二次元裏@ふたば

画像ファイル名:1733745532081.jpg-(70502 B)
70502 B24/12/09(月)20:58:52No.1261156947+ 22:14頃消えます
 三基の巨大な機動砲台を従えた純白のモビルスーツが、戦場に降り立つ。
「お前も自分の価値を証明してみせろ!」
 メインパイロットであるオルフェは、後方に座るサブパイロットのイングリットを叱咤する。
「……分かりました」
「出るぞ!」
 純白のモビルスーツーーブラックナイトスコード・カルラは、機動砲台――ジグラートの上に悠然と立ちながら、シュラと交戦するフリーダムの元へ向かった。
このスレは古いので、もうすぐ消えます。
124/12/09(月)20:59:02No.1261157027+
「でやあぁあぁぁっ!!」
 フレイのストライク・フオはプラウドディフェンダーの横を高速で随伴しながら、ビームライフルショーティーで敵のジンを撃ち落としていく。
『あまり無駄撃ちするなフレイ!』
 同じく随行するアスランが、フレイに注意を促す。
「分かってる……っ!」
 目の前に、ライフルの弾幕を切り抜けたジンが迫る。
「チッ!」
 フレイは舌打ちと共に、リアスカートに装備していたビームサーベルを引き抜く。
 思わぬ場所から抜刀されたサーベルに敵は対処出来ず、そのまま一撃で真っ二つにされる。フレイは忌々しげにサーベルをしまうと、顔を顰める。
(キラも、一佐も、アスランも……みんな、ずっとこんな怖い事を……!)
224/12/09(月)20:59:17No.1261157128そうだねx1
「降伏しろ、中佐! 無駄に兵を殺すな!」
 一方イザークは、なおも粘り強くジャガンナートを説得しようとしていた。
『なぜ旧世界の住人に与する!? このままでは何も変わらんのだ! 一部の者が富み、理不尽や非道が専横する世界は!』
「……っ、時代錯誤の馬鹿者どもがッ!」
『もう無理だイザーク! 説得に応じるくらいなら、こんなことしねえだろ!』
「……くそっ!!」
 ディアッカの意見を聞いたイザークは、ミーティアをパージし高機動戦闘に移行する。
324/12/09(月)21:00:00No.1261157411+
 月面では、キラのフリーダムとシュラのシヴァの熾烈な戦いが続いていた。
 そこに、第三のモビルスーツが現れる。そのモビルスーツーーカルラは、バックパックのウィングから多数のドラグーンを展開し、ビームの弾幕を張る。
 キラも負けじとドラグーンを展開し、互いにビームを撃ち合う。しかし、フェムテク装甲を持つ敵のドラグーンには有効打となり得ず、逆にこちらのドラグーンが撃ち落される。
『哀れな奴!』
「何がっ!?」
『旧式のモビルスーツで我らに挑むとはな!』
「……モビルスーツの性能で強さが決まるわけじゃない!」
『そうとも……だから我らに劣る貴様が勝つことはない!』
424/12/09(月)21:00:16No.1261157508+
 シヴァとカルラの同時攻撃を何とかしのぐが、それでも機動兵装ウィングの一部を切り落とされる。そのままバランスを崩し月面に落下しかけるが、何とか体勢を立て直す。ビームの砲撃をドラグーンバリアで防ぎつつ、間を立て直す。
 しかし、間髪入れずジグラート3機から多数のミサイルが発射される。キラは残った砲門でフルバーストを放ち迎撃するも、撃ち漏らした残りが襲い来る。
「だけど僕にも武器がある!」
『ほう、何だそれは?』
「フレイと、ラクスと……みんなの愛だ!!」
 残りのミサイルをレールガンとドラグーンバリアで防ぎつつ、キラは叫ぶ。
『ふざけるなぁぁぁぁっ!』
 オルフェは咆哮しながら攻撃の手を更に強める。
『汚らわしい! 貴様のようなゴミがラクスの名を口にするなど、百万回殺してもその罪は消えぬ!』
 猛攻に再びシヴァも加わる。凄まじい高速機動により、核エンジンからのエネルギー供給が追い付かずエネルギー残量がレッドゾーンに入る。更に、シヴァの斬撃により腹部のトヴァシュトリ超高インパルス砲が破損する。
「ぐっ!!」
524/12/09(月)21:00:40No.1261157681+
 その頃、ギャンと激闘を繰り広げていたインパルスはフェイズシフトダウンを起こしていた。
「あっ、シン!」
 ルナマリアは無茶を承知でシンを呼びつつ、損傷した上半身をソードシルエットごとパージすると、後方から飛来した新たなチェストフライヤー及びシルエットと合体する。
『ルナーっ!!』
「シンっ!」
 駆け付けたデスティニーと手を合わせ、相対速度を合わせる。
『デュートリオンビーム、照射!』
 デスティニーの額から、細いエネルギーの筋が放たれる。インパルスの額に吸い込まれたそれは、瞬く間にインパルスのバッテリーを全快させる。
 インパルス本体のVPS装甲の色は、鮮やかな赤紫色に。
 シルエットからはエクスカリバーとビーム砲が二本づつとーー恋人の愛機によく似た翼が生えていた。
624/12/09(月)21:01:05No.1261157848+
 チャージが終わった直後、二機に向けてルドラ四機がビームを放つ。二機は早急に距離を取りそれらを躱す。
『ちっ、しぶとい……リュー、ダニエル!』
『ああ!』
『終わりだ、腰巾着……!』
 デスティニーは、再びルドラと戦闘を開始する。
 インパルスもまた、アグネスのギャンと戦闘を再開する。アグネスは、インパルスが装着したシルエットを見て目を剝く。
『デスティニーインパルス……! フン、あの山猿とお揃いって訳? 見せつけてくれるじゃない!』
 アグネスのギャンは腰から抜いたフェロセカーレビームサーベルでインパルスに斬りかかる。インパルスも背中の翼ーーヴォワチュール・リュミエールを展開しつつ、前腕から引き抜いたフラッシュエッジとビームシールドで切り結ぶ。
724/12/09(月)21:01:18No.1261157943+
(くっ、やっぱりエネルギー消費が激しいわね!)
