うむ…何かどっかから視線があるようなないような？
もう怪談の季節は過ぎたというのに！

うーむ…あれからみんなで湯国の街をあちこち回ってはみたけども！
どの宿も…良いお湯だった！湯治としては最高なんじゃあないかこれは！

ラビさんは曰くなどないないありません…って言うけれども
（客室奥にある『例のスペース』のイスから立ち上がる成人男性だ）
こう…戸になにかが貼ってあった跡があってな…？

どこかから視線…ねえ？この旅館での事だよね？

旧い旅館だって言ってたわよね…それならラビさんが生まれてない頃のお部屋とかもあったりするのかな

俺とさやかに割り当てられたこの客室が「最近開き直した部屋」だとか言ってたからなー？

ムムム…それじゃちょっとあたしたちなりに調べてみよっか？
もしかしたらラビさんが知らない…まさかと思うけども言いづらい何かもあるかもだし？

そうだな？例えば…（戸に残るオフダらしきものの跡を指で検める「」だ）
>旧い旅館だって言ってたわよね…それならラビさんが生まれてない頃のお部屋とかもあったりするのかな
ラビさんが産まれる前、ここは『開かずの部屋』だったとか…なんてな

（静かな晩秋の夜に半月が浮かぶ…）

湯国の街の雰囲気だけども、あたしたちくらいの学生の子たちから
確かに視線をちらちらとは感じるけども…でも前みたいに殺気を含んだ感じは
ずっとずっと弱まってる…そんな気がしたよあたし

こんばんは！（現れるうい）

っていうか……あたしまだ「」っしーと混浴エンジョイできてないし…？（じっ）
まだ大地のゆりかごの混浴温泉に入れてないのだ…！（ふんすふんす）

あれ？ういちゃんじゃないのさ
どうしたの？

（成人男性の背後に音も無く立つさやかの両手が大きく開き目の前の背中へと伸ばされる…コワイ！）

「」さん…おりこさんとキリカさんに左右からむにむにされてすごかったね！(ういﾆｯｺﾘ)

>こんばんは！（現れるうい）
うわっ！？（わたわたわたわた////）
あっ…う…ういちゃん…あっあっこんばんは〜！あはは！あはは…（あせっあせっ）

灯花ちゃんとねむちゃんはいま難しい事をやっていて
わたしはちょっとやる事もない感じになっちゃった…

ういちゃんこそ山の温泉じゃあここぞとばかりにサーシャさんや旭ちゃんに甘えていただろうに！
まぁ俺からは湯けむりと謎の光がすごくてあんまり見えなかったが！

さやかさん？どうしたのかなって…なんか、慌ててる？

慌ててなんて無いからー！あいむ平常心！
おっけー？

>ういちゃんこそ山の温泉じゃあここぞとばかりにサーシャさんや旭ちゃんに甘えていただろうに！
うん！すごかったよ！(ﾑﾌｰ)

>灯花ちゃんとねむちゃんはいま難しい事をやっていて
>わたしはちょっとやる事もない感じになっちゃった…
そっかー…ま、実はあたしと「」っしーもそんな感じなんだよねぇ？
なのでこれから「」っしーを誘ってこんよｋ…じゃなくて！
この旅館の探検にでも出発しちゃおうかなってさ！

>慌ててなんて無いからー！あいむ平常心！
>おっけー？
ええっと…わたしにお手伝いできそうな何かはあるかなっ？

旅館の探検？！おもしろそう！（ﾊﾟｱｧｧ）

そうだな？ういちゃんはこれで感覚は鋭い子だし…行動するのは宿の中だけだ
夜に出歩くなら散々注意された歓楽街へ行くとかよりは安全だろう

ちょっと「」っしーが気になってるとこもあるみたいだからさ！
カンの鋭いういちゃんなら何か気付くかもだね？

そ…そうかなっ？
えへへ…♪（にこっ）

ういが　パーティに　くわわった！

じゃあ早速しゅっぱーつ！
えーっと「」っしー的にはどこらへんで視線を感じたわけ？

（ういを間に挟むように連れ立ち『大地のゆりかご』の廊下を練り歩く一行である）
（少し遅い時間のため、宿泊客がいない区画の照明などは落とされており非常灯のハム音が静寂の中静かに響く…）

