二次元裏@ふたば

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87182 B24/11/19(火)17:45:02No.1254751855+ 19:19頃消えます
最近何かおかしい、そう思う様になったのは杏里と関係を持ち半年になろうかというタイミングだった。
 距離感が近すぎる。杏里も、流れで関係を持った詩絵も、妙に距離感が近い。というよりほぼ密着している。
 ある日、試合を目前に控え、最終調整を兼ねてトレーニングをするべくドルフィン達に練習着へ着替えてもらっていた時の事である。
「なあコーチ、ちょっと手伝ってくれよ。閉まらないんだよこれ」
 更衣室からドタバタと駆け込んできたのは杏里だった。見れば、練習着のファスナーが閉まりきらず胸元が顕になってしまっていた。仮にもマシンを扱う競技である以上、可能な限り肌の露出は避けておかなければ大事が怖い。
「皆にも手伝ってもらったんだけどさ、やっぱこういう時は男手の方が助かるんだよな。頼むよ」
 下手に力んで弾みで怪我をしてしまったら怖いので、言われた通りにファスナーを閉じようとすると思う様に動かない。首を傾げながら少しずつ動かしていくが、何かに詰まっているらしい。
「……多分、デカくなってる」
このスレは古いので、もうすぐ消えます。
124/11/19(火)17:45:16No.1254751909+
 苦戦していたところに杏里はポツリと呟いた。えっと声をあげると、彼女は顔を真っ赤にしながらファスナーにかけられていたこちらの手を取り、練習着に押さえ付けられている豊かなモノに触れさせる。
「わかるだろ、その、な?」
 掌越しに感じる柔らかさに言葉を失いかける。何よりまだ午前中だというのにこんな積極的なアプローチを杏里が仕掛けてきた事への動揺が強かった。
 すぐさま正気を取り戻し胸から手を離してファスナーをサッと上げる。一度峠を越せば、後はすんなりと閉まった。杏里本人は少し苦しげで、どうやらサイズが一つ上の練習着が必要だ。
 ともかくこれから練習なのだから今はそっちに集中するべきである、と強く説得する。コーチとして公私混同は避けておくシンプル極まる姿勢でしっかりと線引きを行うと、杏里も口を尖らせながらも頷き、
224/11/19(火)17:45:29No.1254751965+
「じゃ、じゃあさ、一回くらいキスするのは良いだろ?」
 なおも食い下がってきた。仮にもコーチとドルフィンの関係性で、しかも入華やみちると言った若手達には隠している現状にも関わらず大胆極まっている。
 こればかりは説得しても無理だと判断し仕方ないとかぶりを振って承諾した直後、杏里が顔を近付け、優しくキスをしてくる。不意打ち地味たそれにギョッとすると、
「へへっ、ありがとな!!」
 照れ臭さに顔を真っ赤にしながら杏里は手を振って走り去っていく。唇に残った柔らかな感覚にぼーっとしてしまい、正気を取り戻すのに数秒程必要だった。
 後日行われた試合ではKIRISHIMAの圧勝に終わり、MVPは一人燃え上がった杏里である。
324/11/19(火)17:45:42No.1254752023+
杏里に迫られてから数日後、遂に事件が起きた。
「コーチ、疲れとらんね? 最近顔がしんどそうにしとるよ」
 仮にもKIRISHIMAのコーチである以上、軽いオフィスの様なものは設けられている。一度はワダツミ祭でKAZAMIに勝てたので、立場上冷遇するわけにもいかないという会社の判断だ。
 そんなオフィスで一人仕事をしていたところに詩絵がやってきた。これはいつもの何か手伝える事はないか、から始まって気付けば詩絵に甘え切ってしまう流れになりかねない。
─ちゃんと休憩は取ってるから心配しないで。
 はにかんで答えるが、詩絵は口をむむっとさせて嘘をついていないかと見つめてくる。お姉さんぶるといえば聞こえは悪いが、相手が隠そうとする事を見抜ける力は包容力豊かな彼女ならではであろう。
 そんな詩絵が何かを見抜いたかの様に目を細め、
「肩が凝っとるね? うちの目は誤魔化せんよ」
 
424/11/19(火)17:45:58No.1254752092+