 先ほどデュートリオンビームを受けたばかりなのに、エネルギー残量がみるみる減っていく様にルナマリアは驚きを隠せなかった。
 元より燃費の悪さ故にインパルスをベースにした開発が中止され、核動力を前提にした完全新造のデスティニーに計画が切り換えられた経緯を持つ形態。バッテリーはアップデートされたものの、その欠点が完全に解消されたとは言い難かった。
『その形態の弱点は知ってるわよ! いつまでエネルギーが持つかしらね!?』
「はっ、分かってるわよ! だから勿論、短期決戦あるのみっ!」
『チッ、ほざくなっ!!』
824/12/09(月)21:01:38No.1261158113+
 カルラは、なおもストライクフリーダムへの猛攻を続ける。
「なぜおまえが邪魔をする!? 何もできない失敗作のおまえが!」
 カルラのドラグーンにより、フリーダムのバックパックが損傷する。
「生まれてくるべきではなかったのだ! なのにのうのうと生きて愛されている! そんな資格もないくせにぃ!」
「……愛されることに資格なんて必要ない!」
「ならばその愛をよこせ! 彼女は私の物になるはずだったのだ!――それを貴様がっ!」
 メサイアの壁面に叩きつけられたフリーダムのエネルギーがとうとう尽きる。フェイズシフトがダウンし、キラは無防備そのものとなる。
『終わりだ、フリーダム!!』
 フリーダムの目の前にシヴァが降り立つ。胸部装甲を展開し、ニードルを射出しようとする。
「くっ!」
 その時だった。
『キラーっ!!』
 上空から高速で赤いMSが飛来する。アスランのズゴックだった。
 ズゴックはフリーダムの前に立つと、シヴァから射出されたニードルを一
924/12/09(月)21:01:54No.1261158226+
身に受ける。
「アスラン!」
『くっ……』
 全身針まみれとなったズゴックの装甲はいとも簡単に砕ける。しかし、閃光と共にズゴックの内側から一機のMSが現れる。
『あれは……ジャスティス!?』
 前大戦の英雄、∞(インフィニット)ジャスティスだった。ジャスティスはフェイズシフトと全身のビームサーベルを展開すると、シヴァに切りかかる。
『キラっ!!』
 そこに、もう一つの声が響く。
「ラクス!?」
『ドッキングを!』
 キラは、後方から飛来するプラウドディフェンダーを確認する。あれにラクスが乗っていることを理解したキラは、すぐさま破損した機動兵装ウィングを切り離し、ドッキング準備に入る。
『相対速度プラス1.2、軸線修正プラス3、接続!』
『エンゲージ!!』
 ハインラインのアシストと、ラクスの掛け声とともにディフェンダーがフリーダムの背に装着される。
『DOCKING COMPLETE』
1024/12/09(月)21:02:13No.1261158355+
「止めを刺す! フリーダムに全弾叩き込め!」
 オルフェは、イングリッドに指示を飛ばす。イングリットは黙々とジグラートの目標を設定する。
 その瞬間。
 ジグラートの一基が、後方から放たれた砲撃により撃ち抜かれ轟沈する。
「……よし」
 遥か後方からフレイのストライク・フオは電磁加農砲を構えつつ、次に狙いを定める。
「ライトニングストライカー……遠距離狙撃用の実弾装備か!!?」
 ライトニングストライカー。
 大容量のパワーパックによる稼働時間の延長及び、高精度センサーと電磁加農砲(レールガン)による超遠距離狙撃をコンセプトとしたストライカーパック。
 考えうる中でも、ブラックナイトスコード系列にとって最も相性が悪い装備の一つだった。
1124/12/09(月)21:02:25No.1261158436+
「っ、だが一基墜としたところで! 放て!」
 オルフェの号令と共に、残りのジグラート二基はビームとミサイルをフリーダムに叩き込む。
『ふっ……』
 大火力の直撃に、勝ち誇るオルフェとシュラ。
 しかし。
 爆炎が晴れた直後に現れたのは、白金に輝く翼と、虹色に輝くオーラのようなものに包まれたフリーダムだった。その頭部の傍らには、ラクスも居る。
「何っ!?」
1224/12/09(月)21:02:44No.1261158567+
 コックピット上方から、キラの元にラクスが降り立つ。
「ラクス、どうして……」
「わたくしと、フレイさんの意志はいつも貴方と共に在ります。幾久しく、よろしくお願いしますわ」
「フレイも、ここに……?」
「はい」