>じゃあ早速しゅっぱーつ！
>えーっと「」っしー的にはどこらへんで視線を感じたわけ？
廊下のどこかではあるんだが…でも！具体的にどの辺りだったかは
通路を移動しながらだったら曖昧なんだよなぁ！

そうだな…感覚は鋭い方じゃないと思うけど…
これなんだろうなぁ？（扉の何か張った痕を見る）

あの電気が消された通路にあるお部屋は…今日は使われてないんだよね？
静かだし人の気配も無いもん…それにこの雰囲気…
なんだか深夜の病院を思い出しちゃうかも…

>>じゃあ早速しゅっぱーつ！
>>えーっと「」っしー的にはどこらへんで視線を感じたわけ？
>廊下のどこかではあるんだが…でも！具体的にどの辺りだったかは
>通路を移動しながらだったら曖昧なんだよなぁ！
>ﾠっﾠてﾠいﾠうﾠかﾠ...ﾠ...ﾠあﾠたﾠしﾠまﾠだﾠ「ﾠ」ﾠっﾠしﾠーﾠとﾠ混ﾠ浴ﾠエﾠンﾠジﾠョﾠイﾠでﾠきﾠてﾠなﾠいﾠしﾠ...ﾠ?ﾠ（ﾠじﾠっﾠ）ﾠ
>ﾠまﾠだﾠ大ﾠ地ﾠのﾠゆﾠりﾠかﾠごﾠのﾠ混ﾠ浴ﾠ温ﾠ泉ﾠにﾠ入ﾠれﾠてﾠなﾠいﾠのﾠだﾠ...ﾠ！ﾠ（ﾠふﾠんﾠすﾠふﾠんﾠすﾠ）ﾠ

ｷｨ…(スライド式の扉には鍵がかかっていない…)

これ…なんだろうね？最近開けたお部屋なら
ここは使用してません観たいな張り紙だったのかも？

>そうだな…感覚は鋭い方じゃないと思うけど…
>これなんだろうなぁ？（扉の何か張った痕を見る）
あたし…これとそっくりなのをもう何度も見たことあるんだよねぇ
オフダの跡みたいだけど…もう！「」っしーと一緒になってからこういう曰く付きにぶつかること増えたもん

まああまり勝手に部屋を覗くのはよくないからな？
程々にしておこう

ええっ？お札！？
オバケが出ちゃうかも…ってこと？（不安げに目を伏せるうい）

さやかさんなんか助手みたいだね！
探偵？それとも…

まさかぁ？ラビさんあんだけ安全だって言ってたし
それにこんな長い事問題もなく続いてる旅館だって話じゃないの
それに…魔女の気配どころか使い魔すら感じないわね

ｷｷｨｰ…ﾊﾞｰﾝｯ！(突如、扉全開！)

>あの電気が消された通路にあるお部屋は…今日は使われてないんだよね？
>静かだし人の気配も無いもん…それにこの雰囲気…
>なんだか深夜の病院を思い出しちゃうかも…
ああー…俺も色々あって少し入院してた時は同じこと思ったな
夜中の病院ってめちゃめちゃ雰囲気あるよなういちゃんや

うひゃああぁぁ！！（さやかの後ろに隠れるうい！）

>ｷｷｨｰ…ﾊﾞｰﾝｯ！(突如、扉全開！)
ななっ？！うわああっ！！！

だっ！だだっ大丈夫だからねういちゃん！（ﾊﾞｯｸﾝﾊﾞｯｸﾝ）
正義のさやかちゃんがついてますからね…！？

＜どうなさいましたかお客様！（ラビの声だ）

（誰も居ない…しかしその部屋の奥にある窓が全開になっている）
（ラビたちの閉め忘れだろうか？それとも…？）

い…今のはちょっとびっくりしたぞ！？
>＜どうなさいましたかお客様！（ラビの声だ）
いきなりこの部屋の戸が勢いよく開いて、それで…！

って…「」さん方ではありませんか(ぱちくり)
うちの旅館には自販機コーナーなどはないので喉が渇いたのなら…おや？

（部屋の中には潮の香りを含んだ夜風が吹き込みカーテンがばたばたと揺れている…）

ら、ラビさんよ…この旅館は古いものと聞いた
このお部屋はずっとこんな感じなのかい？それとも今も使われている？

ううう〜…（さやかに埋まっているうい）

>ら、ラビさんよ…この旅館は古いものと聞いた
>このお部屋はずっとこんな感じなのかい？それとも今も使われている？
はい、掃除は毎日していますし換気も…ご予約が入れば客室として運用しますよ