 言われて肩を手で揉んでみる。確かに詩絵が言う様に凝っていた。KIRISHIMAの人気と知名度が再び上昇しようかというタイミングで舞い込んできた各メディアからの取材依頼、トレーニング内容の吟味などこれまでよりもデスクワークにかける時間は増加している。凝らないはずがないといえばその通りだ。
 詩絵は満面の笑みでデスクにまで駆け寄ってくると両肩に手を置いてくる。
「ここはお姉ちゃんに任せるっちゃが! 肩凝りに効くマッサージは知ってるとよ?」
 うまく向こうに誘導されてしまった。ここまで来ると拒否をするわけにもいかない。肩が凝っているのは事実である以上、おとなしく詩絵に任せる事にする。
「ふふふ……それじゃあ、始めるっちゃが」
 マッサージ自体は予想していた以上に体をほぐしてくれた。詩絵は的確に凝っている部分を見つけると優しく、それでいて痛みを感じない程度に揉んでくれる。思わぬ心地よさに声が漏れてしまいそうになるのを堪えながら、この一瞬だけは仕事から意識をそらす。
 それにしても何故ここまでマッサージがうまいのか。幾ら詩絵が他人を癒す事を悦びとしているからとは言え、あまりにも手馴れている。
524/11/19(火)17:46:17No.1254752181+
「うんうん、ちゃんとほぐれているのがわかるね。ぎゅーっ♡」
 答えはすぐにわかった。突然後頭部に異常なまで柔らかい感覚が押し付けられてくる。確認するまでもなく、詩絵が背後から胸を当ててきているのだ。バストが大きい女性は肩がよく凝るとは言うが、納得である。
 さて問題は何故突然こちらに乳房を押し付けているのか、なのだが。
「んー? どげんしたと? なぁんも気にせんでええよ。コーチがいっつもうちらの為に頑張っちょるのはよーく知ってるっちゃが」
 耳元で詩絵が囁く。聞いているだけで意識がぼやけてしまいそうな、温かみに溢れた声色だ。この声がベッドの上ではほんの少し甲高く、艶めかしく鳴いていた事を思い出し反射的にムクリと欲望が立ち上がる。つい仕事中だというのに余計な事を考えてしまった。
 いつの間にか詩絵の指が肩から胸板へと伝わってくる。指の腹がスルスルと表面をなぞり、愛撫じみた刺激を与えてくる。この辺りでもう終わりだと告げなければならないというのに動けず、バクバクと早鐘を打つ心臓の音が異様なまでにハッキリと聞こえる。
624/11/19(火)17:46:42No.1254752288+
「ふふっ、てげ可愛い。うちと初めてエッチした時もこんな風に体がかっちかちだったっちゃが……」
 杏里と関係を持って数週間ほど後、詩絵とも流れで体を重ねた。人肌に飢えていた詩絵はまったくと言って良い程に満たされる事がなく、文字通り精魂尽き果てるまで交わったのを覚えている。
 これまでに何度か恋人を作ったそうなのだが、詩絵はあまりの性欲に全員から逃げられている。今のところ彼女のとの関係が続いている期間では自分が一番長い。 
「コーチ……♡」
 完全にマッサージの事など忘れて、詩絵は足元にいる。こちらの両足を広げると、股の間に顔を近付けて布越しに肉棒の匂いをクンクンと嗅ぎ取り、恍惚の表情を浮かべた。雌、そう呼ぶ他にない卑しい顔だ。
 ベルトが外され、下着ごとズボンが下ろされた。既にマッサージと愛撫の影響で肉棒は硬く屹立しており、押さえつけられていた反動から跳ね上がりながら詩絵の鼻先に飛び出す。
「はぁっ♡ えれこっちゃっ、てげ元気やっちゃが♡ それにかずむ……うちがどげんがせんと……」
 
724/11/19(火)17:46:52No.1254752335+
ゆっくりと舌先が伸び、ビクビクと震える竿を舐める。興奮のあまり敏感になっている部分を刺激するには十分すぎ―――
 コンコンコン、とドアが三回ノックされる。誰か来た、と理解した瞬間に詩絵にやめさせようとした直後にこちらの返答を待たずに、
「あの、コーチ? 今お時間よろしいですか」
 みちるだった。よりにもよってこのタイミングでやってくるなど間が悪いという他にない。
 今この状況で入れなどと言えるはずがない。何故なら股間を露わにした状態で詩絵にそれを咥えさせようとしているのだ。たとえどれだけみちるがうっかりで、たまに人の話を聞いていなかったり、何よりおっちょこちょいであったとしても、異常事態であると思わぬはずがない。
 何とかして居留守を決め込もう。などと思っていたら、スルリとドアが開き、みちるが顔を覗かせた。