 ここまでされてしまっては、キラも最早文句を言う気は起きなかった。
「……分かった。行くよ」
「ええ」
 ラクスは、横のサブシートに身を置く。
『そうまでして私を拒むか……』
 オルフェは震える声で告げる。
1324/12/09(月)21:03:05No.1261158722+
「僕はもう迷わない。戦い続ける。僕が愛し、僕を愛してくれる人たちと……これから生まれてくる全ての命の為に」
 キラは、毅然とした声で宣言する。
『一度ならず二度までも否定するというのか? デュランダル議長や我らの示す争いのない世界を……』
「人が居る限り争いがなくなることはない……何故なら、人が生きるという事は、それ自体が戦いだからだ!」
「そうか……なら、貴様等の戦いはここで終わりだぁっ!」
 オルフェは、カルラの機動兵装ウィングを再度展開する。
 残り二基のジグラートもまた、再びありったけの火力をフリーダムに向ける。しかし、それらはフリーダムが纏うオーラのようなものに阻まれ、一発も直撃しない。
 己の中の『種』を解放したラクスは、機体のマルチロックオンシステムを起動させる。
「これはわたくしが」
 フリーダムの周囲のドラグーン、ミサイル、敵艦、計数百が次々にロックオンされていく。
 直後、プラウドディフェンダーの羽から電撃のようなものが迸る。
 瞬間、ドラグーンと敵艦隊はその悉くが機能を停止し、ミサイルは全てが誘爆した。
1424/12/09(月)21:03:21No.1261158828+
小説のコピペでもしてるのかと思ったらなんか出てきた…
1524/12/09(月)21:03:24No.1261158843+
『何だあの武器は!?』
 目を疑うような光景に、オルフェとイングリットは少なからぬ恐怖を覚える。
 続けてラクスは、遥か遠方に居るフレイに意識を飛ばす。
(フレイさん!)
(ら、ラクス!? 一体何!? どうなってるの!?)
(詳しい話は後です。今からわたくしと貴女の感覚をリンクさせますから、メサイアの背後に隠れている機動砲台の対処をお願いします!)
(……分かったわ!)
 フレイの目が一瞬、水色に変化する。
 それと同時に、フレイの中で「何か」が弾けた。
 その『何か』は彼女自身の物ではなかった。だが、彼女の中に存在する『もう一人』が、自身に大きな力を貸しているのを感じる。
 思考がクリアになり、何をするべきかが直感的に分かった。
 ーーフレイは戦闘宙域から十分距離を取ると、ストライカーの超遠距離狙撃システムを起動させる。
『SYSTEM LINKED』
1624/12/09(月)21:03:27No.1261158859+
スレッドを立てた人によって削除されました
ちんぽ〜〜〜〜〜〜!
1724/12/09(月)21:03:39No.1261158941+
 ディスプレイ表示と共に、バックパックから両肩部に張り出した高精度センサーが展開する。
 フレイは後頭部から狙撃用スコープを引き出し装着すると、愛する人達を襲わんとする機動砲台に狙いを定めた。
 三つのターゲットサイトが、一つに重なる。
 フレイは、無言で引き金を引いた。
 レールガンから放たれた強化徹甲尖頭弾は、正確無比にジグラート一基の胴体部を貫通した。内部のミサイルに誘爆し、ジグラートは宇宙の藻屑と化す。
「……これで二つ」
1824/12/09(月)21:03:52No.1261159029+
「何をしている!」
 ジグラート二基を失ったイングリッドをオルフェは詰る。
「……有効射程がデータより長い! オーブめ……!」
 ーーイングリッドは預かり知らぬ事であったが、ストライク・フオの装備しているライトニングストライカーは、アクタイオン社の改良により狙撃可能距離が大幅に伸びていた。
 その理論上の最大値は、宇宙空間で38万キロメートル。
 事実上、地球から月までの距離が有効射程だった。
 動揺している内に、最後のジグラートも墜とされる。
「……これで全部」
 フレイはそう呟くと、キラ達の援護をすべくカルラとシヴァに狙いを定めた。
1924/12/09(月)21:04:27No.1261159261+
「レクイエムの修理が終了しました。偏向リング、一次中継点へ移動中」
「準備が出来次第、オーブを撃て! 敵艦隊もろともな!」
 グルウェイグでは、半ば癇癪気味にアウラが命令を飛ばしていた。

(シンクロアタックだ! 行きますよ!)
