彼女を起こさないようにそっと腕を抜き取ろうとする。だが、がっちりと抱きしめられた左腕は用意に抜けそうにない。
引っ張るのではなく立ち上がるように上に抜いてみようとすると、左腕に接着されたようにドゥラも少し持ち上がり、バランスを崩す。
彼女を落とさないようソファに倒れ込むと、ソファの背と僕の背中で彼女を挟むように横たわってしまう。
「んん……」
夢見心地なドゥラが寝相で左足を動かし僕の左足を抱くように絡みつかせた。さらに尻尾が僕の右足に巻き付く。気がつけば僕は、ドゥラに腕ごと背後から抱きしめられる姿勢になっていた。

普段の彼女との触れ合いは手加減されているのだなと実感するくらい、抱きしめる腕が力強い。
もしこんな姿を誰かに見られでもしたらと想像すると、サッと血の気が引く音がした。なんとか脱出を試みようと腕を引いて僕らの間のスペースを確保しようとすれば、肘が柔らかい何かにめり込んだ。
「んっ」
「あっ！！ごめっ……」
背後のドゥラに思わず反射的に謝ってしまったが、起こしてはいけないと思い直し声を押し殺した。ドゥラは起きることもなく、さらにぎゅっと僕を抱きしめる。
尻尾が蛇の捕食のように足に巻き付く力を強める。二人の間の隙間をゼロにしようと密着させられていく。腕と背に当たる柔らかく大きな二つ何かがむにむにと心地よい刺激を与えてくるのを、懸命に耐える。

もがけばもがくほど、逃げようとすればするほど、深く食い込む茨のようにドゥラの抱擁は取り返しのつかないところまで僕を捕らえていた。
破壊的な力任せではなく、お気に入りの抱き枕を離さないような、しなやかでそれでいて万力のような強さで、僕は身動き一つ出来なくなる。
このままでは非常にまずい。彼女のことを好きだという気持ちを押し殺して、大人として接しているのに、柔らかな感触が、力強い圧迫感が、少女のような甘い匂いが、僕の理性をへし折っていく。
抑え込んだ欲望が鎌首をもたげ始めた。もう手段は選んでいられない、例え彼女に謝罪する羽目になったとしても、間違いが起きる前にここは声をかけて彼女を起こそう。

「ドゥラ〜！起きて〜！」
「起きている」
僕の背中に顔をつけながら、もごもごと返事をするドゥラ。起きている？いつから？最初から？
「えっと……じゃあこれは……？」
僕の困惑を声色から感じ取ったのか、抱擁が緩んだ。
「トレーナーがうたた寝していたから、抱きつきたかった。……君が嫌ならやめる」
物わかりのいい大人でいようとそう話す彼女だが、背中越しでも、いつもの悲しさで顔をしわくちゃにしている様子がありありと目に浮かんだ。
「嫌じゃないよ、じゃなかった。もっとしてほしいな」
根負けしてそう言ってしまうと、手足すべてをつかった抱擁が今度は更に力強く締まった。

最愛

>最愛
あふぁーまてぃぶ。

起きてるのに抱きついてたらそれはもう両思いなんよ！

>>最愛
>あふぁーまてぃぶ。
多分ユニちゃんはユニトレと上手くやってるだろう…

かわいらしく軽め

トレーナーが寝てたら抱きつくのが日常なのも不味いと思う

肘でおっぱい触られたので押し付ける

胸を触られるのは初めてではないからね

見て！ドゥラメンテがトレーナーに甘えてるよ！可愛いね！
トレーナーがもっとして欲しいとか言うから止まらなくなってしまいました
あ〜あ

大丈夫？アザになってない？

>大丈夫？アザになってない？
>トレーナーは全治6ヶ月の重傷を負った

もし怪我させたら😖みたいな顔して悲しむからしないだろう

甘やかしすぎたのでしつけ失敗してない？

危険な状態だ
この調子じゃどんどん甘えがエスカレートしても断らないだろう

トレーナーとしては嫌じゃないよって言わせてるみたいなのをドゥラが気にするからもっとして欲しいって言い直したんだよね
でもドゥラはまだパワーを残していた

>このままでは非常にまずい。彼女のことを好きだという気持ちを押し殺して、大人として接しているのに、柔らかな感触が、力強い圧迫感が、少女のような甘い匂いが、僕の理性をへし折っていく。
ドゥラは伝えた方が喜ぶよ

素晴らしいイヌ娘が甘える会
100人ほど集合

一度でも許せばお前はもう後戻りできなくなる

ドゥラそろそろ離…
🙂😐😔😣
なんでもないよ
😊

だけん…

じきに手足以外も使った抱擁が始まるんやろ！？

トレーナーは弱いな…

真面目系甘え上手

怪文書いつもありがとう

>彼女のことを好きだという気持ち
☺️
>を押し殺して
😔

>>じきに手足以外も使った抱擁が始まるんやろ！？
>ああ。
>男性トレーナーとするぞ
卑しすぎるやろ…百合癌憤死やん…
まっ当然か
自演スレだから消すのかなこのレス