ですが…今日はどうやら窓を閉め忘れていたようですね？（部屋に入るラビ）
驚かせてしまって申し訳ありません…朝からこのままだとすると問題ですね

あはは…なんか急に扉が開いてびっくりしちゃって…

<おや…こんな部屋のど真ん中が濡れている…？(ﾋﾟﾁｬ…)

ああ、お客さんは使っているって事か…
なるほど…ってどうしたね？

（開け放たれたままの窓を閉めるべく例のスペースへと近づくラビ）
（はためくカーテンに手を伸ばす…）

困りましたね…雨漏りでしょうか？
数日前の雨水が伝ってきているとなると…屋根裏内部に問題が生じている可能性ありですね…

（途端に風が止む）
（雨漏りも止まる）

>ああ、お客さんは使っているって事か…
>なるほど…ってどうしたね？
……いえ…
（部屋の真ん中から水跡が点々と続き…窓辺で途切れている）

あ…！(ﾋﾟｸﾝｯ)
ラビさん、こっちに早く！

……これは（ラビの指が濡れた窓枠をつー…っとなぞる）

（ラビのエプロンをやにわ掴み、ぐいっ！と引っ張るうい！）

>（途端に風が止む）
>（雨漏りも止まる）
んん？なんか…急に静かになった…ような？

👁

ういさん！？
急に何を…

>👁
ひっ！
い、今窓に！窓に！！！

>👁
っ…！？（ういに引っ張られるラビの視界の隅に一瞬映り込むそれ）
今のは…！？

ﾌﾞﾁｨｯ！！！
(部屋の敷居を跨ぐ瞬間、皮を剥がすようにラビの服の後ろ側が裂け…空中に取り残される)

皆さま、ご無事ですか？
（…今までこんな事は無かった…！気のせいで片付けていたけれど…何かがある！）

>ひっ！
>い、今窓に！窓に！！！
ま、窓って…？（ぱちくり）あたしには何も見えないわよ「」っしー！
今のラビさんを引っ張ったういちゃんもそうだし…まさかマジでなにかが居るわけ！？

>皆さま、ご無事ですか？
>（…今までこんな事は無かった…！気のせいで片付けていたけれど…何かがある！）
>(部屋の敷居を跨ぐ瞬間、皮を剥がすようにラビの服の後ろ側が裂け…空中に取り残される)
いや！たった今ういちゃんがご無事では無くなりつつある！

>ﾌﾞﾁｨｯ！！！
>(部屋の敷居を跨ぐ瞬間、皮を剥がすようにラビの服の後ろ側が裂け…空中に取り残される)
あうっ…！（どたっ…とういの上に倒れ込むラビ）
す、すみません……ですがこれは一体…？（びんぼっちゃまめいた様相だ）

む…むぎゅ〜！（ラビに下敷きにさればたつくういの手）
あっ…でもラビさんも思ってたよりすごいなって…！

>あうっ…！（どたっ…とういの上に倒れ込むラビ）
むえっ…！ラビさんもすご…！(ﾌｶﾞﾌｶﾞ)
>ま、窓って…？（ぱちくり）あたしには何も見えないわよ「」っしー！
>今のラビさんを引っ張ったういちゃんもそうだし…まさかマジでなにかが居るわけ！？
わかんない…でも何かいる、魔女ともウワサとも違うような…！

どうもこうもないっての…明らかになんか居るわよ！ここ！
完全に怪現象だもん、これ！（ソウルジェムを手に現すさやか）

はっ…そうだった！
こういうのも穢れって事には変わりないのよ…ただ、見えづらいだけ！（変身するさやか！）

うむ…動物霊の時も！お寺に閉じ込められた時だってそうだった…
よくないものになった何かが穢れならば波長は近い！
特に魔獣がそれなのだろう？

魔女ともウワサとも違う…？（ういを見つめるラビ）
まさか『キモチ』でしょうか…でもそんなことが

なるほど…見えづらい帯域の穢れ…そういうものであったと…！

動物霊…ですか？（訝しむラビ）
ですが、死とはすなわち無になること…残るものなんて
いえ、わかっている…その理屈では、旭の固有魔法の説明が付かないことは…

(目を凝らすと雨垂れの粒でさえも停止している室内…異様なるアトモスフィアはすでにあったのだ！)