(((了解!)))
 リューの掛け声に、グリフィン、リデラート、ダニエルが同調する。
 四人の意識が完全にシンクロし、彼らは複数の身体を操る一個の存在となる。
(闇に堕ちろ!)
 グリフィンが、シンの精神に干渉を試みる。
「うっ……!」
 頭の中を直接覗き込まれるような不快感がシンを襲う。しかし、シンの心の奥底から、一つの影が現れる。
2024/12/09(月)21:04:46No.1261159387+
(シンは、私が守る……!!)
 嘗てシンと心を通わせ、今も彼の心に住まう少女――ステラは、ブラックナイツ四人の前に現れると、牙を剥きだしたような恐ろしい怪物のような姿に変化し襲い掛かる。
「こいつの闇は……!」
「深すぎる……!」
 グリフィンとダニエルは、覗いてはいけないのものを覗いた恐ろしさに震える。
「うおぉぉぉぉぉぉっ!!!!」
 心の中に土足で踏み込まれた怒りにシンは絶叫しながら、デスティニーを最大限稼働させる。それに応えたデスティニーの関節が、赤銅色に輝く。
「奴が消えた!? 有り得ない!!」
 まるで瞬間移動のようなデスティニーの最大機動に、四人は翻弄される。しかし、シンはまだ全力を出し切っていない。
「……そんな寝ぼけた分身が、通用するかあああああぁっ!!」
「分身は……こうやるんだああああぁぁっ!!」
2124/12/09(月)21:05:13No.1261159568+
 途端に、デスティニーの姿が複数に分かれていく。10、20……更に増える。
 蝶の群れの如きデスティニーの大群が、ブラックナイツに襲い掛かる。
「何!?」
「えっ!?」
「知らないよ、こんな武器!」
 ブラックナイツが動揺する中、一つの分身の影から赤いゲルググが姿を現す。
「アイツらの、仇!!」
 ヒルダは、リデラートのルドラをマグヌスグラディウス 特斬槍で袈裟斬りにする。
「きゃああああ!」
「リデルーっ!」
「うわあぁぁぁ!!」
「いやだあああっ!!」
 リデラートの『死』の恐怖が、シンクロしていた他の三人に伝搬する。総崩れとなったところにデスティニーが襲い掛かる。
2224/12/09(月)21:05:25No.1261159653+
 多数の分身と共に、リューのルドラをアロンダイトが串刺しにする。
 投げつけられたフラッシュエッジにより損傷したグリフィンのルドラを、高エネルギービーム砲で撃ち抜く。
 高速で接近し、ダニエルのルドラに手の砲門――パルマフィオキーナを叩き込む。
 それらが終わった後――そこには、一機のデスティニーしか残っていなかった。

「私の子供達が! ああああぁぁ……」
 アウラは、人生を掛けた研究成果達が一瞬にして消え去ったことに深く慟哭する。
「っ、オーブもプラントも焼き払ってやる!」
 アウラは頭を抱えながら絶叫した。
2324/12/09(月)21:05:53No.1261159854+
「いっつもいっつも! 私ばっかり何でうまくいかないの!?」
「それ、本気で言ってる?」
 ルナマリアとアグネスはぶつかり合いながらも舌戦を続けていた。
「あんたなんか、好きでもないあんなチンクシャと付き合って、けっこう良い目見てるじゃない!」
「はぁ? 好きだけど? 悪い?」
 ルナマリアは顔を顰めつつシルエットからビーム砲を放つ。
「うっそ、好きなの!? あんな山猿!?」
 アグネスが本気で驚いた様子を見せる。
「大きなお世話! 好きじゃなくて何で付き合うのよ!」
「っ……私には、愛される価値があるのよ!」
 アグネスは絶叫すると、ビームサーベルを大振りにして切りかかる。
「隊長の3号にでもなりたきゃ勝手になさい! 私はちゃんと止めたからね!」
「3号……えっ?」
2424/12/09(月)21:05:57 ID:8yrI9aHcNo.1261159873+
スレッドを立てた人によって削除されました
誰にも求められてないものをみんなの広場で叫び続けるって狂人だよね
2524/12/09(月)21:06:07No.1261159939+
 アグネスはルナマリアの発言の意味するところが分からず、一瞬動きを止めてしまう。
 ルナマリアはその隙を突き、ギャンの四肢を両手のエクスカリバーでバラバラにする。
 更にすれ違いざまに、胸部バルカンとビーム砲でバックパックを破壊した。
「きゃあああああっ!?」
 アグネスは悲鳴を上げながら月面へ墜落していく。
「……やっぱりシンや隊長ほど上手くはやれないか」
 そう呟くと、ルナマリアはレクイエムへ向かった。