824/11/19(火)17:47:04No.1254752389+
「あっコーチ。いらっしゃったんですね!」
―あ、うん。ごめん、返事が遅れちゃったね。
「いえ、こちらこそすみません。お忙しいところ」
 なんとか、なんとかこの場を収めて早く帰ってもらわなければいけない。部屋の入口にいるみちるからは見えないが、自分が座っているデスクのすぐ真下には詩絵がいる。
「あの……実は相談したい事があって。この前の試合で杏里さんが大活躍してましたよね。私と入華も負けていられないと思って、トレーニングメニューに手を加えられないかと」
 突然やってきた理由はみちるらしい真面目なものだった。今の状況が最悪でなければ真摯に向き合い、しっかりと耳を傾けてトレーニングに反映させるところだ。
―ああ、なるほど。わかった。今手が塞がってるから、あとで……っ!?
 とりあえずこの場を丸く収めようかというその時、剥き出しになっている下半身に突然刺激が走った。温かい、舌の感触である。
「んっ……♡」
 詩絵は、みちるが目の前にいるこの状況下で驚くべき事に口淫を始めたのだ。
924/11/19(火)17:47:16No.1254752433+
咥え込むと音が鳴るので、竿を手でしごきながら舌先で亀頭の表面を優しく舐める形で攻め込んでくる。椅子に座っているから良いものの、腰が砕けそうだ。
「? コーチ、どうかしましたか」
―な、なんでもないよっ。メニューについては後で、改めて話そうかっ
 詩絵の攻めはまるで緩む気配がない。むしろ、みちるの目の前で射精まで追い込もうとしている。絶対に耐えなければならない。
「ありがとうございますコーチ! 私達、杏里さんや詩絵さんに負けないくらい強くなります!」
―期待してるっ、よ……!
「はい! それでは失礼しました!」
 必死に笑顔だけは取り繕い、みちるが部屋を出ていくまで見送る。その最中も口淫は続き、いつ絶頂を迎えてしまうのか不安で仕方がない。
 そしてドアがバタンと閉まり、そこでようやくデスクに突っ伏して詩絵に視線を落とす。
1024/11/19(火)17:47:30No.1254752507+
「えらいえらい♡ てげよかっちゃがコーチ♡」
 にっこり笑顔で肉棒を手にしたままで杏里が答え、そして躊躇いなく亀頭を咥え込んだ。
―が、まんしたんだけどっ
「んふっ、んちゅっ、じゅぷっ♡」
 我慢したからと言ってやめるわけではない。一体自分は何を勘違いしてしまっていたのか。単に彼女は音が聞こえるとまずいから方法を変えていただけで、最初からこちらが射精するまで続けるつもりだったのだ。
 みるみる内に詩絵の唇に肉棒が飲み込まれていく。完全に最後まで口に含んだところで、ゆっくりとストロークが始まった。
「んぷっ、ぐぷっ、んちゅっ、ちゅぷっ♡」
 詩絵の両腕は既に腰まで回されており、脱出は不可能。声だけが漏れない様にと懸命に口を押さえてはいるが、押し寄せてくる絶頂そのものは避けられようがない。
 ダメだ耐えられない。まだ午前中で、職場で、自分を慕ってくれる少女達もいる空間でみっともなく絶頂してしまう。その悔しさに歯噛みしながら、遂に指の間から喘ぎ声が漏れ……
1124/11/19(火)17:47:43No.1254752554そうだねx1
「あっ! すみませんコーチ急に思い出したんですが!」
 
 みちるは、何の前触れもなく再来した。今度はノックを完全に忘れて。
 絶頂を迎えるのは、ほぼ同じタイミングだった。
 
「んっ♡ んぷっ、んふぅ~♡」 
 詩絵の口内に精液が注ぎ込まれる。ドプドプという音が聞こえてしまいそうなその勢いに頭が真っ白になりかけ、目の前にみちるがいる事すら忘れて快感に吐息が漏れた。
「えっ!? コ、コーチ、どうしたんですか! どこか体調が優れないとか!?」
―う、ううん。そんなんじゃないよ。ただちょっと、あの……足を攣っちゃって
 息も絶え絶えな状態で取り繕った言葉にはだいぶ無理があった。間違いなく嘘であると、誰でも見破れるレベルだ。
「……わかります。私もたまに攣っちゃって、とても苦労しますから!」
 みちるは見破れなかった。
1224/11/19(火)17:47:59No.1254752617+
―そ、それで思い出した事って?
