「なあ!姉貴とはいつ戦えんだよネオデスモン!」 「なぁ、なんで人間は死ぬのを嫌がるんだ?デジモンと違って、同じ種類がこんなにいるのに。」 アラク コードネーム『バイオアルケニモンTypeNメレーモード』 粗暴な性格の個体。近接戦闘に重きを置いた設計がなされており、能力制限時であっても両腕は楽音の能力解放時に近い出力を発揮可能。 しかし、その影響で通常時でも両手の甲にアルケニモンの紋章が浮かんだままであったり、包帯がそのままであるなど人間への偽装に問題が発生している。 身長は147.9cm。オリジナルである楽音やナクアよりも少し高い。 D-チョーカーを操作し能力を解放すると頭を覆うように巨大な頭部が出現し、両腕はさらに肥大化する。そのサイズに合わせ、頭部に繋がった新たな脚部も出現する。 そのため、解放時はアラク本人の体は頭からぶら下がるような形となり、口の中にはアラクの頭部がそのまま存在する。 この新たな頭部は基幹データであるアルケニモンのデータと親和性が高い、パラサイモンのデータを参考に設計されたものである。 このように体を外に曝け出すような設計になっている理由としては、四肢をフリーにしたことによりトリッキーな戦闘を行えるようにする狙いや、 人間の形に寄せた脚部を戦闘に適した強靭な脚部に変化させるよりも、新たに別の脚部を形成してしまった方が早いと言うものがある。 彼女の粗暴な性格はプロトタイプであるが故。戦闘能力に重きを置いた結果、意図せず好戦的で反抗的な性格になってしまった。 死影軍団内での正式な称号は、『双死璧が一人、破怒のアラク』であるが、そもそも本人がこれを覚えていないため使われることがない。 着用している服は、研究所から解放されたのちに追い剥ぎで奪い取ったもの。 元は学校の制服だった様だ。