2624/12/09(月)21:07:00No.1261160293+
「タンホイザー、てーっ!!」
 ミレニアムから放たれた陽電子砲が、敵艦隊を薙ぎ払う。
「今よ! 両舷全速!」
 掃射によってできた隙間にミレニアムは突っ込んでいく。
「敵艦主砲射程、ブラボーマーク31から65!」
「目標、敵旗艦! ぶつけてでも墜とす!!」
 しかし、その背後から一艦のナスカ級が接近してくる。
「忘れはせんぞ……! 死者の流した血を、恨みを……忘れることなどぉぉっ!」
 ジャガンナートは譫言のように呟きながら、ミレニアムに砲撃を行いながら体当たりをしようとする。
 しかし、更にその後方から二機のMSが現れる。
「忘れてねえよ……」
 ディアッカはそう呟くと、バスターの一斉掃射によりナスカ級のエンジンを破壊する。
 前方に回ったイザークのデュエルは、右腕のランサーダートで艦橋を撃ち抜く。その一撃により、ジャガンナート以下クルーはあっけなく全滅する。
「だからこそ、こんなことはもう止めねばならんのだ……!」
 何の達成感もなくそう呟いたイザークは、軌道を離れ爆散するナスカ級を静かに見送った。
2724/12/09(月)21:07:14No.1261160387+
 月面でアスランのジャスティスとシュラのシヴァはなおも激戦を繰り広げていた。
「お前は強いな、アスラン・ザラ!」
 シュラは、人生で初めて敵に心から賛辞を贈った。
「だが、やはり俺の敵ではない!」
「くっ!」
 両者はしばらく打ち合った後、再び間合いを取る。
「勝つことが俺に与えられた役目。それが俺の存在する意味だ!」

「くっ、当たらない……!」
 離れた位置から、引き続きフレイはキラとアスランに援護射撃を行っていた。しかし、鈍重なジグラートと異なり高速戦闘を行うカルラとシヴァに、この距離から当てられるだけの腕前はフレイには無かった。モニターを確認すると、既に残弾は一発しか残っていなかった。
「……やるしかないか」
 フレイはスコープを後ろに下げると、月面に接近する。自分の腕で当てるには、十分に接近する必要があった。
 深呼吸をし、レールガンを再度構える。スコープではなく、敢えて目視で狙いを定める。
「……当たれええぇぇぇぇっ!!」
 フレイは叫びながら最後の一発を放つ。
2824/12/09(月)21:07:28No.1261160470+
 願いが届いたか、放たれた弾丸はシヴァの右肩関節部に直撃。カルラは右腕を丸々失い、その場で姿勢を崩す。
「なっ……!」
「でかした、フレイ!!」
 勿論、その隙を見逃すアスランではない。
 頭部のトサカからビームサーベルを発振させ、お辞儀をするようにシヴァを袈裟斬りにする。
「がっ……! 俺が、負ける……!?」
 そんな叫びを残し、シュラはシヴァと共に爆散した。
「はっ、使えないな……」
 アスランはそう吐き捨て、一息をついた。
2924/12/09(月)21:07:38No.1261160537+
「弾切れか……」
 アスランの勝利を確認したフレイは、ミレニアムに通信を飛ばす。
「ムッツリモノクル! 『二番』射出お願い!」
『『二番』? 許可できませんね、あれは……』
「キラが危ないの!」
『……っ、分かりました。絶対に死んではいけませんよ、ヤマト隊長と総裁の悲しむ顔は見たくありませんからね』
 ハインラインは早急に『二番』を射出すると通信を切る。
「誰がムッツリモノクルだ……!」
 ハインラインは一人悪態をついた。
3024/12/09(月)21:07:58No.1261160682+
「!! オルフェ、シュラが……!!」
「シュラ……! くそっ、虫ケラ共があぁぁぁっ!!」
 ルドラの四人に加え、シュラの死も感じ取ったオルフェは激昂する。
「オルフェ、イングリット、もう止めましょう……」
 そんな二人に、あくまでラクスは優しく語りかける。
「貴女は自分より劣っているからその男を選んだのだ! 劣った者たちに囲まれ、崇拝されるのがそんなに心地よいか!」
「っ……!」
「なんと身勝手で冷たい女だ! 馬鹿共が戦い続け、滅びようが、一向に構わぬということか! ……イングリッド、奴に精神干渉(マインドハック)を仕掛けろ!」
「わ、分かりました!」
 イングリッドは精神を集中し、キラの精神に入り込む。
3124/12/09(月)21:08:08No.1261160762+
(闇に堕ちなさい、キラ・ヤマト!)
 しかし。
(……パに手を出すなッ!!)