「そうでした! ジェットバトルとは関係のない事なんですが、詩絵さんを見ませんでしたか? ここに向かったと聞いたんですが」
 今ちょうど自分の真下で雌の顔になりながら一心不乱に肉棒を咥え込んでいる、など言えるはずもない。
―見てないかな……詩絵の事だから、きっと誰かを手伝ってあげていると思うよ
「それじゃあ探してみます。あっ、ノックもせずに入ってしまってすみませんでした」
 ぺこりと頭を下げるとみちるは足早に去っていく。育ちの良さが垣間見え、改めて良い人間であると再認識できた。
 肩で息をしながら詩絵に視線を落とす。彼女は口をきゅっとさせながら微笑んでいる。バレなかったから良いものを、危険極まりない行動に流石に叱咤の一つでも飛ば必要がある。
―詩絵……!
 詩絵は返事の代わりに口を開け、たまっている精液をこちらに見せつけてくる。そしてそのまま、ゴクンと飲み干してみせた。
「んふっ♡」
1324/11/19(火)17:48:11No.1254752679+
沸々と湧き上がってくる感情は怒りだ。まんまと詩絵の手の上で踊らされた事、みっともなく射精する羽目になってしまった事。果たして叱咤だけで晴らせようか、この怒りが。
 詩絵の手を取って立ち上がらせ、勢いよく乳房を鷲掴みにする。形の良い肉が指の形に歪められるのが布越しでも感じられ、詩絵も「んっ」と小さく喘いだ。
「んん、てげおじーよコーチ? そげな目で……ね?」
 たとえこれも詩絵の術中だとしても構わない。やられっぱなしで終わるのは気に食わなかった。
 時計を見ればようやく正午である。片手で乳房を揉みしだきながら、詩絵へと囁く。
―休憩しようか。
「……うん♡」
 何処へ行くかなど言葉にする必要もない。心底喜ばしげな詩絵を連れて、デスクを後にした。
1424/11/19(火)17:48:40No.1254752794そうだねx7
ぐわーっと書きたくなってぐわーっと書いた
詩絵はこういうキャラかと言われたらわかんないけどこういうことするかと言われたら俺はすると断言したい
1524/11/19(火)17:57:59No.1254755422+
うたえもんは卑し
みちるちゃんは癒し
1624/11/19(火)18:06:15No.1254757824そうだねx3
>うたえもんは卑し
>みちるちゃんは癒し
絶対うたえもんは笑顔で搾り取ってくるタイプという認識は間違いなく共通のものであると信じてる
だってそういうタイプだもん!!!絶対!!!!
1724/11/19(火)18:18:29No.1254761629+
それでもぼくはみちるとセックスしたい
1824/11/19(火)18:38:22No.1254767983+
>これまでに何度か恋人を作ったそうなのだが、詩絵はあまりの性欲に全員から逃げられている。
そういうところある
1924/11/19(火)19:09:45No.1254778803+
>最近何かおかしい、そう思う様になったのは杏里と関係を持ち半年になろうかというタイミングだった。
杏里のファンにアンチスレ立てられそう


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