの見せるか…

思ったより深刻じゃなかった！

必要なのですね？
うん
どうしても必要なのですね？
うん…
わかりました

淡々とそう言って、それから近場の椅子に腰かけて、「」はただただ静かに涙を流していました
自分の先生が亡くなったときの激情に駆られた涙ではなく、納得の末にその選択を受け入れるだろうことを自分でも理解した涙でした

灯花は

1.なにもしない。わたくしにはする権利がない。部屋を出る
2.ただそばにいることにした
3.以前悲しかった時にお姉様にそうしてもらったように寄り添うことにした
dice1d3=3 (3)

ｷﾃﾙ…

大きい存在になっていくな…

灯花は何も言いませんでした。これからの未来のためにその選択をさせる自分に何かを言う権利はないことを知っているからです。その代わりにそばにいました。それくらいしかできることがなかったからなのです……
そしてその上で灯花は、この選択が良いものになるようにしなければならない、とそう思うのです
クリスマスの守護者としてあの未来を視たのなら、そうでなければならないのだと、そう思うのです
ねむはいなくて、わたくしだけが見たのなら、と強く思うのです

次回三章アナザー/アナザーです
それでは今日はこのあたりで　お疲れさまでした

これのおかげで心の痛みが和らいでくれればいいが…

お疲れ様

まだイベント見たいの…！！

お疲れ様！
すーたんにやったみたいにすればいいんだよニンジャさん…それができりゃ苦労はしないんだが…

周年までの期限があるから仕方ないとはいえ見れるならイベント全部見たい…

今回で辿るルートが固定されました
恣意的な選択肢やこの未来視で後二回選択肢が固定される個所があります
ご了承ください

コワイ！

すごくキテるけどこれは恋愛じゃなく信頼だと思う
ただかなり重い

ここで覚悟できたからネギ臭くなるルートは外れたのかな…