「なっ……きゃあっ!!」
「どうしたっ!?」
「お、追い出された……何かに……!」
「チッ!」
 オルフェは舌打ちをすると、対艦刀を抜いて切りかかる。
 キラもまた、バックパックから日本刀――『フツノミタマ』を抜き、ビームサーベルとの二刀流で切り結ぶ。
3224/12/09(月)21:08:29No.1261160912+
「シン!」
「レクイエムを破壊する!」
 合流したシンとルナマリアは、高速でレクイエムに向かう。
『ボウズ!』
「おっさん!」
『おっさんじゃない! お前の装備を受け取れ!』
 デスティニーはアカツキからゼウスシルエットを受け取り、装着する。
『ルナマリア、コイツを使え!』
 インパルスもまた、ディアッカからミーティアを受け取り装着する。
「行くぞルナ!」
「何時でも!」
 後方から∞ジャスティスも合流し、レクイエムに急行する。
3324/12/09(月)21:09:04No.1261161161+
「ミレニアム、接近!」
「ええい、撃ち落とせ! レクイエムはまだか!?」
 アウラが焦りながら命令を下す。
「発射まであと300秒!」
3424/12/09(月)21:09:16No.1261161239+
「突貫する! 艦首衝角『轟天』起動! 全砲門、近接装塡!」
 マリューの指示と共に、ミレニアム艦首の表面装甲が剥がれ、尖った衝角が現れる。
「総員、衝撃に備えて!」
「ああ〜ウィルー! 君を置いて死ぬ僕を許しておくれ〜!」
 アーサーは思わず泣きそうな顔で叫ぶ。
「情けない事言わないで下さい、元副長!」
 オペレーターの一人、ジェミー・トンプソンがアーサーを叱りつける。
 アーサーの叫びもどこ吹く風とばかりに、そのままミレニアムはグルヴェイグに突撃する。
「うわあ! あぁぁぁぁっ!」
 思わず逃げ出すアウラ。しかし、どこにも逃げ場はなかった。
 凄まじい衝撃と共に、グルヴェイグの左側面に風穴が空いた。
3524/12/09(月)21:09:35No.1261161363+
「命に優れている、劣っているはありません。誰もが誰かにとって、尊い存在です!」
「では何故私は愛されない!?」
「いいえ。必ず誰かが貴方を見ています。今ではなくても、未来にいる誰か……あまりに近すぎて気づかない誰かが!」
 ラクスはなおも辛抱強くオルフェを説得しようとするが、オルフェは効く耳を持たない。しかし、そこに第三のMSが乱入する。
「えぇーい!!」
 MSの手刀が、カルラの左腕を機動兵装ウィングごと切り落とした。
 カルラに背後から襲い掛かったのは、両腕を巨大化させたような異形のシルエットに変化したストライク・フオだった。
「ディバインストライカー!? オーブめ、こんなものまで……!」
 イングリッドは思わず悪態をつく。
 ディバインストライカー。
 基本はエールストライカー同様に推力を強化するパックだが、その真骨頂は変形することで巨大な「腕」になることにある。
 右腕用の複合兵装である『トリケロス改』とワンパッケージの装備として開発されており、近接戦闘に関して高い能力を持つ。
3624/12/09(月)21:09:52No.1261161489+
「まさか二対一が卑怯とは言わないわよね? さっきはそっちがそうだったんだから!」
「っ……どいつもこいつもっ!!」
 オルフェは激昂しながらなおも叫ぶ。
「人の愚かさゆえに我らは生まれた! 平和だ、平等だと口にしながら、他者に変わることを要求し、決して自ら変わろうとはしない!」
「そんなことはない!」
 キラが思わず叫ぶ。しかし、オルフェも尚叫び続ける。
「だから何時の時代も争いは絶えない! 恨みを忘れず! 破滅に瀕しているというのに、目先の損得や思い込みに取り憑かれ、足を引っ張り合う! 皆、愚か者だ!」
 右腕と機動兵装ウィングを片方失っても尚、オルフェは戦いを止めない。
「人は必要から生まれるのではありません! 愛から生まれるのです!」
「そんなもの、粘膜が作り出すただの幻想に過ぎない!」
「あら、形から入る愛ってのも悪くないわよ。経験者としてはあんまりおすすめはしないけど」
 フレイが、まるで煽るように話に割り込む。
3724/12/09(月)21:10:11No.1261161625+
「ただ大事なのは……どう始まったかより、今どうあるかよ!」
 フレイは、もう一撃を加えようとカルラに背後から襲い掛かろうとする。
「ええい、忌々しい旧人類(ナチュラル)風情があぁっ!!!」
 しかしカルラは、残った右手で対艦刀をストライク・フオに投げつける。高速で飛来したそれをフレイは避けられず、機体の喉元に突き刺さる。
 直後、ストライク・フオはそこから大爆発を起こした。
「……そんな……」
「フレイ、さん……」
 キラとラクスは、目の前で起きてしまったことが一瞬受け入れられなかった。刹那ほどの時間の忘我の後、思考が絶望に染まる。
「「うわあああぁぁぁぁぁっ!!」」