もしや…これは旭の分野かもしれませんね…！
皆さまよくご覧ください…私自身は傷ついておりません…！

ラビさんや…俺は起こらないからもう一度聞く！
俺の泊まってる部屋って、オフダ貼られてなかったか？

>(目を凝らすと雨垂れの粒でさえも停止している室内…異様なるアトモスフィアはすでにあったのだ！)
止まってる！？これって…（好奇心から手を伸ばすうい）

っ！ういちゃん！ダメ！！（ういを羽交い締めにし引き戻すさやか！）
ういちゃんまで止まったらえらいことになるわよ！

>ラビさんや…俺は起こらないからもう一度聞く！
>俺の泊まってる部屋って、オフダ貼られてなかったか？
オフダ…というと霊障を押さえるあれのことですか？
いえ、オフダなんてそんなものは……ですが、貼ってあったものがあったのは否定しません

>俺の泊まってる部屋って、オフダ貼られてなかったか？
札…まさか
父が亡くなってすぐに霊能者と名乗る人物がうちに押しかけてきたことがあります…なにやら建物の中で好き勝手していた記憶はありますが

ｳﾞｧｷﾞ！ｸﾛｽ！

これです、貼ってあったものは
（破れたエプロンの前ポッケから丸めた紙くずを取り出すラビ）
本日はこの部屋を使わないようにする…という表示を書いた紙ですよ
しかし祖父の代から剥がされてないままなので、だいぶ年季が入っていましたが

霊能力者！？そんな人がここに…？（訝しむ「」）
>本日はこの部屋を使わないようにする…という表示を書いた紙ですよ
>しかし祖父の代から剥がされてないままなので、だいぶ年季が入っていましたが
ちょ…ちょっとそれ貸してみて！（丸めた紙を丁寧に伸ばす！すると…）

やっぱり曰く付きじゃないのさー？！（ｶﾞﾋﾞｰﾝ!）

『本日この部屋は使用しないこと』（年季の入った紙の…裏には）

『　封　』（とショドーされた紙がある…オフダに重ねて貼られていたのだ！）

二枚重ね……！？（目を見開くラビ！）

<すとっぷ

<すとっぷすとっぷすとっぷ

なんてこったぁ！！

>『本日この部屋は使用しないこと』（年季の入った紙の…裏には）
>
>『　封　』（とショドーされた紙がある…オフダに重ねて貼られていたのだ！）
チクショウ言わんこっちゃ無い！

そんな…もしかしてあの霊能者
この宿の霊障を押さえてくれていたのでしょうか…？

ｸﾞｸﾞｸﾞｸﾞ…(服の破れ目から飛び出した糸が後ろに引っ張られる)

いやわからんぞラビさん…もしもそうならわざわざオフダを隠すのも宿の人間に説明無い理由もわからない
霊能力者は霊能力者でも怪異めいたものをここに運び込んだ時限爆弾魔みたいなやつかもしれん

あくりょー…たいさーーーん！（さやかの剣が唸る！）

お化けを…運び込む…！？（ショックを受けるうい！）
そんな！もしも悪意があってそんなことしたなら許せないよ…！

>ｸﾞｸﾞｸﾞｸﾞ…(服の破れ目から飛び出した糸が後ろに引っ張られる)
うっ！？（ｸﾞｲｰｰｰｰｰｰｯと引っ張られもがくラビ！）
ひ、引っ張られる…！？い、いやっ…！

スケベしようやさやか

ｻﾞﾝｯ!（斬られる糸！）
（尻もちをつくラビ！）

ｽﾊﾟｯ!!

はらっ…ぱさっ

ラビさんを引き込もうとしてるのかー！？
（ラビの手を掴む成人男性！引き込まれないように耐える！）
>あくりょー…たいさーーーん！（さやかの剣が唸る！）
ち、力が強い！！さやかーっ！そのまま糸を切ってくれ！！

っ…！！（ﾄﾞｻｯ）
た…助かった…？

(靴下と室内スリッパのみの姿に)

「」っしーに付き合ってから魔女や使い魔以外とも戦ってきたからね！