 キラとラクスは絶叫し、カルラに突撃する。しかし、オルフェも攻撃の手を緩めない。
3824/12/09(月)21:10:25No.1261161722+
「分からないのか!? これが戦いが続く限り繰り返される悲劇だ! 導く者が必要なのだ、この分断と流血の歴史を終わらせる為の! それが我らの生まれた意味だ!」
 キラも、とうとう堪忍袋の緒が切れる。
「分からないのは君だ! デスティニープランによって支配者にふさわしいとされた女(ひと)は、プランの実行もその支配者になる事もこれっぽっちも望んじゃいない! だが彼女を否定すれば、それはプランを管理する者を否定してプランそのものも否定することになる! ……君達のデスティニープランは破綻していたんだよ、最初から……!」
「なっ……!」
 キラの言葉に動揺してしまったオルフェは、一瞬動きを鈍らせてしまう。
 それにも構わず、キラはフツノミタマをカルラの胴体に突き刺した。
3924/12/09(月)21:10:35No.1261161792+
 インパルスはミーティアの火力でレクイエム周辺の敵艦やMSを掃討していく。バスターやデュエル、ジャスティスもそれらを手伝う。
 レクイエムの砲門カバーが開き、内部から破滅の光が漏れだしてくる。その正面に、ゼウスシルエット装着したデスティニーが降り立つ。
(議長……)
 シンの脳裏に、かつて自分を取り立ててくれた人の顔が過る。
(俺、今なら答えられます……未来や平和は、誰かに押し付けられる物ではなく……掴み取るべき物だって!)
 僅かな惜別を抱きつつ、シンはトリガーを引いた。
 放たれた地中貫通砲弾(バンカーバスター)がレクイエムの砲門に叩き込まれる。内部のエネルギー炉にまで到達したそれは盛大に爆発し、レクイエムは完全に機能を喪失した。
4024/12/09(月)21:10:46No.1261161862+
「てーっ!」
 ほぼ同時に、グルヴェイグに突き刺さったままのミレニアムから一斉掃射が放たれる。
 ミレニアムは後退しつつ距離を取る。その直後、グルヴェイグは大爆発と共に轟沈した。
 
 コックピットごとを胴を貫かれたオルフェは、信じられない面持ちのまま自分の身体を見ていた。
「馬鹿な……わ、私には使命が……」
「もういい、もういいのよオルフェ……」
 そんなオルフェを、イングリットは席を離れ優しく抱擁する。
「イングリット……?」
「私はずっと、見ていたから……」
「……っ」
 刹那、機体の爆発とともに、二人は爆炎に包まれた。
4124/12/09(月)21:10:58No.1261161949+
 キラは勝利の快哉もなく、茫然とその場に佇んでいた。
「勝っ……た……」
「ええ……でも、フレイさんが……!!」
「ゔゔぅぅっ……あ゛あ゛あぁっ!! ぐぞぉ゛っ!!」
 もう二度と会えなくなってしまった大切な人、そして彼女に宿っていた命の事を思うと、二人は涙をこらえきれなかった。
 しかし、そこに緊急通信が入る。
『あー、ストライクフリーダム? 応答願います!』
「「えっ!?」」
4224/12/09(月)21:11:11No.1261162037+
『勝ったんならちゃんと回収してちょうだい! あんまり空気も持たないんだから!』
「フレイっ!!」
「フレイさん! 無事だったのですね!」
『あの子が守ってくれたのよ!』
 通信から逆探し捕捉すると、月面で自分の後方を指さすフレイと、コクピットブロックを残して大破し横たわるストライク・フオが映っていた。
 月面に降り立ったフリーダムは、早急にフレイを回収する。コックピットに乗り込んだフレイは、ラクスの反対側に座す。
「さあ、帰りましょう、私たちの家に!」
 それを聞いたキラとラクスは頷くと、その場を急速に飛び立った。
4324/12/09(月)21:11:23No.1261162135+
 戦闘の終了を示す信号弾を発射した後、マリューは帰還したムウに飛びかかるように抱き着くと、熱いキスを交わす。
「私達も作る? 子供」
 キスの合間に、マリューが問いかける。
「俺は先に式を挙げたいかなぁ。いい歳こいて未婚の父は流石にちょっと」
「ふふっ、それもそっか」
 マリューはムウの冗談めいた答えににこやかに返す。

 月面に投げ出されたギャンから降り立ったアグネスは、その場に体育座りでうずくまっていた。
 そこに、インパルスとデスティニーが現れる。降り立ったインパルスはアグネスに手を差し伸べる。
 アグネスは一瞬嬉しそうな顔をした後、再び顔を伏せる。
 シンはそれを、何処か感慨深げな表情で見ていた。
4424/12/09(月)21:11:37No.1261162223+
 一足先に地球に帰還したアスランは、オーブ上空を飛ぶカガリの元に辿り着く。アスランは胸元のハウメアの石を見せ、カガリもまた、アスランから貰った指輪を示す。
「……あの『超スーパーセーフティーコクピット』、やっぱりうちでも制式採用した方がいいんじゃないか?」
 アスランが唐突に話題を振るが、カガリも慣れっこだったので普通に答える。
「奇遇だな、私もちょっと迷ってる。あと、早急に法改正も進めないとな」
「法改正?」
「特定の条件付きで重婚を認める法案だ」
「そんな事したら大問題になるだろ……」
4524/12/09(月)21:11:48No.1261162301+
「……オーブ首長(私)の弟で国際機関に出向しているエースパイロットが、プラントの重鎮と大西洋の令嬢を未婚のまま同時に孕ませた時点で大問題だろうが。世界中のゴシップ誌は半年はネタに困ることが無いぞ」
「まあ、確かに……」
 正直焼け石に水と言うか火に油じゃないかと思いつつ、アスランは相槌を打つ。
「と言うかそれ以前に、あの種馬(バカ)にしっっっかり責任を取らせる必要はあるだろ」
「それはそうだが……ま、あまりカリカリするな。子供が生まれたらお前は『カガリ伯母さん』になるんだぞ」
「二十歳になった途端におばさんか。ったく、キラの奴め」
 カガリは悪態をつくも、その表情はにこやかだった。
4624/12/09(月)21:11:58No.1261162380+
 オーブ連合首長国内のある島。
 そこに降り立った満身創痍のストライクフリーダムは、コックピットから三人を降ろす。
「あーっ、帰って来た帰って来た!」
「そうですわね」
 フレイとラクスは背後のコテージ……自分達の自宅に一瞬目を向けた後、唐突にパイロットスーツを脱ぎ捨て始める。
「わわっ!」
 いきなり裸になった二人に、キラは思わず顔を覆う。
「今更何照れてるのよ! 私達の身体なんて隅々まで知ってるでしょ!」
 フレイは海に入りながら、にこやかに告げる。
「いや、いきなりだったから……て言うか、何で?」
「もう、隠し事は可能な限りしないと決めましたから」
 ラクスもまた、にこやかに告げる。
 ――キラは、ふとこの光景を美しいと思った。これからも、命を懸けて守りたいと。
 キラもまた、パイロットスーツを脱ぎ捨てると、二人の元へ駆けて行った。
4724/12/09(月)21:12:25No.1261162556+
お久しぶりですキラフレ「」です
ようやく自由編完結しました!長かった!
正直最初は勢いと衝動のままに書き上げた作品だったのですがまさかここまで続けることになるとは思いませんでした
フォロワーがそこそこ付いたり結構ガチ目のお便り貰ったりで色々嬉しい事もありつつ何だかんだ書き上げたことは自分の糧になったと思います
この後近日中にちょっとした後日談を書いてシリーズ完結にしたいと思います
今回の更新分です
https://www.pixiv.net/dashboard/works
今回は26になります
ではもうちびっとだけお付き合いくださいませ
ご読了ありがとうございました!
4824/12/09(月)21:14:12No.1261163247そうだねx1

いや本当にお疲れ…
4924/12/09(月)21:15:40No.1261163798+
なにこれ…
5024/12/09(月)21:15:44No.1261163819+
すげえ量だ…
5124/12/09(月)21:17:39No.1261164551そうだねx3
知らないよ!こんな展開!
5224/12/09(月)21:22:43No.1261166403そうだねx1
ご存じない方に一応説明しておくと映画を見てSEED熱が再燃しキラフレSSを漁っていたのですがしっくりくる作品が無かったのでじゃあもう自分で書くしかないか!となり書き始めたのがきっかけです
当初は上の渋で言うところの1〜3話で終わりにする予定だったのですが勢い余って運命編まで書き始めてしまい
何か膨大な量になり始めたので纏めるついでに渋にでも投げるかとなり今に至ります
正直ここまでかかるとは思ってなかったので割と疲れました
5324/12/09(月)21:28:50No.1261168852そうだねx1
その熱量イエスだね!
5424/12/09(月)21:31:22No.1261169826そうだねx2
よくやった
お前は男だ
5524/12/09(月)21:31:44No.1261169985+
あと二次創作書いといてこんな不満いうのも何なのですが吐き出させてもらうと
個人的に種自由の唯一の不満点として世界観やテーマ的に描いて欲しかった「祝福されて誕生する新たな命」が無かったことですね
分かりやすく言うとメインキャラの誰かが子持ちになる感じです
流石にキラアスランシンは無理でもムウマリュの間に子供が出来ててほしかったみたいな
5624/12/09(月)21:32:57No.1261170468+
なんでまあいっそのことじゃあキラを子持ちにしてしまうか!となりほんのりベルチルオマージュも入れたりでやってみました


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